歴史小説『千里の向こう』の宣伝企画です。小説本編および、文庫版収録のコラム(「中岡慎太郎こぼれ話」)に入らなかった逸話を、9回にわたって紹介しました。
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簑輪諒@『化かしもの』発売中 @genkyo_kyogen

『千里の向こう』文庫版書き下ろしのコラムが公開されているようです。よろしくお願いします。 #千里の向こう #中岡慎太郎 #文春文庫 books.bunshun.jp/articles/-/6931

2022-02-18 13:08:04
リンク 本の話 【文庫版書き下ろし附録】「千里の向こう」拾遺 中岡慎太郎こぼれ話 『千里の向こう』(簑輪 諒) | 簑輪 諒 | コラム・エッセイ 『千里の向こう』(簑輪 諒)◆慎太郎の短刀 小説中にも幾度か登場した、陸援隊幹部・田中顕助(光顕、浜田辰弥。維新後は宮内大臣などを務めた)は、刀剣の愛集家として名望があり、目利きで一家を為せるほどであ…
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文庫化の担当をしてくださった編集さんに、「ツイッターでもっと告知して、『千里の向こう』や中岡慎太郎に興味を持ってもらいましょう!」とアドバイス頂いたので、小説本編とかおまけコラムに入らなかった話とかを、ちょくちょく発信するかもしれません。

2022-02-18 13:08:05
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◆慎太郎の写真、原板確認 2010年、慎太郎の写真の原板が、富山県に現存することが分かった。 所蔵者は、慎太郎が下宿にしていた書店「菊屋」の五男・峰吉(鹿野安兵衛)のご子孫。近江屋事件の直前、龍馬に鶏肉を買いに行かされた、あの峰吉だ #千里の向こう #文春文庫 #中岡慎太郎 #こぼれ話追補

2022-02-18 13:10:49
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中岡慎太郎の写真原板を確認/富山の個人宅で(SHIKOKU NEWS) shikoku-np.co.jp/national/cultu… 日本で初めて笑顔を写したともいわれるこの写真だが、左側が塗りつぶされてしまっていることが、原版確認前から知られていた。 その理由について、隣に女性がいるからだという伝承があり(「中岡慎太郎全集」)、

2022-02-18 13:10:49
リンク 四国新聞社 中岡慎太郎の写真原板を確認/富山の個人宅で | 四国新聞社 坂本竜馬らと薩長同盟実現に奔走した幕末の志士、中岡慎太郎の写真のガラス原板が、富山市の個人宅で保管されていたことが20日までに分かった。
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慎太郎が自ら小柄で原版を削ったのだと言う(宇高随生「写真事始め」)。 さらには、頬杖をしているように見える手も、慎太郎ではなく隣の女性の手ではないか、という説もある。 いずれにしても、謹直なイメージが強い慎太郎の、意外な一面が垣間見えるようで興味深い。

2022-02-18 13:10:50

◆三人の志士と柿

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◆三人の志士と柿 平尾道雄『天誅組烈士 吉村虎太郎』によれば、武市半平太の妻・富子は、晩年、次のようなことをよく語ったという。 ―― 武市家は志士の出入りが頻繁で、富子は彼らに、季節物の木練柿などをよく馳走した。

2022-02-20 21:10:15
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「坂本龍馬さんは無遠慮な人で、(富子が勧める前から勝手に?)手ごろの柿をつかむと、包丁で皮をむき、むしゃむしゃと食べてしまうんです。 その時の柿は、『へた』のあたりがまだ少し渋かったのですが、坂本さんが余りに不作法なので、冷たく眺めていると、すました顔で平らげてしまいました。

2022-02-20 21:10:15
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『きっと、この人は感覚が鈍くて、味がわからないんだわ』と思っていたのですが、どうも、そうではないみたいです。 というのも、坂本さんは、次の柿を取ると、要領よく甘い部分だけを切り取って食べ、渋いところはぽいと捨ててしまうんです」 一方、慎太郎の場合はどうかというと、

2022-02-20 21:10:15
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「中岡さんは、これとは全く反対で、玄関から部屋へ通されても礼容を崩さず、柿をむいて勧めても、『かたじけのうござる』と応じるばかりで、手を出そうともしませんでした」 そしてもう一人、吉村虎太郎の場合は、 「吉村さんは至って如才ない方で、勧められるままに柿を手に受けて、

