結論、
0
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

(抜粋①) 『誰も正常ではない~スティグマは作られ、作り変えられる』R・R・グリンカー著、高橋洋訳、みすず書房、2022.5.9 (p.16) 1944年、エリク・エリクソンは、ダウン症候群を持って生まれた息子のニールを施設に連れて行き、友人や他の子どもたちには死産だったと伝えた。 pic.twitter.com/9fkc9oFIaU

2022-12-31 12:13:05
拡大
拡大
拡大
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

(p.421) 1850年のナサニエル・ホーソーンの小説『緋文字』の末尾に、瞠目すべき言葉がある。  「Aという赤い文字は、世の中の軽蔑や辛辣さを引き寄せたスティグマであることをすでに止め、悲しみの対象となる何か、畏怖や畏敬の念を持って見られる何かに変わっていた」youtu.be/GwktKVIPiOg

2022-12-31 14:13:08
拡大
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

懲罰の目的はヘスターを周縁化することにあった。しかし、21世紀のLGBTQ活動家が「クィア」という言葉を偏見から救い出したことに誇りを感じているように、「不貞」という言葉を自ら掲げることで、ヘスターは「A」(adulteress)の文字を、汚辱ではなく人間経験における尊厳のしるしに変えたのである。

2022-12-31 14:19:39
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

ヘスターが最初に受けたスティグマも、自己の尊厳のしるしへのスティグマの変容も、コミュニティに戻ることで抱えるようになった、彼女個人の生活と社会の期待のあいだの絶えざる葛藤に由来する。  ここから私たちが汲み取るべき問いは、私たちが、自らの葛藤を克服して、排除や差別をもたらす言葉や

2022-12-31 14:53:40
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

実践に対する所有権を取り戻すことができるかどうかである。本書で紹介した数々の勝利の事例は、その答えが「イエス」であることを示唆している。  もちろん、スティグマを根絶することは不可能である。どんな社会も、侮辱や周縁化の対象には事欠かないだろう。それでも私たちは、それに抗い、

2022-12-31 14:53:40
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

名前をつけ、それを無効化し、作り直すことができる。スティグマはモノではなくプロセスであり、したがって私たちは、その流れを変えることができるのだ。youtu.be/D6jZa71ZZAE

2022-12-31 14:53:41
拡大
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

ホーソーンは、「Aという文字は、人々の心を覗き込み、うわべの純粋性を欺瞞として暴く能力を彼女に与えたようだ」と書いている。 (p.425) 人間間の差異を個別的な病いへと分類することは、色のスペクトルを個別の色に分割することにも似ている。youtu.be/3Bz3FSPibOs

2022-12-31 15:11:48
拡大
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

私たちの多くは黄色とオレンジ色を簡単に見分けられるが、正確にどこで黄色が終わってどこからオレンジ色が始まるのかに関して同意が得られることはないだろう。そのような閾値など存在しないからである。同様に、健康と病気の境界は、その人が呈している緒症状が日常生活を損ない、

2022-12-31 19:29:57
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

治療が正当化されるか否かをめぐる私たちの判断に依存する。 (p.427) もう一つの最近の勝利は、長い間侮辱や抑圧のために使われてきた蔑称を活動家が新しい枠組みのもとで捉え直すようになったことである。その試みは、クィア研究、肥満研究、クリッピング研究、ニューロ・ダイバーシティなどの名称が

2022-12-31 19:35:17
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

学問分野に取り入れられるようになったことに象徴される。これらの運動の目的は、その構成員を「正常化」することにはなく、ヘスターのように自らの言葉で自分自身に力を付与することにある。  "Gay is Good"、"Black Is Beautiful"、"Cure Stigma" などの標語は、人々の態度を変えることを目的と

2022-12-31 19:44:24
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

しながらも、依然として性や人種や疾患に関する既存のカテゴリーに言及し、それゆえそれらの再生産にも加担している。スローガンや新たな精神病の名称が現状を改善することもある。だが、言葉が既存のレッテルや行動を強化することもある。統合失調症者は、自分自身が他者に恐れられるべき危険な存在で

