#読了 記録〈2023年上半期〉@umaigos

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#33『カソウスキの行方』津村記久子 「生活そのものをハードディスクとし、人生への意欲をメモリとする」 結構しんどい社会生活。どうやりゃ自分を満たせるか？三者三様のメモリの割り当て方が、笑えるやら、感心するやら。脳の使い方次第でハッピーは作れる…ごまかせる？いや、それでいい。 #読了 pic.twitter.com/dZuHu6iskr

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#32『川のほとりに立つ者は』寺地はるな 「──あなたはわたしのことを、どれだけ知っている？」 これは「想像力」の物語だ。目の前の現象だけ見て相手を判断する事は、裏側に隠れた本音を見ずに許容する事。想像力は、痛い経験と共に少しづつ養われる。タイトルの意味が心に突き刺さる良作。 #読了 pic.twitter.com/xc3q32YuAW

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#31『汝、星のごとく』凪良ゆう 「愛と呪いと祈りは似ている」 恋愛の痛さ切なさを凝縮した逸品。人生の針に通した運命の糸。誤って一度抜いてしまえば、何度やり直しても穴になかなか通らず、穂先はほつれ、次第に壊れていく。それでも、穴は１つ。「自分を生きる」とは、不器用で、切実だ。 #読了 pic.twitter.com/ahPvr7vYf8

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#30『さよなら神様』麻耶雄嵩 「犯人は◯◯だよ」 １行目で神様が示した犯人。神様の言うことは絶対？犯人わかっててもぶっ飛ぶ６つの事件の真相！新感覚倒叙ミステリ。バチクソに面白い。真面目な推理パートも好印象。ただ気になったのは、こんな語彙力ストロングお化けな小学生おらんやろ笑 #読了 pic.twitter.com/eaGrtFeMLj

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#29『読書の価値』森博嗣 森流読書史、そこから生まれたエッジの効いた読書観が語られる一冊。森さんの天才は充分わかった笑。偶然にもさっき読んだ『思考の整理学』に似た部分があり、理解が補強された。本選びは人選び。自分の読みたい本を選べ…最終章「読書の未来」は出版関係者必読かも。 #読了 pic.twitter.com/tyIyXZCXYg

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#28『思考の整理学』外山滋比古 詰め込み学習で育つのは自力で飛べない「グライダー人間」。0から1を生める人間になる発想のヒント満載！今読んでも価値しかないけど、高校生とかで読んで活かしてたら東大京大ハーバードも視野だぞコレ。思考ってこんな楽しいのかとワクワクノンストッパブル。 #読了 pic.twitter.com/Jshx4nboX1

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#27『ポトスライムの舟』津村記久子 「時間を金で売っているような気がする」 もともと生を豊かにする為だったはずの労働が、いつしか労働の為の生になっている。労働の呪縛はあまりにも強く、人を蝕む。異なる角度からこの呪いに抗う表題作と『十二月の窓辺』。全社畜共感。皆、頑張ろうぜ。 #読了 pic.twitter.com/uTYiVkfxo2

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#26『バールの正しい使い方』青本雪平 「──自分自身で決めるべきだよ」 転校ばかりの礼恩が出会った同級生達と６つの噓が紡ぐ青春ミステリ。小学生の素直さと残酷さ。クールな世界観。ただタイトルに期待しすぎた。前半の短篇の感じが続いてくれたら…『靴の中のカメレオン』はすごく好き。 #読了 pic.twitter.com/CVqieKBKEI

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#25『宙ごはん』町田そのこ 「ひとはきっと、いつでも変化の一歩を必死に踏んで生きていく」 全身にこびり付いた〈辛い過去〉は、むやみに引っ掻いても簡単には剥がれない。然るべき人と向き合い、ゆっくり、外から手当て。冷えた心には、温かいごはんで、中から優しく。涙腺が大忙しな一冊。 #読了 pic.twitter.com/EvCUaXQQqO

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#24『「アート思考」の技術』長谷川和英 よく耳にするけどちょっとわかりにくい「アート思考」が、たった５ステップで身につく！突き抜けた発想からイノベーションを起こすための考え方。アーティストと協業して発想を貰い、商品やサービスにエッジを効かせるという考え方も面白いなと思った。 #読了 pic.twitter.com/RVz46pm7FY

