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アレサ・フランクリン『Aretha』(1980)。アリスタ移籍第1弾。当時の高校生には、アリスタ期は“ポップス”としてのアレサ。本作のプロデュースはAマーディンとCジャクソンが半々で、ドゥービーのカヴァーの躍動、名曲「United Together」の名唱等、味わいのアーバン・ソウル。第2黄金期の開幕である。 pic.twitter.com/iSDwz7UVrx

2020-06-03 23:46:58
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アレサ・フランクリン『Love All The Hurt Away』(1981)。TOTOの面々が全曲参加、若きMミラーがベースを弾く、80年代アレサ・サウンド確立盤。原曲無視のサム&デイヴやストーンズのカヴァーが目立つが、何より、当時のバイト先の拉麺屋の有線で頻繁に流れた、Gベンソンとのデュエット表題曲が良い。 pic.twitter.com/RttzUzxzL2

2020-06-05 01:39:40
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アレサ・フランクリン『Jump to It』(1982)。久々に女王に物申せるプロデューサー登場、ルーサー・ヴァンドロス仕切る直球ブラコン盤。Lスタッブスとのデュエット曲や、久々の大ヒット曲「Jump to It」、Mミラーのベースが唸るアーバン・ファンク、Sロビンソン書き下ろし曲等、40歳アレサの充実作。 pic.twitter.com/UrM1RjBhju

2020-06-05 02:48:15
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アレサ・フランクリン『Get It Right』(1983)。Lヴァンドロス監修第2弾のブラコン濃縮盤。後期ファンカなバッキングに、粘着するMミラーのベース、そこに制御されたアレサの歌が乗る世界は新鮮痛快なのだが、録音中のルーサーによる歌唱指導で女王激怒、という悲惨な結末に。無念、コンビは2作で完。 pic.twitter.com/1lKijGzlxc

2020-06-06 01:00:04
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アレサ・フランクリン『Who's Zoomin' Who?』(1985)。売れっ子NMウォルデン・プロデュース、大ヒット曲「Freeway of Love」収録の各賞総なめプラチナ盤。看病していた父が亡くなり、商業主義の爆心地へ復帰、隅々まで80sMTVポップス100%だが、吹っ切れたようなアレサの精悍な歌いっぷりが清々しい。 pic.twitter.com/r6mzpjj1DS

2020-06-06 02:41:03
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アレサ・フランクリン『Aretha』(1986)。アリスタ期最強シングル「Jimmy Lee」、Kリチャーズ監修「JJF」、 Gマイケルとのデュエット等、安定の80sバブル・サウンド盤。前作からのプロデューサーNMウォルデンは、女王に忠実、加えて売れる、という訳でアレサ大満足。ジャケはAウォーホールの遺作だ。 pic.twitter.com/a2u0jfmIHs

2020-06-07 01:24:55
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アレサ・フランクリン『Through the Storm』(1989)。JB、ホイットニー、フォートップス、Eジョンら参加の豪華客演盤。やはり何より「Gimme Your Love」。当時のアレサは極度の飛行機恐怖症、JBが「女王様に王様。俺が行くしかねーだろ笑」とデトロイトに赴いて録音。史上最高濃縮ファンクの誕生だ。 pic.twitter.com/vc7XrrzBCn

2020-06-09 01:29:33
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アレサ・フランクリン『What You See Is What You Sweat』(1991)。全曲別プロデューサーで纏まりに欠けるが、スライのカヴァー、ルーサー仲直り客演「Doctor's Orders」、クリントン就任式で有名な「I Dreamed A Dream」、バカラック参加等が要。チャート的に振るわず、ここから寡作時代に突入する。 pic.twitter.com/V99gmAxBTq

2020-06-09 23:48:47
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アレサ・フランクリン『A Rose is Still a Rose』(1998)。女王がヒップホップやネオ・ソウルに接近した、7年ぶりの音盤。ローリン・ヒルとの表題曲を筆頭に、SコムズやJデュプリら新鋭とのコラボが甘美な緊張感を産出、ずばり、カーティスとの『Sparkle』以来の名盤、後期の最高傑作だ。アレサ55歳。 pic.twitter.com/mLeWVzuejQ

