feログ①

ささき @gz_ssk

ただそれを死者に伝える術はなくて、こちらから伝える術がないからこそ あちらからこちらに伝える術もないのだと気付いて、そこに自分の生きる意味とは生き残った意味とはという自問自答とかも重なって嘆きを怒りに変えていってしまったのではないか。

ささき @gz_ssk

本当はその感情に答えも行き着く先もなくて、本来ならなんとか自分で折り合いを付けていくしかないはずの問題だったんだけれども、ディミトリの場合は「首謀者を殺す」という分かりやすいゴールが見えてしまっていたんだよね。答えのない問いに、答えのように見える何かが存在してしまっていた。

ささき @gz_ssk

「もしあの日、お前と再会していなければ、きっと俺は戦場で無様に死んでいた。大勢の敵を手に掛け、仲間を犠牲にして、結局、何も掴めずに死んでいったんだろう」に自分ではない自分の記憶がフラッシュバックしその場で泣き崩れたよ先生は

ささき @gz_ssk

違う、違うんだディミトリ。私は…いや、〈俺〉は、あの日、グロンダーズの地で、お前を、お前たちを……っ。だから今度は、今度はお前たちの元に、でも私はまた、また、また…。ローレンツ、イグナーツ、レオニーッ！〈俺〉は、私は……ッ！！

ささき @gz_ssk

※この先生は金鹿編男、青獅子編女でやってます。

ささき @gz_ssk

ドゥドゥーが無事にグレートナイトに転職したので、撤退戦の最中ディミトリを乗せて馬で駆けるドゥドゥーと、移動はドゥドゥーに任せて弓で追っ手の数を減らすディミトリが見たい。「殿下、しっかり掴まっていてください！」「大丈夫だ、心配するな。お前は馬に集中しろ」

ささき @gz_ssk

フェリクスはあれでもちゃんと貴族教育を一通り受けて育ってきているはずなので、やれと言われればダンスのリードもそれなりにはできるんでしょ！？

ささき @gz_ssk

青獅子幼馴染組が食事をしているテーブル、誰も手元で食器をカチャカチャ言わせたりはしない。手元無音でガンガン料理が減っていく。（萌）

ささき @gz_ssk

味覚が戻ったディミトリがドゥドゥーの料理を食べて「お前の料理は、こんなに美味しかったんだな…っ」って泣くところ見たいし、見たかったのは笑顔のはずなのにディミトリのその泣き顔を見てどこか満たされてゆく己の心を感じるドゥドゥーも見たい。

ささき @gz_ssk

ダンスパーティー前、「イングリット、ダンスの練習に付き合ってくれないか。勘を取り戻しておきたくてな」「殿下！ええ、私で良ければ喜んでお付き合いいたします」って寮の前の広場でダンスを踊るディミトリとイングリットが見たい。金糸が舞う美男美女のダンス。

ささき @gz_ssk

「殿下もイングリットも表情が固いよーっ！ダンスはもっと楽しく踊らなくっちゃ！」「ステップは完璧なのだけれどもね〜」ってディミトリとイングリットのダンス練習を見学してるアネットとメルセデス。メルセデスは手拍子でリズムを取ってくれている。

ささき @gz_ssk

ソティスの時を操る力のことがあるから先生はこの約6年間をループして生徒たち全員を救える道を探している説はありえないとも言い切れないんだよな。

ささき @gz_ssk

書類仕事に疲れたディミトリ陛下が気晴らしに体を動かすためにドゥドゥーを連れて訓練場に現れたので挙動不審になるモブ兵士になりたい。「へ、陛下っ！？なぜこのようなところに…！？」「すまないな、邪魔をする。少し場所を貸してくれ」

ささき @gz_ssk

えっ何これどういうこと？とドゥドゥーにチラッと視線をやったら、疲れ呆れ諦め果てた憮然とした表情で黙ってディミトリの後に付いて歩いていたので「あっ（察し）」するモブ兵士。

ささき @gz_ssk

ディミトリ陛下とドゥドゥーが自称・軽く手合わせするところ見たい。今はもう前線に出ることはほとんどなくなったとはいえ、戦乱を生き抜いた2人の苛烈な打ち合いに目を奪われるモブ兵士になりたい。ギャラリーが増えてきたあたりでギルベルトの耳に入って2人まとめてこっぴどく叱られる。

ささき @gz_ssk

「陛下、あなたはもう一介の学生ではなく一国の主人なのです。ご自身の立場をご自覚なさってください」「すまない…」「ドゥドゥー、主君が道を誤るならばそれを正すも臣下の務め。違うか？」「返す言葉もありません」

