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アクターズ・スタジオ~ゴッドファーザーⅡ時代周辺のデニパチのライバル意識に関して privatter.net/p/1766332 @sc2cinemaさんから 二人の若年時代の競争意識に関する興味深い記事があったので所々かいつまみつつまとめてみました。
2016-08-26 01:31:282008.09.16 Righteous Kill press conference in Rome
『ボーダー』のローマプレミアの時、普通はふさわしい監督(例えばスコセッシのような)を探して、何年もかけてプロジェクトを発展させていくプロセスを取りたいと言ってたデニーロ 相当言いたいことあったんだろうな (そして既にアイリッシュマン始動してたんだろうな) youtu.be/fMETf7xPniw
2019-11-11 22:34:002019.5.20 The Hollywood Reporter "Al Pacino Gets Honored (and Teased) by Robert De Niro at American Icon Awards"
アイリッシュマン観た後だとアメリカン・アイコン・アワードの時デニーロがパチーノのプレゼンテーターになって時計を贈っていたのって劇中と反対のことをしていたんだなあと心騒ぐものがある pic.twitter.com/ks0XhRp3MK
2019-11-20 22:55:40「まだ20代の時、アルとその彼女だったジル・クレイバーグと道端で会って、共演者だった彼女の紹介を通してアルと長く親交を結んだ」。「GFⅡでは彼の父親役で出演が決まって、アルの父親的存在になることを考えたし、彼はそれ以来そんな風に僕を仰ぎ見てきた」。
2019-11-20 23:06:42「それから21年後ヒートで共演。アルのキャラクターは人生のほとんどを僕が演じるキャラクターを捕らえようとして過ごすんだ、僕が演じたのは父親がこんなことしてたら嫌だなっていう役柄なんだけど。」先輩の父親になろうと努めましたってボッビーの愛か皮肉か多分両方こもったスピーチ素晴らしいな。
2019-11-20 23:20:122019.10.24 The New York Times, "De Niro and Pacino Have Always Connected. Just Rarely Onscreen."
アイリッシュマンのLAプレミアというタイミングでニューヨークタイムズがとんでもない爆弾を De Niro and Pacino Have Always Connected. Just Rarely Onscreen. nyti.ms/31G1XWb
2019-10-25 22:11:09「パチーノとデ・ニーロは映画に釘付けになるような激烈な主人公を提供してきた。そうすることで彼らの軌跡は予想外に絡み合ってきた。彼らは同業者や時々の協力者というだけでなく、時間を見つけて会いに行き、可能なプロジェクトを熟考し、お互いの背中を押すような、真の意味で親友だった。」
2019-10-25 22:15:41「どのようにデ・ニーロとスコセッシが『アイリッシュマン』にパチーノをキャストしたか尋ねると、デ・ニーロがスコセッシに『マーティ、ホッファ役にアルはどうだ?』と提案し『ああ、そいつは素晴らしいね』と返ってきたということだった。」
2019-10-25 22:18:02「『アイリッシュマン』はデ・ニーロがスコセッシと組んだ九本目の映画だが、スコセッシがパチーノと組む初めての映画だ。彼らは知り合いだったが―パチーノは何年も前にモディリアーニを演じる未実現のプロジェクトのためにスコセッシを監督として探し出した―」
2019-10-25 22:20:08「スコセッシはまだあまり馴染みのないスターについての事前の情報を欲していた。デ・ニーロはその時のことを回想する。『マーティに、「アルはどんな人かな?」と聞かれて「彼は愛らしい人(sweetheart)だよ」と伝えたよ。』(パチーノはその説明を気にせず、『笑えるね』といった。)」
2019-10-25 22:21:46「デ・ニーロは『ゴッドファーザーⅡ』で青年時代のヴィトー・コルレオーネを演じアカデミー助演男優賞を獲得した。(『あの時「ボブを僕のパパにしたい」と言ったね』とパチーノは冗談を言った。)」
2019-10-25 22:18:34「彼らをスクリーンで共演させることは達成不可能な偉業と思われたが、試みられなかったわけではない。彼らはもう少しで、ベルナルド・ベルトルッチの『1900年』(デ・ニーロは出演、パチーノは出なかった)、『摩天楼を夢見て』(パチーノは出たがデ・ニーロは出なかった)で共演するところだった。」
