【魔法少女（笑）】ネタ

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「あー、いたいた。おーい、千景ー」 「お前いつまでカナちゃんにくっついてんだよ。迷惑かけんなよなー」 「────神凪君！！！！」 「ひゃ、ひゃいっ！？」 「教えてくれ！神凪君！白木という名の女子について！！」 「へ………？」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「なんだ、気になる女子でも見つけたのか」 「さっきまでカナちゃんカナちゃんうるさかったのによ…」 「カナちゃんは女子じゃないぞ、颯」 「わかってますー」 「白木って綾崎と同じクラスのか？」 「ん？お前は…三日月時雨…」 「さっきたまたま会ったので…」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「そういうこと。で、白木だけど」 「知っているのか！？」 「まぁなー結構可愛いし。あいつも気になってんじゃねーの」 「え、そんな、まさか…あ、あいつって…」 「綾崎しかいねーだろうが。たぶん好きなんじゃねぇの。白木のこと」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「かかかカナちゃんが……」 「噂では白木も綾崎のこと好きとか何とか。これって両思いじゃね？」 「………………。」 「おい、やばいぞ。息してるか、こいつ」 「だ、大丈夫ですか！？明日葉さん！」 「時雨っち……面白がって言うんじゃないよそんなこと…」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「だってさ～綾崎のやつも思わせ振りな態度とってさ、この際はっきりさせればいいんじゃないかなって」 「気持ちはわからんでもないけど、これ確実にめんどくせぇことになんだろ」 「すでにめんどくさいけどな」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 綾崎奏、好きな人いる疑惑。ただしそれは千景ではない。 どう考えても最低な方に動く明日葉さんしか想像できぬ。まぁそれでもいいかなと思っているホタテです。