2022-02-20 21:10:16
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にこやかに味わい、『拙者の家にも柿の木は沢山ござるが、とてもこの味には及びもつかぬ』などと、ほどよく応対して、親しみをみせるのです。 このように物柔らかな感じの人だったので、後年、(天誅組を率いて挙兵し)高取城で長槍を振るって奮戦したと聞いた時は、にわかに信じられませんでした」

2022-02-20 21:10:16
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不作法で礼儀知らずな龍馬だが、躊躇せずに行動し、上手くいかなければあっさり方針を切り替える変わり身の早さは、後年の彼の働きを示唆しているように見えなくもない。 吉村虎太郎も、いち早い脱藩や、天誅組の蜂起などから、つい気性の激しい人物を思い描いてしまうが、

2022-02-20 21:10:16
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富子が語るような、他者への細やかな気配りこそが、彼を一隊の指導者たらしめた、人望の源であったのかもしれない。 そして慎太郎について、著者の平尾道雄は次のように評する。 「中岡慎太郎は格正厳粛、実に武市瑞山(半平太)の正統を継ぐべき人であろうか」

2022-02-20 21:10:17

◆洒落者龍馬、飾らぬ慎太郎

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間が空いてしまってすいません。第三回です。 #千里の向こう #文春文庫 #中岡慎太郎 #こぼれ話追補 #第三回 小説はこちら→onl.la/bT3K2n8 コラムはこちら→onl.la/9XquW2e これまでのこぼれ話(モーメント)はこちら→onl.la/4bHVbV4 pic.twitter.com/NgLfgioGKA

2022-02-27 13:00:46
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◆洒落者龍馬、飾らぬ慎太郎 寺田屋お登勢の娘・殿井力(とのいりき)は次のように語る。 「維新前後の志士は、扮装(なり)にも振りにも構わず、ツンツルテンの衣服で、蓬頭垢面の人が多かった。坂本先生も、書物などには『弊衣(やぶれごろも)を纏い、破袴を穿つ』などと書いてあるが、大間違いで

2022-02-27 13:00:46
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実は大の洒落者(しゃれもの)でありました。 袴はいつも仙台平、絹の衣類に、黒羽二重の羽織、たまには玉虫色の袴など穿いて、恐ろしくニヤけた風をされる。 中岡慎太郎さんは、またちっとも構わぬ方で、 『坂本は、なんであんなに、めかすのか。武士には珍しい男じゃ』と、よく言い言いされました」

2022-02-27 13:00:47
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(『寺田屋と坂本(殿井力女懐旧談)』) 後世、どちらかといえば服装などには無頓着そうなイメージを抱かれがちな龍馬だが、殿井力の談話の通りなら、彼はなかなかオシャレだったようだ。

2022-02-27 13:00:47
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一方、「ちっとも構わぬ方」と評された、慎太郎の服装の質朴さについては、彼女以外にも証言者がいる。 慎太郎と入魂だった、福岡藩士・早川養敬(勇)だ。 彼は次のように語る。

2022-02-27 13:00:48
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「美服を着、婦女を携ゆるなどは、そのとき(幕末当時)の流行りものであるが、石川(慎太郎の変名・石川清之助)は木綿袴を着て、他の浪士の様な事をした人ではない」(『史談会速記録 第十六輯』) 殿井力の証言では、当時の浪士は相当小汚かったようだが、早川の証言ではずいぶん違う。

2022-02-27 13:00:48
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この辺りは、当てもなく身一つで脱藩してきた、京・伏見あたりの浪士に比べれば、長州に身を寄せ、浪士部隊の戦闘員や、三条実美ら七卿(五卿)の護衛を務めた浪士たちの方が、懐具合に余裕があったということかもしれない。 衣服を着飾り、遊女や愛人を大っぴらに連れ歩く、馬関辺りの志士たちの中で

2022-02-27 13:00:49
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粗末な木綿袴で周旋に駆けまわる慎太郎は、早川の目には、よほど奇異に映ったのではないだろうか。 ところで、土佐勤王党の三宅謙四郎の証言によれば、慎太郎は色白で、身長は五尺(約150cm)ほど(『三宅建海翁談』)。当時としては平均身長ぐらいだ。

