確かに和文誌に総説論文っていいなあ。学部生とかも読めるし。あんまり注意の最新研究扱ったレビューとかないもんね。
2021-05-07 12:56:10和文誌に関しては,日本語で最新の研究動向を伝えられる環境が整備されているならば,無くしてしまってもいいと思う.それは例えば国内研究会とかでも,チュートリアル,サーベイでもいい.どんなに理想論を掲げられても,母国語で伝えてもらったほうが個人的には理解の度合いは高い.ただし,
2021-05-07 13:04:37口伝になってしまうと形として残らないから,そういう意味で結局のところ和文論文誌を残すのがベストじゃないけどベターな結果になっているんだと思う.
2021-05-07 13:04:37ぶっちゃけ専門外のことをちょいと知りたい時(ブレスト的情報収集や装置いじりで必要になる材料特性とか回路・解析技術の話とか)は和文の解説記事から入ることも多いので、和文論文誌の存在はありがたかったりする( ´థ౪థ) 母国語で学べる恩恵~。書く側としてはあまり業績にはならないんだけどw
2021-05-07 13:07:55最先端の研究動向を伝える解説論文やサーベイ論文は重要だし必要だけど,主に原著論文から構成される和文論文誌はあまり必要ではないという感じかなと思う. twitter.com/921603/status/…
2021-05-07 13:10:14「俺の書いた和文が自動的に英文で読める」時代がすぐそこだから母国語鍛えるのがベストかもしれない。 twitter.com/yumu19/status/…
2021-05-07 13:10:55和文論文誌、成果は読まれなければ意味がない、には同意なのだけど読んでもらいたい人には日本語しか読めない(includes 英語能力が低い)日本人も含まれる。 それをやりたいかどうかは全く別の話として、意義はあるのだと思う。 jstage.jst.go.jp/article/jjsai/…
2021-05-07 13:11:05個人的にはこの手の話の根幹には、査読とか研究会運営への不満がある気がしている。それこそ和文は意味がないと思っている人が和文論文誌の査読と国内研究会の運営で疲弊しているとか。
2021-05-07 13:11:05@momentumyy 和文雑誌は総説やチュートリアルの記事の需要が大きそうなので,そういったものの依頼記事が認められればまだまだ活用の道はありそうです。
2021-05-07 13:15:22和文論文誌がなくなったら,英語で論文が書きやすい分野,例えば公開データを使った研究とか,数式と図表だけでだいたい理解できる分野に研究者がますます集中するんじゃないだろうか.インタラクション系なんかは難しくなるのでは.
2021-05-07 13:15:40個人として和文誌を必要としていないのは事実(解説論文以外はほとんど読まない).ただ,外圧を与えて和文誌を廃止させるのには違和感がある.分野が廃れて結局和文誌が消えるのある種の自然な流れ,あるいは,廃れた原因が和文誌の発行であるならやめればいいが,そうでないなら優先度は低い気がする
2021-05-07 13:16:56編集委員や査読者を務めるなら多くの人に読まれる論文を担当したいわけで,そうすると,質の高低に関わらず和文論文誌に前向きに関わるモチベーションが湧かないと言うのが正直な気持ちなのかなと思う.
2021-05-07 13:17:01和文にせよ英文にせよ,そろそろ旧来の論文誌という形が古いのかもしれない.投稿された原稿は全てウェブ公開され,それなりのモデレータによるリコメンドが一定数以上になったらエディタが見てOK出すという感じで良いじゃないかと思う.後に学説が覆されたら有名論文でもobsolutedフラグを立てれば.
2021-05-07 13:19:24@shunji_umetani 個人として必要としていないのは事実なんですが,ゴールを和文誌に設定している人たちを否定する材料がないので,和文誌自体が必要あるか,へは廃止するほどでもないなあ,という気持ちです.
2021-05-07 13:24:21@921603 別でツイートしたんですが,和文誌は編集委員や査読者を務める側のモチベーションが湧かないことが問題なんだろうと思います.