ささき @gz_ssk

ただ「あの方は年々父君に似てきなさるな」と苦笑するギルベルトの顔は呆れながらもどこか懐かしげでどこか誇らしげなのだ

ささき @gz_ssk

「ドゥドゥー、この報告書は見たか？」「………ええ」「あの手合わせを見た兵たちの士気が上がっているそうだ。そんなつもりはなかったが、意外な効果があったな」「…」「『ぜひまたお願いしたい』ともある。どうだ？」「陛下」「兵の士気を保つのも王の役目だろう。これは公務だと思うが？」「陛下」

ささき @gz_ssk

ここがパルミラならクロードvsナダルなんて兵士全員大盛り上がりで騒ぎまくりだしいつのまにか肉と酒が訓練場に持ち込まれるし決着が着いたらそのまま雪崩れ込むように宴になって本日の営業は終了しましただよ

ささき @gz_ssk

軽く体を動かすための軽い手合わせだって言ってんのに「どうした、ずいぶんと余裕だな？もっと殺す気でかかって来い」ってノリノリのディミトリが全力で打ち込んでくるからこっちも全力で応戦しなくちゃならなくなるドゥドゥーとても見たい。

ささき @gz_ssk

王国の建国記念日だとかの厳かな式典で国王陛下に挨拶申し上げるゴーティエ辺境伯が見たい。つつがなく形式張った堅苦しい挨拶を終えたシルヴァンが誰にも見えないようにこっそり陛下にウィンクして、それにちょっとだけ驚いたディミトリが少し目を見開いたあとまったく…という顔をするところ見たい。

ささき @gz_ssk

「シルヴァン」「さっきのはちょっとしたお遊びじゃないですか。そんなに怒らないでくださいよ。それに心配しなくたってドゥドゥーぐらいにしか見えてませんって」「まったく、抜け目のない奴だな」「気配りのできない男はモテませんからね」

ささき @gz_ssk

バルコニーに出て夜空を眺めるディミトリに「夜は冷えます。早くお戻りください」と声を掛けるドゥドゥー。それに視線を返さず星空を見上げたまま「すぐに戻る。お前は先に戻っていろ」と答えるディミトリ。

ささき @gz_ssk

室内から漏れる暖かな光が殿下の冷えた体を包んでいた。柔らかな金糸が灯りに透けて夜空を舞い、白磁の肌に触れては離れて行く。おれの気付かぬ間にもうずいぶんと夜風に吹かれていたのだろう。指先と鼻先を赤く染めてファーガスの高い空を見上げる殿下は、女神を描いた絵画にも劣らず美しかった。

ささき @gz_ssk

「戻れと言っただろう」動く気配のないおれに気付いたのだろう。あるいは動く気などないことを悟られていたのか。ファーガスの空は高い。冬であればなおさら。星々がひしめきあう夜を背に立つ殿下はこの世のものとは思えぬ佇まいだったが、その顔に浮かべた呆れたような笑みは確かに人のそれだった。

ささき @gz_ssk

「殿下が戻られればおれも戻りましょう」鼻先が赤く染まるのは彼が血の通った生物である証だった。吐く息が白く染まるのは彼が呼吸をする生命である裏付けだった。どれほど夜空の似合うひとであっても、どれほど人とは違うものに見えても、確かにこれは人間で、この寒空の下では生きて行けぬ者なのだ。

ささき @gz_ssk

「俺の友を人質に取るとは。ずいぶんと酷い真似をする」「そう思われるのであれば早くお戻りください。あなたの友もそれを望んでおります」

ささき @gz_ssk

かなわないな。くすりと薄く笑みを浮かべた殿下は、手のひらをすっと持ち上げてこちらへと差し出した。「少しのつもりだったんだがな。ずいぶんと冷えてしまった。…暖めてくれるか？」

ささき @gz_ssk

「勿論です。…ディミトリ」丹念に整えられた爪先を包み込むようにそっと握り締める。氷のように冷え切った爪先には、しかしどくどくと脈打つ血潮が流れていることを、おれは確かに感じ取ったのだった。

ささき @gz_ssk

ドゥドゥーの方からそういった誘いをしてきたことがないと気付いたディミトリが焦らしに焦らして煽りに煽った末、目の前の貴い人に牙を向こうとする己の本能の手綱を必死で握りしめながら「殿下、お願いです。どうか、許可を」ってギリギリのところで踏みとどまりながら懇願することになるドゥドゥー。

ささき @gz_ssk

ディミトリとドゥドゥー、4年前のあの日なにもかもを失った者同士なんだよな。（初心ツイート）

ささき @gz_ssk

ディミトリの自室でセッしてる最中に誰かがやってきて扉をノックした時、反射的に応えようとするディミトリと彼の少し上ずった声を誰にも聞かせたくなくてその口を手で塞いでしまうドゥドゥー。いきなり口を塞がれて！？と目を白黒させるディミトリの頭上で「…何か用か」と来訪者に応えるドゥドゥー。

