ここから、本格的にFFサイドの物語とリンクする形になります。 爺だけがやっていたのにアウラ娘さんまで参加。 いつものカルテットでお送りする群像劇スタイルに加え、 ARKでの生活が挟み込まれる形式になっていきます。
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「ったく、全部バラしやがって…」 あの後、爆笑しだした二人を見て からかわれた事に気付いた爺。 「そこまでヤワじゃないってこの子」 可笑しくて堪らないといったアウラ娘さん。 「せっかく人が信用してあげたのに…」 ヤレヤレとララ娘さん。 その言葉に爺はため息をついた。 #FF14 #ARK爺記 pic.twitter.com/0zpilUcP6s

2022-01-09 15:15:52
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「つか、この地図は結局何なんだ?」 机の上の地図を指さす爺。 「え。これARK世界の地図ですよ?」 当たり前の様に言うララ娘さん。 「待て。どうやって作った。 どっかで拾って来たのか?」 「ちょっと頑張って探検して作って来たよ」 爺の疑問にドヤ顔のアウラ娘さんが答えた。 #FF14 #ARK爺記 pic.twitter.com/WQVxoh3H1z

2022-01-09 16:42:10
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「え。この短期間でか?」 開始数日しか経ってないハズ。 爺の更なる疑問にアウラ娘さんが答える。 「リスポーン先を次々変えて地図だけ埋めたの。 あ、でも中央付近はちゃんと自分で行って調べたよ?」 「…歩いて?」 「まさか。あんな密林自殺行為だよ。 船で海から調べたの」 #FF14 #ARK爺記 pic.twitter.com/2KkzDmsMMq

2022-01-09 20:23:08
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「ふ、船?」 最早、ひたすら質問するマシーンと化した爺。 「うん。イカダかな? 割と簡単に作れるよ。 天気が良いなら海の方がずっと安全だし」 さも当然の様に答えるアウラ娘さん。 そう。このアウラ娘さん。 基本的にダメ人間だが、 特定方面に関しては無駄に有能なのである。 #FF14 #ARK爺記 pic.twitter.com/d5wReiTseQ

2022-01-09 20:58:36
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「じゃ、この地図について 手短に説明するから良く聞いててね」 爺とララ娘さんに地図の解説を始めるアウラ娘さん。 「まず、じさまは自分がどこに居るか分かる?」 「…この一番下のXんトコじゃねーかな。 地形がそれっぽい」 しばし考えた後、 爺は地図のXマークを指し示した。 #FF14 #ARK爺記 pic.twitter.com/aG8tkbL5Iy

2022-01-10 16:56:13
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「正解。 でも、森が近すぎて襲撃を受け易い。 だから拠点にはあまり向かない場所。 …違う?」 アウラ娘さんの指摘が図星過ぎて言葉に詰まる爺。 「私はここが良いと思う」 そう言って、 地図の◎が記された場所を指すアウラ娘さん。 「小さな島があるでしょ? ここが一番安全」 #FF14 #ARK爺記 pic.twitter.com/PYrOKmqcEa

2022-01-10 19:14:19
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「岩礁で出来た天然の要塞みたいな島。 すぐ横に大きな島があるから資源も取れるよ。 長々説明するよりも実際に見た方が早いと思う」 自信たっぷりにアウラ娘さんが言う。 「それと、地図の○の部分は他の拠点候補地。 そこも良い立地」 矢継ぎ早に説明するアウラ娘さんであった。 #FF14 #ARK爺記 pic.twitter.com/yspQsFm5Zd

2022-01-10 19:49:18
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「で、じさま。 私は地図と情報を提供したよ?」 ニコニコと手を出すアウラ娘さん。 「…金ならねーぞ。むしろ貸してくれ」 論外な返答をする爺。 「…違う違う。 じさまの情報もちょうだい。 家2件も潰したなら色々とノウハウ得たでしょ?」 アウラ娘さんは全てお見通しである。 #FF14 #ARK爺記 pic.twitter.com/uJmbkYoMrD

2022-01-11 15:27:26
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「…つか何で知って…」 「…海から深夜の大乱闘を…」 声は丸聞こえだし、 内緒にする必要は無いのだが、 唐突に部屋の片隅で情報交換を始める爺とアウラ娘さん。 話に乗り遅れたララ娘さん。 そんな彼女の背後から声が掛かる。 「…アイツら何やってんだ?」 猫娘さんである。 #FF14 #ARK爺記 pic.twitter.com/rUtmbq3yoH

