これは壱ノ笠という街で「かどわかしの商売人」と呼ばれる者達のお話である。 (※連載当時のまま掲載しているので、誤字脱字があります) (※現在も執筆中なので、一通り書き上げたらまとめて収録します)
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伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

空高く上がったニイナは、辺りと下の様子を見つつも、強く手を握る少年を見て「怖くないか、少年」と聞いた。 「…ちょっと、だけ……」 「もう少しの辛抱だ」 一歩ずつ確実に歩み、透明な階段へ降りるように目的地へ向かう。 #かどわかしの商売人

2023-01-15 19:40:18
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

そこは一軒の屋敷で、一人の従者が花の手入れを行っていた。 しかし、ニイナの気配を感じ取り、手入れを止め「おかえりなさいませ、ニイナお嬢様」と、頭を下げる。 「ただいま、ブラウニー」

2023-01-15 19:40:18
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

少年はブラウニーの姿を見て驚いて後ろに隠れたのを見たニイナは「怖がることはないさ、彼はブラウニー。私らと同じように、人間みたいに二つ足で立ち歩いて喋る犬だが、とても大人しいからな」と言ってみせる。 少年は恐る恐る前に出て、ブラウニーの事を見た。

2023-01-15 19:40:19
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

自分から比べても身長は大きいし、ニイナよりも頭一つ分くらい大きい存在にビビりそうになる。 しかし、ブラウニーは少年の目線に合わせるようにしゃがみながら、丁寧に挨拶した。 「改めまして、私の名前はブラウニーです。よろしくお願いします」

2023-01-15 19:40:19
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

「ブラウニー、帰って来て早々に申し訳ないんだが…」 小さい時から、ニイナの従者をしているブラウニーなだけあって、彼女の言う事は直ぐに理解し「この少年を、今よりも綺麗にせよ、という事ですね」と言ってみる。 「…頼めるか?」 #かどわかしの商売人

2023-01-16 19:45:19
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

「お任せください、ただ、庭の手入れの途中なので、それを終えて、諸々の準備が整い次第という事になるのですが……それでもよろしいでしょうか?」 「あぁ、問題ない」 「ありがとうございます、それではまた、後程」

2023-01-16 19:45:20
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

家の中に入り、リビングのソファに座る少年を見ながらに、ニイナは考える。 ――それにしても、この少年……見てくれは確かに浮浪児だが、綺麗にすれば、それ相応になるんじゃないのか?なによりも、あの水色の目という所が珍しいが……。 #かどわかしの商売人

2023-01-17 20:46:15
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

当の少年は、緊張した面持ちで辺りを見ているようで、その様子をニイナは見つつも、手元にあった紙とペンを持ち、少年の前に差し出した。 「そういえば、改めてお前の名前はなんて書くんだ?」 少年は驚き、戸惑いつつも、自分自身の名前をゆっくりと書き、ニイナに見せた。

2023-01-17 20:46:15
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

――これで、神田平藏と読むのか……。この「藏」…一体どういう事か、後で調べる必要があるな。 「ありがとう、改めて、お前のことは神田と呼ばせてもらうが……いいか?」 「…うん、いいけど……」

2023-01-17 20:46:16
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

一旦、神田をブラウニーに預けた後、ニイナは書斎へ行き、一冊の辞書を手に取った。 ――この辞書ならば、「藏」は載っていそうだな。 そう思いながら、該当する頁を開き、「藏」の項目を指で探す。 「あった…」 #かどわかしの商売人

2023-01-18 21:15:19
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

――音読みは「ゾウ」や「ソウ」、訓読みが「くら」の他に「おさめる」「かくれる」か…。「蔵」と似ているなとは思ったが、意味合いとしては殆ど変わりない感じだな。親がつけた名前だとは思うが、何故、画数が多い方を選んだのかが気になる所だな。

2023-01-18 21:15:20
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

ニイナが書斎を出たのと重なり、ブラウニーが浴室から出てくる。 「どうだ、あの子の様子は?」 「はい、最初は浴室を見て驚いていましたよ」 「成程な…」 「一人になりたいと申しましたので、新しい着替えを籠に入れ置いて、出て来た所です」 #かどわかしの商売人