ささき @gz_ssk

なんとか対応しきったあと咄嗟に主人の意に反した行動を取ってしまった自分に戸惑っているし失望してもいるドゥドゥーがしょんぼりしながら「…申し訳ありません」と言うのに「いや、構わない。少し驚いただけだ」と妙に上機嫌で返すディミトリ。滅多に私欲を見せない男の独占欲が見れて嬉しいのだ。

ささき @gz_ssk

ディミトリの光を失った右目に瞼の上からそっと口付けるドゥドゥーが見たいんだよ私は

ささき @gz_ssk

眼帯の下を見たがられて「気持ちのいいものではないだろう」と拒絶の色を見せたディミトリに「殿下がそうおっしゃるのであれば。ですが、おれは許されるならあなたの全てが知りたい」と返すドゥドゥー。

ささき @gz_ssk

188cmの長身をすっぽり覆い隠せてしまう204cmの巨躯ア゛ァ゛ァ〜〜〜〜〜！！！！！

ささき @gz_ssk

@R18_tweet 大事な大事な殿下の腹を壊させるわけにはいかないからドゥドゥーは外で出そうとするんだけど、中で出して欲しいディミトリのあの馬鹿力による全力のだいしゅきホールドには敵わず抜くことができずに中で出すしかないんだよねドゥドゥーは。

ささき @gz_ssk

@R18_tweet ディミトリの全力だいしゅきホールド、腰が死にそう。相手がドゥドゥーで良かった。ドゥドゥーでもギリギリのところだとは思うが、なんとか耐えられる男で本当に良かった。

ささき @gz_ssk

@R18_tweet 何度かセッを重ねて抵抗しても無駄だということを悟ったドゥドゥー、腰を守るために大人しくディミトリの希望通り抜こうとさずに中に出すようになる。自分の体が大事だというのもあるが、それ以上に腰を痛めた自分を見て申し訳なさそうな顔をするディミトリを見ていられないので。

ささき @gz_ssk

夜中に寮から抜け出すとき、ドアから出入りするとどうしても階下のドゥドゥーに音で気付かれて良い顔をされないので試しに2階の窓から飛び降りてみたディミトリ、普通にバレるし普通に怒られる。

ささき @gz_ssk

ほぼ交流皆無な先生に謎の無限の信頼を寄せてくれる青獅子編のクロード、まさか…まさかお前も＜平行世界の記憶を持つ者＞なのか……ッ！？となってしまったな。

ささき @gz_ssk

私が…私が＜俺＞だからこそそんな思いを向けてくれるんだろう？なぁ、分かってるんだろクロード。だからなんだろ。そうだろ。そうなんだと、そうだと言ってくれよ、なぁ、「きょうだい」……。

ささき @gz_ssk

自分で言ってて今の私はクロードのきょうだいじゃないんだという事実を認識して頭を掻きむしって叫びだしたくなってしまった

ささき @gz_ssk

ウチの先生、ディミトリに向ける感情は100％教師が生徒に向ける庇護欲なんですが、クロードは＜俺＞のきょうだいなので「お前がツラいときは俺が支える。だから俺がツラいときはお前が支えてくれ」という感情を向けており、なのでときおり無性にクロードに縋り付きたくなっている。

ささき @gz_ssk

アホなので「憎悪に縋らなくても生きていける」発言でようやく色々と腑に落ちた。縋ってたのかあれは。言われてみればそうだな。

ささき @gz_ssk

ディミトリの情動の根にある／あった／あり続けているのはやはり怒りでなく、2部後半になって繰り返している「俺はここに居てもいいのか（俺は生きていてもいいのか）」なんだな。「他の皆は苦しみ抜いて死んだのに、どうして俺だけがのうのうと生きることを許されているんだ」という自問自答の果て。

ささき @gz_ssk

これ腐女子が思う以上にドゥドゥーの死（※誤認）がディミトリに与えた影響デカいな。自分が生きている意味が分からなくなっていた1部のディミトリにとって生きる支えになっていたのは「敵討ち」と「ドゥドゥーを救えたんだから俺が生き残った意味はあった」の2点。

ささき @gz_ssk

で、事件の首謀者が分かって仇討ちにバランスが傾いていたところに追い打ちをかけるようにドゥドゥーの死。いよいよ生きる意味が仇討ちしかなくなってしまったのでは。

ささき @gz_ssk

全てを失ったディミトリに唯一 残っていたのは憎悪だけだったっての本当にもうやりきれんわ

ささき @gz_ssk

何がやりきれんって、金鹿編のディミトリはその憎悪しかない状態で死んでんだよ。