正式名称【キャバレーの女】アナザーストーリー(縁総受け)三人の男の運命を狂わせた【女】もまた、自分の人生に狂わされただけの【男】だったのだ――此れにて、終幕。俺の幻覚Part.3-3
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ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

それから数日後、よく天気の晴れた日。 【女】は新しいフレアワンピースに身を包み、首にスカーフ(×ストール)を巻き、ヒールの低いミュールを履いた。髪は編み込んでお団子にして下の方でまとめる。鏡の前で何度も確認していると、呼びベルが鳴ってパタパタと扉を開ければ、紅梅の彼が立っていた。

2020-05-06 17:37:50
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

それから数日後、よく天気の晴れた日。 【女】は新しいフレアワンピースに身を包み、首にスカーフ(×ストール)を巻き、ヒールの低いミュールを履いた。髪は編み込んでお団子にして下の方でまとめる。鏡の前で何度も確認していると、呼びベルが鳴ってパタパタと扉を開ければ、紅梅の彼が立っていた。

2020-05-06 17:37:50
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カジュアルな格好をした紅梅の彼は、【女】の姿を見てふっと瞳を緩ませた。その様子にほっとしながら、【女】は彼に言う。 「わざわざごめんなさい」 「構わん。準備はできているか?」 「ええ」 「なら、行こう」 そう言って差し出された腕が嬉しくて、【女】はそっと自分の腕を絡めた

2020-05-06 17:43:41
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

カジュアルな格好をした紅梅の彼は、【女】の姿を見てふっと瞳を緩ませた。その様子にほっとしながら、【女】は彼に言う。 「わざわざごめんなさい」 「構わん。準備はできているか?」 「ええ」 「なら、行こう」 そう言って差し出された腕が嬉しくて、【女】はそっと自分の腕を絡めた

2020-05-06 17:43:41
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麗らかな日差しの中、2人は並んで歩く。時々チラリと向けられる自然に、【女】は絡めていた腕を解こうとした。それを片手で制しながら、紅梅の彼は言う。 「誰もお前のことなんて気づいていない。欲目で振り返っているだけだ」 「……そう、なのかしら」 「ああ、よく似合ってるよ」 「…ありがとう」

2020-05-06 17:46:12
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

麗らかな日差しの中、2人は並んで歩く。時々チラリと向けられる自然に、【女】は絡めていた腕を解こうとした。それを片手で制しながら、紅梅の彼は言う。 「誰もお前のことなんて気づいていない。欲目で振り返っているだけだ」 「……そう、なのかしら」 「ああ、よく似合ってるよ」 「…ありがとう」

2020-05-06 17:46:12
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【女】は無様の言葉に嬉しげに顔を綻ばせて、きゅうって腕をまた絡めるんだよな。そんな嬉しげな【女】に無様も穏やかな表情したりしてさ。2人で映画館で映画を見たり、映画を見終わったあとは銀ブラして。喫茶店でお茶をしながら、映画の感想を話したりすればいいよ。かーっ!

2020-05-06 17:50:28
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

【女】は無様の言葉に嬉しげに顔を綻ばせて、きゅうって腕をまた絡めるんだよな。そんな嬉しげな【女】に無様も穏やかな表情したりしてさ。2人で映画館で映画を見たり、映画を見終わったあとは銀ブラして。喫茶店でお茶をしながら、映画の感想を話したりすればいいよ。かーっ!

2020-05-06 17:50:28
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隣を歩く無様を見ながらさ、ほんの一瞬、一瞬を【女】は胸に刻み込むんだよ。笑ったり、呆れたり、意地悪げな瞳とか。そんな無様の横顔を見つめながら、幸せを噛み締めるの。「(ああ、幸せだなぁ)」って。「(生きていてよかった)」って。「(もう、十分だわ)」って。まだまだ幸せなことありますが!?

2020-05-06 17:54:22
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

隣を歩く無様を見ながらさ、ほんの一瞬、一瞬を【女】は胸に刻み込むんだよ。笑ったり、呆れたり、意地悪げな瞳とか。そんな無様の横顔を見つめながら、幸せを噛み締めるの。「(ああ、幸せだなぁ)」って。「(生きていてよかった)」って。「(もう、十分だわ)」って。まだまだ幸せなことありますが!?