2022-12-31 19:48:50
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

あると思い込むようになる場合がある。  ニコラス・ローズが述べるように、貧困や社会的ストレスは、うつ病の原因として海馬と同程度に重要ではないのか? 海馬を治療しても、飢餓やそれまで差別されてきた経緯が変わるわけではない。あるいは、個人の経験が、日常生活という、より大きな文脈に

2022-12-31 19:53:26
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

つねに埋め込まれているという事実が変わるわけでもない。それどころか、個人の経験それ自体が、脳の構造を変えるのである。  脳に焦点を絞ることは、病いを生物学的に説明できることと、できないことへと二分するリスクを犯すことになる。  疾患を現実性の度合いに応じて順序づけようとする人々は、

2022-12-31 19:57:27
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

精神病の概念が一時的な枠組みにすぎないことを見落としている。あらゆる形態の病気と同様、精神病の概念は歴史的な変遷のもとで存在するからだ。 (p.431) いかなる社会も、行動や精神病のカテゴリーやスティグマに対する独自の解釈を持っている。

2022-12-31 20:03:48
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

たとえば、行動問題を抱える子どもに関する異文化間研究における事例をあげると、イタリア人の両親は内気な子どもを「扱いにくい子」と見なすのに対し、スウェーデン人の両親は、そのような子どもを「過度の要求をしない子」と見なす。イタリア人の両親は、気分が変わりやすく激しやすい子どもを

2022-12-31 20:10:19
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

「表現力がある子」として称賛することがあるのに対して、スウェーデンやデンマークの両親は、子どもがやたらに注意を引こうとするので「扱いにくい子」として批判する。  ナミビアでは、ジュホアンシ族の男性タムゾに薬を処方した診療所のスタッフは、彼を統失と見なしたのに対し、タムゾの家では、

2022-12-31 20:14:27
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

彼は精霊の悪意による無実の犠牲者であり、個人的な病いではなく社会的な病いにかかっていると見なされた。それでもタムゾは、同じ症状を持つ同じ人間なのだ。彼が呈する緒症状の意味は、それら二つの文脈の間では大きな違いがあったとしても、どちらの文脈のもとでも等しく有意味かつ有用なのである。

2022-12-31 20:18:48
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

そして彼は、一方の文脈のもとでは薬を処方され、他方の文脈のもとでは社会的な支援を受けるのだ。  ナミビアの狩猟採集民ジュホアンシ族がアメリカにやって来てベジタリアンやヴィーガンのような、彼らにとって全く馴染みのない人々に出会った所を想像してみよう。

2022-12-31 20:22:44
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

かれらの社会では、もっとも貴重な食べ物は肉類だ。肉類は命の糧であるばかりでなく、その分配は社会関係を確立し維持するための主要な手段でもある。彼らの観点からすれば、菜食主義は日常生活に支障をきたし、社会的な無視を誘発するものであるため、雑食神経不安症に見えるかもしれない。

2022-12-31 20:26:35
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

あるコミュニティでは逸脱と見なされる行動も、別のコミュニティでは期待されるもの、妥当なものでありうるのだ。  ミクロネシアには、精神障害を逸脱としてではなく、親族の絆を強化する関係形成的な経験として解釈する社会が存在する。彼らの見方では、精神的苦痛は家族の絆を強化するメカニズムだ

2022-12-31 20:30:53
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

そのような社会は、精神病が家族を引き裂くとは限らないことを教えてくれる。  サンパウロでは、エイズや神経変性疾患の精神医学的合併症を持つ人は、障害に関する独自のナラティブを築こうとする。彼らは自分の生き方について語る時、回復力、忍耐、創造性を強調する。

2022-12-31 20:34:59
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

しかし彼らのそのような能力は、DSMの語彙で訓練を受けた医療の専門家が、彼らの病いを疾患の言語でとらえ直すと失われる。科学的な分類は、ときに自分で自分を定義しようとする試みを妨害することがある。 (p.433) ジョナサン・メツルが述べるように、健康と疾患の概念は

