(折々のことば:2899) 「共感しないことは相手を嫌うことではなく、新しい視点を手に入れて、そこから対話をするチャンスなのです」(東京都現代美術館) 展覧会『あ、共感とかじゃなくて。』のちらしから。 asahi.com/articles/DA3S1… twitter.com/nabe_chan_/sta…
2023-11-03 18:51:48「あ、共感とかじゃなくて。」展。会期はいよいよ今週末まで。お見逃しなく!再訪も歓迎。 以下日時は「担当学芸員による、ゆるゆるおしゃべりアワー」を開催。どこかのタイミングで僕も行くかも。 ▶︎11/3(金・祝)11-13時 mot-art-museum.jp/events/2023/10… ▶︎11/5(日)13-17時 mot-art-museum.jp/events/2023/10…
2023-11-02 14:22:16( 前掲書p.26, クリティカルシンキング練習帳 ) CTを行う理由が少しでも合理的な結論にたどり着きたいということなのだとすれば、論争の相手は、実はその同じ目標のために協力する大事なパートナーなのである x.com/shinshin_caree…
2023-11-03 18:57:33東京都現代美術館(MOT)の「あ、共感とかじゃなくて」展へ。MOTの展示は毎回ツボだけど今回のはふだん思ってることが会場内に溢れていてテーマに反して共感してしまった…。「共感しないことは相手を否定することではなく、新しい視点を手に入れて、そこから対話をするチャンス」→まさに! pic.twitter.com/Lg05z5a05L
2023-10-29 12:55:15(いがらしみきお ) 世界に満ちている暴力と貧困と差別に気づかされる瞬間はとても痛ましい。信じるということは人生という自分の持つ限られた時間を、信じるものへと差し出す覚悟のこと。ワンクリックではなく、その信じるもののところまで、歩いて行かなければならない。 x.com/SaraReyi/statu…
2023-11-03 19:02:47Please like and share, Maybe he will see it. pic.twitter.com/QX9VRxFpqt
2023-11-03 15:59:00Robert E. Goodinは、自立した強い個人と個人が自発的に関係を結び義務や責任を負う契約論モデルに対し、ヴァルネラブルな(脆弱で傷つきやすい)人を中心とする「傷つきやすさを避けるモデル」を提唱した。x.com/nagasakanahomi…
2023-11-03 19:09:03「あ、共感とかじゃなくて。」展に2度足を運んだ 渡辺篤さんの「ここに居ない人の灯り」 7つの灯りは、あらゆる事情で美術館に行きたくても来られない、孤立を感じている人が遠隔からライトをON/OFF操作している 5つついていた ここに来られるわたしは幸せ、来られないだれかは不幸、なわけじゃない pic.twitter.com/y9ku5LwoIe
2023-10-31 01:34:12岡野八代さんは、この責任の分有可能性について「責任(responsibility)は、応答が可能(able)かどうかを含む概念であり、責任が果たされるなら誰が果たしてもよいという。 x.com/nofrills/statu…
2023-11-03 19:20:33「伝える」という行為を、つなげていきましょう。橋を架けることをやめてはならない。 twitter.com/atsyjp/status/…
2023-11-02 13:32:11( Brene Brown \ TED ) 恥というのは関係性喪失への怯えとして理解することができます。自分が関係を持つに値しないと思われることを想像すると誰もが自分の中にも見い出せるものです。 逆に恥を経験しない人がつながりや共感を持ちえるはずがありません。 x.com/wtsurumi/statu…
2023-11-03 19:26:34東京都現代美術館でやっている「あ、共感とかじゃなくて。」展、渡辺篤さんの「I’m here project」の写真がよかった。 ひきこもっている人に自室の写真を送ってもらい展示する。物やゴミだらけの部屋にも見入ってしまうが、逆にガラーンとした部屋にはもっと驚いたり。 他の展示もなかなかよかった。 pic.twitter.com/4HnZs2Wg9S
2023-11-02 21:49:36勇気―そもそもはラテン語で心を表わす“cor”という言葉の定義は自身のことをあるがままに話すということです。こうした人々は、不完全であってもよいとする勇気こそを持っていたのです。 自分たちの心をもろくするものこそ、自分たちを美しくすると彼らは信じています。 x.com/kozokubo/statu…
2023-11-03 19:30:46★なんか面白そう mot-art-museum.jp/exhibitions/em… こんな配慮も → 「展示室でのすごしかた」 感覚特性のある方、美術館に慣れていない方へ mot-art-museum.jp/exhibitions/So… twitter.com/kopo_adhd/stat…
2023-11-02 09:21:09私たちは心のもろさに溢れる世界に生きています。心のもろさを扱う一つの方法は、その感覚を麻痺させることです。でも、そうした気持ちを麻痺させる時、同時に喜びや 感謝の意や幸福も同時に麻痺させてしまいます。恐れれば恐れるほど心はもろくなります。それがまた恐れをよぶのです。 pic.twitter.com/xU9tyLbTse
