渚と怪異と三〇日間

かふぇおれ@藤乃虎志 @mild_el_lagarto

日光「学習性無力感というものか」 ☕️「『だから？』という言葉をかけられ続けて放任され続けた成果ですね」 日光「少しずつケアしていこう」 ☕️「……はい」 日光「大事にされるのに慣れてくれ」 ☕️「善処します」 傘は

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☕️「日光さん」 日光「なるほど、身長差があると、相合傘が難しいというのは理解した。傘を持っていてくれ」 ☕️「えっ？わぁ？！」 (横抱き、いわゆるお姫様抱っこをされる☕️) 日光「これならさほど問題あるまい」 ☕️「問題大有りですよ！山積してますよ？！」 日光「誰もいないし、お互いに濡れ難い」

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☕️「合理的ではあるかもしれませんが、私、それなりに、重いですし」 日光「気にならんが？」 ☕️「誰かに見られたら、は、恥ずかしいですし」 日光「誰もいないが？」 ☕️「……ああ！もう！落とさないでくださいね！旦那様！！」 日光「承知した、しっかり傘を差していてくれ、嫁御殿」

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🐈(いちゃついているな……あの怪異にはタゲられんだろう) ☕️「……日光さん、万が一、万が一ですが、白い着物で背の高い女性を見たら、すぐに目を閉じるか目を合わせないよう、何事もないようにしてください。持っているものも見てはいけません。私は襲われないでしょうが、あなたはわからない」

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☕️「旦那様、私の名前を三度それとなく呼んで曲がり角まで歩いたら、目を閉じてキスしてください」 日光「わかった、xxx」 ☕️「お願いします、私だけに集中してください」 日光「して、今日の晩ご飯は何にしようか？xxx」 ☕️「えっ、あ、お、オムライス、とか、？あ、」 日光「xxxの好物だな」

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☕️「ん゛っ、んん゛！」 日光「じゃじゃ馬め、口付けろと言ったのは貴殿だろう？」 ☕️「舌入れていいとは言ってませんけど？！」 日光「だからと言って力一杯に噛むな、痛い」 ☕️「ひきこさん、去ってくださいましたね、よかった」 日光「去り際、俺に彼女を邪険にしたらｺﾛｽって言って行ったな」

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☕️「そうなんですか？」 日光「貴殿には聞こえなかったのか」 ☕️「ｵｼｱﾜｾﾆﾈｪって……」 日光「貴殿の過去と何か関連がある怪異なのか？」 ☕️「ひきこさんは、いじめられっ子の怪異です、いじめっ子を引き摺り回し殺します、主に子供に関連する怪異なので本来なら遭遇はしない筈なのですが」

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日光「貴殿の様子を見に来たのかも知れないな」 ☕️「何故」 日光「さあ？しかし、気持ちはわかる。心配なのだろう、貴殿は繊細なのに、なんにでも、誰にでも優しすぎるからな」 ☕️「？優しい？こんな悪人、勘違いしちゃいけませんよ」 日光「俺に怪異を斬り捨てろと言うことだって容易かった筈だろう」

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☕️「それはダメです、あなたにも、怪異にも、ルールがあります。お互いに、過度な影響を及ぼしたり、均衡を不用意に崩す事は絶対にさせません」 日光「それが優しすぎるんだ、xxxは多少の痛みを引き受けてでも他のものの為に動く節があるだろう、俺はその優しさが愛しくて苦しい」

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☕️「ごめんなさい、こればかりは中々、譲れないんです。でもあなたの為なら私は喜んで身を投げるし、勇んで盾にもなります。それくらい、私の愛って重いんですよ」 日光「そんな事は絶対にさせない、自分を投げ出すな、這ってでも生きろ、そんなことさせるくらいなら自刃する」 ☕️「お互い頑固ですね」

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日光「貴殿を護り通す、これだけは譲らんぞ」 ☕️「たまにはさっきみたいに守られて下さいよ」 日光「貴殿に攻撃されているのだが？この舌の痛みは気のせいか？」💢 ☕️「んははは、ごめんなさい。機嫌なおしてください、自販機で何か買って行きましょう？」

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☕️「文字が読めない、なんでしょうこれ」 日光「俺にも読めん、適当に押してみるか」 ガコン 白い箱が落ちてきた 日光「飲み物の自販機なのに、箱が落ちてくるのは訳がわからなすぎるな」 ☕️「ええ、飲料の自販機ですよね？この箱、なんか、覚えがありますね」 日光「？」 ☕️「いかがわしい系の」