2022-12-31 20:39:41
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

絶えず変化するイデオロギー的立場を提供する。そしてこの立場は、文化的な期待に応える義務を果たせない不健康な、あるいは異常な人として他者を中傷するために用いられうる。身体疾患にせよ、精神疾患にせよ、患者自身が、病いを単なる疾患としてのみならず、一種の可視性、つまり自己を公共的な

2022-12-31 20:44:19
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

評価に服せしめる状態として経験しているのである。  薬物乱用と格闘している人々は、次のように自問するだろう。「人々は私に私を見ているのか、それとも精神病のスティグマを見ているのか?」ニーチェは次のように書く。「少なくとも病いそれ自体によって苦しむ以上に自分の病いについて思いを

2022-12-31 20:48:37
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

巡らせることで苦しまないよう、病者の想像力を抑制することには意義がある」  本書で私は、スティグマが受け手の特質に由来する判断ではなく、それを課す人々…障害者や例外的な人に過酷な道徳的審判の光を当て、それによって投げかけられた影だけを見て、それを現実と思い込む人々…に由来する

2022-12-31 20:54:10
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

という点を示そうとしてきた。この影はスティグマの受手や、通常はその家族にもつきまとう。それは拭い去ることが不可能であるかのごとく思えるようになり、やがてスティグマを受けている本人がリアルなものとして見始める第二の自己、つまり自己の拡張部分と化すのである。

2022-12-31 20:57:19
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

(p.435) 「スティグマ」という言葉が存在しなければ、おそらく私たちは、社会に順応しない人々に烙印を押して排除しようとするその社会独自のやり方と直接向き合わねばならなくなるはずだ。そしてそのことに気づけば、精神病やその意味が、私たちが構築してきた、またそれゆえ自らの力で変えることの

2022-12-31 21:01:35
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

できる特定の世界に埋め込まれていることを、もっとよく理解できるようになるだろう。   学校の授業に注意を集中できない子どもがいると、私たちは、教室や学校の組織化のあり方を問うより、まずその子どもの行動様式を変えようとする。又ホームレスを目のあたりにすると、差別や不平等の歴史的な

2022-12-31 21:05:35
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

経緯を問うより、その人を失敗者と見なす。既存の性別やジェンダーにうまく合致しない人を見ると、「正常性」の定義を疑問視するより、精神疾患、あるいは身体疾患を抱えている人と見なす。子どもの行動、差別、ジェンダー適合性は、精神病を引き起こすわけではないとしても、スティグマをもたらす。 pic.twitter.com/sEvDHE32XJ

2022-12-31 21:13:00
拡大
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

当面の課題は、スティグマやそれに対する恐れを緩和するために、過去や他の社会から学んで文化の創造的な力を生かすことにある。文化が、精神疾患や発達障害をスティグマに結びつけられるのなら、間違いなく文化は、その結びつきに切れ目を入れることもできるはずだ。🧵

2022-12-31 21:16:33
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

[以上、結論の章を先にまとめました。 以降は、順を追っての引用になります] (p.9) ローマ教皇フランシスコは、かつてアルゼンチンで精神分析医のセラピーを受けていたことが知られている。今日では、子ども向けにせよ、成人向けにせよ、テレビ番組には、自閉症のキャラが良く登場する。 pic.twitter.com/K44S3PBS0G

2023-01-01 07:12:16
拡大
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

何がスティグマの対象になるかは、時代と場所によってつねに変わる。  ミレニアム世代には、「正常(ノーマル)なんて大嫌い」とプリントされたTシャツを着た学生もいる。  神経学的多様性から言えば、個人の差異が病理的な障害になるのは、多くの場合社会がそのようなものとして扱うからだ。 pic.twitter.com/NN15WXphmi

