tweet from 2019.
4
前へ 1 ・・ 3 4 ・・ 7 次へ
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョン・レノン『Mind Games』(1973)。強烈な3作の後で分が悪いが、最も柔和なジョンの世界が展開する、「失われた週末」期の4th。当時の精神状態を反映した内省的な佳曲群はどれも魅力的で、レゲエを忍ばせた「Mind Games」「Bring on the Lucie」が要。ゴードン・エドワーズのベースがいいのよね。 pic.twitter.com/UfhBjGekrD

2020-03-26 05:29:58
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョン・レノン『Walls & Bridges』(1974)。失われた週末、ヨーコもスペクターもFAB3もいない、史上唯一の高純度レノン盤。驚異的な「Bless You」「What You Got」「#9 Dream」等、POB常連組の無類の演奏に、初期ビートルズ以来になるジョンの圧倒的集中力の持続。『ジョンの魂』に続く名盤である。 pic.twitter.com/twNGVlMgeg

2020-03-27 00:01:36
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョン・レノン『Rock 'n' Roll』(1975)。Cベリー曲盗作騒動に端を発し、スペクターの度重なる奇行の混乱を経て、最終的にセルフ・プロデュースで完成させたR&R集。「You Can't Catch Me」「Ain't That a Shame」「Slippin' and Slidin」等、圧倒的名唱が聴けるゴツい名品。14歳中川敬のヘビロテ盤。 pic.twitter.com/EPcZBU2jys

2020-03-27 15:29:29
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョン・レノン&小野洋子『Double Fantasy』(1980)。射殺される直前に発表された最終作で、初めて発売日に購入したジョンのアルバム。12月9日の昼下がり、FM大阪の速報を聞いた時の衝撃は忘れられない。「Starting Over」「Watching the Wheels」「Woman」が流れると、今でも14の冬に連れ戻される。 pic.twitter.com/NMC9GQoYCd

2020-04-03 13:56:11
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョン・レノン&小野洋子『Milk & Honey』(1984)。遺作『Double Fantasy』の次作の為に用意していた曲の素描音源集。聴いた当初は、プロデューサー付けるべきやん、と思ったが、今や染みる箇所数多。洋子の「Let Me Count the Ways」から、ジョンの最終章「Grow Old With Me」へと連なる流れは完璧。 pic.twitter.com/6a7LoZSWL2

2020-04-14 02:26:19
拡大

Paul McCartney (1942-)

ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ポール&リンダ・マッカートニー『Ram』(1971)。ジョン&ジョージの名作連射が呼び覚ましたポールの最高傑作。「Too Many People」「Uncle Albert」「Eat at Home」「Long Haired Lady」「Back Seat of My Car」等、極上の美メロ遊撃戦が続く。リンダのコーラスも無敵。中川敬のFAB4最多再生スルメ盤。 pic.twitter.com/kP8iQbOJpg

2020-03-23 19:48:51
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ポール・マッカートニー&ウイングス『Wild Life』(1971)。リンダ、Dレイン、Dシーウェルと結成したウイングスの1st。ベーシック3日間、全曲数テイクのラフなセッション集だが、ミッキー&シルヴィアのカヴァー「Love Is Strange」のレゲエver.、ジョンへ語りかける「Dear Friend」がいい。信者向け。 pic.twitter.com/dfPHDvmYNu

2020-03-25 02:21:26
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ポール・マッカートニー&ウイングス『Red Rose Speedway』(1973)。バンドで地道な小箱巡業を経て制作。名作群の中にあっては短簡で軽量だが、珠玉の「My Love」、『Ram』から外れた「Get on the Right Thing」等が救っている。前後リリースの強力シングル曲群が入っていれば普通に名盤、というヤツ。 pic.twitter.com/VL9fLwlYcS

2020-03-25 15:41:12
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ポール・マッカートニー&ウイングス『Band on the Run』(1973)。録音直前にメンバー脱退、デニー&リンダと3人で制作したウイングスの最高傑作。12の時、ラジオDJがポールの名を出したので急いでラジカセのRECボタンを押した、俺初ウイングス曲が「Band on the Run」。確執中のジョンも大絶賛の一枚。 pic.twitter.com/BCwfhEvOEe