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「神凪がさ、文化祭のチケットくれた」 「おっ。マジか。せっかくだから行ってみるか。それにしても颯、あの一年君と仲良いな？」 「まーね……」 「ん？三枚あるぞ」 「トラと三人で行けばいいんじゃね」 「そうだな。でもあの出無精が動くかな」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「意地でも動いてもらわねぇと…」 「ん？なんだ、颯。歯切れが悪いな」 「いや…日輪高校だろ…」 「それがどうした？」 「神凪たちが通う学校ってことは……」 「おお、他の連中にも会えるな。制服姿を見るのは新鮮だ…………あ。」 「気がついたか」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「でも、千景はカナちゃんがどこの高校なのかも知らないんだろう？電話番号も、アドレスも知らないし…」 「けど家の住所は知ってる。…それはそれで危ないよな…」 「つまり、千景にこのチケットが見つかって行きたいって言い出したらまずいよな」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「あいつなら100%行きたいって言うだろ。どこの文化祭でも」 「言いそうだな…神凪君もリスクを承知でくれたんだろうか…」 「神凪が俺達にくれたって知ったら、カナちゃんはどんな顔をするだろうな」 「非常事態だ。何としてもチケットの存在を秘密にせねば」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「お前絶対言うなよ。口軽いから」 「なっ…颯。俺を信じてくれないというのか」 「うっせ、明日葉みたいなこと言うな」 「何だお前たち〜日輪高校の文化祭に行くのか？」 「ぎゃああああああああーっ！？」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「な、なんだ…そんな人を化物を見たみたいに…」 「お…おま…なんでいる！！」 「ど、どうしたんだ、千景！帰ったんじゃなかったのか！？」 「いやずっとお前たちを待っていたんだが」 「「………。」」 「それよりどうしたんだ？それ。知り合いでもいるのか？」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「ああ…うん…まあ…」 「ほぅ。五百川にも友達がいるのか」 「んだと、コラ」 「三枚あるじゃないか。今週の土曜なら開いてるぞ。午前の授業が終わってから三人で行こう」 「は…はぁ！？何でテメェと行かなきゃなんねぇんだ！俺とこいつとトラの三人で行くんだよ！」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「どうせあいつは面倒くさがって行かないだろ」 「いや行くんだよ！意地でも行くんだよ！」 「トラは行くって言ってるのか？」 「言ってないけど行くんだよ！これは決定事項！お前はハミゴ！そういうことだから！」 「…じゃあ誰かに頼んでもう一枚もらってくる」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「いーよ！もらわなくて！お前は行くな！日輪高校に近づくな！」 「五百川…お前なぜそんなに…ハッ！まさか…！？」 （おい…まずいんじゃないのか、颯…） （ちっ…なんて勘のいいやつなんだ…） 「日輪高校にはそんなに可愛い子がいっぱいいるというのか！？」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL （バカでよかった…） （千景…） 「そんなことなら絶対行かなくてはならんな！お前だけに抜け駆けはさせんぞ！」 「言ってろ……とにかくおめーは来んじゃねーよ」 「行く」 「来るなっつってんだよ！でないとっ…」 「でないと？」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「ひ…人が一人死ぬ…」 「なんだそれは！ふざけているのか！？」 「颯………」 「うるせー！来るな！行くな！俺はお前と並んで歩くのなんてごめんだね！！」 「はーっ！？それはこっちのセリフだ！じゃあこうしよう。五百川は待機。俺とののとトラの三人で行く」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「何で俺がハミゴになんだよ！これはそもそも俺がもらったやつなんですけど！！」 「そうか。ならやはり俺達三人で行くしかあるまい」 「だーかーら！お前はお留守番！」 「いやだ！絶対行く！！」 「駄々こねるな！」 「お前こそ！」 「いつまでこのやりとり続くんだ…」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL ―文化祭当日― 「いやぁ、晴れてよかった！ここのところ雨続きだったからなぁ！楽しみだ！他校の文化祭ほどワクワクするものはない！」 「………………。」 「なんだ、二人とも！そんな暗い顔をして！せっかくの文化祭日和だというのに！」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「心が痛い…」 「申し訳ないな…」 「何を言ってるんだ！？もしかしてトラのことか？別に構わないだろ！あいつは行かないってはっきり言ったんだから！」 「責められても俺達に弁解の余地はないな…」 「仕方ない、颯。受け止めよう」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「だから何のことなんだ！？」 「でもどうするんだ、颯。神凪君と合流してしまったら、バレるんじゃあ……（ﾋｿﾋｿ」 「安心しろ…一応手は打ってある…（ﾋｿﾋｿ」 「え？」 「よ、ようこそ！皆さん！日輪高校へ！」 「！？」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「お…鬼…？」 「し、紹介しよう！こいつは俺の後輩、鬼丸君だ！極度の恥ずかしがり屋で、人見知りだからいつもこうして鬼の仮面をかぶっているちょっとおっかないやつだが、音はとても優しい後輩だ！」 「そ…そうか…五百川には変わった後輩がいるんだな…」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「颯…（ﾋｿﾋｿ」 「二人で考えた結果、これしかいい案が浮かばなかったんだよ！文句言うな！（ﾋｿﾋｿ」 「だけど校内で彼に会ってしまったら何の意味もないじゃないか（ﾋｿﾋｿ」 「野々原さん！そこは任せてください！綾崎さんのクラスが出し物をしている校舎にでき

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL るだけちかづかないようにして、また、綾崎さんの動きは全てGPSで把握して遭遇しないようにします！（ﾋｿﾋｿ」 「おぉう…すごいな…神凪…いや、鬼丸君…（ﾋｿﾋｿ」 「まさか明日葉さんが来るという最悪の事態が起こるとは思いませんでした…こうなってしまったからに