2022-01-11 17:44:08
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ララ娘さんと猫娘さんが見守る中、 更に情報交換(?)に白熱する二人。 「え。高さ2マスじゃダメなの?」 「無理無理。2階建ての屋根じゃねーと普通に食われる」 「うわ面倒くさ」 そんな二人を他所に、 ふとララ娘さんが尋ねる。 「そういえば、おねーさんはやらないんですか?」 #FF14 #ARK爺記 pic.twitter.com/fP2eXsuVep

2022-01-12 09:28:04
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「…私は当面はやらないで良いかな」 ララ娘さんに問われ、 サラリと答える猫娘さん。 「え…あんまり好みじゃない感じです…?」 困惑するララ娘さん。 「ぁー、違う違う。 アイツら夢中になりだしたら絶対帰って来ないだろ。 私までやりだしたら、誰がお前のお守りするんだよ」 #FF14 #ARK爺記 pic.twitter.com/xheffgOmfQ

2022-01-12 17:59:38
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「…おねーさん…! 私がやる時絶対一緒にやりましょうね!」 感極まってひしと猫娘さんに抱き付くララ娘さん。 だが、猫娘さんの心は別にあった。 あの馬鹿二匹も問題児だが、 ララ娘さんも十分に問題児なのだ。 こんなの一人にしたらロクな事にならん。 彼女は冷静に判断した。 #FF14 #ARK爺記 pic.twitter.com/AFkD0oahbG

2022-01-12 20:50:57
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さて。 そんなこんなで所変わってARK内。 アウラ娘さんと情報交換に成功した爺。 さっそく作りました。 『爺特製イカダ1号艇』 一人ご満悦で拍手する爺。 壊れた廃屋(笑)x2も、 こうして船上から眺めれば風情を感じさせる乙な代物。 かくして、 爺は大海原を渡る足を手に入れた。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/7dveJSGFum

2022-01-14 16:46:18
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さて。 そんなこんなでアウラ娘さんの入れ知恵で、 海原を渡る足ことイカダ1号の建造に成功した爺。 その後、 何やらあり合わせの材料で桟橋まで作成。 出来上がった桟橋の出来に満足すると、 早速荷物をまとめ、係留したイカダに乗り込み。 爺は颯爽と大海原へと繰り出した。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/o2qrrJP4YC

2022-02-07 20:18:01
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「…やっべぇ。 快適過ぎて笑いが止まらんw」 陸の阿鼻叫喚とは雲泥の船旅の快適さに喜ぶ爺。 目指すはアウラ娘さんが指し示した本拠地候補。 まずは半島の岬(命名:喜望岬w)を越え、 内海へと突入する。 方向さえ間違わなければ迷い様の無い航路に、 爺は自信満々に飛び込んだ。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/0AuV7oLkzj

2022-02-07 20:51:01
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順調に航海を続ける爺。 ついでにアウラ娘さんの言っていた他の拠点候補地とやらも見てみる事に。 そしてそこに広がっていたのは、 岬の突端に守られた、正に天然の港とも言うべき三日月状の入り江。 「…オイオイ。 港としては最高の立地じゃねーのこれ」 爺は驚きの声をあげた。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/X1EqOGrGc2

2022-02-08 18:55:06
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特にこの岬の突端部分が気に入った様子。 「いや、だってここの突端に要塞の一個でも建てちまえば、 陸側からの攻撃は一方向のみだろ。 しかも進入路に2重3重の防御張れる長さあるし」 思わず上陸しながら色々考える爺。 「つか、ここよりも良い本拠地候補って、 どういう事だよw」 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/9iHTf45Iej

2022-02-08 19:38:27
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この入り江以上の立地がある。 アウラ娘さんの提案がそれを示す事に気づき、 慌ててイカダに飛び乗る爺。 本拠地候補の方角へと舵を切りながら、 ふと見た先に爺は気づいた。 「…もしかしてアレか」 進路上にあり、 遠目にも分かる海から突き出た異様な地形。 …確かに島である。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/w2XrPRQnFg

2022-02-08 20:14:15
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それは島と呼ぶにはあまりにも頑健過ぎた。 まるで塔のように四方にそびえ立つ岩礁。 中央に佇むは、洞窟を備えた巨大な城の様な岩山。 そして、周囲をゆったりと取り囲む砂浜。 流石に一目で分かる。 これは天然の海上要塞だとw 「…ぶはw…ぶはははは!」 思わず爺は笑った。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/qKLSUB5Pge

