シン・仮面ライダー観た

峰岸 @minepon2010

①シン・仮面ライダー観てきました。 もうねサイクロン変形観た瞬間勝ったも同然となった。確かに興行収入狙ったエヴァよりガチめに楽しむ人だけ楽しめ的な突き放した作りは感じました。あまり親切ではない感じ。 RT 『シン・仮面ライダー』追告 youtu.be/qwo4fFji8rc @YouTubeより

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峰岸 @minepon2010

②よく有る『アレは庵野監督の仮面ライダーで、私の好きな仮面ライダーではない』パターンに陥ると多分辛い。庵野作品＞仮面ライダーと思う。自分はシン・ウルトラマンより好きかもしれない。ハビタット空間へ全人類のプラーナを送るとか人類補完計画と似た思想で、より庵野監督っぽい気がしたので。

峰岸 @minepon2010

③昭和でも平成でもない観たことの無い仮面ライダー世界がそこには有った。確かに観ていて観客置き去りに『ここはこうでしょう！』という謎感覚で監督の好きなシーンが展開されるクエンティン・タランティーノ監督作品みたいな所も有るけど、全体の流れは好き。

峰岸 @minepon2010

④映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』で1号ライダーが水戸黄門の印籠のように掲げていた滅私奉公で守り抜かなければならない人類共通の絶対正義みたいな旗印が失われて久しいけど、それに対する絶対悪も既に存在しないわけで。

峰岸 @minepon2010

⑤昔は悪いことしていたショッカーが『人類の幸せを追求する機関』になってるアイデアが凄く面白い。AIが人間観察で幸せを研究した結果「多くの人の幸福度の最大ではない」って結論になったそうで、極端に少数の幸せを実現してきたそうなんだが、この論理展開がついて行けなかった。？小乗仏教的な？

峰岸 @minepon2010

⑥ショッカー本部に乗り込む最終決戦とか「エヴァシリーズ…完成していたの？」と空を見上げるアスカに魂のルフラン流れてきそう。何処まであのノリについていって良いのかちょっと悩むｗ。 完全スペック上位存在に気力でぶち当たるのは胸アツ展開。昭和ライダーはメット割れしない説まで粉砕

峰岸 @minepon2010

⑦気になったのは緑川ルリ子さんが政府のセーフハウスに来てから急に人間らしくなったところ。父の死を目の前にしても綾波っぽい話し方する人だな思っていたのが、喜怒哀楽がポロッと出てきた。 幸せになってはいけない自分に枷をはめたような本郷と自分の好き嫌いに従い行動する一文字の対比も面白い

峰岸 @minepon2010

⑧兄妹が敵同士で「幸せと辛いは線一本の違いしかない」言ってるしハビタット空間をユートピアとディストピア言ってる対比も面白い。ショッカーの実現しようとする幸せも含め、幸せってなんだろうね？をストレートに考えさせるのは良いね。魂の行く場所、極楽浄土がハビタット空間ですとかリンクしそう

峰岸 @minepon2010

⑨「三人には狭すぎる」ってお兄さん言ってたけど、魂を次々にヘルメットに取り込んでいくと、それはショッカーのハビタット空間の縮小版を構築しているだけじゃね？と思った。 ガンダムNTでも死んだパイロットが動かしてる野良MS出てくるし、最近はデジタル空間に人の魂を転写するの流行なんか？

峰岸 @minepon2010

⑩新バッタオーグカスタムがかなり良い具合に1号追い詰めたのに戦闘中にルリ子さんにあっさり洗脳プログラムを解除されしまうのがチョロ過ぎ。水星の魔女のスレッタ並みにチョロいｗ。 と言っておきながらその後の足折れて歩けず這いながらルリ子さんへと向かう1号の姿に涙するんですけどね。

峰岸 @minepon2010

⑪ I←イチロー・キカイダー01 J←ジロー・キカイダー K←ロボット刑事K チョウ・オーグ←イナズマン と他の石ノ森章太郎作品リスペクトの設定は分かる人にだけ分かれば良いって感じなのかな。 多分庵野監督好きに作ったんだろうと思われていますが、御本人は「恩返しに作った」そうですからまたも謎

峰岸 @minepon2010

⑫立花さんや滝が出てきて、新たなオーグも出現し、そもそも実行機関の上位AIは健在で人間観察を続け、続編は出来るようにしてあるそうですが。 WライダーがTV版のように共闘する展開ならまだしも1+2で片づけてしまって、それはそれで強いと思うけど…なんかそこは昭和世代的には喪失感が拭い去れない