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☕️「開けてみます」 日光「ああ、慎重にな」 (そろそろと蓋を開けると箱に入った薬らしき物と、大人向けのライトセイバーが入っていた) ☕️「……やはり、いかがわしいヤツですね」 日光「ふむ、とりあえず家に帰るか」 ☕️「実は興味津々だったりします？」 日光「忌憚なく言わせてもらうと興味津々だ」

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(帰宅後、オムライスを食べ、お風呂に入り、☕️が夜の薬を飲んだあと、日光さんはベッドの上で箱をひっくり返した) 日光「ふむ、(ﾋﾟｰｰｰ)とサキュバス印のトロける甘々媚薬♡とあるな」 ☕️「なんですか、使うつもりですか、すけべ」 日光「すけべなのは元からだ、貴殿に使ってみたい」 ☕️「……」

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☕️「分かりました、霊力補給も必要ですし、ただ、その、えっと、手加減してください、ね？」 日光「わかった」 (そそくさと媚薬を☕️の掌に二錠のせ水を差し出す) ☕️「お水持ってくるの早くないですか？」 日光「効くまで時間があるようだからな、(ﾋﾟｰｰｰｰｰ)の説明書を読んでおこうと思ってな」

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【四日目】 雨の中、周囲を散策したところ、大人が出会うはずの無い怪異、ひきこさんに遭遇。奇妙な自販機からは白い箱に入った(ごにょごにょ)と媚薬が出てきた。効果は覿面に現れたので勘弁してほしい。媚薬のサンプルを同封したので成分検査願う。

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【五日目】 ☕️「日光さん、流石に起こしてくださいよ、夕方じゃないですか」 日光「すまない、すこし用事を片付けていた」 ☕️「用事ならしかたないですね」 日光「さっき吐いていたようだし、顔色が悪いな、どうした」 ☕️「夢見が悪かったんです」 日光「吐くほどにか？」 ☕️「ええ、吐くほどに」

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日光「熱はないようだが、顔が赤い、脈拍も、少し早いな」 ☕️「それは、ええと、日光さんのせい、ですよ」 日光「俺のせい？」 ☕️「……少しすれば落ち着きます、多分」 日光「散策は中止して、薬を飲んで今日はゆっくり過ごそう」 ☕️「はい」

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☕️「猫さん！どうしました？」(カララと窓を開けると猫が飛び込んでくる) 日光「なにかようか？」 🐈「なに、特に要はないが嫁後殿の様子を見に来た、撫でてくれ」 ☕️「もちろんです」 (ぐるぐると満足げに喉を鳴らす🐈と嬉しそうに撫でる☕️、猫は日光の方を見ると、フッと小さく笑った)

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日光「お帰りいただこう」(猫さんを摘み出す) ☕️「……嫉妬？」 日光「嫉妬だ、俺を構え」 (猫さんに見せつけるようにキスして押し倒す) 🐈「シャｰｰｰ」(窓の外から威嚇している) ☕️「威嚇されてますが？」 日光「知らん、撫でてくれ」 ☕️「んふふふ、わかりました」

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(日光さんを撫でていると、うつらうつらしはじめる☕️) (上機嫌になる日光さん、☕️の眠気に気づき起こした方がいいのか考える) (猫さんは諦めて帰った)

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☕️「んふふ、なんですか日光さん」 日光「貴殿は火のようだ、赤い火ではないが、青い炎」 ☕️「それは、初めて聞く例えですね、大概の人は私を風と例えますが」 日光「ああ、風、それもわかるな。しかし俺にとっては青い炎だ」 ☕️「火災旋風」 日光「双方を併せ持つ二次災害だな」

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☕️「日光さんは、木みたいですよね。ハナズオウ、いや、ユグドラシルかな、スィドラ、ミスティルテイン」 日光「どれも知らない木だ」 ☕️「藤の木や、花菖蒲なども似ていますね」 日光「地水火風に例えれば地なのか」 ☕️「うーん、私からすれば水ですかね」

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☕️「それはそうと、晩御飯食べましょう、ネバネバ系食材とお蕎麦ですけど」 日光「貴殿は麺類が好きだな」 ☕️「大好きですよ、麺類」 ご飯の後は