2022-02-08 21:06:53
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「ありゃもう別格だなw」 珍しくベタ褒めな爺に驚き、 ララ娘さんが聞く。 「そんなに良い所なんですか?」 「おう。岩の要塞でな。 一目で分かる代物よw」 「そんなですか!」 だが盛り上がる二人を余所に、 アウラ娘さんが呟く。 「…じさま。 やっぱ他の所に拠点建てよう」 #FF14 #ARK爺記 pic.twitter.com/3pnnzSUl5A

2022-02-18 17:47:37
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「そりゃ、ついでで見て来たけどよ。 そこは港としては最高の立地だろうけど、 岩の要塞に比べたら一段落ちるべ」 やれやれと肩を竦める爺。 だが、それを聞いたアウラ娘さんの反応は違った。 「そう。それ! 港としては最高の場所なの!」 我が意を得たりとアウラ娘さんは頷いた。 #FF14 #ARK爺記 pic.twitter.com/kAFIZF7ap3

2022-02-20 18:59:24
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「船の便利さは、 じさまも実際に使って良くわかったよね?」 「…うむ」 アウラ娘さんの問いに渋々と頷く爺。 「で、じさまはまだ気づいて無いと思うけど、 あの船って実は色々と改造出来るの」 「…ファッ?!」 重要な情報をサラッと晒すアウラ娘さんに、 爺は思わず固まった。 #FF14 #ARK爺記 pic.twitter.com/893LQQ4KFS

2022-02-20 19:29:17
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「やっぱ気づいてないか」 爺の反応で察するアウラ娘さん。 「普通にね。 船の上に家具とか置く事が出来るの。 それどころか、地面と同じ様に土台すら置けちゃう」 その言葉の意味する所を爺は理解した。 「…つまり、船の上にも建築出来るって事か!」 アウラ娘さんは微笑んだ。 #FF14 #ARK爺記 pic.twitter.com/K2ibQCUKfn

2022-02-20 22:47:45
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アウラ娘さんの説明はまだ続く。 「そういう事。 他にも土台の配置次第でもっと大きな船にする事も出来るらしいの」 「ほーーっ!」 徐々に興奮しだす爺。 「で、そういった船の改造や、 拠点を作るにしても資材がとにかく沢山要るの」 そうしてアウラ娘さんは本題に切り込んだ。 #FF14 #ARK爺記 pic.twitter.com/0OWiICwlaU

2022-02-21 06:50:26
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「そこで、さっきの入り江の出番!」 熱の籠もった口調でアウラ娘さん。 「あそこって対岸に大きな森が広がってるでしょ? でね。 実は鉄鉱石の鉱脈まで埋まってるの。 木材と鉄、2大資源の積み出し港として最高なの!」 これでどうだ! と言わんばかりにアウラ娘さんは力説した。 #FF14 #ARK爺記 pic.twitter.com/mKfvJma2mS

2022-02-21 15:54:18
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「…ぇーとぉ…鉄鉱石? 鉄作れんの?これ」 だが、残念。 爺はまだ「石器時代の人間」なのである。 崩れ落ちるアウラ娘さん。 「ぷっ…ふふ…あははははw」 黙って見ていたララ娘さんだが、 余りのすれ違いっぷりに思わず吹き出した。 やはり爺は一筋縄ではいかないのである。 #FF14 #ARK爺記 pic.twitter.com/PPwPzEo29v

2022-02-21 17:50:18
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そんなこんなでアウラ娘さんに、 「もう良い!勝手にして!」と呆れられた爺様。 そんな彼は、ARK世界を勝手気ままに放浪していた。 コッソリ船を改造したらしく、 ベッドと収納完備の『イカダ君1号改』に改修。 リスポーン地点を確保した事で、 新手法を開発し調子ぶっこいていた。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/ELe9Fpdsmt

2022-02-22 20:22:17
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さて。 そんな爺が新たに考えた手法がこちら。 『デス偵察』である。 別名全裸特攻とも言い、 収納に所持品を格納しマッパで上陸。 そのまま内陸部に向け死ぬまで走り続けて探査。 死んだら、船のベッドにリスポーン。 これを繰り返す事で、 ほぼノーコストで偵察する荒業である。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/CPZg1KMjLo

