福岡市中心部、天神地区の複合商業施設で2021年8月末で閉館するイムズについて。その2。外壁タイルを中心に。
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タケ @take_all_a

イムズの2回目。設計したのは三菱地所設計 + 三島設計事務所(三島は福岡市の事務所)で、開業後の運営・管理も三菱地所(正確には三菱地所プロパティマネジメント)が担ってきた。竣工は1989(平成元)年である。 #イムズ #おしまイムズ pic.twitter.com/tpodSEpsWO

2021-08-24 22:26:07
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構造は鉄骨鉄筋コンクリート造 + 鉄骨造 一部 鉄筋コンクリート造、階数は地下4階 地上14階建て(商業フロアは地下2階から上)。 pic.twitter.com/QW5PbOZc62

2021-08-24 22:28:47
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イムズの特徴はいくつもあるが、何といっても金色タイル貼りという外観にまず驚かされる。この色はコンペ応募時の提案内容そのまま。 pic.twitter.com/opCGRVeYtp

2021-08-24 22:30:10
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いかにもバブル時代らしいデザインではある。もっとも、決して成金趣味的な嫌らしさは感じない。金色といっても金塊のようなギラギラしたゴールドではなく、比較的淡い色合いであることが効いているのだと思う。 pic.twitter.com/wbhavUorCT

2021-08-24 22:34:24
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また、光の当たり方によっても色合いは変化する。間近で見ると割と黄色っぽい。 pic.twitter.com/6xyZ5qK2pY

2021-08-24 22:36:58
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この金色タイルは有田焼。メーカーは岩尾磁器(佐賀県有田町)。 pic.twitter.com/zqqxGNRxSm

2021-08-24 22:43:35
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タケ @take_all_a

うーん、岩尾磁器公式サイトの実績紹介ページにイムズが載っていないな… なお、建築用タイルの自家製造は1998・H10に休止した模様。 iwao.co.jp/keikan/tile/ti…

2021-08-24 22:52:29
タケ @take_all_a

ちなみに、天神地区における初期の高層ビルである天神ビル(竹中工務店、1960・S35、写真右端)の外壁タイルも有田焼だ。 pic.twitter.com/TFiGU0RL58

2021-08-24 22:56:09
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タイルの色や光沢は均一でない。その微妙な差異によって、中~低層階の壁面に上層階の窓に合わせたパターンを付けるなど、単調さを避ける工夫が見られる。 pic.twitter.com/vsu5woAJza

2021-08-24 23:09:21
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イムズと天神ツインビル(設計者未確認、1990・H2)。後者は純粋なオフィスビル。 pic.twitter.com/bCQBJyB2fy

2021-08-24 23:16:26
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イムズと福岡市庁舎(菊竹清訓、1988・S63)。 pic.twitter.com/0vmm5vxWSz

2021-08-24 23:29:25
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まとめたひと
タケ @take_all_a

福岡県を中心に、建築・団地・土木・産業遺産などについて、ツイッターにつぶやいたことをまとめています。個人サイトの方は放置中。