Dr.じょんさんによるBuzzFeed記事の紹介と反応
元官僚で現在医師が医療時事・政策を分かりやすく解説。医療現場と政策決定の架け橋を目指します。官僚→現場が遠い&働き方に限界を感じる→医学部編入→医師。かつては哲学を専攻。
●医療者の傲慢さ(偽医療に対する頭ごなしの姿勢)が「近藤誠」現象をもたらした側面 ←これはとても重要な指摘。 やはり大切なのは「個別に丁寧に対応しケアする姿勢」 buzzfeed.com/jp/naokoiwanag…
2021-01-30 15:34:49※バズフィードの医療系記事には思うところもあるのですが、話の発端なので。
「近藤誠」現象については、下記をご覧ください。 twitter.com/AdultSpotDiffe…
2021-02-02 13:01:53@JohnTTppm 父が咽頭癌と診断され、近藤先生の本を読み心が救われた者です。高齢の父に向かって大学病院の若い医師は「切除します、胃瘻になります、声は出なくなります」と言いました。それを聞いた父はどれ程ショックだったかと思います。口からご飯が食べられなくなるのは嫌なので手術はしないと言いました。
2021-01-31 11:02:14@JohnTTppm すると医師は「では何もできません、これで終わりです」と言いました。私達は驚いて「これからどうしたらいいんですか⁉︎」「え〜っと市町村の人に聞いてください」 その診断の前にいくつも受けさせられたMRIやらの検査の結果は一切教えてくれませんでしたし、その事について一言も触れませんでした
2021-01-31 11:09:03@JohnTTppm 外科の医師だからなのかあの冷たい対応は忘れられません。今でも涙が出てきます。私達が求めていたのは心に寄り添った言葉でした…そんな時に近藤先生の本で癒され感謝していました。 今、先生がその様になっておられるとは知りませんでした。誰かに聞いていただきたくて長々とスミマセン。
2021-01-31 11:13:43@yajijovi @JohnTTppm 家は大学病院で手術しないって言ったら、家に何度も電話をかけてきて、脅しめいたことまで言われました。 ノルマでもあるんか? 自宅で看取る医師に往診を依頼し、最期は家族に囲まれて逝きました。
2021-01-31 16:59:07@my890400 うちも近くの医師に往診してもらい、1か月自宅で普通に過ごし、家族親戚に囲まれ旅立ちました。手術しなくて良かったです。 病院って実験の場か?と思いました。バラバラの組織で、切るしか能のない外科は心のケアは別の科へ行けと言うだけ。電話はなかったです。お互い嫌な思いしましたね。
2021-01-31 19:31:53記事そのものは筆者が筆者なんで微妙なんだろうな。しかしこのツイートをトリガーに続く医療関係者の証言は貴重なのでRTしています。 twitter.com/JohnTTppm/stat…
2021-07-18 10:12:50トンデモを延命させているのは誰(もしくは何)なのか
今年は甲辰
ガン治療は、詐欺的トンデモ療法が跋扈するので、正統派医療者が過剰反応するのはわかるが、他の病理と違って、標準治療では治らないケースが圧倒的に多く、結果は同じなのに、標準治療で死ぬのは正しく、(詐欺もあるが)民間療法で死ぬのは愚鈍、みたいな論法で持ってくるから、反発を買う twitter.com/JohnTTppm/stat…
2021-07-18 09:23:53そして、その反発が、怪しげな民間療法を帰って延命させ、詐欺的商法を存続させている。 正統派医療者は「俺たちのせいじゃない、愚鈍な患者&家族のせい」という姿勢を改めないと「標準治療を拒否して早死に」という悲劇は減らせないと知るべきだ。
2021-07-18 09:25:56間の悪いことに、ガンというのは時に予測不能の経過をたどり、「治ったように見える」こともある。 大体において「治ったように見える」ときは、標準治療を中止している時だから、「標準治療はやっぱり陰謀」という意見の”エビデンス”になってしまう。 非科学的な”エビデンス”だから、無意味だが、
2021-07-18 09:31:20科学者じゃないし、「目の前の特定個人」の病態にしか興味がない家族や関係者が、その”エビデンス”を真理と考えてしまうのは責められないのではないか。
2021-07-18 09:32:43婦人科界隈の対応のつらさがかなり叫ばれる昨今だけど、治療過程でスピ方面に行ってしまう人が増える原因にこれと同じことが起きているのかな?と推測。 スピを全否定はしないけれど適切な治療にかかってほしいよね…。 でもお医者さん行くのが辛いんじゃそこに行っちゃうよね。。 twitter.com/johnttppm/stat…
2021-07-18 08:37:40引用元のbuzzfeedの記事が言いたいこともわかるのだが。 近藤誠は、まともだったころはエビデンスに基づいた治療を提唱していたんだよね?当時の日本で理解されなかっただけで。 コロナに関する、箸にも棒にもかからないデマを撒き散らしてる輩と同列に語るのは違和感があるな。 twitter.com/johnttppm/stat…
