抜粋『無意識のバイアス～人はなぜ人種差別をするのか』ジェニファー・エバーハート著、山岡希美訳、明石書店、2020.2.30.

花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

『無意識のバイアス～人はなぜ人種差別をするのか』ジェニファー・エバーハート著、山岡希美訳、明石書店、2020.2.30. (p.13)潜在的なバイアスの影響を受けるのに、あなたが人種差別主義者であるか否かは関係ない。潜在的なバイアスは脳の構造と格差社会が作り出した歪んだレンズのようなものである。 pic.twitter.com/CvjwKSKtll

拡大

拡大

拡大

花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

私たちの意識している認識や意図的な志に関係なく、それらの考えは、私たちの認識、注意、記憶、行動を偏らせる力を持っている。私たちが人種に持つ考えは、私たちが日常的に晒されているステレオタイプによって形作られている。アメリカ社会で最も強いステレオタイプは黒人と犯罪を関連づけるものだ。

花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

(p.14)　バイアスは人生の一つの領域に限定されるものではない。一つの職業、人種、国に限定されるものでもない。また、一つのステレオタイプ的な関連づけに限定されるものでもない。人は肌の色、年齢、体重、人種、訛り、障碍、身長、性別など、あらゆる特徴に基づいてバイアスを持つことがありうる。

花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

(p.15)　潜在的なバイアスに立ち向かうには、客観的に自分自身を振り返る必要がある。自分の目を見つめて、ステレオタイプや無意識的な関連づけがいかに容易に私たちの現実を形作ってしまうかについて向き合う必要がある。

花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

恐怖とバイアスによって歪められたレンズの存在を認めることで、私たちはお互いをはっきりと認識することに一歩近づく。そして、バイアスが生じた時に残し得る社会的な悪影響やその惨状を明確に認識することに一歩近づくのである。 　変化に必要なのは、手の届く範囲で、心を開いて注意を払うことだ。