2020-05-06 17:54:22
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

帰りにさ、レストランでディナーするんだよな。ディナーが終わって、無様が【女】を家まで送って行ってさ。 そんときには、無様が【女】の手を取って、真面目に言うの。 「お前たちに惹かれてやまない。 ──だが、私が愛しているのはお前だけだ」 「おやすみ」と言って去る姿を見送る【女】

2020-05-06 18:12:52
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

帰りにさ、レストランでディナーするんだよな。ディナーが終わって、無様が【女】を家まで送って行ってさ。 そんときには、無様が【女】の手を取って、真面目に言うの。 「お前たちに惹かれてやまない。 ──だが、私が愛しているのはお前だけだ」 「おやすみ」と言って去る姿を見送る【女】

2020-05-06 18:12:52
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

角を曲がる前にもう一度こちらを振り返ってくれた紅梅の彼を、笑って見送る。その姿が見えなくなったとたん、ずるずるとその場に座り込み、ズキズキと痛む胸を抑える。 「(ありがとう、愛した方。わたしも、あなただけを心から愛しているわ)」 「わたし、今とっても幸せよ。 ──ありがとう、私」

2020-05-06 18:18:47
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

角を曲がる前にもう一度こちらを振り返ってくれた紅梅の彼を、笑って見送る。その姿が見えなくなったとたん、ずるずるとその場に座り込み、ズキズキと痛む胸を抑える。 「(ありがとう、愛した方。わたしも、あなただけを心から愛しているわ)」 「わたし、今とっても幸せよ。 ──ありがとう、私」

2020-05-06 18:18:47
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

ふつり、とそこで【女】の意識は途絶えた。 目を覚ました【男】は、【女】が着ていた服を丁寧に畳んで宝物のように衣装棚に戻す。ものの少なくなったそこに、少し色褪せた紅梅色のリボンを見つけ、【男】は顔を覆った。 「……すまない、"わたし"……っ」 私がお前を1番傷つけてしまった。

2020-05-06 18:23:34
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

ふつり、とそこで【女】の意識は途絶えた。 目を覚ました【男】は、【女】が着ていた服を丁寧に畳んで宝物のように衣装棚に戻す。ものの少なくなったそこに、少し色褪せた紅梅色のリボンを見つけ、【男】は顔を覆った。 「……すまない、"わたし"……っ」 私がお前を1番傷つけてしまった。

2020-05-06 18:23:34
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

そのままフラフラとアパートを離れる。ここから少しでも離れたかった。ここには、あまりにも【女】の思い出が詰まりすぎている。今日だけでもいい。離れたかった。なぜ、あの男が私に執着していたのかもやっと気づいた。あれは、ただ困惑したのだろう。その困惑を私にぶつけていたに過ぎない。

2020-05-06 18:26:16
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

そのままフラフラとアパートを離れる。ここから少しでも離れたかった。ここには、あまりにも【女】の思い出が詰まりすぎている。今日だけでもいい。離れたかった。なぜ、あの男が私に執着していたのかもやっと気づいた。あれは、ただ困惑したのだろう。その困惑を私にぶつけていたに過ぎない。

2020-05-06 18:26:16
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

自分の本当の思いにすら気づけずにいるあの男が、なんだか自分のように思えて。なるほど、だから"わたし"はあの男に惹かれずにいられなかったのだろう。正しく2人は結ばれていた。それを引き裂くのは、"私"なのだろう。ああ、兄上。"私"がもっと強ければ、あなたもあの男も、狂わせずにすんだのかーー

2020-05-06 18:29:40
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

自分の本当の思いにすら気づけずにいるあの男が、なんだか自分のように思えて。なるほど、だから"わたし"はあの男に惹かれずにいられなかったのだろう。正しく2人は結ばれていた。それを引き裂くのは、"私"なのだろう。ああ、兄上。"私"がもっと強ければ、あなたもあの男も、狂わせずにすんだのかーー

2020-05-06 18:29:40
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

1人で町をフラフラと彷徨い歩いていると、ふと🍙に会いたくなった。ああ、彼と逢いたい。でも、今の私を彼にしられたくはない。けれど、なぜだかひどく、彼が恋しくてたまらない。そんな資格、もはや私にはないのに……。 「☀️さん」 引かれた腕に振り返れば🍙がいて、私は夢を見ているのかと思った

2020-05-06 18:33:16
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

1人で町をフラフラと彷徨い歩いていると、ふと🍙に会いたくなった。ああ、彼と逢いたい。でも、今の私を彼にしられたくはない。けれど、なぜだかひどく、彼が恋しくてたまらない。そんな資格、もはや私にはないのに……。 「☀️さん」 引かれた腕に振り返れば🍙がいて、私は夢を見ているのかと思った

2020-05-06 18:33:16
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

>>>🍙と☀️のお泊まりイベ<<<

2020-05-06 18:34:48
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

>>>🍙と☀️のお泊まりイベ<<<

2020-05-06 18:34:48
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

抱きしめられた腕の力強さに、いやしくも私の鼓動はトクトクと跳ねる。肩が彼の涙で濡れるのを感じながら、力強く抱き込められる、園生での中の温かさに頬に熱が集まりそうだった。 彼はただ、友人を心配しているだけなのに──摘み取ったはずの初恋が、また芽吹くのがわかった。

