プロローグの「生まれ変わるのだー!」からタイトルがバーン!って出るのめちゃくちゃ良いですよね…。あそこまでがプロローグって完全初見勢にもわかるし。
2021-06-12 21:15:34夫にレミゼを見てもらえたことで、「民衆の歌(レミゼ)とふるさとの赤い丘(パレード)は主観的に全く区別がつかない」が伝わるようになって良かったです。
2021-06-12 23:25:552021/6/26 キネマの天地
舞台裏モノでありメタフィクションものであり推理モノでもあるので脳はちょっと疲れる。でも全体2時間と井上ひさしにしては短いのでいける。
2021-06-26 14:13:12たぶん2幕目からがまともな推理?&謎解きパートなんだろうけど、1幕目の何がどう伏線になるのかめっちゃ楽しみ。要素はぶち撒いてたけど。
2021-06-26 14:14:55ロケ合宿所に付き人ゾロゾロ連れてきて人数を女優が競い合う話とか、セリフ数数える話とか嫌すぎるけど後者はたぶん今でもある(カット数とかになりそうだけど
2021-06-26 14:22:14芝居、役者をすることへの愛の話だった。しょーもないこともクソみたいなことも山ほどあるけど、でも役がついたらやっちゃうんだよっていう。
2021-06-26 15:45:35女優四人の不健康自慢大会、ふつうにアカンやつなんだけどすごくかわいく微笑ましく見えてしまうバグが発生していた。初演時よりも絶対出すの難しい空気だったはずなので演出と役者が上手い。
2021-06-26 15:50:33助監督役の章平さん、ブルオレ以来だったけど印象違いすぎてビビった。法学部出でなんで助監督なんてドロップアウトをキメだんだろうな彼は…。立花かず子の「女優になると言ったら親類に絶縁された」って話をかなり我が事として聞いたんじゃなかろうか。
2021-06-26 15:53:43あと「蒲田行進曲」は全てを丸く収める力が強い。丸く収めるというか、なんだろうな、大団円みたいなかんじでなくても「はいこれで幕引きです。楽しかったでしょ?」という説得力が高い
2021-06-26 15:55:59今回は衣装も良かった。すごいよかった。特に女優四人の衣装の色。見分けがつきやすいのはもちろん、色のイメージがそれぞれの自認および対外的にそう思わせたいイメージであって、奥の方にある性格とはちょっとずれてるのがいい。二幕中盤はふと違和感が出る。
2021-06-26 16:11:26そういえば先輩女優のことを「お姐さん」って呼んでるの、めちゃめちゃ遊女文化引っ張ってんな〜と思った。いつからああ呼ばなくなったんだろ。
2021-06-27 12:55:392021/7/24 君子無朋
中国史に詳しくなくてもぜんぜんOKな内容でしたが、それはそれとして「俺、中国史ぜんぜん知らないなあ…」と思ったわ。なぜ高校時代に世界史とらなかったんだろーなー!
2021-07-24 20:16:16佐々木蔵之介がパワハラ系あしながおじさん皇帝をしていました(?) 200を超える地方長官と直で手紙を交わして直接指示とか罵詈雑言混じりの叱責とかしてた雍正帝(清の第五皇帝)のことです。
2021-07-24 20:20:492021/9/9 ネバーザシナー
「ネバーザシナー」観てきました。 辰巳雄大さん、はじめましてだったんですがスタイルやっっっばいですね。脚長い顔小さい姿勢が美しい。ダンスシーンは見惚れるしかなかった。
2021-09-09 20:43:53今日のシアターは品川「クラブeX」。おそらく普段は名前の通りクラブハウスなんだけど、コロナの関係でクラブ営業できないから椅子を並べて劇場として貸してるんだと思う。 そのため客席に傾斜とかないので身長低い人は辛そう。
2021-09-09 20:47:42セリフとかは問題なく聞こえたので、ストプレやる分には音響周りは問題ないと思う。照明その他の機構的には制限はあるだろうけど、ガチの小劇場くらいのものは揃ってる印象。
2021-09-09 20:49:00えー、で、肝心の作品全体についてなんですが。 ぜんぜん面白くなかったです…。個々のシーンでの褒めどころはあるんだけど、全体として何がしたいのかわかんなくてとっ散らかってた。
2021-09-09 20:51:54暗転多用をはじめとして演出があんま良くないのは言えるんだけど、たぶん脚本もイマイチなんじゃないかなあ!?ほんとにロンドンと韓国でウケたの?(韓国ミュージカルと私の相性悪いので感性がマジで合わない可能性はあるんだけどさ)
2021-09-09 20:53:15まず時系列を組み替えてる意図がイマイチわからない。基本的に時系列いじりは観客の感情の波をコントロールするために行うもの(どんでん返しとか含め)だと思うんだけど、どんな風に感情を動かしたかったのかわからない。そのせいでただわかりづらい。
2021-09-09 20:56:47登場人物は事件の犯人・被告人の二人と検察、弁護士、その他の人々を演じる3人の構成。その他の人々は主演二人を取り巻く『社会』をやってるように見えたんだけど、『社会』が二人に、あるいは二人が『社会』に与えている影響みたいなのも不明瞭なんだよね。
2021-09-09 20:58:53レオポルドとローブの関係性を描きたいのかと思えば『社会』もやたら細かくセリフがあったり、裁判の最終弁論も各5分くらいあったりして、マジで何が中核なのかわかんないんすよ…。
2021-09-09 21:00:12スリルミー的に二人の心情にガッツリスポットを当てるかたちか、逆に二人の心情はほぼマスクして裁判を中心に社会の動きをやるかどっちかに振った方が面白いんじゃねえかなあと思った。(というか制作時最初はそうだったんだけどいろんな横槍でズレたまであり得る)
2021-09-09 21:02:24スリルミー好きとしては実際に近い「レオポルドとローブ事件」を履修する意味で価値はあった気もしますが(新聞の引用とかが事実に近いなら)、それならWikipediaでもよくねという気もしますね…
2021-09-09 21:04:16あと個人的にないわーと思ったのがカーテンコール。この作品、明らかにレオポルドとローブのダブル主演ですよね。なんで辰巳雄大さんの方が格上(0番に立って他キャストを集める、袖に歩いてってレオポルド役の林さんがお辞儀して去った後に辰巳さんがお辞儀)な扱いしてるの??と疑問しかなかった
2021-09-09 21:06:28ダロウ弁護士の冒頭弁論で「陪審員による有罪無罪の判断ではなく量刑決める審理にしたからね。責任は陪審員ではなく裁判長、あなただけにあるからね」って言ってたの印象的だった。たしかに有罪無罪だけ陪審員が決めるパターンの裁判、心理的に量刑がキツくなりやすいかもしれない。
2021-09-09 21:13:12あ、そうそう。殺害シーンは(マイムとはいえ)ガッツリやってたので苦手な人はあれ辛いかもしれない…。さほど苦手ではなくてもショッキングではあったので。
2021-09-09 21:17:26タイトルの「never the sinner」はダロウの最終弁論由来らしいので、少なくともこの脚本はダロウの主張(死刑にするべきではない)を肯定してるんだよな。
2021-09-09 21:27:01