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あさのあつこ『ガールズ・ブルー』 少しの思慮もありながらまだまだ奔放さを残す高校生。その微妙な時期に登場人物それぞれが何を考え堂行動するかを描いていく青春群像。ちょっとは将来のことなんか考えたりするけどもっと情熱的に生きてみたいときもある。そんな姿が瑞々しい。 #読書垢 pic.twitter.com/kX0duViLO9

2023-02-13 22:51:05
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小川洋子『シュガータイム』 異常な食欲の女子大生が主人公。しかし決してコミカルな話や荒唐無稽な話ではない。主人公の口にする食べ物も、お付き合いしている相手の困ったことも、すべてが丁寧に淡々と描かれる。そのおかげで作品に平穏な美しさが満ちている。砂糖菓子のように儚い青春劇。 #読書垢 pic.twitter.com/JfsjZ4xiam

2023-02-12 22:44:16
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本の雑誌2023年3月号 特集は「どんでん返しが気持ちいい」ってことでミステリ好きは買った方がいい内容。最近ミステリ少なめな自分を反省。もちろんミステリ以外のどんでん返しもあり。あと『奇書が読みたいアライさんの変な本ガイド』が奇書情報のバイブルとして紹介されていてすごい😆 #読書垢 pic.twitter.com/QGfpa74tIm

2023-02-11 22:08:40
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大沢在昌『一年分、冷えている』 二十二篇の作品を収めた掌篇集。ハードボイルドなイメージの大沢在昌だが、ここには人の心に触れるような温かみのある話が収められている。全日空の機内誌に掲載されていた文章ということでちょっとした落ちがついているのも楽しいところだ。 #読書垢 pic.twitter.com/KPDxHh1fH2

2023-02-10 22:31:23
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桐野夏生『OUT』 桐野夏生の文章は静かに淡々と物語を描きながらいつの間にか読者を恐ろしいところへと誘う。しかし、すごくおぞましい話なのにいつの間にか不思議な高揚感を覚えながら読み進めてしまった。その昏いエネルギーに一気に #読了 。また寝不足になってしまう😆 #読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/Wi8UkY7xpY

2023-02-09 22:16:12
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池澤夏樹『スティル・ライフ』 98回芥川賞の表題作と『ヤー・チャイカ』の二篇を収録。池澤夏樹の文章はとても端正で清々しい気持ちで読める。それでいて澄んだ湖底に沈んだ謎に読む者を引き込むような力がある。いつの間にか作品世界に取り込まれたとき、読者は初めてその世界の姿に気づく。 #読書垢 pic.twitter.com/fx2SSoqcxO

2023-02-08 22:48:40
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桐野夏生『真珠とダイヤモンド 下』 一時の好景気に踊らされる人々。小金を手にして投資だ株だと有頂天になっていると足を掬われる。人はちっぽけで未来を見通すこともできないから身の丈に合った生活がどれぐらいなんてことはわからない。そこに人生の悲哀を感じる。 #読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/LBdIKk5vAI

2023-02-07 21:56:42
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桐野夏生『真珠とダイヤモンド 上』 日本中がバブルに浮かれた時代。その熱気の中心にいた人々の物語。冒頭で登場人物の行く末が描写されているため、読むものはある予感を胸に読み進めることになる。危険なエネルギーに満ちたストーリーに、一気に #読了 してしまった。早く下巻を読みたい。 pic.twitter.com/6yXFvTrm7Z

2023-02-06 23:22:56
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櫛木理宇『死刑にいたる病』 ミステリー好きなら誰でも知っている、塀の中に収監されながら世間や人をざわざわさせるいやーな感じの犯人。終始不穏な予感にとらわれながら進んでいく重苦しさがなんとも言えないのだ。 #読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/ZEOvkkGm2V

2023-02-06 01:20:39
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河﨑秋子『介護者D』 父親の介護、理解されない推し活、未曾有の感染症。我々の遠くない日常に潜む様々な困難がここにはある。それでも人生は続く。何も頼るものがない中我々はどこに光明を見出して生きればよいのか。それは決して物語の中の話ではなく、私たちの現実なのだろう #読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/vYxXF4i7zq

2023-02-05 00:53:39
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岩崎夏海・稲田豊史『ゲームの歴史2』 2巻においてもデータや出典がなく主観的な理論を展開する本でしかない。特に難しくない言葉に注釈がついているのも意図不明。帯にはゲーム史を網羅あるが、特定のゲーム機やタイトルに拘泥し極めて狭い範囲で論が展開されているのも残念だ #読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/f1ewgUg5xl

