ネタ帳がわりに妄想を撒き散らした記録です。
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楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 ピンとこない人は、人間が100年経っても1000年経っても死なず、しかも子供はどんどん生まれ続けると考えてみるといい。すぐに人口爆発が起こるだろう。エルフは森に住むらしいが、森なんかあっという間にエルフであふれかえる。

2018-02-14 21:11:51
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 そうならない理由はなにか。エルフが自主的に出生率を調整しているとしか考えられない。エルフは森で古い掟に縛られながら暮らしているという話もあるが、掟とは人口調整のための出産制限のことだったのだ。

2018-02-14 21:11:51
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 エルフの文明レベルで科学的避妊法が発達しているとは考えられないから、人口調整とはすなわちセックス禁止である(生まれた赤子を殺しているという可能性もあるが、怖いので採用しない)。エルフは長老の厳格な指導のもと、選ばれた男女だけがセックスを許されるのだ。

2018-02-14 21:11:52
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 性欲は人間(人間ではないが)の三大欲求の一つであり、掟で押さえつけたところで当然、守らない者は出てくる。当然罰せられるわけだが、そういう環境に耐えられずに森を飛び出す者も出てくる。これがはぐれエルフとかいうやつである。

2018-02-14 21:11:52
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 エルフが単身森を飛び出せば、当然、周囲にエルフはいない。セックスをするのであれば、相手は人間ということになる。こうして、ハーフエルフが生まれるわけだ。

2018-02-14 21:11:52
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 という設定を妄想したので、青い情熱に任せて森を飛び出したエルフが多種族とセックス三昧しながら追手と戦う話を考えたのだが、どう考えても成人向け作品にしかならず、私の手に余るので忘れることにする。誰か書いて下さい。

2018-02-14 21:11:53
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 ダンジョンの話をしようと思う。 ダンジョンとは何であるか。結構つきつめると得体の知れない言葉である。それは古代人の遺跡であったり、オークが生活する洞窟であったり、神殿であったり、魔法のかかった森の中であったりする。

2018-02-16 23:58:26
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 個人的に、ステレオタイプなダンジョンのイメージは、「悪い魔法使いが引きこもった地下迷宮」である。Wizである。NetHackである。ダンジョン飯である。 迷路であり、マッピングを必要としなければならない。魔物が徘徊していなくてはならない。ドアや箱には罠がなくてはならない。

2018-02-16 23:58:26
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 そんなダンジョンにいる魔物というのは、どうやって生活しているのか。想定される回答をいくつか書いてみる ①ダンジョン内に独特の生態系があって繁殖している(ダンジョン飯にそんな話が出てきた)。 ②単に必要に応じて魔法で召喚される(Wizはそんな世界観だった気がする)。

2018-02-16 23:58:27
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 どちらもアリなのだが、ここでは別の解釈を採用したい。 あれは砦なのである。もしくは城。つまり、軍事的拠点だ。攻め手を寄せ付けないように作られているのだから、罠があったり迷路のようになっているのは自然なことだ。そう、我々は攻城戦をやっているのである。

2018-02-16 23:58:28
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 軍事施設だから、自給自足ははなから想定していない。あらかじめ備蓄した食料でもって籠城している状態なのだ。どう考えても生活空間として無理のある間取りであったり、食料生産に適しない空間に大量の魔物がいるのはそういうわけなのだ。

2018-02-16 23:58:28
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 通常、籠城の着地点は2つ。 後詰のアテがあるか、攻め手側の補給が維持できなくなるまで守れる見込みがあるかである。そのどちらもない場合、降伏するか、籠城をやめて討って出るしかない。

2018-02-16 23:58:28
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 補給についても語ることは色々あるが(ダンジョン飯とか)、今回は後詰の件について考えたい。ダンジョンを攻略している間に、他のダンジョンから援軍がやって来て挟み撃ちにされたら怖いねという話である。

2018-02-16 23:58:28
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 攻城戦をやる以上、援軍が来るのは当然想定しなくてはならない。となれば、援軍が来る間もなく電撃的に攻略してしまうか、盛大に後詰決戦をやらかして打ち負かすかのどちらかである。

2018-02-16 23:58:29
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 4人とか6人とかの少人数で攻めている場合は、とにかく援軍が来る前にダンジョンを落としてしまうしかない。たいていボスは最下層にいるので、倒しても地上に戻る途中で援軍と鉢合わせしてしまうおそれもある。

2018-02-16 23:58:29
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 ダンジョンが孤立していて援軍がないことがはっきりしている場合は、ダンジョンの入口をがっつり固めて兵糧攻めに持ち込むのも良い。もしくは煙でいぶすとか。そういえば以前、TRPGで盗賊の根城の洞窟を煙でいぶそうとしたら止められたことがある。別に人質がいたわけでもないのだが。

2018-02-16 23:58:29
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 以上をふまえ、トレボーはワードナの迷宮の入口を封鎖して1年くらい放置するべきだったのではないだろうか。……と思ったが、あの人は異世界から兵糧を召喚するくらい平気でやりそうだし、アミュレットをいつまでも放置するわけにもいかなかったのであろう。