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#23『光のとこにいてね』一穂ミチ 「私たちは全然違って、だからお互いが必要だった」 色のない空洞と空洞がぴったり嵌まり、人生の、幸せの形が浮かび上がる。１＋１が２ではなく、もっと強い１になれる存在。二人のとっての「＋」が「光のとこ」なのだろう。優しく美しい、心を埋める物語。 #読了 pic.twitter.com/GgwHRRND0K

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#22『時間とお金をかけずに欲しい人材を集める「SNS採用」』小林大輔 リクナビなどの大手企業の独壇場！中小・地方企業は「弱者の戦略」を賢く使ってSNS採用を始めよう！０円でできる施策たくさん。１位になったら内定リーチ！「麻雀就活」は流石に笑った😂会社ごとの採用必勝法がきっとある！ #読了 pic.twitter.com/N7gml2IL1i

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#21『傷だらけのカミーユ』ピエール・ルメートル 「おれはいったいどんな迷路に入り込んだんだ？」 心の最後の拠り所をズタズタに引き裂かれたカミーユ。肉体と精神の痛覚をほじくる三部作完結篇。えげつなく暴虐なのに、品と驚きがあるのは相変わらず。鬼か悪魔かルメートル。大満足でした！ #読了 pic.twitter.com/4ohGfFXmLz

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2023年2月 #読了 BEST5 1『その女アレックス』ピエール・ルメートル 2『悲しみのイレーヌ』ピエ→ル・ルメ→トル 3『月の立つ林で』青山美智子 4『鬼の話を聞かせてください』木江恭 5『孤島の鬼』江戸川乱歩 9冊。カミ～ユ読み終えたかった！ルメ～トル氏ヤバ過ぎる。月の立つ林で号泣。👹面白い！ pic.twitter.com/j8F6TALsNU

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#20『奇妙な漢字』杉岡幸徳 雷雷 雷雷 で一字。意味 雷の音 犬 犬犬 で一字。意味 犬の走るさま 兔 兔兔 で一字。意味 速い 田田 缶回 田田 で一字。意味 酒樽 ……などなど、謎めき不思議で魅力的な漢字の世界。文字コードも裸足で逃げ出す珍漢字の雨あられに、我々は、言葉を失う。 #読了 pic.twitter.com/zmlDWmpOum

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#19『ほしいを引き出す 言葉の信号機の法則』堤藤成 人を動かす言葉は 🔴とどめる赤＝不安、不満… 🔵すすめる青＝前向きな価値 🟡きになる黄＝具体的に後押し の３つ！サクッと読めて実用的、ちょっと元気になれる一冊。相手に「売る」ではなく相手を「うるおす」という考えがとても良い！ #読了 pic.twitter.com/XplNOBHh8M

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#18『孤島の鬼』江戸川乱歩 「地獄だよ。鬼が島だよ」 彼女を突如殺された蓑浦。事件を追う探偵の怪死。異様な愛情と秘められた大事件驚愕の顛末とは？今じゃ絶対書けない内容。流石乱歩先生、着想が怪奇過ぎ。面白かったけど春陽堂版は良い所がカットされているらしく残念。別の本もいずれ。 #読了 pic.twitter.com/RdDXqQnWDR

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#17『その女アレックス』ピエール・ルメートル 「おまえがくたばるところを見てやる」 これまた凄かった…誘拐・監禁・幽閉された〈その女〉を襲う悪夢。追う捜査陣。予測不能な展開と弩級の狂気。感情ごと強酸で溶かされるノンストップ・サスペンス・ミステリ。超面白い！前作から読むべき！ #読了 pic.twitter.com/CJphuxR2XJ

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#16『会って、話すこと。 自分のことはしゃべらない。相手のことも聞き出さない。人生が変わるシンプルな会話術』田中泰延 「自分と相手の間にある孤独。それを認めたときに会話は始まる」 ビジネス書の枠を越えた、普遍的で大切な会話に向き合う本。読みやすい。面白い。おまけに超実用的！ #読了 pic.twitter.com/my8Tbg9Qz7

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#15『鬼の話を聞かせてください』木江恭 「鬼に遭ってしまった者の、その後の人生は」 奇妙な事件の──鬼の話。鬼面の下には、一体どんな顔が張り付いている？不穏な語りと推理ゲーム。仕組まれた四つの連作短篇が、鬼の素顔を暴く。えっ？予想外の読み口。心を鬼にして言おう。面白かった！ #読了 pic.twitter.com/29BoXqWDow

