2020年8月6日
1945(昭和20)年8月8日の八幡大空襲に関する企画展「八幡大空襲戦後75年展示会」について。会場 平野市民センター(福岡県北九州市八幡東区)、会期 2020/7/20~8/11。
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タケ@ALL-A @take_all_a

1945(昭和20)年8月8日、福岡県の旧八幡市(現在の北九州市八幡東区・八幡西区)が米軍の空襲を受け、約2500人が死傷した。この八幡大空襲を伝える企画展が八幡東区の平野市民センターで開催中だ。 pic.twitter.com/lDpGmgcHti

2020-08-06 22:09:02
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企画展の名称は「八幡大空襲戦後75年展示会」。主催は市民センターと、空襲体験の記録活動を続ける市民グループ「聞き書きボランティア『平野塾』」。会期は2020/7/20~8/11。ただし日曜・祝日は休館なので現時点で残り3日間。 pic.twitter.com/zzMhoseBfu

2020-08-06 22:10:03
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戦争の歴史や体験談を伝える地道な活動には本当に頭が下がる。会場は撮影可。一部の報道以外はネットに内容があまり上がっていないので、旧八幡市の都市計画と絡めて少し紹介したい。被災写真のバックに写っている工場は八幡製鉄所だ。 pic.twitter.com/rHJAlsKIb1

2020-08-06 22:11:16
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現在の住宅地図に八幡大空襲の焼失範囲を着色したもの。現在の八幡東区、八幡駅周辺にあたる。この空襲は八幡製鉄所よりも市街地が標的となった。そして緑色の部分は何かというと… pic.twitter.com/cNYBhh31IF

2020-08-06 22:12:44
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現在の八幡駅から延びる大通りには、戦前は小伊藤山という小さな山があった。 pic.twitter.com/3hbrRPLWa3

2020-08-06 22:14:23
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小伊藤山とその周辺を昭和初期の地図で見る。「八幡市地図」(1927(昭和2)年、国書撰奨会 発行、北九州市立いのちのたび博物館蔵)をトリミング。 pic.twitter.com/CYX2iVJMx3

2020-08-06 22:15:46
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小伊藤山の模型。空襲の際、小伊藤山に掘られた防空壕に大勢の市民が避難したが、火災の煙が内部に入ってしまい、約300人が亡くなった。 pic.twitter.com/NsWGJBJGVH

2020-08-06 22:17:18
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小伊藤山防空壕のおおまかな平面図。 pic.twitter.com/Scx9fceGja

2020-08-06 22:19:29
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戦後の戦災復興事業で小伊藤山は削り取られて大通り(国際通り)が設けられ、その通り沿いに八幡駅や集合住宅、公共施設などが建設された。それが現在の八幡駅前の街並みである。建築クラスタなら、村野藤吾が設計した八幡市民会館の周辺だといえば分かる人も多いだろう。 pic.twitter.com/Svjr5MQkIn

2020-08-06 22:21:51
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国際通りの小伊藤山公園付近に設置された説明板。右上の写真は掘削中の小伊藤山(1947・S22頃)で、右下は国際通り(1957・S32頃)。八幡市民会館はまだできていない。 pic.twitter.com/D8S20AX8tt

2020-08-06 22:27:00
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小伊藤山の跡地の公園に建立された八幡大空襲の慰霊塔。 pic.twitter.com/j3Di6hGRe8

2020-08-06 22:28:22
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国際通りのロータリーに建立された復興平和記念像と八幡市民会館(村野藤吾、1958・S33)。同館は役目を終えて閉館した。今後、市の埋蔵文化財センターにリノベーションされる。 pic.twitter.com/rxAI61IinR

2020-08-06 22:31:12
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復興平和記念像と碑文。作者は樽谷清太郎。「東洋の工場としての八幡の復興」と「世界の平和」を祈念するシンボルとのこと。 pic.twitter.com/Z0EenKOCJj

2020-08-06 22:32:40
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話を展示内容に戻して、この企画展は資料 / 史料だけでなくアートも展示している。これは八幡大空襲を体験された岳藤悟さんの作品で、平和の願いを込めた折鶴を用いて空襲の惨状を表現している。 pic.twitter.com/0zIVE3LiBS

