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The Beatles (1960-1970)

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ビートルズ『Please Please Me』(1963)。シングル既発4曲以外の10曲を10時間で一気にスタジオライヴ録音した驚異的1st。8曲の独創的自作曲、コーラスグループとしての奇跡的声圧、そして何より語られるべきなのはリンゴとポールのリズム隊の無類のスイング感。デビュー盤にして完成形のゴツい神品。 pic.twitter.com/Y3D9lzqCYp

2020-03-15 20:34:42
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ビートルズ『With the Beatles』(1963)。4thシングル「She Loves You」大ヒット後、Voのダブルトラック等オーヴァーダブを加えた、初めて自覚的に「アルバム制作」した2nd。8曲の自作曲プラス選ばれたカヴァーの多くはモータウン。リンゴのドラム、ジョンの歌が圧倒的な、不朽のR&R盤。声圧エグい。 pic.twitter.com/AybimIkQ1U

2020-03-15 22:02:18
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ビートルズ『A Hard Day's Night』(1964)。本作3rdから4トラック録音になり、EQ・エコー・コンプ等の機器も登場、演奏録音後に歌等をダビングする、現行のロック録音作法の起源。全曲自作曲、職業作家の曲が入らない初の「ロック・アルバム」で、「ジョン・レノンのビートルズ」の最高傑作でもある。 pic.twitter.com/dUtzXKHe1f

2020-03-15 23:05:45
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ビートルズ『Beatles for Sale』(1964)。ビートルズ旋風の過密日程の中、数日で書き上げた新曲8曲は、ジョン曰く「ディラン時代」を反映するフォーク色濃い作風。制作中、凄惨なヘイトクライムが頻発する米国のツアーで、「黒人が座りたい席に座れないのなら俺たちは演奏しないぜ」と声明を出した。 pic.twitter.com/Pk1WI7UMim

2020-03-16 01:10:16
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ビートルズ『Help!』(1965)。レノン=マッカートニーの詞作曲作の深化を象徴する2曲「Help!」「Yesterday」収録のUK5th。前作同様「ディラン時代」のジョンはアコギを多用、ポールの革新的なコーラスワークには磨きがかかり、フルートや弦楽等外部ミュージシャンの起用も始まる、本格的転換期的一作。 pic.twitter.com/TzdzAAUP7k

2020-03-16 14:34:54
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ビートルズ『Rubber Soul』(1965)。制作期間1ヶ月という制約の中、Gマーティンからバンドへと主導権が移った新章突入の6th。「Drive My Car」「Norwegian Wood」「Nowhere Man」「Michelle」「Girl」「In My Life」…凄まじい。改めて時系列で各作を追うと、本作全篇を覆う豊穣な息遣いに驚嘆する。 pic.twitter.com/tIx3qgslJx

2020-03-17 13:14:29
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ビートルズ『Revolver』(1966)。全曲無類の個性を発揮するFAB4初サイケデリア作。ADT、リヴァース、ループ、SE、リッケン・ベース&ストラト多用、ドラミングの進化、インド成分注入等で、音響的にも大躍進。技師泣かせの土性骨座った実験主義が新時代を告げる。正に本作が頂点。ロックの開闢である。 pic.twitter.com/BlbclFrGwF

2020-03-17 15:06:30
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ビートルズ『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1967)。説明不要の不朽のサイケデリア盤。『青盤』のA面に完全KO食らった13歳の初購入オリジナル・アルバムで、「Lovely Rita」から「A Day in the Life」最終音に至る、怒涛の後半部に何度も何度も針を落とし続けた中2の冬の丑満時であった。 pic.twitter.com/4xU2G15uwG

2020-03-18 00:16:47
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ビートルズ『The Beatles(White Album)』(1968)。ジョンポール帝国の専横による、リンゴ、Gマーティン、Jエメリックらの離脱事変が勃発するも、8トラックの登場で自由になった録音作法がシンプルな曲構造の作風を呼び込み、4人の各々の個性が顕現する全30曲90分。現行の千姿万態のロックの水源地。 pic.twitter.com/igN0zZA1AK