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#14『月の立つ林で』青山美智子 「私たちはきっと、同じ竹林の一本ずつだ」 これはいけません。電車でマスクびしょびしょになる程涙が溢れてしまった。月は、自分だけで輝ける訳じゃない。人もそう。気づかなくても、誰かがきっと力をくれる。暗く沈んだ時も、新月の様に、そこに在る。傑作！ #読了 pic.twitter.com/THN5cjdgu4

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#13『悲しみのイレーヌ』ピエール・ルメートル 「とにかく……こんなのは見たことがありません」 なんだこれ……残酷ゲージにステ全振りの連続惨殺事件。悪意がSAN値をガリガリ削ってくる。酷過ぎるのに読む手が止まらない。面白い！凶の方角から手をこまねく犯罪劇に、我々は、言葉を失う。 #読了 pic.twitter.com/wqKMykz4Fp

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#12『彼女は水曜日に死んだ』リチャード・ラング 「わたしは正しく生まれたのに、歪んでしまった」 多様な立ち位置で犯罪に関わった人々の孤独と光を描く10篇。良質なミステリの序章だけ延々読まされてる感覚で、話も暗く退屈。というか苦痛だった。美しいけど残念ながら私には合わなかった。 #読了 pic.twitter.com/FcCY7r9YYw

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#読了 写真4選（2023年1月） 『カササギ殺人事件』アンソニー・ホロヴィッツ 森は知っていた、鳥も 『海辺のカフカ』村上春樹 森は知っていた、キノコも 『ポケットに名言を』寺山修司 優れた言葉は、私をメンテナンスする 『君のクイズ』小川哲 その正解音は、私を肯定する pic.twitter.com/bJgP7zhr5q

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2023年1月 #読了 BEST5 1『海辺のカフカ』村上春樹 2『君のクイズ』小川哲 3『隻眼の少女』麻耶雄嵩 4『カササギ殺人事件』アンソニー・ホロヴィッツ 5『ロンドン・アイの謎』シヴォーン・ダウド 11冊。忖度なしで感想言うと決めた月。読んだ時の気分も順位に影響するな。僕　は　う　な　ず　く　。 pic.twitter.com/U0ec0fsp9N

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#11『ポケットに名言を』寺山修司 「言葉はいつまでも、一つの母国である」 時代を越える名言の数々に震える。でも、思い返せば現実でも、貴方の何気ない言葉に心臓を握り潰されたり、暖かな羽毛に包み込まれたりもした。幸せと呪い──愛しい言葉達を、シャツでも着る様に軽く身に付けよう。 #読了 pic.twitter.com/RUVmjLtorL

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#10『フォントのふしぎ』小林章 欧文フォント限定だけど、高級ブランドロゴの秘密、街中のフォント解説、記号の意味など面白い！"fi"や"gy"等くっつく「合字」、ÄやÖの工夫、*と†の後の日付は生年月日、没年月日とか初耳！最近読んだ本で知った観覧車「ロンドンアイ」のフォントはHelvetica。 #読了 pic.twitter.com/t3Kajw7ioV

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#9『君のクイズ』小川哲 「君は正解なんだ──クイズが、そう言ってくれているみたいだった」 なぜ、問題を読まないうちに正解できたのか？記憶と技巧で殴り合う脳のスポーツ、クイズの達人の思考を体感。探究というミステリ。頂上でのドラマ。完膚なきまでにエンタメ。見事なまでに面白い！ #読了 pic.twitter.com/UDAuT5vAW4

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#8『逆転美人』藤崎翔 「そう、美人であることです──」 大人になり、リアルで本好きな友人なんていないし（そもそも友人自体がって言わせんなよ？）学校等でそんな友達がいたら危ないな。いやでも今はTwitterがあるよ。そろそろ読んどくべきタイプの本。無事、体験できました。ありがとう！ #読了 pic.twitter.com/ULWqt9vvBt

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#7『海辺のカフカ』村上春樹 「僕らはみんな、いろんな大事なものをうしないつづける」 コマ達が違う振り出しから濃い霧の中を彷徨い征く。盤面には「運命」と書いてある、無彩色の呪いの双六を眺めてる様な作品。ホシノ青年が好き。何だかわからない？だからほら、あれよ。メタファーよ。 #読了 pic.twitter.com/LfpsG2OFAh