2021-07-18 07:14:29深夜に法クラがどれだけいるかはわからん。明日またRTすべき。 ……これ、最近のTwitter上での弁護士の問題と共通してる。。。。 twitter.com/JohnTTppm/stat…
2021-04-23 02:08:38>本来であれば、人々の同調圧力を打破するのがメディアの使命であるはずです。「社会の木鐸」というのはそういう意味です。共同体が生み出した誤った同調圧力に対して、誤解を正し、理性的な啓発を行うのがメディアの力だと私は思っています。 実にその通りだわ… twitter.com/JohnTTppm/stat…
2021-02-01 11:51:05こちらから読み始めて、過去の近藤誠氏を知ってる先生方のどうしてそうなってしまったのかの推察を読んだら涙が禁じ得ない。名前だけしか知らなかった人。 化け物を作ってしまうのはいつだって人間だ。 自分もいつそうなってしまわないように、おっかなびっくり進んでいこう🦔ぐすっ twitter.com/JohnTTppm/stat…
2021-01-31 15:10:19斉藤環先生はこの辺の話昔からされてるよね ホメオパシー擁護とか twitter.com/JohnTTppm/stat…
2021-01-31 14:55:55下手に生き残らせず、トドメ刺さなきゃだめだと言う事だね。そして、生き残ったとしても餌をやらなければいずれ消える。餌をやらないように、弛まず批判してトンデモであることを周知していこう。 twitter.com/JohnTTppm/stat…
2021-01-31 15:23:08@ryoinalf おっしゃる通りかと思いました。 近藤誠氏についての岩田先生の記事も参考になりました。。。 ●最初はまともだった ●しかし過度なバッシング ●編集者と患者しか話聞かず、そちらの世界に逃げた ●結果、批判されない世界でトンデモ医者へ georgebest1969.typepad.jp/blog/2017/11/%……
2021-01-30 23:17:46整形外科領域でも言える トンデモ治療院を生んでるのは頭ごなしに治療家を否定する派が少なからずいるから 『骨盤の歪み』論争もそう 言葉の使い方と認識であって 『骨自体が変形するわけではない』 ということを伝える努力をすればいいのに 骨盤なんか歪まねぇよバカって言い方するから良くない twitter.com/JohnTTppm/stat…
2021-01-31 14:32:49少なくとも「近藤誠」を生んだ原因は医療者の傲慢だよね。 近藤誠を学会に呼びつけて「がんもどきはおでんにしかありませーんwww」とかやったの、医者とか以前に「大人の振る舞い」ではないですよ。 「反ワクチン」を含む非科学的な態度を生んだ責任の一端は間違いなく「これまでの医者」にある。 twitter.com/JohnTTppm/stat…
2021-01-30 17:38:26@ryoinalf おっしゃる通りかと思いました。 近藤誠氏についての岩田先生の記事も参考になりました。。。 ●最初はまともだった ●しかし過度なバッシング ●編集者と患者しか話聞かず、そちらの世界に逃げた ●結果、批判されない世界でトンデモ医者へ georgebest1969.typepad.jp/blog/2017/11/%……
2021-01-30 23:17:46@NanneuroMD @JohnTTppm 一番最初の「患者よ、がんと闘うな」は読みましたが「今では当たり前」のことしか書いてません。
2021-01-31 18:19:36画像診断医kさんの連ツイと反応
トップ画像をご参照下さい/大人の間違い探しが大好きな放射線診断専門医/アイコンは一時的に実写のAI画at都庁/個別医療相談❎/発言は所属と無関係/♥とRTは閲覧程度/COVID-19 💉は自由意志/ Private now, after COVID-19 info role/ @D_Yasshi
近藤誠氏が「まともで患者想いの勉強家」で「ロジックの美しい切り込み隊長」だったころを知る人間の一人です。 あの時の外科は本当に酷かったです。嫌がらせ、人格攻撃、全国から砲火を浴びていました。それでも母親の治療をこっそり頼みに来る外科医もいました。立場的に表立って頼めないと言って。 twitter.com/JohnTTppm/stat…
2021-01-31 06:39:48がんもどき理論は「大筋」正しいです。 病理で悪性でもおとなしいもの、逆に良性でも再発転移するものがあるのは、現在の医学では皆知ってることです。 でも当時はHE染色の病理の見た目だけで良悪性を決めることが多く、実態とかけ離れた大規模手術が行われてました。
2021-01-31 06:59:02問題はその中間である、階段を昇るように悪性度を増していくタイプも多いことが、徐々に忘れ去られていったことなんです。それらは早期発見早期治療が有効で、外科や放射線治療の出番です。 近藤先生も当時はその患者には「治療したほうが成績が良いデータ」をたっぷり時間をかけて提示していました。
