【エンライ】ゆかいな騎士団【まとめ】

とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL 性格も戦闘スタイルも異なる二人は揃って補佐官だと答えた。密かに団長だと思っていた若い騎士は驚いた。 「あいつに手加減無しに殺されかけた」 それは恨み言では？ 「あんな尋問受けて正気を保っているとは見事ですよ」 若い騎士は、質問した相手が良くなかったと聞かなかったことにした。

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@BLEL_TL ぶっちゃけどっちなの？ ・補佐官に殺されかけた人→「どっちも厄介。単純な強さなら団長じゃね？性格悪ぃのは補佐官の野郎で間違いねぇけど」 ・酷い尋問（濁した表現）を見た人→「内面は……いえ、どちらも甲乙つけ難いですね」と何かを言いかけて取り繕った。

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@BLEL_TL ゆかいな騎士団 じゃんけん大会開催。名もなき女性騎士が多くの箱を運びながら「旬の果物が手に入ったけれど食べきれないからお裾分け…あら、希望者が多いわねぇ」となったため、じゃんけんで決めることになった。じゃんけんに自信があった騎士団長もわくわくしながら名乗りを上げた。

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@BLEL_TL 「ショウちゃんはご実家から同じ果物が来てるでしょ」と名もなき女性騎士に参加を断られた。騎士団長は犬みたいに少ししゅんとした。 じゃんけん大会開始。始まって早々、元軍属の金髪の男を始めとする多くの者が脱落した。「あれ卑怯じゃね？」と脱落者の弁。女性騎士は小細工をしていない。

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@BLEL_TL ギリギリまで手の形を変えないだけだ。動体視力に自信ある者達は次々にプライドをへし折られ、最後に残ったのは新参者である筆刀使いとじゃんけんに一家言ありの数人。じゃんけんに一家言ありって何。 勝利を収めた数人は「順当な順位です(眼鏡クイッ)」「応援ありがとう」と嬉しそうだった。

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@BLEL_TL 果物が入った箱を抱えた筆刀使いに名もなき女性騎士は言う。 「こういうのに参加するのって珍しいわね ぇ」 「お祭り騒ぎが懐かしくなりました。つい最近まであちらにいたのに不思議ですね」 「帰りたい？」 「まさか。出される食べ物ひとつひとつ疑う生活なんて、もう真っ平御免ですよ」

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@BLEL_TL ・名もなき女性騎士→お家が大きめな商家らしい ・騎士団長→参加したらぶっちぎりで優勝なのでどのみち出禁 ・元軍属の男→ただのじゃんけんと舐めてかかった ・筆刀使い→食べ物につられて軍部を裏切った疑惑浮上 ・じゃんけんに一家言ありの人達→じゃんけんガチ勢

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@BLEL_TL 勝手に幻覚キメているゆかいな騎士団の世界線は 、そこにいないはずの人物がいるので異聞帯なのですが、何故そうなったのか考えたら「軍部の飯が不味かった」となりました。 死にかけたジェイが完治しないまま病院から抜け出すイベントが発生しなかったのは病院食が美味しかったからですね。

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@BLEL_TL 砧千歳も「ご飯美味しくないですね…」となっていたところに、八神にちょっかい出して騎士団のご飯事情を知ってあっさり裏切った流れかと。 砧千歳の食事を指導していたのがとある軍医で、それで彼をよく思っていないとか。軍医は栄養をちゃんと考えてた。今は食事制限しなくても大丈夫らしい

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@BLEL_TL 「軍部の飯が不味かった」世界線 固形食糧とかに何か入ってんでしょ。軍部のことだから。

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@BLEL_TL 「軍部の飯が不味かった」世界線 部下の胃袋もとい心をつかむため、定期的に外食に連れて行く上官の姿があるんでしょ。 （またこの店…大尉は『若いやつにはこれがウケる』と思ってる？他に意図が？…考えるの、面倒）面倒 （この店も変な味がするのですが…）不穏 「ここ飽きたっす！」正直

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@BLEL_TL ゆかいな騎士団 前略、危機的状況。気絶した後輩を米俵の如く肩に担いだ黒い瞳の騎士は、金髪の男へ叫ぶ。 「ここは判断お願いします！」 金髪の男はガラスペンの槍を黒い敵に突き刺しながら返す。 「なんで俺だよ！？」 「じゃんけんで負けたあなたが判断するって決めたではないですか！」

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@BLEL_TL 騎士団内部が混乱したどさくさに台頭した古株の騎士は「向いていない」男だった。そこで団に残った騎士団員達は、現場がどうしようもなくなった時、上を無視して決定、指揮する者を決めた。じゃんけんで。熱い戦いだった。 「それ本気だったのかよ！？」 「オレはいつも本気です！」

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@BLEL_TL 黒く大きな敵の波に押し潰されそうだ。斬っても突き刺しても数は減らない。この場で止めることは不可能。 「どう見ても撤退しかねぇだろうが！」 「奇遇ですね、オレもそう思います！さあ、号令を！」 「お前が出せよ！…クソッ、総員撤退！撤退だ、撤退！」 今日も団員達は無事生き残った。