2018-02-16 23:58:30
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 収集がつかなくなってきたので今日はここまで。あーTRPGやりたい。

2018-02-16 23:58:30
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 引き続き、ダンジョンの話である。 前回、ダンジョンとは砦(軍事施設)であるという話をした。では、ダンジョンはどのように造られるのか。なお、ダンジョンという言葉の定義はきわめて広いが、ここでは、侵入者を排除する仕掛けが施された迷路で、主に地下にあるものとする。

2018-02-18 22:24:06
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 特殊な魔法とかアイテムで一発生成されるという説もあるが、ここでは採用しない。できるだけ、特殊な設定を付加せずに考えたい。となれば、労働力を使って掘るしかない。

2018-02-18 22:24:08
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 前提がファンタジー世界であるから、多少は魔法の補助があったり、怪力の種族がいるとかするかもしれないが、基本的には手掘りである。相当な期間を要する大事業であり、場所の選定も慎重にしなければならない。

2018-02-18 22:24:08
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 おそらく、ダンジョンを建造できたのは組織的な勢力を有する権力者だけであろう。たとえば魔王とか。軍事的施設であると同時に、為政者の居所であり、権勢を誇示するためのモニュメントでもあったに違いない。

2018-02-18 22:24:08
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 ところで地下施設である以上、大きな問題がある。換気である。もちろん、通常の出入り口以外に、換気口が縦横に巡らされているであろう。包囲側はその全部を探して塞ぐことができれば勝利である。

2018-02-18 22:24:09
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 他に、地下である以上水攻めに弱いという欠点もある。戦国期でも水攻めが行われた事例があるが、地上の城であればある程度の高さまで水面を上げなければ水没はしない(むろん容易に通行できなくなるので兵糧攻めの意味はある)。地下の場合、水深0メートルで水没である。

2018-02-18 22:24:11
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 こうして考えると普通に地上に城を作ったほうがよさそうであるが、そうではない。 地下要塞は、上空からの索敵に発見され難く、爆撃にも強いのである。もちろん、魔法使いによる攻撃を想定している。

2018-02-18 22:24:11
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 ようするに、人間側が飛行魔法とか爆炎魔法とか、そういうものを組織的に用いるようになったので、魔物側もダンジョンを造らざるを得なくなったのだ。伊達や酔狂ではなく、軍事史のなかで必然的に生まれた要塞の一形態なのである。

2018-02-18 22:24:12
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 ……という妄想軍事学を背景に、羽柴秀吉よろしく一夜ダンジョンを作ったり包囲したり籠ダンジョンしたりするファンタジー小説を書きたい。いつか本当に書こう。

2018-02-18 22:24:12
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 人魚について考える。 海底人類、もしくは半魚人と言ってもいい。海中で生まれ育ち、海中で文明を築いた種族である。下半身は魚のようになっていて、エラでなく肺で呼吸するものとする。

2018-02-23 21:53:13
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 さて、海底人が文明を築くとすれば、どのようなものになるだろうか。 まず、火が使えない。ひいては、鍛冶が不可能であり、金属の精錬は出来ない。木材も簡単には使えないから、武器などに利用できる素材は石器が中心となる。

2018-02-23 21:53:15
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 陸上人類のように農業をするなら、海藻の類ということになる。しかし、一般的に海藻はカロリーが低い。農業で必要な食料をまかなうのは不可能ではないだろうか。 必然、狩猟もしくは牧畜業が主要な食料生産手段となる。

2018-02-23 21:53:15
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 海中は上下に広がりがある空間だから、牧畜には少々工夫が必要であるが、浅瀬に岩を積み上げるなどすれば魚を飼うことは可能だろう。海藻類から網を製作できれば、もっと話が早い。網や針(魚の骨から作れるだろう)を使えば、漁も捗るはずだ。

2018-02-23 21:53:16
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 馬に相当するような常用家畜はいるだろうか。可能性があるのはイルカだ。イルカに手綱をつけて飼い馴らせば、騎乗できるかもしれない。しかし人魚には脚がないので、またがるわけにはいかない。自分の胴体をイルカのそれに固定して一緒に泳ぐような器具ができれば面白いかもしれない。

2018-02-23 21:53:17
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 金属が使えないので、陸上のような建築物は作れないが、石積みの建築は可能である。木材は使えたとしても腐るのが速く、すぐにダメになってしまうだろう。

2018-02-23 21:53:17
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 総じて、人魚は人魚なりの文化的生活を送ることは可能だが、地上人類のような機械文明を築くのは不可能だ。火が使えないあたりがもう致命的である。

2018-02-23 21:53:17
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 ……という前提を踏まえて、なにか書けないだろうか。人魚と人間の交流というテーマはメジャーすぎて、どうひねくってもどこかで見た話になる気がする。 小説にするにはもうひとネタふたネタ必要だ。ううむ。