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#6『武器としてのエネルギー地政学』岩瀬昇 ビジネス教養として一読。エネルギーの利権を巡る各国の思惑と〈持たざる国〉日本の立ち位置、今後の展望を頭空っぽながら何となく理解。石油の備蓄は2年分あれば国民が安心できるぞ！の主張はなるほど。石油ショックのあの教科書の写真怖いもんね。 #読了 pic.twitter.com/ddgFg2o6gS

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#5『海辺のカフカ 上』村上春樹 「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」 言葉のリズムが素晴らしい。どこに連れてかれるか分からない不思議さと淡白な色合いの空気感。面白い。まだ何とも言えないけど、ジョニー・ウォーカーのくだりあそこまでする必要ある？位は感じている。 #読了 pic.twitter.com/Z9WwHvfTz8

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2022年12月に読んで面白かった本ベスト5＋α #曖昧な読書感想文 12月に読んだベスト本って、年間ベストの影に隠れてやや日が当たらない印象。12月にも素敵な本いっぱい読んだぞ！ということでネタバレないのでぜひ足をお運びください。『大誘拐』は超推し！大好き本！ motarasu.jp/recommend/2022… #読了

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2022年12月 #読了 BEST5 1『大誘拐』天藤真 2『みみそぎ』三津田信三 3『向日葵の咲かない夏』道尾秀介 4『虐殺器官』伊藤計劃 5『燃えよ剣』司馬遼太郎 18冊読んだ。5つに絞るのがとっても難しい月だった！『大誘拐』はもう完璧✨✨最初っから最後までずーーーーーーーーーーーーーっと面白かった‼ pic.twitter.com/aspOij9LVB

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2022年11月に読んで面白かった本ベスト5＋α #曖昧な読書感想文 １月１記事も書けてなかったズボラな自分に乾杯しながら、せっかくなので11月分をまとめました。澤村伊智の比嘉姉妹シリーズを通して読んだ月。あと重めの傑作ミステリも2作品。ネタバレ無しです！ motarasu.jp/recommend/2022… #読了

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#4『ロンドン・アイの謎』シヴォーン・ダウド 「ドードーのようにすっかり消え去ってしまったんだ」 観覧車に乗った少年が、蒸発したかの様に消失。何が起きた？読み味爽やか、謎解き鮮やか。大人も子供もそれぞれの事情。柑橘みたいな読後感。気持ち良く一回、伸びをした。対象年齢:11〜∞。 #読了 pic.twitter.com/fBX5pwkPH2

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#3『隻眼の少女』麻耶雄嵩 「私の左眼は、真実を見抜きます」 山村の守護信仰。首切り殺人と家系図。独眼探偵と自殺志願ワトソン。謎と悲劇の奥へ進むうちに、気づけば床一面に広がる凶粘性の鉄臭い赫に取り囲まれていた。そうか、そうなのか。ぐうの音がでる本格ミステリ。やってくれるぜ。 #読了 pic.twitter.com/kTL0ECg8MG

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#読了 写真4選（2022年12月） 『ジョジョリオン 27』荒木飛呂彦 果物屋の奇禍、呪いの解ける時 『かがみの孤城』辻村深月 鏡、孤独、闘い、鍵、心、未来 『占星術殺人事件』島田荘司 完全なる肉体、死と迷宮の星図 『坊っちゃん』夏目漱石 頑張れ、天麩羅先生 pic.twitter.com/HSP1dXlrDb

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#2『カササギ殺人事件』アンソニー・ホロヴィッツ 「七羽ならそれは、明かされたことのない秘密。」 人生を狂わす作中作。伝統的で秀抜なミステリ技法、溢れる先達への愛とオマージュ。精緻な工芸品の様な物語構造、驚きと納得と清涼な読後感。こういう作品を読むと、拍手しか出ないのよね。 #読了 pic.twitter.com/WZo7bEAU8Q

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#1『カササギ殺人事件 上』アンソニー・ホロヴィッツ 「人生は人生で、あちらの予定というものがあるのだ」 良い雰囲気の作中作『カササギ殺人事件』が佳境まで進み上巻終了。と言うか今の所ほぼ作中作のみ。村の連続不審死を、余命僅かな名探偵アティカス・ピュントが追う！続きはどうなる？ #読了 pic.twitter.com/smTApbHkyw

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