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL は何とか二人が出会うことを阻止しないといけません！しかもよりによって綾崎さんのクラスは…（ﾋｿﾋｿ」 「え？何だ？何かまずいことでもあるのか？（ﾋｿﾋｿ」 「メイド＆執事喫茶なんです…………（ﾋｿﾋｿ」 「…………えーと………（ﾋｿﾋｿ」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「男子がメイド、女子が執事という設定です…（ﾋｿﾋｿ」 「最悪じゃねーか！！！！」 「どうした、五百川。急に叫んだりなんかして。というか三人で何をさっきからコソコソと…」 「うるせ！テメェは黙ってろ！向こう行ってろ！」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「なんだ、その態度は！そんなに俺が嫌か！？ノノからも何とか言ってやってくれ！」 「千景……自販機でお茶買ってきてくれないか」 「ひどい！お前までそんな態度か！」 「文句言いつつも買いに行ってくれるんだな…」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「そ、それで…つまりカナちゃんもメイドってことなのか？神凪…鬼丸君」 「そうなんです…」 「くそっ…んなもんやつが見たらますますストーカー行為が悪化するに違いねぇっ…」 「神、鬼丸君はメイド姿を見たのか！？」 「見ました！」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「そうか！きっと似合っているんだろうな！」 「めちゃくちゃ似合ってました！さすが綾崎さんです！」 「ちょっと見たいな！」 「うるせーよ！でかい声出すな！」 「颯の声もでかいぞ」 「うるせぇつってんだよ！とにかくこれ以上の被害は出せねぇ。おい、神凪…鬼丸、今の