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日光「xxx今日はもう映画を見ながら寝よう」 ☕️「あ、あー、うー……はい」 日光「明日は何がしたい？」 ☕️「海に行きたいです、せっかく近いのにまだ行けてないから、日光さんは？」 日光「貴殿とならどこへでも」 ☕️「答えになってないですよ」 日光「少し遠出して、博物館か水族館などどうだ？」

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☕️「良いですね、甘美な響きです、so good」 日光「どちらがお好みだ？」 ☕️「両方、は、頭がフローするからダメですね……んー、博物館がいいです」 日光「承知した、映画は何を見よう」 ☕️「寝るならあまり興味深くないのが良いですけど、ううん」

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☕️「テネット、グリーンブック、双方とも人によっては、のやつですね」 日光「む、そうか」 ☕️「タイタニックにしましょうか」 日光「恋愛映画だぞ」 ☕️「船上パニック映画なのでは？」 ☕️「もしくはキングコング」 日光「タイタニックにしよう」

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【五日目】 嫌な夢を見た、起きたら夕方だった。日光さんと一緒にゴロゴロしながら映画を見た。タイタニック、眠くなるな。薬はちゃんと飲んだ。

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【六日目】 日光「おはようxxx」 ☕️「おはよう、日光さん」 日光「怖い夢は見なかったか？」 ☕️「見てないです、体調も大丈夫な範囲ですね」 日光「朝食を食べたら出かけよう、珈琲は飲むか？」 ☕️「ありがとうございます、でもフルーツジュースにします」 (情報番組は凄惨な殺人事件の報道をしている)

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日光「ヨーグルトは夜のデザートにとっておけ、吐くぞ」 ☕️「んぇ？！」 日光「車酔いしやすいだろう」 ☕️「電車、バス酔いはしないですよ、多分」 日光「多分ならやめておけ」 ☕️「はい」 日光「近隣で殺人があったらしいぞ」 ☕️「また、血溜まりだけですか」 日光「ああ」

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☕️「さて、準備できた」 日光「では行こう」 (駅まで歩き、電車に乗り、博物館で一通りの展示物を見た後、近くのカフェで昼食をとった) ☕️「ねぇ、次はどこに行きます？近くにプラネタリウムが見れる科学館も、大型のショッピングモールもありますけど」

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日光「プラネタリウムに行こう」 ☕️「はい！」 (プラネタリウムで寝落ちた☕️と好奇心を刺激される日光さん) 日光「プログラムが終わったぞ、起きてくれ」 ☕️「んなっふ？日光さん？」 日光「疲れているのだな、途中から寝ていたぞ」 ☕️「ごめんなさい」 日光「今日は早起きだったからな、帰ろうか」

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☕️「日光さんって、私の頭を撫でるの好きですよね」 日光「うむ、貴殿の頭蓋骨は形が良いのでな、特に後頭部の丸みが好ましい、か、かわ、いいと思う」 ☕️「……そうですか、嬉しいですね」 日光「うむ、言い慣れぬ言葉を使うのは難しいな」 ☕️「言い慣れてくれてもいいんですよ？」 日光「そうか」

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☕️「わぁ、わしゃわしゃしないでくださいよ！せっかくあなたが梳いてくれたのに、絡まっちゃうじゃないですか」 日光「ん゛っ、んん、すまない」 ☕️「もう！お手洗いに行って整えてきます！バスの時刻を確認していてください」 日光「わかった」

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☕️「戻りました、時間があるならお土産屋さん見て行きましょ？」 日光「ああ」 ☕️「宇宙食、スペースシャトルの模型、ISSの船内図、太陽系の惑星図！」 日光(目を輝かせている☕️を見ている) 日光さんは何か買う？

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☕️「図鑑と星座盤とポスターですか、わかりました、一緒に会計しますね」 日光「xxxは何を？」 ☕️「帰り着くまで秘密です、さ、帰りましょ？」 無事に帰りつ

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☕️「このバス、行き先が不明瞭ですね、文字化けしてる」 日光「見送りたい所だが時刻的には合っている」 ☕️「……これ、ダメです、乗りません」 日光「理由は？」 ☕️「ドアがいつまでも開いている、車掌からの声掛けもない、電子掲示板の文字化け、ですね」 日光「なるほど……行ってしまったな」

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☕️「日光さん手首を出してください」 日光「何をするんだ？」 ☕️「魔除けです」(手首の内側に赤いマジックで何かを描き、口付ける) 日光「おい」 ☕️「帰り着くまで持ってくれるはずです」 日光「ペンを貸してくれ、xxxにも書こう」 ☕️「お願いします……あ、バスが来ましたね」 日光「正常なバスだな」