2022-02-27 13:00:50
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一方の龍馬は、海援隊の関義臣によれば、「顔色、鉄の如く」というほど色黒で、身長は五尺八寸(約175cm)に達するというから(『海援隊の回顧(関義臣懐旧談)』)、当時としてはかなりの大男である。 現代人でいえば、慎太郎が170cm、龍馬が195cmぐらいを想像すると、当時の感覚に近いのではないか

2022-02-27 13:00:50
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色黒長身で洒落者の龍馬、色白中背で飾らぬ慎太郎。二人連れ立って歩く姿を、想像すると面白い。 参考文献 『坂本龍馬全集』(殿井力女懐旧談、関義臣懐旧談) 『中岡慎太郎全集』(三宅建海翁談) 『史談会速記録 合本三』(第十六輯 早川勇談話)

2022-02-27 13:00:51

◆"人斬り半次郎"との邂逅

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◆"人斬り半次郎"との邂逅 土佐を脱藩し長州に身を寄せていた慎太郎は、元治元年一月から五月にかけて、京の長州藩邸を拠点に、情報探索に勤しんでいた。 特に、彼が求めていたのは、昨年、「八月十八日の政変」に与した政敵・薩摩藩の内情で、

2022-03-01 12:46:42
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薩摩藩士らがよく出入りしている私塾に、「阿波人・西山頼作」などと偽称して潜入を試みたりもしている。 そんな時期に、慎太郎はたまたま、ある薩摩人と会っている。俗に、"人斬り半次郎"の通称で知られる剣客・中村半次郎(桐野利秋)である。

2022-03-01 12:46:42
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もっとも、半次郎がこのような異名で同時代に呼ばれていた記録はなく、多くの暗殺に関わったかのようなイメージも、後世の創作・誇張の可能性が高いとされる。 そんな半次郎の当時の任務は、スパイであった。

2022-03-01 12:46:43
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長州藩および親長州派の志士たちが、薩摩藩の情報を欲したように、薩摩側もまた、長州の内情を知りたがっていた。 このため、西郷吉之助(隆盛)は半次郎に、「長州寄りの過激な攘夷派志士」を装わせ、長州藩邸へ送り込んでいたのだった。

2022-03-01 12:46:43
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在京の土佐藩士・山本頼蔵の日記(『洛陽日記』)の元治元年四月十六日条には、次のようにある。 「石清(石川清之助=慎太郎)、薩ノ肝付十郎、中村半二(次)郎ニ逢テ問答ノ由。此ノ両人ハ随分正義ノ趣也」

2022-03-01 12:46:44
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薩摩の中村半次郎、肝付十郎と会って問答した慎太郎は、この両人を「ずいぶん正義の趣」つまりは、自分たちと同じ攘夷派の同志であると認めた。 要するに、半次郎らがスパイであることに気づかず、あっさり信用してしまったのだが、かといって、慎太郎を責めるのは酷というものだろう。

2022-03-01 12:46:44
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なにしろ、スパイとして送り込んだ西郷自身、半次郎が「暴客」(過激な尊攘派志士たち)の信用を得て、長州の内情を詳しく知らせて来ることに満足しつつも、当の半次郎が「本道(本当)の暴客」になってしまう可能性を危惧しているのだ(元治元年六月十四日 大久保利通宛 西郷隆盛書簡)

2022-03-01 12:46:45
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どうやら、半次郎の思想や気質は、過激な志士たちに近かったらしく、ともすれば、スパイとして接触するうちに、彼らに同調しかねないほどであったようだ。 だとすれば、慎太郎が半次郎に見た「正義」は、でまかせの演技ではなく、半ば以上、この薩摩人にとっての本心だったのではないか。

2022-03-01 12:46:45
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同時期に、情報探索に尽力した二人の志士の、奇妙な邂逅であった。 参考文献 史料 『中岡慎太郎全集』(「洛陽日記」) 『西郷隆盛全集 一』(西郷書簡) 書籍 桐野作人『薩摩の密偵 桐野利秋 「人斬り半次郎」の真実』

2022-03-01 12:46:45

◆長州クーデター軍の陣中を見舞う

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第五回です。今回からまとめを「min.t」にしてみました(モーメントも更新はします) #千里の向こう #文春文庫 #中岡慎太郎 #こぼれ話追補 #第五回 小説はこちら→books.bunshun.jp/ud/book/num/97… コラムはこちら→books.bunshun.jp/articles/-/693… これまでのこぼれ話(min.t)はこちら→min.togetter.com/XPL10Vn pic.twitter.com/46ltrHzUeH