2020-05-06 18:41:40
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

抱きしめられた腕の力強さに、いやしくも私の鼓動はトクトクと跳ねる。肩が彼の涙で濡れるのを感じながら、力強く抱き込められる、園生での中の温かさに頬に熱が集まりそうだった。 彼はただ、友人を心配しているだけなのに──摘み取ったはずの初恋が、また芽吹くのがわかった。

2020-05-06 18:41:40
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彼の指がそっと目元に触れらた時、自分の鼓動が彼に聞こえるのではないかとドキドキした。「ちゃんと眠れていますか?」と、「きちんと食べないと」と、彼は私を純粋に心配してくれているだけなのに。抑えていた初恋は、彼の一挙一動に喜んでしまう。そんなこと、いけないことだとわかっているのに。

2020-05-06 18:46:55
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

彼の指がそっと目元に触れらた時、自分の鼓動が彼に聞こえるのではないかとドキドキした。「ちゃんと眠れていますか?」と、「きちんと食べないと」と、彼は私を純粋に心配してくれているだけなのに。抑えていた初恋は、彼の一挙一動に喜んでしまう。そんなこと、いけないことだとわかっているのに。

2020-05-06 18:46:55
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

彼と並んで食事を作ったり、食卓を囲む時間は、これまでの中で1番心が安らぐときだった。目の前で笑う彼を見ていると、私も嬉しくなる。雪のように降り積もる恋心を誤魔化すように、私は酒を進めてしまった。気がつけば酔いが回ってしまい、泊まることになってしまった。

2020-05-06 18:55:13
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

彼と並んで食事を作ったり、食卓を囲む時間は、これまでの中で1番心が安らぐときだった。目の前で笑う彼を見ていると、私も嬉しくなる。雪のように降り積もる恋心を誤魔化すように、私は酒を進めてしまった。気がつけば酔いが回ってしまい、泊まることになってしまった。

2020-05-06 18:55:13
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湯を頭から浴びながら、頭の中は酔いと突然のことでグルグルシてしまう。鏡のなかに映る【女】が呆れたように笑っている。 「素直になればいいのに」 「だが、」 「わたしのことなんていいのよ」 「……彼はきっと違う……」 「そんなことないわ」 「え、」 「そんなことないわよ、きっと」

2020-05-06 19:25:33
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

湯を頭から浴びながら、頭の中は酔いと突然のことでグルグルシてしまう。鏡のなかに映る【女】が呆れたように笑っている。 「素直になればいいのに」 「だが、」 「わたしのことなんていいのよ」 「……彼はきっと違う……」 「そんなことないわ」 「え、」 「そんなことないわよ、きっと」

2020-05-06 19:25:33
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【女】は仕方がないなと言うように笑う。【男】は眉を下げて、鏡の中の【女】をみつめる。 「わたし、ちゃんと幸せだったわ。だから、今度はあなたが幸せにならないと」 「…………あの男と、別れるのか」 「ええ、お別れするわ」 「ならば、せめて"私"の姿で会えばいい」 「それは、」

2020-05-06 19:35:59
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

【女】は仕方がないなと言うように笑う。【男】は眉を下げて、鏡の中の【女】をみつめる。 「わたし、ちゃんと幸せだったわ。だから、今度はあなたが幸せにならないと」 「…………あの男と、別れるのか」 「ええ、お別れするわ」 「ならば、せめて"私"の姿で会えばいい」 「それは、」

2020-05-06 19:35:59
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

【女】が泣きそうに眉を寄せた。【男】は笑って【女】に言う。 「あの男に憎まれるの、【男】だけでいい。せめて、【女】だけは綺麗な思い出のままがいいだろう」 「……ありがとう」 「いいや」 「……兄上に会いたいのなら、【女】として会えばいいわ。そうすれば、弟は弟のままだもの」

2020-05-06 19:44:21
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

【女】が泣きそうに眉を寄せた。【男】は笑って【女】に言う。 「あの男に憎まれるの、【男】だけでいい。せめて、【女】だけは綺麗な思い出のままがいいだろう」 「……ありがとう」 「いいや」 「……兄上に会いたいのなら、【女】として会えばいいわ。そうすれば、弟は弟のままだもの」

2020-05-06 19:44:21
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

「ああ、そうだな。兄上と別れるときは、きっとーー」 湯から上がり、髪を拭きながら部屋に戻ると、🍙が机に向かっている背中をぽうっと見惚れてしまう。彼の背中は、こんなに大きく見えただろうか。 「(大人の男に、なったのか)」 唐突にその事を理解してしまい、キュッと唇をかみ締めた。