2023-01-19 20:17:51
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

「そうか…」 ブラウニーの手に持っている衣服を手にとり、ニイナは思う。 ――浮浪児だったのは見て分かったが、彼が何時、なったのかが、気になる所だな。最も、素直に聞いて答えそうな予感はしないがな…。 「ニイナお嬢様」 「なんだ?」 「あの少年とは、一体、何処でお会いになったのですか?」

2023-01-19 20:17:51
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

「街の外れだよ、例の件でそれなりにヤバかった所で会った矢先に【カゲ】の気配を感じてな、それで一緒に逃げて来たって所だな」 「そうだったのですね」

2023-01-19 20:17:51
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

ふと、ブラウニーは腕時計の時刻を見たが、急に顔を青ざめながらに言う。 「ニイナお嬢様、お約束のお時間が近づいているのですが…」 「なにぃ?!」 驚いて直ぐにブラウニーの腕を手に取り、時計の時刻を見る。 「やっばぁ、時間通りに来ないと面倒な小言を聞かされちまう…!」 #かどわかしの商売人

2023-01-20 20:18:12
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

ニイナは慌てつつもリビングへ行き、必要な荷物を手に取ってゆく。 ブラウニーはその様子を見つつも、隙を見て「ご夕飯はどうなされますか?」と聞く。 「そんなに長くならんハズだから、しょう――神田の分も一緒に用意しておいてくれ!」 大声で返答したニイナは、急いで外へ向かって行った。

2023-01-20 20:18:12
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

ニイナが向かった先は、複数ある集合住宅がある場所だった。 最も、上にある建物には用はなく、ニイナは路地裏へ向かい、地下へ続く階段を降りて行く。 ――わざわざ、こんな場所に住むなってぇの…。 #かどわかしの商売人

2023-01-21 20:40:22
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

薄暗い通路をさらに渡り歩くこと数分、目的地でもある扉の前までたどり着き、扉の横にある呼び鈴を押した。 少しして、扉の向こうから物音が聞こえたかと思いきや「何者だ」と、部屋の主の声が問いかけてくる。

2023-01-21 20:40:23
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

来ることは解っているくせに、とニイナは思いつつも返答する。 「そろそろ切れる頃だろ?」 「あぁ、そうだな」 そう言うや、扉はゆっくりと開かれる。

2023-01-21 20:40:23
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

「元気にしているかね、博堂のオジサン」 扉を開けた先に居たのは、肩くらいの長さの白髪、毛量のある白まつ毛、そして、蛇のような目をした男性だった。 「その呼び方は止めろと、言ったはずだが?」 #かどわかしの商売人

2023-01-22 22:34:53
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

博堂は不機嫌そうに言うが「事実じゃないか、私より年上なんだからさ」と言いながら、ニイナは玄関に入る。 当の本人は、白衣の内ポケットから財布を取り出しながらに話しかける。 「そちらの景気はどうなんだ?」 「まぁまぁかな、どちらにしても、この界隈は固定が出来てこそさ」

2023-01-22 22:34:54
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

「成程、その中に私が入っているという事だな」 今回払うべき金額を渡すと、ニイナは確認しつつ、代金を袋に入れてゆく。 「大正解、流石は研究所の所長サンだ」 「...元、だがな。それくらいは、肩書き無くても察する事はできるぞ」 「まぁ、それもそっか」

2023-01-22 22:34:55
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

博堂霊殘に、かどわかしの夢を売り渡したニイナが地上に出ると、辺りは夕暮れ時を迎え始めていた。 ――夕食はブラウニーが用意するのは確定するとしてだ、帰りにちょっと買い物をする余裕はあるが……あの少年の事が気になるから、やっぱ、今日は真っ直ぐ帰ろう。 #かどわかしの商売人

2023-01-23 19:53:15
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

辺りを見渡し、ニイナは少し急ぎながらも、帰路を歩き始めるのだった。

2023-01-23 19:53:15
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

「ただいま~」 家についたニイナは、少し疲れ気味に入ると「おかえりなさいませ、ニイナお嬢様」と、駆け足でブラウニーが迎えにくる。 「あれから、神田の様子はどうだ?」 #かどわかしの商売人