2021-01-31 07:05:34傍から見てるとア○かと思うほど丁寧に。そして近藤先生は一切、治療したほうが良いとは言わないで、ひたすらデータを見せるんです。 「自分の大切な身体のことは自分で納得して決めるべきだ」 といって。 説明と同意と言う概念でも現在のそれを先取りしていました。
2021-01-31 07:10:22しかしこれすら人格攻撃の元になりました。「医師が患者に決めさせるなんて、近藤誠は結果責任を取りたくない責任逃れの卑怯者だ」と。
2021-01-31 07:18:52あるとき、近藤先生の風貌が、糸がぷつんと切れたように変わりました。髪はボサボサ、ボタンの留め忘れやシャツのしまいそびれ。目は焦点が合ってない。動きも緩慢で。 ボッコボコに叩かれるうちに、ブレーカーが落ちたような感じでした。
2021-01-31 07:30:11その後、近藤誠氏ががんもどきと癌の二元論というトンデモに陥り、信者に囲まれる生活になってしまったのは皆様御存知の通り。 これね、今Twitterでよく見る光景で。 α垢が何らかのきっかけでフルボッコになり、信者という暖かいソファーに身を委ね、トンデモに傾倒していくのと同じなんですよ。
2021-01-31 07:36:52今回のコロナ禍とSNSとマスメディアという舞台で、第二どころか沢山の「近藤誠」が生まれそうです。 しかし残念ながら、それを止めるすべを私は知りません。 思い出話を書き連ねたのは、がんもどき論争時の近藤誠氏をそばで見ていた一人として、当時まともだったことを伝える責務を感じたからです。
2021-01-31 07:45:44追記 良性でも再発転移するものについて。 まず有名どころで肺の内膜症があります(血行性転移説が有力)。播種性転移なら粘液性嚢胞腺腫の破裂で腹膜偽粘液腫になりえます。また再発ではGCTが有名ですね。
2021-01-31 21:14:36追記の追記 まだ自分では裏とってないですが、最近では腹膜偽粘液腫に関しては、組織学的に良性の粘液性嚢胞腺腫にみえても、maturation phenomenonにより転移先で分化度が上がったものと考えられてます。とのツッコミを戴きました。 取り急ぎご報告まで。
2021-01-31 22:22:36あと書き忘れてましたが、子宮筋腫の肺転移も稀ですがあります。おそらく子宮筋腫は罹患率が恐ろしく高いので、肺転移の頻度がめちゃくちゃ低くてもありえてしまうのだろう……と理解してたのを思い出しました。
2021-01-31 22:30:03こちらも貼っておきます。 他の医師から見たお話です。 一気に読ませていただきました。 twitter.com/matomesu/statu…
2021-02-02 18:48:53@Noboru_Hagino ご利用ありがとう!からあげDRアゲ太郎さんのスレッド「まだEBMという概念すら浸透してなかった日本において食道癌の...」をまとめました。 sumatome.com/su/13557089094…
2021-01-31 12:24:44@AdultSpotDiffer 近藤先生は直接存じあげないけど、あの当時私のそばにも根拠なく切りまくる外科医はたくさんいました。 進行胃癌にAppleby手術に加えて浸潤している腸も目視で取りまくり、腹腔内臓器がほとんど無くなるような手術をする医師もいました。目視で癌細胞が見えるわけでもないのに…
2021-01-31 10:44:25@AdultSpotDiffer 本を読むと納得できる部分もあるし立派な人なはずなのに、どうしてなんだろう?って思ってました。長年の謎に対する突然答えがわかりました。ありがとうございます。
2021-01-31 21:16:02@AdultSpotDiffer トンデモさんの育て方。 ダークサイドに堕ちちゃったんですね。 でもそんな経緯があったとは、知りませんでした。
2021-01-31 11:44:42@AdultSpotDiffer ちょっとズレるけど、、温存療法受けた。始まったばかりの頃かも。そして残存に放射線かけたけど今の基準よりもずっと高い線量だった。血だらけになって粘膜まで焼けて、今も常に熱感あって、痒いから毎晩薬塗ってる。始まった頃はそんな感じの温存療法だったんだな。
2021-07-17 23:28:23@AdultSpotDiffer 初めまして。実は慶応の地下の放射線科で近藤先生に診て頂いた事が御座います。当時、島倉千代子さんの体験談など辛い記事を読む中で近藤先生のお話に励まされました。(幸い乳癌には至らず70近くになりました。) イデアフォーの方々、近藤先生に感謝しておられました。 ideafour.org/99_blank002.ht… pic.twitter.com/Jz7e4OZzh4
2021-01-31 13:12:13@AdultSpotDiffer 今でも著書を拝読すると「無症状のがんは様子を見て」「症状が出たらその時に対応を考える」「症状ある時はできる限り臓器を温存できる方法から考える」「最終選択は自分でする」「標準治療はその個々によっては適した方法とは限らない」という考えのように読めます。
2021-01-31 13:17:29