2020-03-26 21:59:12
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ポール・マッカートニー&ウイングス『Venus and Mars』(1975)。マカロック&イングリッシュ加入、全盛期の5人で制作した名品。Aトゥーサン参加「Rock Show」、名シングル「Listen to What the Man Said」、ヘロイン過剰摂取で早逝するマカロックの反薬物ソング「Medicine Jar」等、魅力的な曲が並ぶ。 pic.twitter.com/aDRwd4gp4a

2020-03-27 23:44:36
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ポール・マッカートニー&ウイングス『Speed of Sound』(1976)。初アビーロード録音作で、メンバー全員が曲を書き歌うという、バンドに拘るポールの心意気盤。なのだが、チューリップやオフコースを思い出す(逆)。愛の歌の何が悪いねん!と中傷に抗う「Silly Love Songs」の簡素なポール節が良い。 pic.twitter.com/Nh7XtCjwkp

2020-03-29 16:07:53
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ポール・マッカートニー&ウイングス『London Town』(1978)。録音中にJマカロックとJイングリッシュが脱退、リンダ産休で、片腕のDレインの持ち味、トラッド&フォーク色が濃い音盤。ヤマハCS80が郷愁を誘う名曲「With a Little Luck」、マイケル・ジャクソンがカヴァーする「Girlfriend」等々が目玉。 pic.twitter.com/dMdLDcNT7w

2020-03-29 22:32:52
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ポール・マッカートニー&ウイングス『Back to the Egg』(1979)。フー、フロイド、ツェッペリンのメンバーが一堂に会した「Rockestra Theme」や、「Getting Closer」「Spin It On」等パワーポップ路線に接近したウイングス最終作。幻の来日記念シングル曲「Arrow Through Me」はポールの隠れた名曲。 pic.twitter.com/AQUguPPwwi

2020-04-02 01:10:06
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ポール・マッカートニー『McCartney II』(1980)。逮捕直後に発表した、10年ぶりの宅録ソロ作。シンセ主軸の意欲的なエレクトロニカ作だが、山っ気のない透徹した「Coming Up」「Temporary Secretary」「Waterfalls」「One of These Days」等、近年のウイングスの斜陽が嘘のような絶品揃いの名盤だ。 pic.twitter.com/2lsH0UQ7f8

2020-04-03 02:18:20
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ポール・マッカートニー『Tug of War』(1982)。久々にGマーティンと組んだウイングス新作制作中、ジョンの訃報が飛び込み、録音は頓挫。ウイングス解散の後、豪華客演で痛苦を乗り超えたソロ作。Sワンダーとの最高の2曲、ジョン追悼曲「Here Today」、名曲「Wanderlust」等、『BOTR』以来の本気盤。 pic.twitter.com/x2kCJ9eDC4

2020-04-05 00:31:24
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ポール・マッカートニー『Pipes of Peace』(1983)。当初2枚組でリリース予定だった前作の未収録曲と新曲で構成。Mジャクソンとのコラボ「Say Say Say」「The Man」、Sクラークとの共作「Hey Hey」、反戦歌「Pipes Of Peace」等以外も、ソウル色濃い冒険作。バイト先の有線思い出す。俺17、ポール41。 pic.twitter.com/9WxU4UP6wD

2020-04-12 22:19:40
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ポール・マッカートニー『Give My Regards to Broad Street』(1984)。自作自演映画のサントラで、Gマーティン・プロデュースの下、ビートルズの代表曲再録が目玉の盤。リンゴやJPジョーンズ、Dギルモア等参加。特段捻りのないリメイク曲群の中、当時の新曲「No More Lonely Nights」がキラリと光る。 pic.twitter.com/GEPErBrmrv

2020-07-20 14:07:36
拡大

Joni Mitchell (1943-)

ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョニ・ミッチェル『Song to a Seagull』(1968)。結婚生活を終わらせ、既にあった2作分の名曲群を一旦脇に置き、敢えて告白的コンセプト作でデビュー。「どんなに彼女のことを追いかけても、彼女は自由になることで忙しいのよ」。妥協なし。自身の血で歌を書く、ジョニの孤独な旅はここから始まる。 pic.twitter.com/s1ovLGjnJa

2020-04-14 13:41:10
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョニ・ミッチェル『Clouds』(1969)。彼女自身が曲作、演奏、プロデュース、アートワークまで手掛けた、全曲神品の2nd。「Tin Angel」「Chelsea Morning」等、NYへ出てきた彼女の新たな暮らしや恋、逡巡を瑞々しい筆致で描き、「Fiddle & Drum」で反戦を、「Both Sides, Now」で人生を歌い上げる。 pic.twitter.com/5H2Apz5Y8N