2023-01-24 21:20:49
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

上着を脱ぎ、壁掛けフックにかけながらに聞くと「あの後、お風呂から上がりまして、今はリビングのソファに座っていますよ」と返答する。 「そうか、わかった」 「夕食はいま準備中ですので、もう少々お時間を頂ければ幸いです」 「了解した」

2023-01-24 21:20:49
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

リビングに入ると、緊張した面持ちでじっとしている神田少年がソファに座っていた。 風呂に入った後のサッパリとした姿と、ブラウニーが用意した衣服に着替えている彼の隣に座り、声をかける。 「そんなに緊張しなくてもいいんだぞ、神田」 #かどわかしの商売人

2023-01-25 21:14:49
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

ウンと頭を頷かせるが、声は発しなかった。 「ブラウニーが夕食を用意してくれるそうだ、神田も食べるだろう?」 「…いいの?」 「あぁ、寧ろ、この時間にお前のような者を外にほっぽり出すなんて【カゲ】に餌をやるようなもんだからな」 「かげ?…えさ?」

2023-01-25 21:14:49
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

「ようするに、夜に子供を外に出させてたまるかってことだな」 ニカリと笑いながら言うニイナに釣られるように、神田少年も少しだけ表情が綻ぶ。 ウンウンと頭を頷かせ、神田少年の頭を撫でるニイナだが「ニイナお嬢様、口が悪いですよ」と、出来立ての夕食を並べながらブラウニーが注意する。

2023-01-25 21:14:50
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

「いいじゃないか、こっちまでかたっ苦しかったら、神田が何時までも心が開かんだろう!」 そう言いながらソファから立ち上がったニイナは、神田少年に手を差し伸べる。 「ホレ、夕食の時間だぞ」

2023-01-25 21:14:50
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

食事の挨拶を皮切りに、ニイナとブラウニー、そして神田少年の三人は夕食をとりはじめる。 遠慮がちに食べ進める神田少年を見ながらに「どうした、もっと食べてもいいんだぞ?」と、ニイナは声をかける。 #かどわかしの商売人

2023-01-26 19:27:41
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

「…うん」 「神田様のペースで、食べて良いですからね」 「ありがとう…」 神田少年がゆっくりと食べ始める姿を二人は見つつ、こちらも夕食の時間はゆったりと過ぎていった。

2023-01-26 19:27:41
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

夕食を終えリビングでまったりとした時が過ぎる中、ニイナは神田少年に提案する。 「神田、今日はもう遅いから、ココに泊まったらどうだ」 「…いいの?」 「あぁ、勿論だとも。なんせ、この家は広すぎるからな、一人や二人増えたってなんの問題はナッシングだからな」 #かどわかしの商売人

2023-01-27 19:12:40
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

「…ありがとう、ございます」 「ブラウニー、頼めるか?」 「既に神田様が寝られるよう、準備は整っていますよ」 「流石だな」 「ありがとうございます」 「じゃあ、今日はもう寝るとするか」

2023-01-27 19:12:41
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

神田と初めて出会った次の日の朝、私は何時ものように目を覚ましてリビングに向かうと、ブラウニーが慌てた様相で私のもとに駆け寄って来た。 「ニイナお嬢様、テーブルの上にこれが…」 一枚の書置きを手に持っており、私にその紙を渡された。 #かどわかしの商売人

2023-01-28 19:39:28
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

『昨日は ボクを助けてくれて  ありがとう』 カクカクとした書き文字で書かれた紙を掴んだまま、私は震えた声で呟いた。 「…確かにさ、神田と私は他人だよ……。でもさ、だからって、こんな、いきなり居なくなる事はないだろうよ……」

2023-01-28 19:39:29
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

今にして思うと、会ってそんなに経ってない余所者に対して、そこまで思ったのだろうと考える。 身寄りのない子供だったから、か…? 確かにそれはあるだろう。 #かどわかしの商売人