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☕️「あ、駅に電車がもう来てますね、急ぎましょう！」 日光「こうした方が早い」 ☕️「は？！はぁ？！」 (担ぎ上げられて電車に乗り込む) ☕️「ご、合理的ですが、事前にですね、こういうのはですね、あのですね……」 日光「すまなかった。しかし飛び乗ったが、間違えたみたいだぞ」 ☕️「みたいですね」

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☕️「無事に着けばいいんですけど、着けなかったらどうしましょうか」 日光「ふむ、貴殿とならどこへでも、と言っただろう。それに電車が止まらないのであれば、貴殿を独り占めできる上、ここで俺が神隠しをしてしまっても政府には怪異に攫われたと認識される、好都合だ」 ☕️「……車内散策しますか」

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(キィ、と音を立てて電車が停まる。コテージの近隣駅だ) 日光「停まったな、降りるぞ」 ☕️「はい」 (改札を抜け、手を繋いだまま家まで帰り着く) ☕️「ああ、あなたにあのとき魔除けをしておいてよかった」 日光「？」 ☕️「手首の印が消えているでしょう？でなければあの電車はきっと停まらなかった」

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日光「不思議なものだな」 ☕️「血が欲しかったみたいですね、ムジナか何か知りませんが取られなくて良かった」 日光「それは、お互い様だな。さ、風呂にしよう」 ☕️「ええ、楽しかったけど、疲れた」 日光「同感だ」 お風呂後

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☕️「日光さん、今日は、えっと、私、下の方が」 日光「は？」 ☕️「……下、の方がいいです。あと、その、左耳のピアス外してください」 日光「ピアスはいいが、その、大変がっついてしまうと思うが、いいのか？」(ピアスを渡されるついでに、逃がさないと片手でガッと肩を掴まれる) ☕️「待ってください

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☕️「あっ、待って、っ、待っ」 日光「二言は無いな？」 ☕️「ゆっくり！ゆっくりしてください！！」 日光「善処する」(実質No宣言) ☕️「その前に！これ！付けてください」(ピアスを差し出す) 日光「これは？」 ☕️「メテオライトという隕石の欠片を加工したものです、あなたに付けて欲しくて？！」

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日光「そうか」 ☕️「片耳分しか無かったのが惜しいですが、強い石なので大丈夫かと、べ、別にあなたの付けてたピアスを、私のお守りにしたいとか、思ってないんですからね」 日光「分かった分かった、色々と混乱している所悪いが、もう、いいか？」 ☕️「聞きながら眼鏡取り上げないでくださいよ！」

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日光「先に謝っておく、すまん」 ☕️「何に対して？！何に対して謝っているんですか？！まっ、ゆっ、ゆっゆゆ！」 日光「ベッドまでは何とか我慢するが、それ以降、我慢できる自信がない、故に先に謝っておこうと思ってな」 ☕️「ひぇ」 日光「xxx、貴殿が許したのだぞ、腹を括れ」 ☕️「お、手柔らかに」

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【六日目】 電車とバスに乗って博物館とプラネタリウムへ行った。帰宅時、不穏な乗り物を装った怪異に遭遇。魔除け(描き込み法)をして居なければ、日光さんか私か、どちらにせよ二人揃っての帰還は困難だったと考えられる。周囲の審神者に、強い警戒と伝達を願う。

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【七日目】 ☕️「おはようございます日光さん」 日光「おはよう、xxx」 ☕️「今日は何もできそうにありませんね」💢 日光「すまない」 ☕️「お風呂入りたいです、抱っこして連れて行ってください」 日光「？立てないか？」 ☕️「こちとら立てないし、腰痛いんですよコノヤロー」 日光「本当にすまない」

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(頭から足の先まで洗われ、体温も上がり、風呂上がりの☕️はうとうとしている) 日光「寝ててもいいぞ」 ☕️「んー、んん、眠いですけど、我慢します」 日光「なかなか寝かせてやれなかった詫びだ、あとは髪を乾かすだけだし、寝ててくれ」 ☕️「ごめんなさい」 日光「謝ることではない、おやすみxxx」

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☕️「……」(何時なのか分からずスマホを手繰り寄せる)(おやつのじかん)(日光さん横で寝てる)(カメラ起動)(日光さんの寝顔を撮影してにこにこしている) 日光さんを