2019-10-25 22:19:38「私はお互いにお気に入りの映画があるかどうか尋ねてみた。『『ゴッドファーザーⅠ、Ⅱ』だと思う』とデ・ニーロはすぐに答えた。今度はパチーノが『僕の中で優位なのは『レイジング・ブル』かな』と答えたが、彼はデ・ニーロの他の業績を低く見積もっていないかと思い、彼の映画を挙げ始めた。」
2019-10-25 22:27:51「『もちろん、『タクシー・ドライバー』もだ。』と彼は不意に言った。『君の映画について考えてるんだ、ボブ。ボブ・デ・ニーロ映画祭を開かないと』パチーノがこういった時、彼の最も有名な映画の名前を聞いたことが不快にさせたかのように、デ・ニーロの顔にしかめっ面が浮かび始めた。」
2019-10-25 22:28:53「パチーノは突然気づき、『彼は二つのオスカーを取ったんだ』と言い、『君がオスカーを取ったのは―?』と問いかけたが、答えは返ってこず、デ・ニーロは悔しさで麻痺していたようだった。『ああ、『ゴッドファーザーⅡ』だったね!』パチーノは自分で答えた。『あの映画でも彼は素晴らしかった』」
2019-10-25 22:29:31スコセッシの前でパチーノを“sweetheart”というデ・ニーロ、何かの皮肉かと思ったらグラハム・ノートン・ショーで同じことを真面目くさっていってて正気だった 「気持ちのいい奴だよ」という意味にしても薄い本が厚くなる言葉選びだ…
2019-10-25 23:49:57でもジョー・ペシがマーロン・ブランドを"sweet"って言ってたから多分この世代では思うより普通の言葉なんでしょう
お気に入りのお互いの映画聞かれててパチーノがレイジング・ブルかあれかこれかで迷っててデ・ニーロがしかめっ面になるくだり何度読んでも分からないんだけど、その後の下りから察するに同じ『ゴッドファーザーⅡ』と答えてほしかったの?それで拗ねるとかデ・ニーロはめんどくさい彼女か…?🤔
2019-10-25 23:56:212019.10.30 Today, "Watch Robert DeNiro, Al Pacino And Ray Romano’s Extended Interview With Harry Smith"
Watch @HarrySmith's full interview with #TheIrishman stars Al Pacino, Robert De Niro and Ray Romano. pic.twitter.com/F5XdExVMwB
2019-10-30 21:33:58Watch Robert DeNiro, Al Pacino And Ray Romano’s Extended Interview With ... youtu.be/CPvXzrvSb1w @YouTubeさんから
2019-10-31 22:27:19冒頭から"My beloved(愛しい人よ)!"と言ってデ・ニーロにあたたたかく挨拶するパチーノ。
デニーロ「気に入ってるシーンがあるんだけど」 「シーランとホッファが同じ○○○の○○で○○○○着て○○しようとしているシーン」 パチーノ「ボブと一緒に色々仕事してきたけどいつもアメージングだったよ」 それはアメージング そしてレイ・ロマーノが60歳ということに驚く…
2019-10-31 22:54:43デ・ニーロが好きなシーンはホッファが支部局長になってくれとシーランを説得するパジャマシーン(公開前のネタバレなので伏字)。
司会が明らかに「ボーダー」 の傷をえぐりにきてて笑う デニーロ「ボーダーのプレミアで一緒にヨーロッパを回って、アルに言ったんだ『これだけの人が集まってくれるのは素晴らしいことだけど、いつか「本当に」これを誇りに思う日が来ることを願うよ』」 パチーノ「その日が来ると彼を信じてたよ」
2019-10-31 23:16:462019.11.01 WGN News, "Robert De Niro addresses the length of 'Irishman' film"
デ・ニーロ「映画の中のアルを観るのを楽しんでるよ。ホッファは素晴らしかったね。マーティは既にアルと面識があったしプロジェクトも持ってたけど、今回の件でアルはどんな人か尋ねられたから、心配ない、私は彼が大好きだし、いい奴(sweetheart)だよと答えたんだ。」 youtu.be/5pqbnQyZLHI
2019-12-14 21:55:452019.11.03 BBC Cinematic, "Why did Martin Scorsese make the Irishman and drop Joker?"