2023-02-02 21:07:55
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桐野夏生『燕は戻ってこない』 貧困ゆえに代理出産という仕事を引き受ける主人公。単なるビジネスと割り切るものの、いざとなると様々な葛藤が生じる。格差社会において出産はこんなにも難しいものか。あっけらかんとした文体で語られる現代社会の問題に戦慄を覚える。ラストが最高 #読書垢 pic.twitter.com/Za6yWZG791

2023-02-01 22:47:03
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2023年1月は30冊読みました。楽しめる作品が多くてよかった(列記しようとしたら多すぎて文字数足りなかった😆📕 #読書好きと繋がりたい #読書垢 #読了 pic.twitter.com/lm8Whz7o7D

2023-02-01 19:24:18
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角田光代『エコノミカル・パレス』 ダメな男と暮らす女の話。仕事もなく女の稼ぎを当てにする男は当然ダメだが、それに不満を持つ女がしっかりしていそうでやっぱりいろんな所がダメでそうはならんやろと突っ込みたくなる。総じてダメだがこれは自由な生き方なのかもしれない #読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/twMKrkTJyK

2023-01-31 22:11:11
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中山七里『祝祭のハングマン』 現代版”必殺”という帯の煽り文句は若干ミスリード。警察小説として事件についてじっくりと語られる前編と、展開の色合いが変わってくる後編、そして一気に決着する終盤。緊張感ある展開が楽しめた。シリーズを読みたい。それにしてもこの帯はダメじゃないかな🤔 #読書垢 pic.twitter.com/wj3PvaWra0

2023-01-30 22:56:31
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岩崎夏海・稲田豊史『ゲームの歴史1』 著者の独自ゲーム史観に基づくゲームの史考察。ハッキングをキーワードに論を展開しているが、データなく結論に結びつけるのは納得しづらい。ポン、ファミコン、ドラクエという展開もどちらかと言えば独自路線というよりありきたり。続巻も読んで見る #読書垢 pic.twitter.com/jxEzOGUmt3

2023-01-29 21:43:02
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デニス・E・テイラー『われらはレギオン』 設定も展開もネタバレしたくなくて感想書くのが難しいが、古いSF作品やドラマなどをふんだんに引用しつつ、そういう作品群に登場しそうな境遇に陥った主人公というのが面白い。大変なことになった地球と主人公の運命やいかに。2巻早く読みたい😆 #読書垢 pic.twitter.com/qdBf7AB2Sa

2023-01-28 23:09:26
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津村記久子『ポトスライムの舟』 契約社員のナガセが自分の年収136万円が世界一周旅行の費用と同じと気づいて本当に旅行しようとお金をため始める話。ユニークな視点と真剣ながらユーモラスな日常が楽しい。『十二月の窓辺』はパワハラがすごい会社の話で読んでいていたたまれない #読書垢 #読了 pic.twitter.com/dmxowENZpF

2023-01-28 00:37:59
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一穂ミチ『光のとこにいてね』 偶然出会った二人の女の子はそれぞれに複雑な家庭環境を持っていた。一時の出会いであったものがその後長い長い年月をかけて徐々に深い関係となっていく。それもまた複雑な境遇故であろう。不穏な空気を漂わせつつ #読了 して納得できる気持ちが生まれる。そんな作品だ。 pic.twitter.com/LFB987hC3U

2023-01-27 02:00:57
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町田そのこ『宙ごはん』 実の母を名前で呼び、その妹(つまり叔母)に育てられ彼女をママと呼ぶ宙(そら)。二人の母親が存在する複雑な家庭で育つ宙の視点はまるで大人のようだ。あたたかい食事を通じて人との関わり、愛、家族を考えながら育つ宙の姿は頼もしく、応援する思いで読み終えた。 #読書垢 pic.twitter.com/MKa9iyjbFu

2023-01-25 22:29:03
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桜庭一樹『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』 再読。好きな本なので単行本も文庫本も買ってしまった。理解不能の行動をする少女が登場する話と思わせつつそれには理由があり、それによって物語が意味づけられる。読者が全貌を理解する頃には絶望的な現実を突きつけられるという展開が素晴らしい #読書垢 pic.twitter.com/S8179bHPiF

2023-01-24 23:52:57
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千早茜『しろがねの葉』 幼い頃から夜目が効く故に人と異なる感覚で生きるウメ。数奇な運命を辿り、銀山へとたどり着いたのもその目が導いたものだろう。自らの女性性に抗いながらも徐々に変化するウメの人生がダイナミックに描かれる。最後まで銀山との因縁の中で生きる姿が重々しい。 #読書垢 #読了 pic.twitter.com/3V4sa4tu69