2023-01-29 21:12:09
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

しかし、そもそもの出会いとしては『【カゲ】の気配を感じ取ってその場を離す為に連れて来たようなもの』だ。 もしくは、先の出来事で幾つもの出会いと別れを繰り返してきたのもあるだろうか……。

2023-01-29 21:12:09
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

いずれにせよ、神田が私達に黙って家を去ったという出来事は、余りにも唐突で、かつての頃を思い出す衝動だった事は、言うまでもない事実だった。

2023-01-29 21:12:10
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

――物思いにふけってしまうになったのは、私が歳をとったせいだろうか? そんなことを思いながらも、ニイナは腕を伸ばしつつ、家の窓から映る夕陽を見る。 ――夜が来るか…、早いものだ。 そっと、カーテンを閉めた後、仕事部屋を出て階段を降る。 #かどわかしの商売人

2023-01-30 19:43:42
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

リビングに入ると、ブラウニーが何時ものように夕食の準備をしている最中だった。 「ニイナお嬢様。もう少々、お待ちください」 「あぁ、わかったよ」

2023-01-30 19:43:43
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

夕食を食べ終え終えたニイナは、夜になったばかりの空を見て思い出す。 ――そういえば、次に神田と再会したのは、こんな夜の空だったな。懐かしいもんだよ。……本当、人生、何が起こるか解らんものだな。 #かどわかしの商売人

2023-01-31 19:26:01
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

「ニイナお嬢様、お風呂の用意が出来ましたよ」 「そうか、ブラウニー先に入ってもいいぞ」 「よろしいのですか?」 「あぁ」 「ありがとうございます、それではお言葉に甘えさせて頂きますね」 『かどわかしの商売人 ニイナの日々――。』【完】

2023-01-31 19:26:01
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

#かどわかしの商売人 次回予告的コーナー ニイナ「なんだか、シンミリした感じになったなぁ」 文乃「そう言う時もありますよ」 ニイナ「っていうか『次回予告的コーナー』って一体、なんなんだ?」 文乃「さぁ…、私にもよくわかりませんが……。次のお話がっていう感じはしますわね」

2023-01-31 19:31:56
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

ニイナ「それくらいは、察しはつくわな」 文乃「兎も角、次は誰がメインとして登場するのでしょうか?」 ニイナ「まぁ、大体想像はつくが……大方、アイツがメインだろう」 文乃「果たして、どのような展開になることやら、ですわね」 ニイナ「そうなるか…」 【つづく】

2023-01-31 19:31:56

2.神田平藏から見える、視点日々。

伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

少年の目に見えた光景は、炎に包まれた建物たちで、少年の家もまた、炎の中に包まれていた。 何故、このような事が起きているのか、自分の頭では理解出来ずに立ち尽くしていると、炎の中から誰かが這いつくばってくるような姿が見えて来た。 #かどわかしの商売人

2023-02-01 19:47:12
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

恐ろしく感じた少年は、一歩ずつ下がろうとした。 しかし、その者は炎の中へ誘うように手を招くような動きを見せるや、少年を引き寄せるように炎の中へ向かおうとした時だった。 「早まるな、少年!」

2023-02-01 23:22:59
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

制止する声が耳に入るや、少年の歩む足は止まり、その方を振り返る。 深く、紺色のフードを被った者は少年の方へ行き、唱えるような言葉を発すると、炎は瞬く間に怯みだし、弱ってゆく。 それを見るや、少年の手首を掴み「今の内だ、離れるぞ」と言い、その場を離れて行った。

2023-02-01 23:23:00
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

少年を助けた者は、近くの避難所前まで連れ「あそこへ行けば、誰かしらの助けがあるだろう」と言ってみたが、少年はその者の袖を強く握り離さなかった。 「君は、この先をもっと生きるべきなんだぞ」 「……」 #かどわかしの商売人

2023-02-02 20:00:26
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まとめたひと
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

基本は自分が考えた創作ッ子達の事を呟いたり、絵を上げたり、お話も書いたりします。偶に違う話等もしておりますが……ようは気まぐれだが基本は創作用アカウントです。(※食べても美味しくない鶏野郎で無言フォローをしたり、時として話すとアツくもなりますがそれでもよろしければです)御用の方はDMまで。