2021-05-07 13:30:33和文論文誌は仮に和文論文誌に投稿した論文とほとんど同じ内容の論文が英文誌に別グループが出したときにクレームつけられるかどうかで変わると思う。自分が書いた英語論文と同じ内容が別言語で既に先行研究として投稿されていたとか言われても知らんがなってなるし。
2021-05-07 13:46:30和文論文誌で質の高い研究論文が読めることは、卒論生とって、とても重要だと思うなぁ。まぁ、聴衆を誰に設定するか、ということに尽きる twitter.com/tohki/status/1…
2021-05-07 13:47:22「和文論文誌を存続させるか否か」問題は前の業界でも良く話題になったけど、個人的な結論を書くと「総説に限り和文誌は存続させるべき」だと思う。というのは、確かに和文論文は業績にはならないが、和文(というか日本語話者の母語)の総説は初学者や専門外の人々にとって良い入門資料になるので
2021-05-07 13:48:49自分もいい歳こいたおっさんでいい加減頭が固くなってきたもので、未だに神経科学の論文なら昔取った杵柄で英語でもスラスラ読めるけど、今現在仕事で使う統計学や機械学習の論文は英語だと笑いが止まらないくらい読みづらい。自分のような実務家には和文総説があると大変に有難い
2021-05-07 13:50:34全く同様の議論が確か神経科学業界で「和文誌要らない」問題が提起された時にもあったので、「総説に限り和文誌は残すべき」は割と分野業界を問わない普遍的なチョイスたり得るのではないかと思っている
2021-05-07 13:54:41しかし和文誌衰退は日本の衰退と相関しているのが気になるな。これ言うと嫌われるけど、正直言って英語で研究できるレベルの人は人数が少なすぎて、その人たちはやっていけても国としての技術的衰退は和文誌衰退の後に因果的に続いていくのだろうという気はする。
2021-05-07 14:00:16解説論文や教科書、マガジンのような読み物を日本語で出すことの価値と、最新の研究成果である論文を日本語で出すことの価値を、ごっちゃにして議論すると絶対噛み合わない。
2021-05-07 14:00:45和文で書いても、機械翻訳で英文化した版が自動公開されるようになる世界がやってきたらいいな。DEEPL+Grammarlyはあっさりと私の英語能力を超えていったので、遠くない将来に実現しそう。それでも、アカデミアの文脈というか、流行によるマーケットの分断はなくならないだろうが。 twitter.com/TJO_datasci/st…
2021-05-07 14:02:04正直、和文も英文もトータルでかかる労力自体にはそこまでの差はないから、特に国内の人に向けて書きたい場合を除けば、英文で書くよね。 ただ和文の方が、内部でお願いする査読とか、ジャーナルの編集対応や査読が、何かと早いみたいな御利益はある気はする。 jstage.jst.go.jp/article/jjsai/…
2021-05-07 14:11:38和文雑誌では AXIS が最初から bilingual なのは凄い(雑誌編集の時間軸で、すべての記事に英訳がつくのはとても大変、コストもかかるがそれを堅持されていることに敬意)axisinc.co.jp/media/magazine…
2021-05-07 14:18:18「和文雑誌いらない英語論文を書くべき」に反発して「日本でていけば」的なことをいってるのを見かけたけど、科学の共通語が英語である以上世界の科学の進歩に貢献したいなら英語で書くべきというだけで、というか例えばYouTubeがあるのにニコニコ動画だけで配信とか勿体無いよねみたいな話なのでわ
2021-05-07 14:23:21和文誌うんぬんの話って分野外の人のへものじゃなく、最新の結果を日本語で発表するべきかどうかの議論では?解説記事を和文で書くのは明らかに価値がある
2021-05-07 14:30:34この手の問題、分野による格差が気になることもある。 和文で2~3年に1本論文書けば基盤Bクラスがとれる分野もある一方、年に2~3本書いていてもアカデミアに残れるか危うい分野もある。 twitter.com/TJO_datasci/st…
2021-05-07 14:35:17一方で読む側視点だと、和文論文誌で色んな内容が掲載されるのは、結構有り難いんだよね。 特にあんまりよく知らない分野については、和文と英文で読む際にかかるストレスにそれなりに差を感じてしまう。
2021-05-07 14:35:38日本語の論文を出版することと、日本語で議論のできる専門家のコミュニティがあることは違う。あと日本語という言葉、日本という文化に根差した学問分野は、日本語で論文を書く意味・価値があると思っているし、分野の違いを一緒くたにして議論してはいけないと個人的に思ってる。
2021-05-07 14:35:48個人的には、運営がほとんど日本人だけで、発表者も日本人中心の「国際会議」の運営に多大な人的リソースを割く事は罪深いように思う。 和文の論文は基本的に読み書きしないけど、日本語で読める研究者向け媒体として、解説記事や総説があれば、それはありがたい。裾野を広げるのにも役立つと思う。
2021-05-07 14:36:27和文誌の件は、認知科学誌の文献紹介みたいなのをもう少し増やしていくって方向性もあるのかなと個人的には思ったり(さらにそれがもう少し評価されるような土壌があれば盛んにもなるかなと)
2021-05-07 14:46:34