2018-02-23 21:53:18
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 前回は海底人の話をしたので、地底人の話をしよう。 地底人類というのも様々なパターンがあるが(モグラみたいなやつとか)、ここでは、あえて奇抜な説を採用したい。 地底人類ヴァンパイア説である。

2018-02-27 23:03:18
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 吸血鬼の弱点は結構いろいろあるが、十字架だのニンニクだのはまあ気を付ければ大体避けられるのであって、一番ヤバいのは日光である。カンオケの中なんぞに隠れたところで、フタを開けられたらオワリである。何より、日中活動できないのがヤバい。

2018-02-27 23:03:18
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 そこで、地底帝国である。 地底にいるかぎり昼夜を気にしなくて良いし、なんなら夜だけ地上に出て人間を襲ってもよい。血を吸った人間をしもべにできるとかいう説を採用するなら、気に入った人間だけ地下帝国に連れて来てハーレムを築いたっていいのである。

2018-02-27 23:03:18
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 とはいえ、捕食(吸血)対象として人間が必要である以上、定期的に地上に出なければならない。仮に人間を大量に捕まえて地下に連れて行ったところで、人間の食料が安定供給できないので、しばらくすれば新しいのを捕まえてこなくてはならない。

2018-02-27 23:03:20
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 さて、吸血鬼は狩られるものである。つまりヴァンパイアハンターだ。 吸血鬼が地上に出てきたところを狙うわけだが、それだけでは根絶できない。最終的には、地下帝国を舞台にヴァンパイアハンター対地底吸血鬼軍団の大戦争をやらかすことになる。

2018-02-27 23:03:20
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 地底生活に適応したマジもんの(吸血鬼でない)地底人類が発見されて三つ巴になるとか、地底最終兵器モグラヴァンパイアとか、ニンニクマグマとか、いろいろしょうもないネタを考えているうちに遅くなったので今日はこのへんで。このネタで小説を書く予定は今のところありません。

2018-02-27 23:03:20
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 「高度に発達した科学は魔法と区別がつかない」というのを聞いたことがある。ググってみたところ、アーサー・C・クラークの言葉らしい。 さて、魔法が高度に発達した社会を考えてみる。現代の科学技術(+α)でできるようなことを魔法ですべて実現してしまった世界である。

2018-03-02 22:24:50
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 例によって魔法の定義とか細かいことは置いておく。「よくあるアレ」ということで、ふんわりした感じでご理解いただきたい。 飛行魔法で通勤し、遠隔会話の魔法で商品を注文し、ゴーレムが畑を耕す世界。「高度に発達した魔法は科学と区別がつかない」ということになるだろうか。

2018-03-02 22:24:52
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 魔法文明と科学文明の間には、決定的な違いがある。エネルギー源である。 魔法というものは、基本的に使用者自身に属するエネルギー(魔力)によって発動するものである(……ということに、今回はしておく)。とすると、当然、使用者の資質によって、できることが異なるわけだ。

2018-03-02 22:24:52
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 魔力を付加した道具とか、魔法生物とかを利用すれば、魔力のない人間でも文明の恩恵にあずかることは可能かもしれない。 しかし、魔法を基盤とする社会において、魔法を使えない人間が価値を生み出すことは困難であり、魔法の道具を購入するだけのカネを得ることも難しいだろう。

2018-03-02 22:24:52
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 魔力が生まれながらのものであるとすれば、魔力を持たない人間は社会からドロップアウトするしかない。 そうした人間がやがて辺境で大きな集落をつくり、魔法文明とは異なる文化「科学」を発展させて魔法文明に戦いを挑む。科学対魔法の戦争である。

2018-03-02 22:24:53
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 ……という話を妄想した。気が向いたら小説にします。 どこかで読んだ話のような気がするので、先例があったら誰か教えて下さい。なお、妄想中、漫画「ブラッククローバー」と「Dr.STONE」が脳裏にあったことについてはあらかじめ自白しておきます。

2018-03-02 22:24:55
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 前回に引き続き、魔法が発達した社会について考える。 今回は経済についてである。 過去、日本には米本位制の時代があった。貨幣は流通していたが、経済の根幹を米穀が担っていたのである。 魔法文明社会では、魔力がその役割を果たすのではないか。

2018-03-04 00:43:28
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 魔力というものが譲渡可能なモノなのかどうかという疑問は横に置く。 話の都合上、物品のごとく譲渡可能で、計測可能なものであると仮定する。生活の根幹をなすモノだから、毎月の給料が魔力で払われたり、大きな魔法を使うために魔力ローンでお金を借りて利子を払ったりするのだ。

2018-03-04 00:43:28
楠羽毛 @kusunoki_umou

#きょうの異世界 魔法が発達した世界だから、大抵のことは魔法でできるが、全員があらゆる魔法を使えるわけではない。飛行魔法は得意だがゴーレムは作れなかったり、召喚魔法は使えなかったりする。そうすると、他人に魔法を使ってもらって、かわりに魔力を払うことになる。

2018-03-04 00:43:29
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