2022-02-22 21:00:54
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日々、レスキルを繰り返し、 所持品を取り返すために自身の身を囮にする。 最早、作業時間より荷物回収の時間の方が長い。 そんな爺のARK生活において、彼は気づいたのだ。 逆に言えば、 所持品が無ければ死んでも構わないのだと。 その達観の果てが、この『デス偵察』なのである。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/ZSsBzc50cu

2022-02-22 22:52:02
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そして、 デス偵察を繰り返した爺の姿がこちらですw 「アカン…これは…アカン」 このデス偵察。 最初のうちは良いのだが… 繰り返すうちに、身の内のARK心(冒険心)が磨り減っていき。 どんどんARKがつまらなくなっていくのであるww かくして。 爺の『デス偵察』は封印された。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/7VqIdyYd4m

2022-02-23 00:00:10
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闇落ちし、 ARKの暗黒面(ダークサイド)に堕ちかけた爺様。 その後、心を入れ替えて、 真面目に建築に取り掛かってるのかと思えば… なんと彼は、 懲りずに再び暗黒面に堕ちかけていた。 新造のベッド特化船とマッパに石槍。 今度は『ゾンビアタック』をやろうとしていたのである。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/cpelBHJNlc

2022-02-23 23:38:29
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さて、何故こんな事になったかと言うと… 失ったARK心を満たすべく、 真面目に建築でもとアウラ娘さんお薦めの例の入り江で 拠点作りをする事にした爺。 周辺を探索すると、 彼女の言っていた鉄鉱石らしき黄金の岩も発見。 が、次の瞬間、 側頭部に跳び蹴りを食らい地面に転がった。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/Xe4DO7qx7o

2022-02-25 17:45:11
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例によって例のごとく、 いつものユタラプトル君なワケだが、 今回は一味違った。 二匹居たのである。 かくして、爺による決死のユタラプトル破棄作戦。 デスマラソンが始まったのである。 この時点で、もう半分暗黒面に落ちかけているが、 そこは気にしてはいけない。 イイネ? #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/bnJmtMVEdV

2022-02-25 18:51:18
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で、結果として。 ユタラプトルちゃんが2匹、 鉄鉱石前に完全に定住しましたww この2匹、決死の誘導で捨てて来るのだが、 毎回ご丁寧に戻ってくるのである。 幻想的とも言える光の柱達。 その根元には爺の屍が積まれている。 十数本目の光柱を立てた所で、 爺の中で何かが弾けた。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/q9cUbRVOUI

2022-02-26 12:21:12
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「野郎ッッ!ぶっころしてやぁぁぁある!」 余りの死亡頻度に爺のSAN値が全壊。 ジジイ。 闇堕ちバーサーカーモード発動である。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/xWGLhVpeDQ

2022-02-26 22:30:22
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が、このまま突っ込んでも2-3発程度は殴れても、 そのまま即死するのがオチ。 だが、彼は狂人的な発想で思いついたのだ。 逆に言えば『死ぬ気で突っ込めば2-3発殴れる』のだと。 何度死んでも、 毎回2-3発は殴っていけば、最終的には倒せると。 狂った爺の哄笑が闇夜に響き渡った。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/VSHZiCDTY2

2022-02-26 22:38:09
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問題は、 リスポーン用ベッドのクールタイムが5分に設定されている点。 5分に1回の特攻では用を成さない。 だが、 狂った爺は冴えていた。 「…ベッドがいっぱいあれば良いじゃなーい」 かくして、 ゾンビアタック用リスポーン母船。 『ゾンビメーカー1号』が完成したのである。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/SY4wLPRfaj

2022-02-27 19:59:42
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かくして冒頭の槍持ちシーンに至るワケである。 リスポーン母船を完成させ これにより実質1分に1回の特攻が可能に。 即席武器の石槍量産も完了。 20回30回とゾンビアタックを繰り返せば いかなユタラプトルでも倒しきれる。 雄叫びをあげる爺。 だが、ふと彼は背後に視線を感じた。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/iU54dYlArD

2022-02-27 21:31:31
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爺が背後を振り返ると、 そこには革装備を身に付けた見知らぬ女性がイカダに乗り、 手を振っていた。 伸びてボサボサになっているが黒髪。 そして、顔の造詣はまったく違うが、 その特徴的な蒼い瞳。 「…まさか。 アイツか?」 まさかのアウラ娘さん登場である。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/JPODzkqn0i

