あなたは彼女の肩に頭を預ける。あなたは安心し、愛されていると感じる。好きなだけ長くその場所とその気持ちに浸っていよう。 さて、今度はあなた自身がいい母親になる。その女の子を…あなたを…抱いているところを思い浮かべよう。
2017-05-19 15:17:54そして声に出して言う。「愛しているわ、かわいい子。あなたはわたしの宝物よ。すばらしい子だわ。あなたがわたしの娘でうれしいわ。あなたがいてくれて、わたしの人生はとても豊かになった。心から愛しているわ。」 それは誰もがかけてほしい母親の言葉だが、めったにそう言われることはない。
2017-05-19 15:23:32初めてこの課題をやる時、クライアントの多くは動揺するが、悲しみが薄れるまで、家でそれを繰り返すように伝えた。必ず、悲しみは薄れていくだろう。無意識はスポンジのようなもので、あなたが送り込むすべてを吸収する。
2017-05-19 15:34:03だから、いい母親の課題を送り込めば送り込むほど、あなたの頭と心の中には昔のつらいメッセージ「あなたはろくでもない子だ。何ひとつまともにできない」の存在する余地がなくなっていくだろう。
2017-05-19 15:37:01あなたの無意識は「わたしに話しかけているのはわたしでしょ」とは言わない。無意識はその経験をどんどん吸収する。こうして、あなたは改めて自分の親になり、あなたが当然与えられるべきだった慈愛を自分自身に与えていくのだ。
2017-05-19 15:40:26かつての傷ついた子どもを癒す あなたの中に存在する傷ついた子どもに宛てて手紙を書くことで、改めて親になることを一歩先に進めることができる。この手紙はいい母親のエネルギーを出すので、あなたはそれをいつでも利用でき、かつてあなただった子どもを慰めることができる。
2017-05-19 15:44:00この間接的に昔の傷に話しかける手紙は、あなたの中の女の子がずっと聞きたいと思っていた言葉でつづられている。この手紙では、母親に言ってもらいたかったことをすべて、その子どもに言おう。あなたは安全で、愛されていて、自分がいつもそばについていると。
2017-05-19 15:48:08あなたに子どもがいなくて、子どもを持つ計画がなくても、この手紙を書くことは重要だ。あなたの中の女の子の部分はいまだに慰め、認めてあげる必要があるので、あせりや絶望や恐怖を感じることなく、ありったけの愛情を注いであげよう。
2017-05-19 15:54:36あなたの中の女の子に彼女がずっと求めていた愛を与えれば与えるほど、あなたはパートナー、友人、家族、そしてもちろん子どもたちに、より大きな愛を注げるようになるだろう。このようにして、あなたはあなた自身ばかりか、あなたの周囲の世界、次の世代も変えることができる。
2017-05-19 15:58:33あなたが必死に求めてきた愛に限りがあることや、愛が消えることを怖れる必要はない。愛は伝書鳩のようなものだ…手から放たれても、必ず帰ってくる。
2017-05-19 16:01:15あなたにはもうよくわかっているだろうが、本当の愛は、愛される価値がないとか自分はだめだとか、相手に感じさせることは決してない。愛は暖かい気持ちが胸に広がり、安全だと感じさせてくれるものだ。愛はあなたの人生をよりよくしてくれるものだ。
2017-05-19 16:03:58あなたはそういう絆を作ることができる。そして、母親が与えられなかった愛を自分自身に向けることによって、あなたはやさしさと慈愛を与えると同時に受けとる能力を開発するだろう。あなたは変わり、成長してきた。あなたは愛することができるのだ。 p.250
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