2020-06-10 00:54:20
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アレサ・フランクリン『So Damn Happy』(2003)。還暦アレサ、5年ぶり、23年間在籍のアリスタ最終作。アコースティック・ソウルな響きを湛えた絶品の冒頭2曲、メアリー・J. ブライジとの2曲等、70年代アレサとヒップホップ・マナーが絶妙に溶け合った、前作に続く滋味溢れる傑作。アナログ盤化待望。 pic.twitter.com/vWcJCPHfaY

2020-06-10 02:00:30
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アレサ・フランクリン『This Christmas』(2008)。自身念願の唯一のシーズン・アルバム。クリスマス・トラッドが珠玉のゴスペル曲に様変わり、ファンキーな「Lord Will Make A Way」、Dハザウェイやオージェイズのカヴァー等、流石の貫禄。声圧は落ちたが、何よりリラックスしたアレサが聴ける名品。 pic.twitter.com/dvrfwSeomB

2020-06-11 02:39:28
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アレサ・フランクリン『A Woman Falling Out of Love』(2011)。自主レーベルAretha Recordsリリース、オリジナル作としては最終作になる37th。基本、アリスタ初期のようなアダコン路線だが、ブルース感覚溢れる「Sweet Sixteen」「U Can’t See Me」「New Day」、直球ゴスペル「Faithful」が泣ける。 pic.twitter.com/zKtD6spipE

2020-07-09 01:09:09
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アレサ・フランクリン『Sings the Great Diva Classics』(2014)。結果的に遺作になった女性曲カヴァー集38th。先輩のダイナ、エタ、同世代のダイアナ、グラディス、新世代のアリシア、アデル等の代表曲を、アレサ節全開で聴かせる極上盤。「I Will Survive」の熱のこもった名唱に感涙。アレサ72歳。 pic.twitter.com/SD8gFZcAL2

2020-07-11 01:59:04
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アレサ・フランクリン『A Brand New Me』(2017)。14の代表曲のトラックに、ロイヤルフィル管弦楽団と、パティ・オースティン指揮のクワイアを新装した、アトランティック移籍50周年記念リミックス盤。生前最終作で、アレサは許諾しただけだが、プロデューサー陣の入念な仕事っぷりに脱帽だ。マスト! pic.twitter.com/CJ0aP6g1dl

2020-07-15 01:52:44
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Marvin Gaye (1939-1984)

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マーヴィン・ゲイ『Soulful Moods Of』(1961)。マーヴィン22歳、記念すべき1stアルバムは、ナット・キング・コール風味のジャズ・ポピュラー路線。ソウル・シンガーとして開花する直前の、若々しい実直な歌声が聴ける一枚。低セールスによる路線変更が後の偉大なるソウルシンガーを生み出すのだ。 pic.twitter.com/5crZltpAip

2019-11-26 22:22:54
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マーヴィン・ゲイ『That Stubborn Kinda Fellow』(1962)。前作から一転、モータウン直球ソウル路線で出世作となった2nd。「スタボン・カインド・オブ・フェロー」、「ヒッチ・ハイク」、「プライド・アンド・ジョイ」等々、輝かしい歴史の幕開けだ。過半数の曲で曲作に参加しているところにも着目。 pic.twitter.com/PWVM6F0Zuy

2019-11-26 22:55:57
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マーヴィン・ゲイ『When I’m Alone I Cry』(1964)。周囲が何と言おうと本人がやりたいのだからしょうがない、ジャズポピュラー路線の3rd。1stの同路線時よりも格段に歌唱の幅が広がり、正統派ジャズシンガーとしてやっていきたい本人の本気感じる一枚。 pic.twitter.com/nr7gklqMtP

2019-11-26 23:32:37
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マーヴィン・ゲイ『Hello Broadway』(1964)。スタジオ4作目は、ジャズポピュラー路線の集大成、オーケストラをバックにミュージカル・スタンダードを朗々と歌うシナトラ風のマーヴィン。昔はこの辺を中古盤屋で高値で買って、家で聴いてガッカリという感じやったなー笑。勿論今はそこそこ楽しめる。 pic.twitter.com/5YCjhASvBc

2019-11-27 19:20:47
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マーヴィン・ゲイ『How Sweet It Is To Be Loved By You』(1965)。ソウルシンガー路線に舵を切った、初期マーヴィンの最高傑作。H=D=Hの名曲「ハウ・スウィート・イット・イズ」、「トライ・イット・ベイビー」、英モッズバンドの定番曲「ベイビー・ドント・ユー・ドゥ・イット」等々収録。マスト。 pic.twitter.com/Y1BOQQHOFd

