277機関とは「どの自創作作品」や「どの時代」にも属さず、罪を犯した者に罰や猶予を与えたりする存在【機関者】と呼ばれている者達が所属している場所である。 機関者の一人でもあるマレットは仕事終わりに立ち寄ったライブハウスなバーで一杯飲んでいた時、追跡者・ロディ・ブライトンの三人が演奏して歌唱している所を目撃する。 同作の『追跡者編』の前後に動いていたもう一つのお話を収録。 (※連載当時のまま掲載しているので、誤字脱字があります)
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伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

「僕達の事をこんなにも思っていた方がいたなんて、嬉しいよ」 と目元を潤ませながらに言うブライトンも、その顔は嬉しそうだった。 「でもよぉ、いいのかぁ?コイツにろくな説明受けないで俺達の所に来ちまったんだろう?」 「大丈夫です、説明は軽く聞いてますので」

2020-01-14 20:35:55
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

細かい所を色々と省いてしまった感は否めないが、結論を申すと、俺らは灰田チームの次の次にチーム結成と至った。 何故、三番目なのか? それは、俺がベース担当探しに手をこまねいている間に蘭鋳さんが墨田と小さな機関者達7人組でチームを組んで申請していた事が発覚したからだ。#Rhapsody277

2020-01-15 20:18:27
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

なお、蘭鋳さんのチームはよく「ココは幼稚園や保育所じゃねーぞ」なんていうツッコミも入るらしいが、その度に蘭鋳さんお得意の睨み返しの顔で殆どの機関者は黙り込む姿があるとかないとかっつー話を聞いている。 一方、俺達の方はと言えば…。

2020-01-15 20:21:35
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

4人で新たにバンドを組んで、一からライブバーで演奏をしているし、勿論、機関者としての責務も真っ当している――と言いたい所だが…、実を言うと結成間もない頃に、俺達の所にオフィスアールっていう芸能事務所からスカウトされ、既にデビューアルバムのレコードもリリースしている。

2020-01-15 20:24:24
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

そんなこんなで、俺達は最初に出会い出会った場所でもある例のライブバーにてデビューライブを控え、舞台裏に居る訳だ。 「緊張、しますね…」 「ブライトンてめぇ、んなぁこと言うなよ。俺まで緊張してきたじゃねぇーか」 「まぁまぁ、お二方とも落ち着きましょう」

2020-01-15 20:27:30
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

「ジェフリー、お前、よく緊張しねぇな」 「まぁ、僕達って本来人間じゃないのだから、緊張するっていう感覚ある方がオカシな話だとは思うんですけども…」 「そりゃあそうだがよ…」 ロディ、ブライトン、ジェフリーの三人が口々に話している所を見計らい、俺は三人に声をかけた。

2020-01-15 20:30:17
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

「行こうぜ、俺達の音楽を待ってる人達が居るんだからよ!」 舞台裏からでも聞こえる歓声に、三人は顔を合わせると、改めて俺の方を見る。 「な、なんだよ。三人とも、俺の方見て……なんか、ついてるか?」 「アナタには、お礼を言わなければなりませんね」 「お礼?」

2020-01-15 20:34:48
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

「確かにな、マッキーのお陰で俺達は再び楽器を持つ機会が来たんだからな」 「ロディ、ブライトン…」 「そして、僕もアナタに引っ張られなければ今日を迎えられませんでした。本当、ありがとうございます」 「ジェフリー…」

2020-01-15 20:37:40
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

うっ、と涙が出そうな声を上げてしまう所だったが、俺はなんとか堪えた後に首を振った後「兎も角だ、俺達は今日からデビューだ!これからもよろしく頼むぜ!!」と言うと、スタッフから「お願いします」と声をかけられた四人は、マイクにギター、ドラムスティックとベースを持ちステージに立つ。