スコセッシ「ホッファの資料をアルに与えて、彼はそれを模倣してキャラクターの本質を掴もうとしていたが、本当に私が欲しかったのはジミーとフランク、フランクとラッセルの間の愛だった」アイリッシュマンが実質おっさんずラブという解釈は大正解では #アイリッシュマン youtu.be/Z71L4Y_88jI
2019-11-16 23:54:212019.11.04 Dish Nation, "ROBERT DENIRO Interview: The Irishman"
記者「ポスターではペシは冷静な人、あなたは仲介者、パチーノはギャング…いや、組合のボスと表されていました。実生活の二人は?」 デ・ニーロ「ジョーは落ち着いてるよ、以前君達が彼を観ていた時よりは。ラッセルほどではないけど。彼が望めば表情豊かにもなるし。」 youtu.be/vroEhv5rFTg
2019-12-14 22:04:45デ・ニーロ「アルはとても対応が丁寧だし、トークもする。彼はこの一週間楽しんでいたし、おかげで私達もいい記者会見を送れたよ(いい笑顔)」 記者「彼はおしゃべりなんですか?」 デ・ニーロ「彼は開いた口を閉じることができないねー」
2019-12-14 22:05:48記者「あなたが過去演じた人物で、再度演じるなら誰ですか?」 デ・ニーロ「以前トラヴィス(タクシードライバー)を演じないかという話があり、いいアイデアだと思ったからマーティと話し合い、シュレーダーにも話をしたが、ちょうど彼が他の映画の企画を持っていた時で実現しなかったんだ」
2019-12-14 22:07:10記者「映画の中ではWhisper(誘惑者)やWiggle(小刻みに揺れる様)などといった人物のあだ名が魅力的でした。由来は?」 デ・ニーロ「彼らの出身地前に由来してるようだ」 記者「僕にあだ名をつけるなら?どうお考えですか?」 デ・ニーロ「(笑) 」 「チンピラ(The goon)」 記者「チンピラ!?」
2019-12-14 22:08:252019.11.05 Esquire, "Al Pacino e Robert De Niro: «Il bello di capirsi al volo»"
Esquireによるパチーノとデ・ニーロへのインタビュー。 「直ちにお互いを理解できる素晴らしさ」 esquire.com/it/cultura/fil…
2019-12-23 21:44:52あなた達のキャラクターは一緒に長い時間を過ごしていました。そこにどれだけ実際のあなた達が反映されていますか? パチーノ「この数年で起こった多くの事、共に同じ世界で仕事し、共有した生き方を私達のキャラクターに反映させているよ。数十年の間にスクリーンで直面した出来事を思い出すよ。」
2019-12-23 21:45:35「セットで私達の経験を翻案する方法を見つけたのは素晴らしいことだった。長い間それを待ち望んでいたんだ。ボブと最後に共演してから20年以上も経っていたからね。」
2019-12-23 21:45:58やりとりの無い場面もありますが、あなた達が仕事という枠を超えて、お互いに深い理解と尊敬を抱いていることは、一目見れば十分に理解できます。 デ・ニーロ「全てがとても自然なことだった。それができたことは幸運だよ。この年では当然のことではないからね。」
2019-12-23 21:46:58デ・ニーロ「このような物語を上演できたのも幸運だ。私達皆がフランク・シーランの伝記に魅力を感じていたから。私達もようやく落ち着けるよ。」 パチーノ「私達が一方に抱く信頼が、一緒に共演する機会にも反映されているんだ。」
2019-12-23 21:47:29それはあなた方がスコセッシにも抱くものと同じですか? パチーノ「それはもちろんだ。マーティと仕事することは、歩行器をつけて歩くようなものだ。詳細は省くが、命綱なしに綱渡りをするようなことなんだ。なぜなら彼こそが命綱であり、新しい挑戦を始めるリスクを負うことができるからさ。」
2019-12-23 21:47:59デ・ニーロ「これは素晴らしい監督がすることで、彼らの繊細さが最高の物を引き出すんだ。彼らが俳優に気を配るから。マーティのような監督と仕事すればこんなことは容易に起こる。」
2019-12-23 21:48:23映画はI Heard You Paint Housesを原作としていますが、このタイトルはフランクのキャリアを特徴づける言葉に由来します。あなた方のキャリアを示す言葉を選ぶなら、何を選びますか? パチーノ「本当に良い質問だ。少し考える時間が欲しいな…」 デ・ニーロ「素晴らしい。多分“You talkin’ to me?”」
2019-12-23 21:49:46