2019-11-27 22:59:21
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マーヴィン・ゲイ『Tribute To The Great Nat King Cole』(1965)。1965年2月に逝去したナット・キング・コールに捧げた追悼アルバム。今作では歌い方までナットに似せているため、あくまで企画盤といった感じ。演奏もまんま。マーヴィン最後のジャズポピュラー路線作である。 pic.twitter.com/KUDlVjI2oN

2019-11-29 20:54:46
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マーヴィン・ゲイ『Moods of Marvin Gaye』(1966)。スモーキー・ロビンソンのペンによる大ヒット曲「I'll Be Doggone」「Ain't That Peculiar」等々、シングル曲多数収録の極上盤。絶頂期の入口に立ったマーヴィンの自信に満ちた歌と、ファンク・ブラザーズの恐るべき演奏の組合せに改めて息を呑む。 pic.twitter.com/t3PJ8XDzc0

2019-12-30 01:36:07
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マーヴィン ・ゲイ『In The Groove』(1968)。ヒット・シングル「I Heard It Through The Grapevine」「You」「Chained」収録。ノーマン・ホイットフィールドがプロデューサーで登場、ファンク・ブラザーズの演奏もグッとサイケデリック・ファンクにシフトした、モータウン新時代の到来を告げる一枚。 pic.twitter.com/yITZWLdWr8

2020-01-07 23:47:06
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マーヴィン・ゲイ『M.P.G. 』(1969)。前年の『In The Groove(悲しいうわさ)』の大ヒット、シングル「Too Busy Thinking About My Baby」「The End Of Our Road」等のヒットで急造された感の9thソロ。この頃になると、あてがわれたオケであろうが、歌力でどんな曲も「名曲」になるといった凄みが。 pic.twitter.com/SEaaZ6vxq6

2020-01-11 01:34:26
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マーヴィン ・ゲイ『Thats the Way Love Is』(1969)。次作で飛躍的変貌を遂げる直前のソロ10th。「Yesterday」「Groovin」等カヴァーを中心に、N・ホイットフィールドがそつなく纏めているが、全編を覆う、そこはかとなく漂う翳りは、当時のマーヴィンの精神状態の現れか。いよいよ新章への突入だ。 pic.twitter.com/I6Y3AMNo79

2020-01-14 01:27:13
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マーヴィン ・ゲイ『What's Going on』(1971)。タミー・テレルの早逝、対人恐怖症、薬物依存等による半年の隠遁生活を経て、初のセルフ・プロデュースで臨んだ、問答無用の絶品。戦争や貧困等社会問題に切り結んだ詩世界をフルレングスで示したコンセプト作という意味でも、ソウル史上最重要な一枚。 pic.twitter.com/A2jromqF5C

2020-01-22 01:51:56
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マーヴィン ・ゲイ『Trouble Man』(1972)。映画のサントラで、セルフプロデュース2作目。名曲の表題曲以外、ほぼインストだが、ジャズ・ファンクの名演、トレバー・ローレンスのアルト・ソロ、S・ワンダーから譲り受けたムーグ大活躍等々、マーヴィン自身が自己NO.1アルバムに挙げる、絶頂期の名盤。 pic.twitter.com/wRDZAdXJDG

2020-01-23 04:09:38
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マーヴィン ・ゲイ『Let's Get It On』(1973)。前作『What's Going On』から一転、主題を性愛に置いた純正ソウル作で、俺自身10代半ばロック喫茶店員時代に店でかけまくった名品。「一発やろうぜ」と身も蓋もない表題曲から始まる組曲的A面、メロウな絶品居並ぶB面。キャリアの頂きに立つ最高作だ。 pic.twitter.com/dVshGXXjJ1

2020-01-23 23:12:11
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マーヴィン ・ゲイ『I Want You』(1976)。リオン・ウエアが自身のソロとして作った音源を聴いた社長ゴーディーが、寡作化していたマーヴィンに歌わせた、リオンの立場はどうなるねん的な名盤。『What's』路線のメロウジャズファンクに、『Let's』路線の性愛歌が絡み合う、これぞマーヴィン!な至宝。 pic.twitter.com/yxpNDx9q8h

