[したがき] 抜粋③『セルフ・コンパッション～あるがままの自分を受け入れる～』クリスティーン・ネフ著、石村郁夫・樫村正美訳、金剛出版、2014.11.30

(第３部) 第７章、

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セルフ・コンパッションは自分のイメージを常に好ましく保とうと管理するのではなく、すべての人間は強さと同時に弱さを持ち合わせているという事実を高く評価するのである。自分が「良い」か「悪い」かという問題について迷うことなく、私たちは絶えず移り変わる「今」に対してマインドフルになれる。

2019-04-01 18:42:09

成功や失敗は一時的なものである。それが私たち自身や私たちの価値を定義することはない。それは人生の過程の一部である。私たちの頭はそうではないと反論するかもしれないが、私たちの心は意識を持った存在として感じたり理解する経験の中に本当の価値があることを知っている。

2019-04-01 18:47:04

終わりのない他者との比較ゲームに参加するのではなく、セルフ・コンパッションのプロセスを通して人類が共有するものを受け入れ、他者との結びつきや全一性を感じるのである。セルフ・コンパッションによる心地良い感情は失敗や問題が起きても消えることはない。

2019-04-01 18:56:33

セルフ・コンパッションは自尊心が私たちを失望させ、失敗したり不完全であると感じるまさにその時に機能する。自尊心の気まぐれな幻想が私たちを見捨てる時、セルフ・コンパッションの無条件の抱擁が忍耐強く待っている。　(p.152)

2019-04-01 19:01:00

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