2020-03-18 22:00:02
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ビートルズ『Yellow Submarine』(1969)。契約履行のために制作されたアニメ映画のOST。A面にビートルズの新曲4曲が収録されており、本企画へのFAB4のやる気のなさが晒されているが、ジョージのアシッドな「It's All Too Much」、そして何より、ビートルズ史上最ファンキーな「Hey Bulldog」は重要。 pic.twitter.com/RekdUmcGrz

2020-03-19 14:30:36
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ビートルズ『Abbey Road』(1969)。頓挫した『Get Back』企画の後、Gマーティン完全監修の下で制作した最期の本気盤。B面メドレーも無論良いが、何より、ジョンの「Come Together」「I Want You」、ジョージの「Something」「Here Comes The Sun」の透徹した音の力は圧倒的。「Love Me Do」から7年! pic.twitter.com/y7Wqw671TB

2020-03-20 02:48:05
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ビートルズ『Let it Be』(1970)。69年初旬、映画撮影を伴ったスタジオライヴ盤の制作は頓挫、Pスペクター監修で世に出た薄幸盤。「Dig A Pony」「I've Got A Feeling」が出色だが、FAB4水準には程遠く、やはりグリン・ジョンズ版『Get Back』にルーフトップ完全版を追加した極上リマスター盤、早よ。 pic.twitter.com/7x8MVfKMtE

2020-03-20 01:59:18
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David Bowie (1947-2016)

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デヴィッド・ボウイ『David Bowie』(1967)。全曲自作曲、数日間の突貫工事で録音された1st 。管弦をフィーチャーした編曲はロックというよりもミュージカルだが、キャラクター仕立ての寓話的作風は本作で確立。殆ど売れず、不遇は続くが、72年に書かれてもおかしくない名曲「Silly Boy Blue」収録。 pic.twitter.com/Y1YvjPMmzy

2020-05-14 21:15:55
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デヴィッド・ボウイ『Space Oddity』(1969)。連夜エアチェックの12の頃、ラジオから録音した「Space Oddity」。ボウイとの邂逅の曲だ。本作は飛躍的2ndで、表題曲以外はヴィスコンティ監修のアシッド・フォーク路線だが、「Cygnet Committee」「Freecloud」等、比類なき名品も登場。22歳グラム前夜。 pic.twitter.com/nkBBwwqIiF

2020-05-15 11:53:13
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デヴィッド・ボウイ『The Man Who Sold the World』(1971)。Mロンソンらとツアバンのハイプを結成、Tレックスを当てたヴィスコンティのタクトでハードロック作の3rdを制作する。無類のボウイ節の表題曲や「Width of a Circle」、ボラン的「Black Country Rock」等、ボウイのドラッグ&R&R時代開幕盤。 pic.twitter.com/1AeHxZJ8hm

2020-05-16 00:09:01
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デヴィッド・ボウイ『Hunky Dory』(1971)。次作と同時に録音を進めた名品4th。ハードな前作から一転、ウェイクマンのピアノを核に、声明的「Changes」、息子の生誕を喜ぶ「Oh! You Pretty Things」、超名曲「Life On Mars?」、精神病棟の兄を想う「Bewlay Brothers」等、ポップに自己を晒す重要盤。 pic.twitter.com/durPpBNEF8

2020-05-17 05:33:58
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デヴィッド・ボウイ『Ziggy Stardust』(1972)。グラムロック景気の頂点、英国ロックの極北に君臨する初期最高傑作の5th。異星から来た両性具有ロックスターを主人公に見立てたコンセプト作で、11曲全てが今や古典、Mロンソンら、スパイダーズ・フロム・マーズの演奏も隅々まで完全無欠のエグい音盤。 pic.twitter.com/BSBjUTus5Y

2020-05-17 08:06:52
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デヴィッド・ボウイ『Aladdin Sane』(1973)。ガキの頃になけなしの金であるアーティストのレコードをたまたま一枚買い、それを繰り返し延々聴くということがあるが、本作は俺のそのボウイ盤。キャバレージャズ様式のMガーソンのピアノが効果的に、当時の米国志向のボウイの背を強く押す。俺的神品。 pic.twitter.com/WU9VzItGm7

2020-05-17 09:33:08
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デヴィッド・ボウイ『Pin Ups』(1973)。肥大化したジギーから脱出、原点回帰の通過儀礼として制作したカヴァー・アルバム。全曲60年代英国バンドの曲で、キンクス、フー、ピンク・フロイド等、ボウイが鳴かず飛ばずの青春時代に多大な影響を受けた名曲群だ。エインズレー・ダンバーのドラムがいい。 pic.twitter.com/Kr2ltM2spI