2023-01-24 00:21:54
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レジー『ファスト教養』 ビジネス書、YouTube、オンラインサロン。手っ取り早く教養を身に着けようとする行為の浅薄さが書かれている。教養を金儲けにつなげることを喧伝する著名人たち。そこに嘘臭さを感じている人も少なくないだろう。勉強も読書も時間をかけて地道に取り組むのが本物ということだ pic.twitter.com/J02Wt1A2mi

2023-01-22 22:25:59
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本の雑誌2023年2月号 特集は「本を買う!」この雑誌で本を買う話なんて身も蓋もない気がするのだが、冒頭から読めなくても本は買え!みたいな導入で非常に安心感ある。そして1ヶ月に何冊ぐらい買うのですか?という話題では100冊とか300冊とか異次元の数字が飛び交う。すごくいい特集だ。 #読書垢 pic.twitter.com/prm5nLu6Nf

2023-01-22 00:22:09
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井戸川射子『この世の喜びよ』 168回芥川賞受賞作。ショッピングセンターの喪服売り場で働く女性の姿を描いた話だが、その女性を「あなた」と呼ぶ独特の文体に引き込まれる。自身の思い出を振り返っているかのようなどこか覚めた視点が不思議な感覚だ。 #読書好きと繋がりたい #読書垢 #読了 twitter.com/i/web/status/1… pic.twitter.com/DnmPqNsPWV

2023-01-20 22:20:25
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凪良ゆう『汝、星のごとく』 窮屈な島の生活、頼れない親。息苦しい生活の中出会った高校生の男女。その後何年にも渡って理想的な愛を成就できずすれ違っていく二人がもどかしく切ない。登場人物がそれぞれに恋多く実に劇的な人生を送っているのは生きているという実感があって応援したくなる #読書垢 pic.twitter.com/KsSFXmzMft

2023-01-19 23:21:03
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小川哲『地図と拳』 半世紀に及ぶ長い長い物語。清王朝時代の満州から日本軍による満洲国の占領、その崩壊後までを描く。そこに関わった多くの人々の生き様と運命を語っていくが、たっぷりとページを割いた群像劇の重厚さに圧倒される。 #読書好きと繋がりたい #読書垢 #読了 pic.twitter.com/dOSVpyoj1T

2023-01-18 22:19:54
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雫井脩介『クロコダイル・ティアーズ』 ある夫婦を突如襲った殺人事件。それに端を発し、家族の間に不穏な疑心暗鬼の空気が流れ出す。物語は静かに進むのに徹頭徹尾読者にプレッシャーを与えるような纏わりつく不信感の描写が見事。読み終えてなお考え込んでしまう。 #読書好きと繋がりたい #読書垢 pic.twitter.com/GxHs12ocnb

2023-01-17 19:43:49
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川上弘美『真鶴』 失踪した夫を思いつつも新しい恋人と付き合う女性の、現実とも幻ともつかない生活を淡々と描く。滞りない流麗な文章と、形而上の出来事のような物語が読む者を不思議な感覚へと誘う。そこに魅力を感じた。 #読書好きと繋がりたい #読書垢 #読了 pic.twitter.com/mi0v83hpJs

2023-01-16 19:28:33
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桜庭一樹『GOSICK』 欧州の小国、図書館塔、人形のような少女、混沌の再構成と、随所に配置された舞台装置が生き生きと活躍するゴシックロマンス的ライトノベル。前半は安楽椅子探偵、後半は冒険活劇といった雰囲気。著者の初期作品は読んでいないが子ども向けにこういう元気印のお話があるのはよい。 pic.twitter.com/PxJP4e2Yjm

2023-01-15 20:37:12
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知念実希人『祈りのカルテ』 病院の各科を回りながら臨床研修を行う若き研修医諏訪野君の物語。彼が出会う患者の様々な問題とそこに隠された謎を解明しながら心の通う医療と患者の姿を描く。ちょっとミステリ仕立てなところがこの作者らしい。 #読書好きと繋がりたい #読書垢 #読了 pic.twitter.com/m4E4bA8bbr

2023-01-15 00:30:37
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小野寺史宜『ひと』 天涯孤独の身になり大学を辞めて働くことを選ぶ主人公。ハードな運命だが、主人公の実直な生き方が人との縁を呼び込み徐々に人生の道が見えてくる。その過程が感動的。主人公がベース弾きっていうのも誠実な感じが出ていてよい。 #読書好きと繋がりたい #読書垢 #読了 pic.twitter.com/8RKCBSS7SP

2023-01-13 23:41:56
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白石一文『道』 娘を事故で失い、妻も自殺未遂を起こす。男は過去に戻ってやり直しを図る。しかし新たな人生には別の難題が待っている。大胆なSF設定ながら物語が荒唐無稽にならないのは人物の内面が丁寧に描かれているから。我々が今の生活に満足できるのはやり直しができないからこそかもしれない。 pic.twitter.com/GmnWAwMRlC