2020-04-15 01:38:24
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョニ・ミッチェル『Ladies of the Canyon』(1970)。加州に居を移し、Gナッシュとの同棲生活から産まれた3rd。ピアノ曲が増え、管やチェロが登場、「Circle Game」ではCSN&Yが唱和する。告白調は元より、環境問題「Big Yellow Taxi」、世代「Woodstock」等、主題は拡張、深化した詞曲の調和に唸る。 pic.twitter.com/fEyYB9U68O

2020-04-15 02:55:07
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョニ・ミッチェル『Blue』(1971)。Gナッシュと別れ、欧州を漂泊しながら、LコーエンやJテイラーとの関係含め、自身の心奥を赤裸々に晒す、史上最高レコードの内の一枚。「All I Want」「Carey」「California」「A Case of You」。何度聴いても、放たれる声の跳躍に圧倒される。息を呑む35分41秒。 pic.twitter.com/tEjGjlypGV

2020-04-15 13:00:59
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョニ・ミッチェル『For the Roses』(1972)。転換期、初ジャズ志向作の5th。以前にも増して歌は自由に弾み、彼女の精緻な注文に応じることの出来る、Rカンケル、Wフェルダー、Tスコットらツワモノの機微が画布を彩る。未踏地へと踏み込まんとする情熱と意欲を、内ジャケの全裸写真が象徴している。 pic.twitter.com/bJNrbwhO5J

2020-04-18 01:55:24
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョニ・ミッチェル『Court & Spark』(1974)。俺的神曲「Court & Spark」「Help Me」「Free Man in Paris」「Car on a Hill」「Just Like This Train」等々が居並ぶ、各賞総ナメ、ジョニの全作品中で最も売れた、クロスオーヴァー・ミュージックの先鞭をつける、『Blue』と肩を並べる最高傑作の6th。 pic.twitter.com/wW1OQzXsKl

2020-04-19 23:17:33
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョニ・ミッチェル『Hissing of Summer Lawns』(1975)。詩作が告白調から観察調に戻り、Vフェルドマン、Jサンプル、Lカールトンらの艶やかな演奏が光る、“ジャズ時代”の2作目。名曲目白押しだが、ブルンジの戦士の太鼓を起用した「Jungle Line」の先進性が白眉。プリンス、コステロが愛した音盤だ。 pic.twitter.com/a8aS0nAf5A

2020-04-22 03:55:19
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョニ・ミッチェル『Hejira』(1976)。ローリング・サンダー・レビューの旅先や、一人旅で書き上げた、自身の自由恋愛を綴るライヴ常連曲を数多産出した名作。何よりジャコパスの初参加だ。「ジョコは私の夢の演奏家よ」。シンプルな気高い音響から、荒涼な前人未到地を行くジョニの鼓動が聞こえる。 pic.twitter.com/8p3TnvFZOU

2020-04-24 15:28:49
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョニ・ミッチェル『Don Juan's Reckless Daughter』(1977)。フュージョン路線をより実験的に押し広げた創造性全開2LP。ジョニとジャコのみで劇的展開する「Talk To Me」、Wショーター参加の16分大作「Paprika Plains」、太鼓と歌のみの「Tenth World」「Dreamland」等、誰も止められない雑種天国。 pic.twitter.com/peHDKy0bFV

2020-05-03 14:33:10
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョニ・ミッチェル『Mingus』(1979)。コラボのさなかに逝去した巨匠チャールズ・ミンガスに捧げた追悼盤。4曲がミンガスとの共作曲で、ジャコのフリーダムな空間的ベースを核に、魂の深淵を舞い遊ぶようなジョニの歌が響き渡る。未亡人が提供したミンガスの日常会話テープが端々に挿入されている。 pic.twitter.com/QNW1jRoocb

2020-05-10 05:50:32
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョニ・ミッチェル『Wild Things Run Fast』(1982)。ゲフィン移籍第1弾、3年ぶりの13th。ジャズ時代が終焉し、次に彼女が選んだのは「ロック」。Sルカサー、Mランドウ、Lリッチーらと、ニューウェイヴ・ポップ風味のフュージョン・ロックを展開、『Court & Spark』の頃のラヴリーなジョニの生還だ。 pic.twitter.com/8FpcXzjPoD