2023-01-01 08:21:16
拡大
拡大
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

「定型発達者」は、実のところ「正常者」を意味するわけではなく、社会による正常の定義に合致した人々を指し、そこには現状批判的な意味が含まれる。  私は有病率に関する次のような概算を学生に述べた。「アメリカの子どもの8~9%がADHDである」「自閉症の有病率が2%を越える州もある」

2023-01-01 08:28:13
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

「8~10%の子どもが不安障害を持つ」「成人のおよそ1%は統失である」「2.5%以上の成人が双極性障害を持つ」「18歳から25歳までの青年における大うつ病の有病率はおよそ11%である」。するとある学生が「正常な人は、もはやどこにもいないのでしょうか?」と冗談半分に訊いてきた。

2023-01-01 08:33:41
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

私は「もういない」と答えた。いまや誰も正常ではないのだ。[ Nobody's Normal ]  私たちは長きにわたって、誰を社会に受け入れ誰を排除するかを決めるために、「正常」という概念を使ってきた。だがもういい加減、正常とは有害な幻想であることを認識すべきだ。

2023-01-01 08:37:09
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

文化それ自体が、かくも多くの差別の基盤をなす、生得的な差異という幻想を生み出してきたのである。  スティグマとは、人間が生み出す排除という形態で顕現する、文化的歴史の語彙で説明可能な社会的プロセスなのである。  スティグマは、とりわけ資本主義、個人主義や自己責任のイデオロギー、

2023-01-01 08:54:40
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

さらには戦争や人種差別や植民地主義の複雑な遺産など、深く根づいた構造的な諸条件の変化の結果として盛衰を繰り返す。精神病という流動的な概念は、より広範な文化的変化の波に便乗している。  今日でも、アメリカでは、最初の精神異常の発現から最初の治療までの平均時間は74週に及ぶ。

2023-01-01 09:01:26
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

統失や薬物乱用などの多くの疾患は、自制と自律性という近現代の理想を脅かすがゆえに、依然として強いスティグマをともない、恐れられている。  1941年、ジョン・F・ケネディの家族は、彼の23歳の妹ローズマリーの気分変調と反抗心を治療するために彼女にロボトミーを受けさせた。

2023-01-01 09:05:52
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

1944年、著名な心理学者エリクソンは、ダウン症候群を持って生まれた息子のニールを施設に連れて行き、友人や他の子どもたちには死産だったと伝えた。  1960年代になると精神分析医のブルーノ・ベッテルハイムが「母親の黒いミルク」と呼ぶものから遠ざけるために自閉症の子どもたちを施設に入れた。

2023-01-01 09:10:50
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

精神病は、発明された瞬間からスティグマと結びつけられてきた近現代の現象なのだ。  本書は、精神病のスティグマの動力学の理解に役立ついくつかの歴史的パターンを追っていく。その一つは資本主義である。資本主義社会では働けないことは典型的な疾患と見なされ、精神病のスティグマの源泉になる。

2023-01-01 09:18:04
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

スティグマは無知、知識の欠如から生じるのではなく、精神病を、自分自身や経済のために生産するという資本主義の理念を成就することのできない怠惰な性格を示す兆候としてとらえる見方から生まれる。命名され、スティグマの源泉と化すには、精神病は、まず生産性のない労働者という病気として、次に

2023-01-01 09:22:14
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

身体ではなく個人の性格の病気として定義されねばならず、人種、性別、社会階級の必然的結果としてのみならず、個人や自己責任に基礎を置く研究の対象として見られなければならなかった。そして単なる社会秩序への不適応を示すものでなく、人間性を奪う恒久的な劣等性のしるしとなるために、

2023-01-01 09:34:10
花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

個人を定義しなければならなかった。  資本主義のもとで精神障害は新たな意味を獲得した。欧米では、資本主義の枠組みの内部で個人の概念が生み出されたため、自立的で主体的な個人という近現代の理想的な労働者像に合致しない人々が、スティグマをもっとも受けやすくなった。

2023-01-01 09:38:08