2020-01-15 20:40:42
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

幕はあと少しで上がる、俺達はそれぞれにアイコンタクトで合図を送ると、ロディがスティックで合図を取り始め、ブライトンがギター演奏を、次いでジェフリーがベースを演奏し始めた直後、俺はマイクに向かって言い叫ぶ。 「今日は俺達【Condiment】デビューライブだ!最後まで味わってくれよな!」

2020-01-15 20:45:00
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

すると、会場は更に盛り上がりと歓声で溢れながらも、俺達は……いいや「Condiment」はデビューライブを続けたのであった。 【Rhapsody277 Condiment 結成編 完】 twitter.com/5jyouTsukito/s…

2020-01-15 20:48:09
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

#Rhapsody277 次回予告的コーナー ロディ「Condimentって確か、英語だよな?」 ブライトン「和訳すると【調味料】ですね」 マレット「内訳としては引用ツイのメモ参照だぜ!」 ジェフリー「引用ツイって、なんです?」 ロディ「ジェフ、今は細かい事、気にするな」 twitter.com/5jyouTsukito/s…

2020-01-15 20:53:53
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

ジェフリー「?」 ブライトン「それよりも、まさか僕達の結成されるまでのお話が書かれるとは、予想していなかったなぁ」 マレット「遅かれ早かれ描かれる事にはなるんだ、ロディじゃないが細かい事は気にするな、だぜ!」 ジェフリー「そう言えば、僕達って上下関係どうなってましたっけ?」

2020-01-15 20:56:00
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

ロディ「俺とブライトンはチェイスと同期だぜ」 マレット「俺は灰田らの一つ後に入ったな」 ジェフリー「僕がマレットより三つ後だから……って、灰田さんの事、モロ呼び捨てにしてませんでした?!」 マレット(わざとらしい口笛を吹いて誤魔化しているようだ)

2020-01-15 20:58:12
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

ブライトン「まぁ、上下関係なんて最低限のアレだし、細かい事は大丈夫だと思うよ、多分…」 ジェフリー「なら、いいんですが…」 ロディ「それよりも、次回からはどんな話が来るんだよ?」 何処からともなく、良い匂いが漂い出し、ロディとブライトンの表情は一気に硬直する。

2020-01-15 21:03:48
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

ロディ「ま、まさか…」 ?「お久し振りですわね、お二方」 ブライトン「ミヨシノさん、オツカレサマデス(棒読み気味)」 マレット&ジェフリー「??」 ミヨシノ「次回からは再び、灰田チーム結成話についてお話致しますので」 To be continued…

2020-01-15 21:04:41
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

memo:機関者4人組のチーム名『Condiment』 訳としては「調味料」で、リーダー曰く「俺たちの音楽は時に甘く、辛く、しょっぱくて酸っぱい…調味料のように色んな味があり、その時に合わせて聞いてほしい」とのこと。 twitter.com/5jyouTsukito/s…

2019-05-19 20:28:40
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

小耳話:この機関者達は普段の仕事もしつつバンド活動もしているという、灰田チームやお面組達とはまた違う意味で目立つような事してますが、基本的にはTVとかには滅多に出ないチームだったりします。 顔が見れるとしたら彼らのライブと、機関者として会う時位ですね…(ハイ

2019-05-19 20:38:26
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

多分だけど、雑誌の取材は受けても顔は隠してというか、写真は載っても手元とかそんな感じするんだよね そも、機関者なので見た目年齢は殆ど変わらず仕舞い。けど、彼らはライブを行う時はホボ毎度のように見た目はガラっと変わるから、ファンによっては「あの時の格好が~」とか言うのもありそうだね

2019-05-19 21:32:56
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まとめたひと
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

基本は自分が考えた創作ッ子達の事を呟いたり、絵を上げたり、お話も書いたりします。偶に違う話や、参加している企画創作のお話等……ようは気まぐれだが基本は創作用アカウントです。(※食べても美味しくない鶏野郎で無言フォローをしたり、時として話すとアツくもなりますがそれでもよろしければです)御用の方はDMまで。

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