ドン・カルロス、主要人物の心情と真逆のことをコーラスが歌ってるシーン多くてニコニコする。 (愛する人を失ったエリザベートとカルロスをよそに、婚姻により訪れる平和を喜ぶ臣下たちなど)
2022-05-18 17:24:06ここまで見ていて「カルロス・エリザベートの許されない恋」と「フランドルをはじめとした新教徒への弾圧」の二軸が若干とっちらかってるんだけど、残りでうまくまとまるんだろうか
2022-05-18 17:25:53とくに大審問官のテーマすごかったわ。聴いたら誰でも「こいつがラスボスだ!」ってわかる。 前半で巨悪に見えた奴すらも硬直化した構造の犠牲者でしかなかったって展開を綺麗にキメてた。
2022-05-18 19:51:46ロドリーグ役の人の幕間インタビューにカルロス役の人が「なんで剣奪ったんだよー!」って乱入してきたり、ロドリーグ役の人がつくったロドカルイメソンが流されたりして、このカンパニーはロドリーグ×カルロス大正義じゃんとなった。お迎えにも来るし。やはり1幕で抱いておけばよかったのでは。
2022-05-18 19:56:47スタッフインタビューで「ドン・カルロスは歌うま大会になりがち。そうならないためには技量の高い歌手をプリンシパル6人揃えるしかない」という趣旨のことを言ってたんだけど、わかる気がする。どこかひとつでも凹んでるともう物語がうまく織れない。
2022-05-18 19:58:575幕のカルロスとエリザベートの語らいすごい感動したんですよ…。二人とも大人になったんだな、あの世を信じられるってこういうとき強く美しい力を発揮するな、プラトニックな愛って素晴らしいみたいな…。 それが上げ落としエンドってことある!?おいヴェルディ💢またはシラー💢💢
2022-05-18 20:00:55いま調べたら4幕版だと第1幕が丸々なくなるらしい。そんなことある????あそこなかったらカルロスだいぶポンコツに見えない??5幕でもだいぶやばかったのに。
2022-05-18 20:02:33ドンカルロスとリゴレット、どちらも「この世、最悪」って気持ちになるストーリーなんですけどリゴレットの方が座りはいいと感じました。ドンカルロスはわりとハピエンに向かえそうな空気がずっと漂ってるのに対し、リゴレットは早い段階で「これ大惨事にしかならねえな」と構えられるため?
2022-05-18 20:07:33ドン・カルロスはあの時代の煮詰まり切ったカソリックの閉塞感が感じられるのはすごい良い。ほんとうにいるなら助けてやれよ神さま、あんたの子ら全員すげえかわいそうだよ…。
2022-05-18 20:14:50エリザベートの衣装、フランスにいたときは白でだんだん暗い色になっていって第5幕で他のスペイン人キャラと同様に喪服のような真っ黒になっていったのが印象的だった。覚悟の表れかとも思ったけど、スペインの閉塞感に捕われてしまったってことなのね…。
2022-05-18 20:18:58カルロスが「王の寵臣のお前に不貞を疑われる手紙を預けるのは…」ってなっちゃった瞬間が切なかったなあ。ああいう瞬間って(もうちょっと軽い内容なら)日常生活でもあるよね。
2022-05-18 20:22:442022/6 CROSS ROAD
かなり前に「歌詞のない音楽で人を傷つけることはできるのか(難しいのではないか)」というツイートを見かけたんだけど、パガニーニのように「聴くと呪われる音楽と言われてる曲を不同意で聞かせる」は数少ない例外かもしれない。
2022-06-18 14:13:36ありとあらゆる芸術は文脈ありきなところがあるので(文脈無視したら見聞きはできても評価はできない)、やはりどんな表現物もふつうに人を傷つけうるよな。 結婚式の余興で友人親族がれりごー弾くのはインストでもギリアウトだと思うし。
2022-06-18 14:17:37中川晃教、「とりあえずソロ1曲丸々女声音域で歌います」から始めるのつよつよすぎるのよ。あまりにも楽に歌うからキーの高さに気づくの遅れたわ。
2022-06-18 21:16:002022/6/25 アラバスター
ミュージカル「アラバスター」幕間〜。 手塚治虫のロック役の人、2.5次元として説得力がありすぎる。ロックってああいう顔してたんだな…
2022-06-25 18:18:39幕間時点での感想ですが、いいところと好みなところとダメなところがあってめちゃくちゃ評価に困りそうという予感がしている。 なんで中盤からの方が重ね合わせや時系列入れ替えが少なくなるんだ。
2022-06-25 18:22:11アラバスター終演〜。 役者の皆さんよかった。とくにロック役の矢田さん。カテコで「すごい綺麗じゃん!→あ、ロックだから表情が歪んでたのか」となった。最悪な良いロック・ハート(褒め言葉)
2022-06-25 19:49:21作品全体については…プラマイでマイナスに振れてますね残念ながら。意図不明なナンバーが多すぎるのと、時系列を無闇に混乱させすぎ。テーマである「美しさ(醜さ)とは?」について深く考えられる内容だったかも疑問。(透明であるとは?については考えさせられた)
2022-06-25 19:52:49原作読んでないからなんとも言えないんだけど、やっぱり美醜の話というよりは「透明になろうとした/させられた」者の話とした方が整理できるし深まる気がするんだよな
2022-06-25 20:12:48METライビュ ランメルモールのルチア
幕間〜。 エドガルド役の人めっちゃいいな。彼が出てくるとすごい「現代アメリカ」の納得感が出る。声質や見た目のおかげもあるけも、演技とかけっこう工夫してるんじゃないかな。
2022-07-01 14:34:2318世紀スコットランド貴族社会が舞台の話を現代アメリカラストベルト治安悪めエリアに置き換えてるのでどうしても見た目と音楽の違和感が拭えなかったんだけど、エドガルドはなぜか異様にフィットしてた。
2022-07-01 14:36:07幕間2! いや2幕めちゃくちゃ面白かったな…! 作中はじめてルチアと兄が直接話をするんだけど、ルチアの嫌悪と反抗が剥き出しで「これは現代アメリカですわ」となった。年上男兄弟を立てる・敬意を持つことがデフォルトではない時代場所に生まれないとあの顔にはならん。
2022-07-01 15:38:21現代になったせいでエンリーコ(兄)よりも牧師にヘイトが向いたの私だけ? それが「犠牲」であるとわかっていながら、亡くなった母親まで持ち出して好きでもない人と結婚するように勧めるの、「地獄に落ちろ」としか言いようがないんだけど。
2022-07-01 15:42:073幕でルチアがアルトゥーロを殺したことを知った町の人たち、「私たちに神の怒りがありませんように」って言うばかりで誰もルチアを哀れまなかったの引いた。滅びろあんな町。
2022-07-01 17:13:03狂乱の場、20分あることに身構えてたんだけどぜんぜん長く感じなかったのすごいな。すごく聞きごたえがあった。 (歌手とオケ両方の腕と呼吸が合わないと本当に聞いてられない地獄の時間になりそうだ…)
2022-07-01 17:14:342幕でハリハリからどでかいヘイトを買ったライモンド、アルトゥーロの第一発見者になりエドガルドの死に場も見る羽目になったのでまあ相殺されたかなというかんじ。
2022-07-01 17:16:26