2020-05-18 21:15:21
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デヴィッド・ボウイ『Diamond Dogs』(1974)。オーウェル『1984』やラング『メトロポリス』、バロウズらの影響の下、ディストピアをテーマに置いた、次作で大展開するソウル・ミュージック成分高めの初セルフ・プロデュース作。「Rebel Rebel」は以降、殆どのツアーのセットリストに入ることになる。 pic.twitter.com/qorOzEZPDx

2020-05-20 20:07:23
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デヴィッド・ボウイ『Young Americans』(1975)。フィリー・ソウルの揺籃、シグマ録音、大変貌の8th。WウィークスとAニューマークの鉄壁リズム隊に、ここで登場、Cアロマー。Jレノン共作参加「Fame」、ファンキーな「Fascination」等、ボウイならではの浮ついた、最高のソウル・ミュージックが誕生。 pic.twitter.com/WXkTEvJlCx

2020-05-23 10:27:41
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デヴィッド・ボウイ『Station to Station』(1976)。コカイン漬けの上に心の闇との格闘続く最中、ボウイ曰く「当時の日々は余りに酷くて頭が思い出すことを拒絶する」重要作。ソウルとクラウト・ロックの奇妙な交配は、後のベルリン3部作の予告編。表題曲や「Stay」のファンクネス筆頭に驚異的音盤。 pic.twitter.com/MiiXfxjpmJ

2020-05-24 10:49:11
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デヴィッド・ボウイ『Low』(1977)。薬物禍脱出のためにベルリンに居を構え、ヴィスコンティ&イーノと制作した、ベルリン3部作の第1弾にして最高傑作。ジャーマン・ロックの影響下にある環境音楽への探求の旅は、見事、ボウイ文法を確立させた。並行制作した、ボウイ監修のイギー『Idiot』は兄弟盤。 pic.twitter.com/vWoKOUiPv8

2020-06-01 01:44:53
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デヴィッド・ボウイ『Heroes』(1977)。ベルリン録音、スタッフ陣、独ロックからの影響等、前作の姉妹篇にしてこれまた超重要盤。ベルリンの壁の傍で落ち合う恋人から着想を得た表題曲、ナチスの兵器を題材にした「V-2 Schneider」等、名曲山盛り、ニューウェイヴ勢に多大な影響を与えたゴツい音盤。 pic.twitter.com/pivr4DqEF6

2020-06-15 03:15:21
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デヴィッド・ボウイ『Lodger』(1979)。スイス録音、エスニック・ポップ時代開幕盤。ボウイ自身もヴィスコンティもイーノもミックスに不満で、後年再ミックスが施されたが、オリジナルのこの靄こそが肝。「D.J.」「Look Back In Anger」「Boy Keep Swinging」等、80s以降のライヴ曲多数収録の快作だ。 pic.twitter.com/aqlznJBGnI

2020-06-15 15:37:20
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デヴィッド・ボウイ『Scary Monsters』(1980)。RCA期最終作の14th。リアルタイムで最初に聴いたボウイ作で、何より、名曲「Ashes to Ashes」「Fashion」のMVのイメージがまずあった。魅力的な旋律が全編持続する、完成度高いニューウェイヴ・ポップ作で、80年代という名の袋小路に入る寸前の極上盤。 pic.twitter.com/DWww8Krags

2020-06-16 03:34:09
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デヴィッド・ボウイ『Let's Dance』(1983)。当時バイト先で阿呆みたいにかかってた、隈なく懐かしいメガセールス盤。ナイルにボブクリとくればこうなるという見本のような80sポップだが、薬を断ち、キャラクター仕立てから降りたボウイが、実直な歌詞を書いて、ルーツのR&Bに立ち返る姿は清々しい。 pic.twitter.com/nm2HoJ098E

2020-06-18 01:52:44
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デヴィッド・ボウイ『Tonight』(1984)。9曲中5曲がIポップとの共作曲で、自作曲が2曲のみという、本人も認めるスランプ突入期の音盤。4th『Hunky Dory』から間断なく続いた名作群の後に聴くと別人のようだ。それでも本作には「Loving the Alien」がある。「異なるものを信じ、異邦人を愛するのだ」。 pic.twitter.com/xF49t1E31A

