参考 耳飾り tatemonoen.jp/special/2017/1… 髪型と襟元:土偶bunka.nii.ac.jp/heritages/deta… あと描きながら気付いてたけど前も同じようなの描いてた… twitter.com/sakana6634/sta…
2020-02-08 03:03:29ピアスの位置の図解見ていて思い出したので 土偶と埴輪から想像した縄文・古墳時代の耳飾りについて。 表現手法が限られる中で、耳飾りにもかなりウェイトが置かれていたのではないかなあ、と思うのです。男性埴輪では美豆良で隠れてもなお耳飾りが表現されている場合があったりします pic.twitter.com/I4bBWIx3WY
2017-07-25 02:32:07美豆良で隠れるのに耳飾りもしっかりしてたのちょっと謎。 なお私はよく描かれる8の字(上部突起が有る)美豆良は少数例で、特に盛装埴輪では下垂型の長大美豆良が多くなっており、小型の8の字美豆良は少数派か、地位の低い人の髪型か、平時用だったという考えです。なので余計に不思議に思うのかも。 pic.twitter.com/K5kpZt3zE0
2020-02-08 07:38:32こちらはサークル「江戸連」さまの『鮨詰 江戸にぎり』に寄稿させて頂いたものから、大衣(七条以上の大型の袈裟)の解説です。宗派によって着装も違います。 #お坊さん描こう pic.twitter.com/FzemNMijqx
2020-02-22 19:10:33元絵はこの部分だが、同様のポーズで描かれた女性が複数いる。絵師のお気に入りだったのか、考えるのが面倒だったのか…。 被衣(かづき)はいつか変遷をまとめてみたいと思ってはいる pic.twitter.com/LOQH5tUWFJ
2020-03-05 00:20:43はやりに のって こっそり かいた。 #アマビエ pic.twitter.com/HO87QomVHr
2020-03-10 02:06:53ちなみに、まさすけ装束抄のみづらの結い方も「まづ解櫛にて~兒のかほのひろさほそさによりてゆふべし。」で三十秒くらいだよ!!よろしくね!! 【満佐須計装束抄 わらハ殿上のこと・みづらをゆふこと】 privatter.net/p/810565 pic.twitter.com/Cgg78ujGSb
2020-03-13 00:51:56祇園精舎もゆく河の水も、好きなんだけど、流れて消えていく水と泡を見ながら唱えてると虚無感が漂ってくるので、テンション下がってるときはみづらの結い方にする。チアフル!!!
2020-03-13 01:04:09これも再掲だけど、勾玉(曲玉)を装飾品として描く人に伝わって欲しい…。実際に糸に通して用いると、玉の向きはこう見えるよ、という。(形も、古代の出土品は太極図の片割れみたいに頭が丸く先が細く尖った形ではなく『C』の字に近い) pic.twitter.com/pcJq1N0KSX
2020-03-15 02:20:08これは頭髪不如意になったら美豆良はどうしていたんだろうという想像をしていた時のやや暴走気味のらくがき。 pic.twitter.com/IUDUbMPYow
2020-03-15 03:07:49おひげと美豆良。盛装埴輪には、髭を蓄えているものもあります。 pic.twitter.com/nO2rKplYAP
2020-03-15 03:13:32あとこれはpixivにはもう上げてあるけど古めの童子みづら詰め合わせ、ちなみにオリキャラ。 pic.twitter.com/KgNS6CEAIb
2020-03-15 04:20:18高松塚古墳壁画の女子群像から以前想像図を描いていたので再掲します~。 pic.twitter.com/MQjnph4eF2
2020-03-26 21:10:00高句麗古墳壁画、女性埴輪と高松塚古墳壁画で比べてみよう!というものでした。 (ブログ元記事) depth333trench.blog.shinobi.jp/Entry/183/#OBf… pic.twitter.com/IJn80zccnw
2020-03-26 21:11:28高松塚の女性の裳(この時代の裳は完全に巻きスカート)は、正倉院蔵の間縫裳(まぬいのも)によく似ていると思います。イラストでは少し太めになってしまいましたが、原画や遺物の裳はかなり細い帯状の布を縫い合わせているようです。カラフルです。 twitter.com/narahaku_PR/st…
2020-03-26 21:37:28【#正倉院展】 #第70回正倉院展_主な出陳品 南倉97 錦紫綾紅臈纈絁間縫裳 [にしきむらさきあやべにろうけちあしぎぬのまぬいのも] (女性用の裳) 1腰 現存丈86 腰部幅81 #奈良国立博物館 #正倉院 narahaku.go.jp/exhibition/201… pic.twitter.com/4XGjMUfycS
2018-10-08 14:00:32袍(上着)は、襟の形はやや明瞭でなく隠れる部分もあるので解釈が分かれるところだとは思いますが、埴輪の服装に引き続き左衽(現代着物とは逆)で、胸紐がつきます。埴輪にはもう一カ所腰の辺りにも紐が付いていることが多いのですが、そちらは無くなったか内部に付けるようになったか。→
2020-03-26 21:48:44帯は細く、恐らく組紐ではないでしょうか。結ぶ位置はかなり低く見えます。全体的にゆったりとした仕立てで筒袖は長く、体の線は見えません。袍の裾に付け足し(襴)があるようです。袍の裾、袖口、裳の裾にそれぞれ別の色が見え、縁取りか、別の衣服(下裳など)の着重ねか、袖口は裏地を返しているか→
2020-03-26 21:53:14はっきりとはしませんが、シンプルなようで多層的、装飾的になっています。また、胸紐は袍と同色で共布と思われますが、胸紐は古代から伝統的に赤だった(人物埴輪の胸紐は赤く塗られていること、水干の襟紐が赤いことなどを根拠とする)という説は、ここでは合致しません。