2022-03-04 14:03:28
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◆長州クーデター軍の陣中を見舞う 元治元年12月15日、高杉晋作ら80名の長州急進派(正義党)は、保守・親幕派の藩上層部(俗論党)から実権を奪取すべく、挙兵した(功山寺挙兵)。 当初は無謀に思われたこのクーデターだが、高杉が藩の海軍局を急襲し、西洋式軍艦を強奪したことで、風向きが変わる

2022-03-04 14:03:29
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それまで傍観していた奇兵隊軍監・山県狂介(有朋)は、高杉らへの呼応を決意。 年が明けた元治二年(慶応元年)1月7日、未明。 山県は、奇兵隊をはじめとする諸隊と共に、藩正規軍(高杉一派征伐のために出陣していた)が本営を置く絵堂に奇襲を仕掛け、勝利する。

2022-03-04 14:03:29
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その後、大田(おおだ)に本陣を移した山県らは、数日に渡り藩正規軍との激戦を繰り広げ、勝利した(途中で高杉らも合流)。 これが、「大田・絵堂の戦い」である。 勢いに乗った「正義党」は、この翌月には萩城下を制圧し、「俗論党」幹部を処刑。クーデターは成功した。

2022-03-04 14:03:30
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「大田・絵堂の戦い」開戦時、慎太郎は諸隊の陣中にいた。 彼は、三条実美の命で、五卿の三条西季知(すえとも)と四条隆謌(たかうた)、土佐浪士・土方楠左衛門と共に萩へ赴き(藩当局の意向により、三条西・四条の両卿は萩入りを許されなかったが)、

2022-03-04 14:03:30
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その帰路、三名と別れ、一人、伊佐(開戦前に奇兵隊ら諸隊はここに結集していた)に留まり、しばらく諸隊の同志らと起居をともにしていたのだった。 その後、初戦の快勝を見届けると、慎太郎は、本来の任務である五卿の太宰府遷座を進めるべく、五卿の待つ長府へ戻っていった。

2022-03-04 14:03:30
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山県有朋の回顧録『懐旧記事』によれば、クーデター成功後、山県と再会した慎太郎は、手を取り合って互いの無事を喜びつつ、こう語ったという。 「(開戦前に)追討兵が集まっているのを見たとき、口には出さなかったが、(味方の)諸隊がいかに鋭利とはいえ、とてもこの多勢には敵し難いと思った。

2022-03-04 14:03:31
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だが、今日(こんにち)、ついにその目的を達せられ、君たちが報国の精神を貫徹されたことは、ひとり防長二州の幸福のみならず、実に国家(日本)の大幸というべきだ」 それほど危うく思っていたのなら、陣中に一人で留まったりせず、両卿や土方楠左衛門と共に、立ち去ってしまえばよかったはずだ。

2022-03-04 14:03:31
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だが、たとえ危険であったとしても、彼は自らの目で、仲間たちの戦の行く末を確かめたかったのだろう。 こうした行動の積み重ねこそが、慎太郎に対する信頼感となり、のちの薩長同盟の周旋などに繋がった……というのは、大げさだろうか。

2022-03-04 14:03:32
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ちなみに、伊藤博文は後年の談話(『伊藤公直話』)で、開戦直前、慎太郎が宣戦書を、敵の本陣に持って行ったと回顧しているが、『防長回天史』『懐旧記事』などによれば、この役目を担ったのは別の人物(中村芳之助・田中敏助)である。 恐らく伊藤の記憶違いではないかと思われるが、

2022-03-04 14:03:32
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まとめたひと
簑輪諒@『化かしもの』発売中 @genkyo_kyogen

ミノワリョウと読みます。歴史小説書きます/近著『化かしもの 戦国謀将奇譚』/既刊『うつろ屋軍師』『殿さま狸』『くせものの譜』『でれすけ』『最低の軍師』『千里の向こう』他/「歴史群像」でコラム連載中/ミノワのミノは「竹かんむりに衰弱の衰」/お問い合わせはウェブサイトのメールフォームからお願いします

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