2023-01-12 23:21:24
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井上荒野『あたしたち、海へ』 息が詰まりそうな私立女子中学校の人間関係の中で悩む二人を中心とした物語。いじめという現象の周りに、それにかかわる人たちそれぞれが問題を抱えている様が描かれる。痛ましい話だが、それでもラストは希望が持てた。井上荒野作品は好きだ。 #読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/SGzRvNaeo1

2023-01-11 23:33:25
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古屋星斗『ゆるい職場』 仕事が楽なのに辞めてしまう若者の話。データからその真相に迫る。しかし、若者は仕事が楽で辞めるのではない。キャリアにならない仕事に不安を感じて辞めるのだ。これは日本の企業が信頼されていないということ。生産性が低いということにほかならない #読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/SWtyhbnkZw

2023-01-10 23:53:43
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三浦しをん『格闘する者に○』 複雑な境遇にもまったく動じず自分のペースで自由に生きているように見える可南子。そんな可南子でも就職面接に振り回される。就活は世の多くの人が体験することと思うが、こんなにも大変なものなのかとちょっと切なく、そこに共感する。 #読書好きと繋がりたい #読書垢 pic.twitter.com/yb3u1yoeeF

2023-01-09 22:12:01
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池澤春菜『SFのSは、ステキのS+』 ただのSFの好きにとどまらず、海外留学からSF作家クラブ会長、海外作品翻訳まで本当に多彩な池澤春菜のエッセイ。その幅広い知識から湧き出るかのような文章を楽しむためには、読む方にも相応の知識が求められるのかもしれない。 #読書好きと繋がりたい #読書垢 #読了 pic.twitter.com/hahVuW41x8

2023-01-08 21:55:13
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『エルデンリング画集 第2巻』 こんなにぶ厚いのに2巻に分けるってどういうことなの。1巻が風景中心でこちらはゲームに登場するクリーチャとアイテム中心。ボスキャラなんかはゲーム中に細かいところ見れないからじっくり眺めてしまった。どの敵見ても「こいつ強かったなー」しか感想が出てこない😆 pic.twitter.com/FDT6g9JeDl

2023-01-07 23:25:29
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アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー下』 好奇心を掻き立てる緻密なSFは主人公が人間として大切なもの、いや知的生命体としてかけがえのないものを獲得する物語へと展開。ぜひ映画化してほしい…と思ったらもう決定してた。主演ライアン・ゴズリング?イメージぴったりじゃないか! pic.twitter.com/flBJ4DoaOL

2023-01-06 23:13:14
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アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー上』 太陽の異常で危機に瀕する地球を救うミッションに投入される主人公。科学考証が平易に説明されているのにリアルで緊迫感がある。物語の冒頭から状況は謎に満ちて先が読みたくなり、中盤からの会話シーンはSF的にワクワクすること間違いない。 pic.twitter.com/sFFmwfJBcG

2023-01-05 21:27:29
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本の雑誌編集部『この作家この10冊』 先日『2』を読んだので、以前買ってあったこちらも #読了 何しろ50人の作家について書かれているので読み応えがある。月刊誌でなので約4年分。その分『2』より少し前の作家が多くて、作品のテーマにも違いがあって興味深い。 #読書好きと繋がりたい #読書垢 pic.twitter.com/pvNv77oWaP

2023-01-04 21:06:53
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津村記久子『ミュージック・ブレス・ユー!!』 自分には何もないと感じている高校生のアザミ。音楽との向き合い方だけは普通の人と違う。それも自分では特別なことと思っていない。主人公の独特の視点は訳あり。それも含めて共感できる話だった。俺も若い頃タワレコの店員になろうと思ってたもんな😆 pic.twitter.com/tVwKCLUhnR

2023-01-03 21:03:04
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『エルデンリング画集 第1巻』 読書じゃないけどこの手の重くて大きい本は家にいるときじゃないと読めないので一気に鑑賞。この世のどこにもない風景が精緻に描かれている。実在するかのように細部まで表現されたアートワークには圧倒される。これがゲームの中にそのまま再現されているんだから凄い😆 pic.twitter.com/wSg7oGxKjQ

2023-01-02 20:13:45
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中島敦『文字禍・牛人』 他全六篇の短編。表題作は文字によって合理的に発展した人間は同時に文字によって呪縛されているという話。『狐憑』は仕事をせず話すことによって人々から施しを受ける男の最期を描いた話で、現代のYouTuberを思い浮かべてしまう。独特の視点は作者の来歴によるものだろう。 pic.twitter.com/Q6YGJnlTuu

2023-01-02 06:08:28
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