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL カナちゃんの居場所は」 「はい。教室から動いていないようです。店番をしていると思われます」 「よし。動きに警戒して、俺達も動くぞ！」 「ラジャー！」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「はぁ…お茶買ってきたぞ…」 「お。さんきゅ。千景」 「これでいいのか？…ったく…この俺をパシらせるとは…」 「千景にはパシリがお似合いだぜ」 「何てことを言うんだ！今日のお前はやけに俺に辛辣だな！ノノ！」 「騒いでんじゃねーよ行くぞ」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「そうだな。俺は腹が減った」 「何か食べ物を出してるところを案内してくれるか、鬼丸君」 「はい！お安い御用です！」 「というかパンフレット的なものはないのか？文化祭ならあるだろう？」 「あぁ…まぁ…ありますけど…置いてある所の近くに来たらまた言いますね…」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「鬼丸君は五百川の後輩なんだな。何年生なんだ？」 「一年です…」 「中学の後輩なのか？」 「はい、まぁ…そんな感じです」 「そんな感じ？…ノノとも親しいようだが」 「俺の後輩でもあるならな」 「え？五百川とノノって同じ中学だったか？」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「………。」 「というか鬼丸君…何だかどこかで聞いたことあるような声をしているような…？」 「き、気のせいですよ！誰かと勘違いしてるのでは？」 「そうかぁ…？」 「バカなこと言ってないでちゃんと歩けよ。さっきから人とぶつかりそうになってんだろうが」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「む…人ごみを歩くのが苦手でな…」 「だったら俺が手を繋いでやろうか、千景」 「それは断る」 「何いきなり気持ち悪いこと言い出してんだ、お前…」 「いい提案じゃないか？」 「よくねーよ。…あ、おい。明日葉…後ろ気をつけろよ」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「え？」 「人が走ってきて……………」 「わっ！？」 「うわっ！」 ﾄﾞﾝｯ　ﾊﾞｻﾊﾞｻｯ… 「千景、大丈夫か！？」 「あ…あぁ…それより…ん？五百川？鬼丸君？どうした？そんな顔をして…」 「うわー…どないしよ。最悪や…チラシ全部バラまいてもうた…」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「……………え？」 「あー…すいません。ちょっと急いでて…………………え？」 「……カナ………ちゃん…………？」 「ち、ちか…………な、なん…………！？」 「か、カナちゃん！？カナちゃんなのか！！！？？」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「え！？ち、ちゃいますけど！？カナちゃん！？だれですか、それ！人違いやと思います！」 「いいや！君はカナちゃんだ！目の大きさ、色、髪の色は…白しか見たことがないが…長さ、身長、体重！まちがいない！！」 「ちょっと待て！体重はおかしい！」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「俺の目が君を見間違うことなどありえん！」 「関西弁やから…とかちゃうんかいな…ないわ…ほんまないわ…」 「まさかこんなところで会えるとは、これはもしや…運命！？」 「んなわけあるか」 「それにしたって何だ、その格好は！？」 「…へ？」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「まさか普段もそういう趣味なのか！？」 「………。」 「ち、違うんです！明日葉さん！」 「鬼丸君！」 「誰！？」 「綾崎さんのクラスの出し物がメイド執事喫茶なんです！男子がメイド、女子が執事の格好をするんです！」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「な、なるほど…それは素晴らしい試みだな…」 「何が素晴らしいねん。腹立つわ、その顔」 「全くけしからんな！一度お帰りなさいませご主人様と言ってみてくれ！」 「誰が言うか！！！早く帰れ！大体何でお前ここにおんねん！」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「僕が悪いんです！だから、明日葉さんを責めないでください！」 「お前ほんま誰なん！？何で仮面かぶってんの！？」 「カナちゃん！神凪は悪くねぇんだ！」 「そうなんだ！責めるなら俺たちを責めてくれ！」 「お、お前らまで……ていうか、神凪って…」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「はい！僕です！鬼丸こと神凪です！」 「なんなん…鬼丸…」 「綾崎さん！僕が五百川さんたちを誘ったんです。叱るなら僕を叱ってください！」 「いや別に…誰も悪いとか言うてへんけど…」 「本当にごめん！カナちゃん！こいつを連れてくるつもりはなかったんだ！」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「千景が駄々をこねて言うこと聞かなくて…それで泣く泣く…」 「おい、誰がいつ駄々こねたって？」 「だから別に俺は怒ってへんよ…みんなそんな顔せんといてくれ」 「そうだぞ。カナちゃんがそう言ってるんだから、もう落ち込むのはやめろ！」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「お前は黙っとれ。お前だけは許さん」 「なぜに！？」 「せっかく来てくれたんやし、まぁゆっくりしていったらええやん。今度はお前らんとこの文化祭も呼んでな」 「カナちゃん…！」 「お前も気にすんな、神凪。五百川たちを呼びたかったんやろ」 「綾崎さん…！」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「さすがカナちゃんだ。天使だな」 「お前本当黙ってろ。ややこしくなるだけだから」 「そういえば綾崎さん。ケータイは今持ってないんですか？」 「ケータイ？ああ…教室に置いてきたわ…」 「それでGPSが…」 「え？」 「いえ、何でもないです」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「そうだ、カナちゃん。ケータイと言えばアドレス交換しよう」 「無理」 「即答……。なぜだ！いい加減教えてくれたっていいだろう！？」 「文通してやってんのにメールまでする気か、図々しい」 「図々しい！？」 「学校にまで来やがって」 「不可抗力だ！」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「俺はそろそろ教室に戻るわ。急がなあかんし。好きに回れりゃええけど、俺んとこは来んなよ」 「えー！」 「そんな顔してもあかんもんはあかん！」 「じゃあ一つだけお願いがある」 「…嫌や」 「俺と一緒に写真を撮ってくれ！！」 「嫌や言うたやろうが！」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「高校生活最後の思い出に！」 「何が思い出や。本音を言うてみぃ」 「待ち受けにする」 「しばく！！」 「わー！綾崎さん！落ち着いてください！」 「謝れ！明日葉！謝っとけ！そうすれば丸く収まる！」 「俺は何も悪いことをしていないぞ」 「何でもいいから！」

ナナシ @darkmoon_souji

@sousakuTL 「ほんま腹立つ…ただでさえこんな格好させられて不愉快やっちゅーのに…お前ら絶対来んなよ、わかってるやろな」 「わかってるわかってる。早く行かないと叱られるぞ」 「誰のせいや！」