2020-05-06 19:54:01
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

「ああ、そうだな。兄上と別れるときは、きっとーー」 湯から上がり、髪を拭きながら部屋に戻ると、🍙が机に向かっている背中をぽうっと見惚れてしまう。彼の背中は、こんなに大きく見えただろうか。 「(大人の男に、なったのか)」 唐突にその事を理解してしまい、キュッと唇をかみ締めた。

2020-05-06 19:54:01
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

彼が風呂場へ行く姿を見送りながら、先程の彼の視線を思い出す。「(まさか、そんな)」と思い直す。 湯を浴びたことでふらふらと酔いが回り、髪の毛を乾かして、布団へと潜り込む。けれど、ドキドキと高鳴る心臓のせいでちっとも眠れそうになかった。浅い眠りに身を委ねているとカタリと彼が戻ってきた

2020-05-06 19:58:35
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

彼が風呂場へ行く姿を見送りながら、先程の彼の視線を思い出す。「(まさか、そんな)」と思い直す。 湯を浴びたことでふらふらと酔いが回り、髪の毛を乾かして、布団へと潜り込む。けれど、ドキドキと高鳴る心臓のせいでちっとも眠れそうになかった。浅い眠りに身を委ねているとカタリと彼が戻ってきた

2020-05-06 19:58:35
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

浅い眠りに身を委ねていると、キシリと自分の顔の横に彼の手がおかれ、ふわりと彼の使う石鹸の香りがかおった。唇が触れそうになったとき、近づいていた熱が自分から離れていった。 隣で布団に入る気配を感じ、寝息が聞こえてきて、そっと其の横顔を盗みみた。

2020-05-06 20:01:35
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

浅い眠りに身を委ねていると、キシリと自分の顔の横に彼の手がおかれ、ふわりと彼の使う石鹸の香りがかおった。唇が触れそうになったとき、近づいていた熱が自分から離れていった。 隣で布団に入る気配を感じ、寝息が聞こえてきて、そっと其の横顔を盗みみた。

2020-05-06 20:01:35
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

隣に眠る友の横顔を見つめながら、【彼】は切なげに眉を寄せた。この友は、自分に勿体ないくらいの人だ。どうか、この友が健やか出会って欲しいと願う。だからこそ、あの男や兄のことを知られてはいけない。そうすれば、この友人は余計な心を痛めてしまうだろうから。【彼】は再び目を閉じた。

2020-05-05 16:19:51
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

隣に眠る友の横顔を見つめながら、【彼】は切なげに眉を寄せた。この友は、自分に勿体ないくらいの人だ。どうか、この友が健やか出会って欲しいと願う。だからこそ、あの男や兄のことを知られてはいけない。そうすれば、この友人は余計な心を痛めてしまうだろうから。【彼】は再び目を閉じた。

2020-05-05 16:19:51
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

降り積もる恋心に気付かぬふりをしながら、次の日に目を覚ました後、 元のふたりに戻った。 関係を精算しよう。 そう思っていながら、私はまた【女】の"わたし"を演じるのだ。

2020-05-06 20:04:40
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

降り積もる恋心に気付かぬふりをしながら、次の日に目を覚ました後、 元のふたりに戻った。 関係を精算しよう。 そう思っていながら、私はまた【女】の"わたし"を演じるのだ。

2020-05-06 20:04:40
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

>>>彼ピ同士のエンカウント<<<

2020-05-06 20:05:13
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

>>>彼ピ同士のエンカウント<<<

2020-05-06 20:05:13
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

その夜の、紅梅の彼は様子がおかしかった。いつもより荒々しい彼に戸惑っていると、【女】を抱きしめて首筋に顔をうずめてくる。そして、【女】に彼は問いかけた。 「私と友人なら、お前はどちらを選ぶ?」 「もちろん、あなたよ」 そう答えれば安心したように隣で眠る。

2020-05-06 20:09:08
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

その夜の、紅梅の彼は様子がおかしかった。いつもより荒々しい彼に戸惑っていると、【女】を抱きしめて首筋に顔をうずめてくる。そして、【女】に彼は問いかけた。 「私と友人なら、お前はどちらを選ぶ?」 「もちろん、あなたよ」 そう答えれば安心したように隣で眠る。

2020-05-06 20:09:08
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まとめたひと
ゆうさき@低浮上 @yu3k1_4r1

おい!!!!!なんで🎴の耳飾り触った!!!!!ゆうさき(腐/25↑) kmtの縁受け・黒十(字書き)/twst創作寮生·オリキャラ語り(🥥推しの右固定)/一次創作 ※単行本・プレイ感想ネタバレ 左右固定 自衛中 18↓FR等勘弁。アイコンは彩季さまから🙏 詳細はツイプロ