2020-05-20 04:46:53
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョニ・ミッチェル『Dog Eat Dog』(1985)。ギターを下ろし、夫のLクレインと共にシンセとサンプラーを駆使、Tドルビーが参加する80sエレポップな異色作。本人が政治への目覚めと明かす通り、レーガン主義、農業政策、宗教右翼、アフリカの飢餓への怒りが表明され、MLキングやJレノンが讃えられる。 pic.twitter.com/Tia7Tr7iq4

2020-05-20 23:09:41
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョニ・ミッチェル『Chalk Mark in a Rain Storm』(1988)。Pガブリエル、Dヘンリー、Bアイドル、Tペティらと各曲でデュエットする、歌に重心を置いた名品。前作同様、歌詞世界は、先住民文化の破壊、水質汚染、第二次大戦やベトナム戦争等々社会性を帯び、80sポップ的音響の中で軋みを上げる。 pic.twitter.com/H93mxROzW4

2020-05-21 23:38:08
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョニ・ミッチェル『Night Ride Home』(1991)。夫Lクレインとのコンビ4作目になるゲフィン期最終作。実験的要素は排除され、静謐なアコースティック・サウンドへと復帰、加齢による声質の変化を味方につけた孤高の名品だ。丑満の闇から立ち昇るようなWショーターのサックスがまたいい。ジョニ47歳。 pic.twitter.com/GrmiFRS6ln

2020-06-19 01:01:06
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョニ・ミッチェル『Turbulent Indigo』(1994)。前作と同路線のスタジオ15th。ギターやシンセは自身が弾き、抑制の効いたコード進行の中を揺蕩う、沈着な歌世界は圧巻。ヨブ記を歌う「Sire of Sorrow」、アイルランドの修道院の人権侵害を糾弾する「Magdalene Laundries」等、90sジョニの名曲収録。 pic.twitter.com/qHrRar7EW3

2020-06-21 23:11:35
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョニ・ミッチェル『Taming the Tiger』(1998)。前前作から続く静謐フォーク路線の16th。『Hejira』期のような音響、変拍子、コードの妙が復活、気心知れた抑制的なリズム隊と客演以外の全楽器を自身が担当し、何より全編、珠玉のエレキギターが堪能できる音盤。ジョニ55歳、前人未踏の天頂に立つ。 pic.twitter.com/SkMx30uMH9

2020-06-23 01:54:02
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョニ・ミッチェル『Both Sides Now』(2000)。オーケストラ伴奏のジャズ・スタンダード集。「You’re My Thrill」等有名ジャズ曲に、自身の名曲「A Case of You」「Both Sides Now」を混ぜ、出逢いから別れまでを曲順で聴かせる。彼女の透徹した審美眼は、相手がオーケストラでも不変。素晴らしい。 pic.twitter.com/aGp6DfBuXs

2020-06-23 04:34:40
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョニ・ミッチェル『Travelogue』(2002)。前作に続くオーケストラ作で、今回は歴々たる自作名曲選の2CD大作。メンドーザのビターな管弦編曲に、ショーター、ハンコックらを絶妙に配置。ジョニ&クレインによる隅々にまで行き渡るクールで明敏な世界観は驚異的だ。そして本作発表後、引退宣言が出る。 pic.twitter.com/aa7FxdFDSU

2020-06-25 03:06:58
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ジョニ・ミッチェル『Shine』(2007)。引退撤回、イラク戦争に触発された9年ぶりの新曲群を収めた極上盤。「全作中最もシリアス」と自ら語るように、戦争、拝金主義、環境破壊を綴る歌世界が、ミニマルな音響の中で荘厳に鳴る。モルジェロンズ病や脳動脈瘤で闘病が続くが、世界がジョニを待っている! pic.twitter.com/rmOuZ0FFu3

2020-06-26 00:14:15
拡大

Nico (1938-1988)

ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ニコ『Chelsea Girl』(1967)。1stソロ。VU勢とJブラウンの簡素なギター伴奏に、彼女が嫌ったフルートや弦楽が盛り付けられたフォーク作で、ディランやTハーディンの書き下ろしの他、ルーの「Wrap Your Troubles in Dreams」「Chelsea Girls」、ジョンの「Winter Song」等が光る、正しくバナナ外伝。 pic.twitter.com/JmI4uNwDcc