2020-06-18 04:26:55
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デヴィッド・ボウイ『Never Let Me Down』(1987)。迷走期と自認する80s最終章。後に“自分が作ったことが信じられない出来”と明かすが、過剰プロデュースの皮膜を剥がすと、実は佳曲揃い。レノン風の表題曲や「Time Will Crawl」等、忘れ難いシングル曲も収録。ひとえに、煩いスネアが邪魔なのよね。 pic.twitter.com/QFAcuSZAv5

2020-06-19 04:06:46
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Billy Bragg (1957-)

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ビリー・ブラッグ『Life's a Riot with Spy vs Spy』(1983)。一人エレキギターを抱えて政治や愛を弾き語る作法は当時“ワンマン・クラッシュ”と形容され、NME83年年間アルバム3位が象徴するように衝撃をもって迎えられた1st。今や古典の「Milkman of Human Kindness」「A New England」収録。マスト。 pic.twitter.com/ra5tlfWBnn

2020-05-04 00:30:29
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ビリー・ブラッグ『Brewing Up With』(1984)。初日本盤リリースの2nd。右翼政治の報道支配、炭鉱スト、フォークランド戦争、失業問題等、サッチャリズムの急進的新自由主義と切り結びながら、何よりも楽曲の質に拘る若きビリーの姿がある。ニューエスト・モデル結成の背中を押してくれた俺的重要盤。 pic.twitter.com/9Ip7n1HTYI

2020-05-04 01:33:27
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ビリー・ブラッグ『Talking with the Taxman About Poetry』(1986)。極上の3rd。KマッコールとJマー客演の「Greetings to the New Brunette」、名労働歌「There Is Power in a Union」等、今や古典の名曲群が並ぶ。当時20の俺は大阪キャンディホールの来日公演でKO食らい、終演後楽屋へ押し掛ける。 pic.twitter.com/7lHOfd6fgS

2020-05-13 02:31:49
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ビリー・ブラッグ「Workers Playtime」(1988)。ジョー・ボイド監修、日常の人間模様を描く、ソウル志向が鮮明に現れた4th。「Must I Paint You a Picture?」「Price I Pay」「Short Answer」等の珠玉のラヴ・ソング、今や古典の「Waiting for the Great Leap Forwards」収録。当時聞きまくった一枚。 pic.twitter.com/jHiHv8tUGa

2020-06-23 14:50:20
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ビリー・ブラッグ『インターナショナル』(1990)。天安門事件で学生たちは「インターナショナル」を歌った。本作のヴァージョンは、ベルリンの壁崩壊後に東欧ツアーをやったビリーが、歌詞を書き換えたもの。 pic.twitter.com/rs5Xw5L9yF

2019-06-03 02:49:11
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ビリー・ブラッグ『Mr. Love & Justice』(2008)、アナログ盤降臨。全編穏やかだが、初期のようなヴァラエティに富んだ曲調が居並ぶ名品。「俺たち自ら動いて、世界を変えるんだ、自分の力を信じよう」とストレートな一曲目から、愛と公正、ビリー節全開。イアンマクレガン、ロバートワイアット参加。 pic.twitter.com/mxmYy1rrW9

2019-03-17 23:23:18
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ビリー・ブラッグ『Tooth & Nail』(2013)、アナログ盤購入。ジョー・ヘンリー・プロデュース、底辺の人生を訥々と歌い上げる、穏やかでシンプルなフォーク・ロックが続くが、アルバム・タイトルは、歯と爪だけになっても闘いは続くという宣言。ウッディ・ガスリーの「I Ain't Got No Home」も収録。 pic.twitter.com/uEjGX7Xx6e

2019-03-17 16:06:49
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ビリー・ブラッグ&ジョー・ヘンリー『シャイン・ア・ライト』(2016)。このアルバムは知らなかった。2人で長距離列車・テキサスイーグルに乗り込み、レッド・ベリーやハンク・ウィリアムズ等の鉄道歌を、 3日間の旅の間に、駅の待合室や線路脇に機材をセッティングして録音した企画盤。めちゃ良い! pic.twitter.com/MeCf0tk6et

2020-01-14 13:52:53
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The Doors (1965-1973)