2022-02-27 23:55:21
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アウラ娘さんらしきキャラは、 爺のイカダの様子をしげしげと眺めている様子。 大量に用意されたベッド。 そして、マッパに石槍のみという軽装。 やがて、 爺がいったい何をしようとしてるのか彼女は察したらしく、 ポンと手を打った後。 腹を抱えて爆笑し始めたw #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/fXkTnCSThr

2022-02-28 06:58:00
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ひとしきり笑い終えると、 アウラ娘さん(仮)は気が済んだとばかりに、 何も言わずにスルスルと去っていった。 あとには、ただ呆然と佇む爺が独り。 しばらく無言で天を仰いでいた爺は、 やがて静かに船から降りると。 よろめく様に砂浜へと駆け出した。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/Tu855SmgKg

2022-02-28 13:41:53
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「…分かっとる。 分かっとるんじゃぁぁああ!」 砂浜を、我武者羅に走りながら喚く爺。 「…ゾンビアタックなんぞで倒しても、 ただ倒せるだけで、その後虚しくなる事なんぞ分かっとるわい!」 安易にローコストで成し遂げる事。 だが、それは物事の面白さを損なう事に他ならない。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/CsRxDpg0GV

2022-02-28 18:14:07
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スタミナが切れるまで走り続け、 息も絶え絶えに砂浜にへたりこむ爺。 そんな爺の前に、 のそりと立ち塞がる影が一つ。 我等がアイドル(?)テリジノちゃんである。 だが、 いつもと違い近づいても襲ってこない。 「ハッ…労わってでもくれんのか?」 爺のヤケクソ気味な皮肉が飛ぶ。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/fuwcy5N97U

2022-02-28 20:39:31
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次の瞬間、 前触れもなく繰り出されるテリジノサウルスの凶悪な鈎爪。 文字通り吹き飛ばされる爺。 「ヘヘッ…そうこなくっちゃな」 致命傷を負い血を吐きながら、 どこか嬉しそうに嘯く爺。 やがて、彼女の慈悲深き一撃が爺の体を貫く寸前、 爺は小さく呟いた。 「…ありがとな」 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/QRtqy4BzVl

2022-02-28 21:36:46
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かくして、 アウラ娘さんに精神分析(爆笑)、 テリジノちゃんから精神分析(物理)を食らい、 生まれ変わったような顔で目覚めた爺。 「ぁー…クソだりぃけど真面目にやるかぁ」 そう言って彼は森へと繰り出した。 こうして1人と1匹の手により ようやく爺は暗黒面から脱したのである。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/4EI0mPtBgN

2022-02-28 22:26:54
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無事暗黒面から脱出した爺。 問題は何にどう手をつけるかである。 ユタラプトルに対抗するには、 装備を強化するのが最も確実そうな話だが。 肝心な素材の採掘場所に連中は居座っているのだ。 とにもかくにも備えねばならぬ。 とりあえず、 爺はその場でスクワットを始めた。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/Mmt8Q07AW5

2022-03-01 12:50:08
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やがて、 無意味なスクワットが、 無意味な走り込みに発展し、 無意味な1000本素振りになった辺りで、 爺はようやく気付いた。 「…せやな。 素振りより実際に当てた方が良いよな」 こうして、内容が1000本斧当てに発展する頃。 爺は暗黒面から脱した替わりに、 脳筋へと堕ちていた。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/tIKv7vDkGf

2022-03-01 16:52:35
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そして、 脳筋男がひたすらに1000本斧当てを実行した結果が、 こちらです。 森が一個消えましたw 鬱蒼と茂った森が消滅。 堂々と自然破壊をやりきった脳筋男は満足気に頷いてこう言った。 「明日は、点在する岩を破壊しよう!」 こうして、彼は脳筋自然破壊男になったのである。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/QJem6tdMmE

2022-03-01 18:50:03
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まとめたひと
IkuS@FF14:雑煮処 @IkuSFF14

◇FF14の某Durandal鯖メインの群像劇型RP物語の裏話&回想アカとかいうキワモノです。◇フフリとニヤけたらめっけもの。それが当更新の目当てでございます。 ◇無言フォロー等もお気軽に◇RT用アカは@IkuSFF◇本編物語専用タグはこちら⇒#爺譚◇ARK編専用タグはこちら⇒#ARK爺記◇© SQUARE ENIX