2020-04-27 02:02:07
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ニコ『Marble Index』(1968)。前作から一転、Jモリソンによる曲作の勧めで全曲を自作、銘柄となるハーモニウムを核に据えて、Jケイルと2人で制作した、ドラッギーな2nd。中世欧州聖歌やトラッドに影響を受けた、ゴシック・ロックのプロトタイプで、スージー・スーやビョーク等の水源的音盤。マスト。 pic.twitter.com/CVz9XYXs8X

2020-04-27 21:17:29
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ニコ『Desertshore』(1970)。Jケイルが編曲&プロデュースを手掛けた極上3rd。ハーモニウムのドローンを棚引かせながら朗々と歌うニコに、ジョンがピアノやヴィオラ、トランペットで寄り添う、前作をより推し進めた前衛ゴシック的世界。「Janitor of Lunacy」は友人のブライアン・ジョーンズ追悼歌。 pic.twitter.com/EnkRXR1hX8

2020-05-02 04:43:14
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ニコ『The End...』(1974)。最高傑作4th。ニコの呪術的歌唱とハーモニウムに、Jケイルの雑多な楽器が的確に絶妙に寄り添う、前作と同路線だが、ドアーズの極上カヴァー「The End」、ドイツ国歌「Das Lied der Deutschen」以外全曲ニコの自作曲で、Bイーノのシンセのスパイスも効果的。全人類マスト。 pic.twitter.com/2O0kcjAu5m

2020-05-29 22:43:36
拡大

Lou Reed (1942-2013)

ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ルー・リード『Lou Reed』(1972)。イエスのメンバーらとロンドンで録音した1stソロ。「I Can't Stand It」「Lisa Says」「Ride into the Sun」「Ocean」等、過半数がVUの未発表曲で、達者な英国的グラム・ロック・サウンドに回収されている。悩めるルーの目的地が見渡せる、デモ録音的な模擬走行盤。 pic.twitter.com/RbKMHEugvC

2020-05-02 22:44:11
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ルー・リード『Transformer』(1972)。VUにぞっこんのDボウイとMロンソンがプロデュースした極上2nd。キャリア唯一のヒット・シングル「Walk on the Wild Side」、ルーの曲作の極北「Satellite of Love」「Perfect Day」の驚異的3曲を収録。VUの帰着点を示しながら、ソロの作法を決定付けた記念碑盤。 pic.twitter.com/7EnpArGKAU

2020-05-26 22:58:59
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ルー・リード『Berlin』(1973)。薬物禍の夫婦の悲劇を描くロックオペラ。売春、鬱、DV、子供との別離から自殺に至るヘヴィな物語の顛末が、豊穣な旋律と編曲、JブルースやAダンバーらの最高の演奏により詠い上げられる。「Kids」はケン・ローチ『レディバード』の世界。俺的ルー最多スピン盤の神品。 pic.twitter.com/b6nkzY2Lij

2020-05-28 21:03:11
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ルー・リード『Sally Can't Dance』(1974)。Sカッツ共同プロデュース、キャリア唯一の米トップ10アルバムの4th。RCAから売れ線を求められたポップ・ソウル路線は、「俺がサウンドに関わらなければ関わらない程売れるやん」と白状するように、バックの演奏はお任せ。自伝的「Kill Your Sons」が重要。 pic.twitter.com/GThrE7SD5W

2020-05-29 21:55:53
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ルー・リード『Coney Island Baby』(1975)。RCAとの駆引きの産物、メジャー・レーベル初のノイズ・アルバム『Metal Machine Music』の半年後にリリースした6th。再びギターを抱え、自伝的な表題曲を筆頭に、青春時代を過ごしたブルックリン、トランスの恋人レイチェルへの愛を謳う、穏やかな名品。 pic.twitter.com/zsTYL6RhQl

2020-05-30 22:42:31
拡大
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ルー・リード『Rock and Roll Heart』(1976)。アリスタ移籍第1弾、初の完全セルフ・プロデュースの7th。全曲ギターを自身一人でこなし、無性にポジティブな「I Believe in Love」や表題曲、VU時代の未発表曲「Follow the Leader」「Sheltered Life」等が、スインギーに演奏される、ジャズ期のルー。 pic.twitter.com/y8xT3CuWPa

2020-06-24 03:06:57
拡大
前へ 1 ・・ 3 4 ・・ 7 次へ
4
まとめたひと
田中 一彦 @tanakazuhiko

WE STRUGGLE FOR ALL OUR PRIDE.