2020-01-24 22:22:07
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マーヴィン ・ゲイ『離婚伝説』(1978)。泥沼化していた自身の離婚劇を、慰謝料捻出のために、2枚組LPのサイズで、出会いから別離まで丁寧懇切に歌い込むという、レコード産業史上比類なき、羞恥プレイ的問題作。簡素な演奏に、前作以降際立つ、自身の声の多重録音がポイントの、私小説ソウルの傑作。 pic.twitter.com/M8S4b7nwb5

2020-01-27 22:04:06
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マーヴィン ・ゲイ『In Our Lifetime』(1981)。前作以来、2度にわたる離婚、自殺未遂、ドラッグ中毒等で頓挫していた未完成作『Love Man』を、モータウンが本人承諾なしで名を変え発売。名盤連発後に、未発表曲集のような一貫性のなさは、やはり分が悪い。ソロ16作目、モータウン在籍最終作である。 pic.twitter.com/tzEMceIcfl

2020-01-30 05:17:43
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マーヴィン ・ゲイ『Midnight Love』(1982)。モータウンからコロンビアへ移籍し、ベルギーでの宅録を中心に大半の楽器やシーケンスを自ら駆使して作り上げた、80年代メロウソウルの指標となった偉大なる遺作。「Sexual Healing」「My Love Is Waiting」…808とマーヴィンの邂逅。次が聴きたかった。 pic.twitter.com/vtAKZGOXv4

2020-01-30 19:24:31
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The JAM (1972-1982)

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ジャム『In the City』(1977)。18歳Pウェラーによる、モッズ・パンク・トリオの記念碑的1st。ヘフナーを弾いていたビートルマニアが、友人からフーを教えてもらいリッケン330を入手。ドクター・フィールグッドやセックス・ピストルズから時代のタイム感を吸収し、10代の欲求不満を優雅に纏め上げた。 pic.twitter.com/B3aeHjYIHw

2020-06-25 15:52:13
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ジャム『This Is the Modern World』(1977)。出涸らし状態で曲作に苦しんだウェラー自身「一度も聴いてない」という2nd。パンク聖歌「Standards」「London Girl」、66年的「Tonight at Noon」等が後の飛躍を約束。レコーディングに慣れたBフォクストンとRバックラーの成長をこそ聴き取るべき音盤だ。 pic.twitter.com/VCf2JJsz6A

2020-06-25 20:48:29
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ジャム『All Mod Cons』(1978)。モッズ色を前面に押し出した飛躍的な3rd。デモ段階でCパリーが曲作に駄目出し、奮起したウェラーは「Down in the Tube Station」「A Bomb in Wardour Street」「In the Crowd」「Mr. Clean」等の名曲を物にする。換骨奪胎しながら、底辺人間模様を物語る作法が確立。 pic.twitter.com/TTDYYibbZP

2020-06-26 17:46:17
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ジャム『Setting Sons』(1979)。バンド最盛期の傑作。制作当初の、帰還兵の再会をテーマにしたロック・オペラは挫折したが、その痕跡の「Thick as Thieves」「Little Boy Soldiers」「Wasteland」「Burning Sky」「Eton Rifles」等のタフな楽曲群は今も光彩を放つ。蛇足の「Heat Wave」ですら極上。 pic.twitter.com/WvhLHwcehM

2020-06-30 22:24:21
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ジャム『Sound Affects』(1980)。FAB4『Revolver』やポスト・パンク・バンドからの影響色濃い、サイケデリアな5th。VCヘブン監修最終作で、唯一バンドがプロデュースに名を連ねる音盤。クリシェを放棄して前進を選んだ、意気込み溢れる最高傑作だ。俺がリアルタイムで最初に買ったジャムのアルバム。 pic.twitter.com/uuZmOyqFxq

2020-07-02 21:58:23
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ジャム『Gift』(1982)。ソウル/ファンク色を推し進めた最終作6th。サッチャリズム下の労働者の焦燥を歌い上げた、「Ghosts」「Town Called Malice」等のソウル路線選択により、曲作の振幅は飛躍的に拡大。前後の魅力的なシングル群含め、当時リリースされる音盤全てに狂喜したものだが残念年末解散。 pic.twitter.com/4X5mXfcbTc