2020-08-06 23:25:24
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北九州市で美術教員を務めた春野修二さんの作品「箒草と子供布団の懐」。子供布団を被って逃げ回ったという空襲体験者の証言を元に制作したもの。 pic.twitter.com/Vw0hkSPJGO

2020-08-06 23:32:32
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これも春野修二さんの作品(タイトルを聞き忘れた)。来場者が作った蝶の切り紙を吊したもの(私も作った)。蝶は空襲犠牲者の魂を表している。 pic.twitter.com/DCHzg39thV

2020-08-06 23:36:04
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タケ@ALL-A @take_all_a

昨夜ツイートした「八幡大空襲」展の補足。タイトルが未確認だった作品は下記によると「平野-小伊藤やまの作品」とのこと。 西日本新聞 > 煙に包まれ300人死亡 八幡大空襲「惨劇の象徴」美術作品で考えて nishinippon.co.jp/item/n/633358

2020-08-07 13:43:52
タケ@ALL-A @take_all_a

写真左下の空き地は八幡製鉄所の福利厚生施設である大谷球場、右の建物は同じく大谷会館ですね。その右の塔屋付きの建物は八幡警察署の旧庁舎。外壁の塗り分けは戦時迷彩でしょうか。バックの工場は八幡製鉄所の東田地区。 twitter.com/kikuchimitsuru…

2020-08-09 12:35:56
タケ@ALL-A @take_all_a

ほぼ同じアングルの現状をGoogleマップの3Dモードで見る。変わらないのは大谷球場と大谷会館くらい。八幡製鉄所 東田地区はスペースワールド、イオンモール、市の博物館などに変貌(高炉1基のみ保存)。そのスペースワールドも廃業して更地に。 pic.twitter.com/4q95G2laPo

2020-08-09 12:47:15
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タケ@ALL-A @take_all_a

八幡大空襲を述べたからには、原爆との関係も言わねばならない。8月9日に落とされた原爆は、もともと福岡県の旧小倉市(現在の北九州市小倉北区)の軍需工場が標的だった。しかし前日の八幡大空襲の煙で上空のB29は目標が視認できず、長崎市に変更となったとされる。

2020-08-09 16:02:28
タケ@ALL-A @take_all_a

ただしこの説は異論もあって、曇天だったとか、空襲を防ぐために八幡製鉄所の従業員がコールタールを燃やして煙幕を張ったともいわれて、はっきりしない。

2020-08-09 16:03:10
タケ@ALL-A @take_all_a

「小倉築港及び小倉市地図」1928(昭和3)年、浅野小倉製鋼所 発行(北九州市立いのちのたび博物館蔵)。小倉城址に軍の司令部が、その南側に工廠が広がっていた。 pic.twitter.com/YkwwY6ogll

2020-08-09 16:04:26
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なお、小倉城址に置かれていたのは森鴎外が在籍した第十二師団司令部が有名だが、大正時代に福岡県久留米市に移転し、この地図の時点では小倉連隊区司令部となっている。これも1941・S16に福岡連隊区(福岡市)に統合された。

2020-08-09 16:07:53
タケ@ALL-A @take_all_a

前掲の地図とほぼ同じ範囲をGoogleマップの3Dモードで見る。小倉城址には北九州市役所やリバーウォーク北九州などが、工廠跡地にはマンションや公団住宅(現UR)、病院などが建ち並ぶ。 pic.twitter.com/Kt3R2cLRhi

2020-08-09 16:18:03
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リバーウォーク北九州に入っているゼンリンミュージアムからの景観。左は市役所で右は小倉城天守(戦後の復興天守)、緑色のヴォールト(カマボコ)屋根は磯崎新が設計した北九州市立中央図書館。米軍の予定通りなら75年前の今日、ここで原爆が炸裂していた。 pic.twitter.com/urn7hyCXCV

2020-08-09 16:19:52
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まとめたひと
タケ @take_all_a

福岡県を中心に、建築・団地・土木・産業遺産などについて、ツイッターにつぶやいたことをまとめています。個人サイトの方は放置中。

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