2020-03-26 21:58:02人物埴輪に見られる服装(前出イラストの参考品は六世紀)と、高松塚古墳壁画(七世紀末)の人物の服装は、多少の変化はありますが概ね同じ型を踏襲していると見てもよいのではないでしょうか。人物埴輪と比較した場合、同じく高松塚の男子群像の衣装の方が変化は大きいかも知れません。 pic.twitter.com/WhkeLNHIZI
2020-03-26 22:17:10人物埴輪(六世紀後半)、高松塚古墳壁画(七世紀末)、養老頃(717-724)の想像図を並べてみると、美豆良→頭巾(幞頭)への変化も大きいですが、衣服の上では、上着の裾が長くなり、盛装の男性埴輪に顕著だった、裾を大きくし足結をして腿辺りを膨らませるなど、袴を誇示しようという気配が見られなくなり→ pic.twitter.com/Fh4LuaXvSs
2020-03-26 22:34:48高松塚壁画では、袴を覆い隠すように上着の裾が長くなっています。女性と比べても男性の袍の丈は長く、これは唐風の影響を受けたとも考えられますが、襟はまだ盤領になっておらず、まだ完全に唐風装束とは言えません。ただ唐風の導入にも段階があったことが窺われます。
2020-03-26 22:39:36なお、こちらで引用させていた画像なのですが、以前Pinterestでピンしていたものですが、リンク切れで引用元が不明になってしまっていて、恐らく元は紙媒体からのスキャンではないかと思いますが、引用元の情報や、支し障りがございましたらお知らせ下さい。 twitter.com/sakana6634/sta…
2020-03-26 22:46:05古代の衣服はわりとガラッと変わってると思われがちなのですが、並べてみるとやっぱり流れがあって変遷してきているなあと感じます、以上です。お付き合いありがとうございました。
2020-03-26 22:56:35まとめました。 高松塚古墳壁画の衣服について - Togetter togetter.com/li/1486004
2020-03-26 23:21:58壺装束と被衣について、去年くらいからちょこちょこ調べてはいたんだけど、今図書館使えなくて、服飾史の論考とか『日本の絵巻』とかにもなかなかあたれなくてね…。web上で見られるもので済ませるしかないんだけど…。
2020-04-20 13:26:50市女笠とむしの垂衣(紐つき)のわかりやすい例なんだけど、透けてないので中の人が壺装束(壺折した袿)じゃないっぽいし、紅をさしてるけど、女性なのか、少年(兒)なのか。指貫袴ぽくも見えるし、僧侶と連れだっているようにも見えるし pic.twitter.com/z65xH8p0K8
2020-04-21 01:12:47あ、画像は「一遍上人絵伝」(国会図書館蔵写本)からです。 もうちょっと引くと鳥さんがいます。 dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid… pic.twitter.com/rQaaHzAevP
2020-04-21 01:42:30同じ場面から、市女笠ですが垂れ下がっているのはむしの垂衣ではなく、袿の襟を引き上げて頭から被り、衣被(きぬかつ)ぎをしています。壺折で端折っているのか、褄を取っているだけなのか解りにくい。もうひとつの画像は笠なしでこれも壺折+衣被ぎで、実は絵巻等ではこのパターンがかなり多いです。 pic.twitter.com/HJj0F7EgtE
2020-04-21 01:50:10壺折+衣被が『かなり多い』の体感がどのくらいかというと、こんな感じです。これは東博蔵の「一遍上人伝絵巻」から。 一遍上人伝絵巻 巻第七 - e国宝 emuseum.jp/detail/100156/… pic.twitter.com/B5hxEvrjZ9
2020-04-21 01:56:29なぜ【市女笠+垂衣=壺装束】というイメージの固定化を嫌うかというと、図像資料の類例としては多い【衣被ぎした壺装束】が認識されにくくなってしまっているから、というのもあります。笠と垂衣がメインだと思っていたり、現代の復元着付けのふくらみを潰して平らに均した裾しかイメージしない人は→
2020-04-21 02:13:03壺装束の解説を描こう…と思ってるんだけど、今の着付けだと壺折(おはしょり)部分を平らに均してしまうので、絵巻の感じに近づけたらどんな風かな?とちょっと膨らませて描いてみたんだけど、これ、能装束の『唐織着流し』そのまんまだよね…!! pic.twitter.com/OrzZqrteSp
2020-04-22 21:39:13まあ、そっくりもなにも、実は能装束の着付けにも『壺折』と名前が残っていて、端折って裾上げをし、かつ、あの独特な形に襟を開くことを指すようです。中世の面影が残っているんだねえ…。 壺折 (つぼおり)とは:the能ドットコム:能楽用語事典 db2.the-noh.com/jdic/2010/04/p… images.app.goo.gl/At8kYwST4h9Qee…
2020-04-22 21:46:12似せようと思ってたわけじゃなく、気付いたらどっかで見たなこれ…ハッ!!すごい!!ってなってたのでついフライング。 ただお能の着付けも、江戸時代以前はもっとゆるかったようで、壺装束の着付けがぺたぺたにされちゃうのと同じ流れだったんじゃないかなとも思います。時間軸はわからないけど…
2020-04-22 21:54:52#麒麟がくる 道三さまの衣、袖まくりをたすき掛けにしてしまいそうな所を袖先を結び合わせてたので感動した (参考:松崎天神絵巻) pic.twitter.com/ZQ9y9zsbTw
2020-04-26 18:51:07これは衣が大袖だからできるんだけど、たすき掛けはどちらかというと大袖から小袖に切り替わってからのことじゃないかと思うんだよなあ…
2020-04-26 18:56:35