2020-07-02 23:24:50
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The Kinks (1964-1996)

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キンクス『Kinks』(1964)。世界中のガレージバンドに多大な影響を与えた「You Really Got Me」収録の1st。ドラムのミック・アヴォリーが外された、セッションマン起用のやっつけ盤だが、「Stop Your Sobbing」等、14曲中6曲のレイ特有のオリジナル、17歳デイヴのやさぐれたギターは既にここにある。 pic.twitter.com/O1BjQt8zCt

2020-05-04 14:36:25
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キンクス『Kinda Kinks』(1965)。12曲中10曲が自作で、先行同世代バンドのFAB4や転石の影響下にある曲が並ぶ2nd。No.1シングルの「Tired of Waiting for You」、Aアレキサンダー調「Don't Ever Change」「Something Better Beginning」や、R&Rのミドル8等に、特有の捻りの効いた旋律が見え隠れする。 pic.twitter.com/37vNZ6Cho9

2020-05-04 23:32:29
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キンクス『Kink Kontroversy』(1965)。強力シングル「Till the End of the Day」収録の3rd。依然R&B作法の枠内にいるが、神経衰弱で騒動を起こすなど極度の不振にあったレイは「World Keeps Going Round」「Where Have All the Good Times Gone」等、忘れ難い名曲を残す。のちの悲喜劇路線の序章だ。 pic.twitter.com/Yvsi4pTls0

2020-05-14 03:42:47
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キンクス『Face to Face』(1966)。全曲レイ自作のロック初コンセプト・アルバム。シングル「Sunny Afternoon」の大ヒットにより、レイのミュージック・ホール風の諷刺調は承認され、以降数年間の怒涛期が約束される。こと曲作に於いては、FAB4『Rubber Soul』同様、同業者への影響大のロック開闢盤。 pic.twitter.com/cEms41ixd0

2020-05-20 09:21:42
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キンクス『Something Else』(1967)。レイの才能が一気に開花、豊穣な曲作を叩きつける極上5th。珠玉「Waterloo Sunset」、モッズ聖歌「David Watts」を筆頭に、トラッドからボサノバまで呑み込む、隙のない美メロが全篇を支配。弟デイヴのキャリアの極北「Death of a Clown」も収録。恐るべき名品。 pic.twitter.com/7f0W9MxCvn

2020-06-02 00:02:03
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キンクス『Village Green Preservation Society』(1968)。Dトマス『ミルクの森で』をモチーフに、架空の理想郷の失われゆく伝統的情景への追憶をコンセプトにしたトータル作で、レイの透徹した審美的感覚が隅々まで行き渡った、驚異的最高傑作だ。60sの喧騒の片隅に粛然と輝き放つ珠玉の15片である。 pic.twitter.com/uYsy6HV317

2020-06-18 15:17:25
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John Lennon (1940-1980)

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ジョン・レノン『Plastic Ono Band(ジョンの魂)』(1970)。リンゴの驚異的ドラムにKフォアマンのベースのみの簡素な編成で、己の痛苦と孤独を曝け出す、ロック音楽最高峰の1stソロ。「神は俺たちの苦痛の度合いを計る観念に過ぎない。夢は終わった」。10代半ばの不安な夜更けを共にした大事な音盤。 pic.twitter.com/peCKVpPIGc

2020-03-22 14:49:27
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ジョン・レノン『Imagine』(1971)。本来洋子との共作だったと明かす「Imagine」収録の2ndソロ。何よりジョンを濃縮したような「I Don't Want To Be A Soldier」「Gimme Some Truth」「How Do You Sleep?」に宿る生気にこの時期のジョンの本質はある。前後のシングル曲含め、実に直裁的で素晴らしい。 pic.twitter.com/1o1cKh3797

2020-03-24 14:09:46
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ジョン・レノン&小野洋子『Sometime in New York City』(1972)。時事色濃い、FBI監視対象にあった頃のスタジオ&ライヴ2LP。女性解放、刑務所暴動、アイルランド闘争、活動家釈放運動等をエレファンツ・メモリーの濃密な演奏に乗せて歌う。D面のマザーズとのライヴ共々、躍動する2人を捉えた重要盤。 pic.twitter.com/NM3CJlp1D3

2020-03-25 02:57:27
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まとめたひと
田中 一彦 @tanakazuhiko

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