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ドアーズ『Doors』(1967)。13の春、エルヴィス以降の米ポップスを時系列で流すFM番組があり、勢い録音したテープには鮮烈に異彩を放つ「Light My Fire」があった。この驚異的1stは、主軸のマンザレク、多才なクリーガー&デンズモア、ポエム男モリソンによる奇跡的結晶、旧世代への壮麗な葬送曲集だ。 pic.twitter.com/8wdSt5N4qC

2020-04-06 14:01:21
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ドアーズ『Strange Days』(1967)。最高傑作の2nd。8トラック導入で緻密な音作が可能になり、一発録音の1stと比べ、演奏の繊細な機微が浮上。何より、全篇息切れしない楽曲の集中力!「Love Me Two Times」「Moonlight Drive」…そして光彩放つ「When the Music's Over」で完璧なフィナーレを迎える。 pic.twitter.com/KHhhUOsOuz

2020-04-07 04:01:13
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ドアーズ『Waiting for the Sun』(1968)。「Hello, I Love You」収録の3rd。圧倒的前2作の後では形勢悪く、出涸らし状態で酒樽に浸かっているモリソンを他メンバーが盛り立てる構図。“お茶の間のベトナム戦争”を問う演劇的な「Unknown Soldier」、モリソンが彼女パメラを歌う「Love Street」がいい。 pic.twitter.com/TdnwQ2rOWF

2020-04-07 13:47:59
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ドアーズ『Soft Parade』(1969)。諸問題抱えたジムに変わり、多くの曲作をロビーが担当、ロスチャイルドによる管弦導入が決め手の4th。「Tell All the People」「Touch Me」「Runnin' Blue」「Wishful Sinful」等シングル曲の比類なき諧調は正に理想のポップ。中川敬のドアーズ最多スピン盤。完璧! pic.twitter.com/3z8ngEckOg

2020-04-16 02:57:19
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ドアーズ『Morrison Hotel』(1970)。初めて全曲ジム作詞の自作曲を揃え、ロビーのギター・リフを前面に押し出したブルース・ロック作の5th。1st から洩れた「Indian Summer」は本盤収録。10代後半、ニューエスト・モデルの前身レモン・スクイーザー時代、このギター・アルバムは得難い教科書だった。 pic.twitter.com/wJ8d7PsKHt

2020-04-22 13:25:13
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ドアーズ『L.A. Woman』(1971)。4人体制ドアーズの最終作。ロスチャイルドが去り、リハスタに8トラック・レコーダーを持ち込み原点回帰、プレスリーのバックマン、Jシェフのベースが決め手のアーシーな名盤。辞世句的「Riders on the Storm」を産み落とし、リリース3ヶ月後にジムは他界する。27歳。 pic.twitter.com/Fdn4eN8xxU

2020-05-07 19:30:12
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ドアーズ『Other Voices』(1971)。ジム急逝により、レイとロビーが歌を担当して完成させた7th。ジム不在の最終2作は常に無視されるが、『L.A. Woman』に通底する音世界、「In the Eye of the Sun」「Ships w/ Sails」辺りは、ジムが歌っていれば今頃古典扱いだった筈。聴くなら2015年リマスターで。 pic.twitter.com/DNf3yt73nK

2020-06-13 04:22:33
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ドアーズ『Full Circle』(1972)。ジム死後の2作目、事実上バンドの最終作になる8th。前作以上に世から忘れられた音盤だが、女性コーラスの起用、ジャズ・ロック的な「Verdilac」「Mosquito」、チャールズ・ロイドがフルート客演する「Piano Bird」等、バンドが依然好調であったことを物語る佳作だ。 pic.twitter.com/8t0ZMhOfY5

2020-06-14 02:34:12
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ドアーズ『An American Prayer』(1978)。ジムの生前の詩の朗読音源に、あとの3人が演奏を追加した企画盤で、ドアーズ名義の最終スタジオ作。朗読の多くは70年12月8日、ジムの27歳の誕生日に録音されたもの。フュージョン風味の3人の演奏と朗読の相性も良い。「Roadhouse Blues」のライヴVerも収録。 pic.twitter.com/dKUs6Vn9mv

2020-06-22 14:43:47
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まとめたひと
田中 一彦 @tanakazuhiko

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