2023-11-03 19:37:01そこには議論も対話もなく、批難だけがあります。批難は痛みや不快を解放する手段です。自分自身を心の底からさらけ出すこと、心のもろさもさらけだすのです。あるがままで愛すことです。 そして最後に。もっとも重要だと考えるのは、自分はよくやってると信じることです。x.com/nabe_chan_/sta…
2023-11-03 19:46:49「あ、共感とかじゃなくて。」は本当にとってもいい展覧会。おそらく、設定されてるテーマがほぼ僕のこれまでの活動とすごく近い。ただ、共感不可能性や共感の副作用性の課題への扱い方を一部で誤読させてしまってる感じと(仕方ない。だって誤読も自由だもの)、
2023-10-28 10:16:23なぜなら、自分はよくやっていると言える立場を信じて、そこから働きかける時には、叫ぶのをやめて傾聴し、もっと優しく穏やかに周りに接し、自分自身にも優しく穏やかになれるのです。(2011) x.com/nabe_chan_/sta…
2023-11-03 19:51:10国立新美術館の展示も悪くないと思っています。すごいモヤモヤするの。まあでも、対話ってモヤモヤでいいし、齟齬もあるし。そういう場所に作者も立っています。国立新美術館の展示は12月25日まであるので、モヤモヤについて話す、モヤモヤしたトークをやれたらと思う。モヤモヤして待っていて下さい。
2023-10-28 10:16:25(重信幸彦さん) 総動員体制下の日本では、戦意をいかに作り出すかが重要でした。さかんに出されたのが銃後の美談です。見えてくるのは、同じ方向を向くよう自らを拘束し、また自らも作り出す側になる「空気」です。 x.com/abierkhatib/st…
2023-11-03 20:02:30“ antisemitism shouldn’t be used as fear tactic to not support what’s happing to Palestinian people” Listen to the young Jews and show them support and love. They need it #Gaza #Israel pic.twitter.com/9yTxbIgMid
2023-11-03 12:40:42その空気の中で、追い詰められた人々が、自発的に戦争に参加する道を選択していきました。圧力というよりも、もっと本人も気付かない形で、身近な人々との関係性の中にそうした空気が存在していたことが読み取れます。他者への共感や同情、そして善意の動員が起きていました。 x.com/ui0i3BI78G41RG…
2023-11-03 20:11:04イスラエル軍の元兵士の証言記録を読むと、子供の頃から、いかにシオニズムに洗脳されてきたかがよく分かる。イスラエルという国全体が実はそうだったと、軍隊に入ってから気づく。 twitter.com/tkatsumi06j/st…
2023-11-02 19:42:39否定できない無敵の善意や共感が生み出す空気の中で、人々は自発的に同じ態度を取り、空気を再生産していった。 動員は、外から縛られるものだけではないのです。 『やらされる』のではなく、自発的にやる。『いいこと』なので無敵なんです。 x.com/chokusenhikaem…
2023-11-03 20:14:14情動的共感 : 感情的な同情 認知的共感 : 理性的な同情 偏向していて合理的な判断を誤らせる「バイアス」のある前者をブルームは危ぶみます。 〈特定性〉を重視し〈数的感覚が欠如〉していて〈焦点〉が著しく狭い。 抽象的な集団より、具体的な個人を〈ひいき〉します。youtu.be/lIolyblFadQ?t=…
2023-02-26 22:23:12批判もできない。日常的に抱く共感、同情、善意が、自分たちを縛っていく。人間関係の根っこで、社会をつくる基本的な感情までもが動員の対象になった。 陸軍が銃後美談だけを集めた冊子を作っていたことは、共感が戦争協力に不可欠だったことを表しています。 x.com/chokusenhikaem…
2023-11-03 20:16:38情動的共感から政策を決定すれば、共感を集める特定の集団をひいきした人種差別的な政策を容認しがちです。 共感のスポットライト効果の外側、共感の対象とならない敵や相手集団に対しては、共感はむしろ残虐とも思えるレベルの暴力を引き起こします。
2023-02-26 23:07:11美談の登場人物は、誰も『制度が悪い』と言わず、自発的に相互扶助で何とかする。 日常生活すべてが戦争の中に位置づけられてしまう時代、一人の人間の中にもさまざまな思いがあったはず。 私たちがその『分からなさ』に耐えられず、今の願望で見てしまうことは危うい。 x.com/chokusenhikaem…
2023-11-03 20:20:48情動的共感によって喚起された暴力行為は、外部から「残虐」や「不当」であると評価されようと、主体的には『正義』であり『善』であり『道徳的』なのです。 「奴らは住民たちを虐殺している」という扇動は、共感への訴えが戦争擁護論としても使えることを示唆します。
2023-02-26 23:18:24情動的共感は〈目をつぶる〉ことを選択肢としてしまい、スポットライトを限定してしまうため、自己満足と不公平を招きます。戦争に限らず、私たちは知らないうちに、自発的に、大きなものの歯車になってきたのではないでしょうか。コロナ禍では『自粛警察』が現れました。 x.com/chokusenhikaem…
2023-11-03 20:25:39情動的共感が郷党的な偏見を招く理由について、リサ・フェルドマン・バレットは、情動の形成には文化や環境が不可避的に作用するので、必然的に郷党的にならざるを得ず、そのバイアスは、メディアによってさらに増幅されると言います。リベラルでさえ、ネットでの吊し上げに加わるわけです。
2023-02-26 23:49:02共感や同情にブレーキをかけることは、とても難しい。できることは、その時に「こうなっている自分は何なんだ」という問いを重ねていくことぐらいでしょうか。 だれもが、今の自分の関係性の中で、自分はどう振る舞っているか考えてみると、銃後の美談の見え方も変わってくるかもしれません。
2023-11-03 20:28:16残虐な人間が共感を欠くわけではありません。ヒトラーもゲーリングもプーチンも犬好きです。 「善意」も「共感」に置き換えられます。共感は攻撃性の燃料としても作用して、同胞感情・報復感情を醸成し、残虐行為の前駆になり得ると、ポール・ブルームは『反共感論』( 2016)で述べました。
2023-11-03 20:31:38「他者への没頭は、それが支援であれ、妨害であれ、愛情であれ、憎悪であれ、つまるところ自分から逃げる為の手段である」 世界には森羅万象の当事者がいます。同情にせよ共感にせよ、非当事者が表出するには相応の覚悟が要ります。それは「忘れない」「考えることをやめない」良心に他なりません。 pic.twitter.com/fhZigFShzi
2023-11-03 20:42:27歴史研究家リアンさんは「生き残ることと、人生をもう一度やり直すこととは天と地ほどの差があった。それは今も昔も変わらない」 だからこそ、『アンネの日記』出版後、アンネの父オットーの人生をかけた取り組みに共感するといいます。 x.com/chokusenhikaem…
2023-11-03 20:44:401940年、ドイツ軍がオランダに侵攻。当時の人々も「偽情報」に翻弄された。ドイツのスパイが紛れこみ牛乳や飲料水に毒を入れているというデマが広がった。ドイツ軍の内通者がチョークで暗号を書いていると信じた女性らはブラシで壁を掃除し始めた。asahi.com/articles/DA3S1…
2022-12-22 13:02:42子どもが他者の気持ちを推し量って行動することを望む日本人の母親の傾向を、東(1994)は、「気持ち主義」と呼びました。日米の小学校における作文教育や歴史教育に関する研究(渡辺、2004)では、「分析力」を重視するアメリカの教育法と「共感力」を重視する日本の教育法の違いが指摘されています。
2023-11-03 20:50:47共感では、「共感競争」つまり誰が被害者をいちばん理解しているかという心理的競争が起きたり、ウクライナに対するような「共感疲労」( compassion fatigue ) が起きて燃え尽きてしまうこともあります。 x.com/identity_65535…
2023-11-03 20:59:27“グレーゾーン”は生きづらさを語っても金にならないんですよね、映画にならないから。 人々が共感したくなるような「ストーリー性」を持てない生きづらさには、見えない地獄があるんですよ。
2021-02-07 20:35:41(佐藤卓己教授) ネットの扁桃体であるツイッターは「脱文脈化」メディア。ツイッターが歴史を語るメディアとしてふさわしいのか。 歴史は共感や感動できることだけで構成されていない。共感の得やすい「被害者」としての視点だけが繰り返される危険性を考えないといけない。 x.com/tako_ashi/stat…
2023-11-03 21:07:51「黙って耐える人々への共感」は、実のところ、声をあげる者、告発する態度、プロテストする人間たちへの反発を別の形で言いあらわした抑圧の表現だったりする。注意深く検討しなければならない。
2020-10-25 11:03:30島薗さんはコロナ遺族の悲しみが「公認されない悲嘆」になっていると指摘しました。「悲嘆は分かち合うことで和らげていくことができます。東日本大震災では悲しみへの共感と連帯がかなりあったのに対し、コロナ禍では見えにくい」
2023-11-03 21:17:39「人間は共感が高まるほど分析的思考が弱くなる」という研究があります。私たちは生来、共感と論理を両立させるのが苦手な生き物なので、ネットやSNSと上手に付き合うためには、共感的妥当化について自省し、ファクトに基づいて理解する必要があります。
2023-11-03 21:30:14LGBTQに共感できない人でも、等しい存在として扱う制度をどう作るのかに関しては協働できる筈です。 山室信一は『アジアびとの風姿』で、かつて自分が育った場所で身につけた「皮膚感覚と対比しつつ感じ取る」周縁と地べたからの眼差しが不可欠だと説きました。 x.com/BUNKUROI/statu…
2023-11-03 21:53:13「ハマスは勝てないのわかってて、わざとイスラエルにガザ住民殺させて、結果的に世界でイスラエル批判させるのが目的。情報戦、心理戦だ!」 という解説をメディアで目にするたび、「んー、ワイが知ってるアラブ人の考え方とはだいぶ違うなー」としか感じないです。これってワイの感想ですけど
2023-11-03 16:19:30被爆者がガザの被害者に感じる表象不可能な痛みは、自分が過去に体験した同様の記憶が喚起される私的な困難体験 ( Harvey(2003)のいう「共感的な痛み(empathetic pain)」) なのだと思います。 youtu.be/rjj8jxpHc5c?si…
2023-11-03 22:46:38