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@BLEL_TL ・金髪の男→元軍人。撤退戦が得意らしい。「なぁ…じゃんけんとか正気か…？」 ・黒い瞳の騎士→わざと金髪の男を表舞台に引っ張り出してる節がある。「そんなノリでやってきました」 ・気絶してた騎士→撤退途中に目を覚まして時間稼ぎに参加した。「頭痛と吐き気が酷い…」

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ゆかいでもない騎士団 無事撤退した一同は後ろに控えていた他の団員と合流。体勢を立て直し敵を掃討した。 合意の上で、ある人物を目立たせるだしに使われた騎士は顔色が悪い。しかし、動き回れる程度には体調は回復した。 「なんであの人に判断を任せるんですか？」 問われた黒い瞳の騎士は答える。

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「理由は三つ。一つ目。彼が来た経緯が経緯ですから信用していない団員がまだいます。ここで確かな判断力を見せ、皆さんからの信用を得て欲しいですね」 騎士団長を殺そうとした人物を簡単に信じることが出来ない心境は理解出来る。この二人と名もなき女性騎士は変わり者なので気にしていなかったが。

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「二つ目。判断力を持つ者の中で立場に縛られず自由に動けるのが彼しかいなかった。実家が王国関係者で騎士団に残らざるを得なかった人は多い。なので、現在の上の人間に大人しく従うしかない」 「あの人はそういうものと無関係だから好きに動いてもらえるということですね」 黒い瞳の騎士は頷いた。

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「三つ目の理由はただのオレの我儘です」 「…はぁ？」 「道連れ覚悟でも団長に肉薄するほどの実力があるのですよ。飼い殺されその才が埋もれるのは我慢ならない」 「買ってるんですね」 「性格の方は違いますけどね。良い所もありますが誤解されやすいのは損です」 どこかの元軍人はくしゃみをした。

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@BLEL_TL ゆかいな騎士団 エーデルシュタインとその同期達の計四人でじゃんけんをすると、エーデルシュタインと八神の終わらない一騎討ちとなる。二人共負けず嫌い。譲れない戦いがある。 本人達は白熱しているが長く続くと見ている側は勝敗なんてどうでも良くなってくる。 「そういうことで作ったよ」

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@BLEL_TL B.B.は棒の先にじゃんけんの手の形が描かれたものが付いた道具を取り出した。これならば動体視力が人並み外れでなくともじゃんけんが成立する。 「相棒、天才じゃん〜」 「でしょー」 早速使用してみる四人。体の後ろで手札を混ぜ運任せにする者。法則性を考え手札を決める者。案外楽しい。

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@BLEL_TL ある日、どうしても四人の中から代表を決めないといけないことになった。 「ここはエーデルシュタインくんでしょ」 「先方は四人のうち都合がつく者としか」 ならばじゃんけん。四人同時に出した手札のうち奇妙な絵があった。チョキのようでそうでないもの。三種全ての要素を持つ禁じ手。

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@BLEL_TL 「僕の一抜け。手札は三種類だけって言ってないよね」 「相棒、ルールの穴つくの好きだねぇ」 代表は普通に負けたエーデルシュタインとなった。 「誰が予定調整すると思ってる」 「すまんな！」 アンソニーは「予定いっぱいならなんでじゃんけん参加したの？」と考えたが言葉にしなかった。

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@BLEL_TL ゆかいな騎士団 ある晴れた日のこと。筆刀使いは若い騎士達に尋ねられた。 「こんにゃく斬れますか？」 「切りますよ。料理に使いますから」 彼らの反応を見て、求められている答えはこれではないと判断。何かの創作物に影響されたのだろう。心当たりがある。 「自分は未熟なので斬れません」

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@BLEL_TL やはり実力が求められるのかと若者達は納得して去って行った。後日、筆弓使いから「斬れるのだからやってあげなさい。若者の相手は大変でした」という旨の苦情が矢文で来た。「いえいえ、貴方の魔法みたいな技量は持ち合わせておりません」という文を送り返した。 限りなく平和な日々だった。

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ユカイな団 ある晴れた日。ある学園。 「この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら私の所に来てほしい！」とエーデルシュタインが言った。馬鹿馬鹿しいが集まってしまった。自分以外はそれに該当する人物だと知った。エーデルシュタインもだ。彼の癇癪に対応した超能力者はキレていた。

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「相棒ならともかく、エーデルシュタインくんの後始末とか勘弁なんだけど。自分でやってよ。できるでしょ」 やりかねないので本人に絶対言うな。話が破綻する。 元々文芸部として在席していた宇宙人は眼鏡を外すことはなかった。 「なんかピンチになったら空間割れてぇ相棒がどうにかしてくれた～」

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とっくに話は破綻してた。 未来人のドロシー・ロウは「ここには恋の気配も予感もしないの！学園なのにおかしいわ！」と床を叩いて涙していた。どうでもいい。いや、この舞台設定で色恋沙汰がないというのは世界が壊れている証左なのでは。エーデルシュタインはいったい何を考えているんだが。

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集まったからには名前が必要だ。そういう流れだ。エーデルシュタインに部活やら団の名前はどうするのかと尋ねると「世界を大いに盛り上げる為のショウ・エーデルシュタインの団…つまりS○S団！」とドヤ顔で言ってきたのでハリセンでぶっ叩いた。 うたた寝から目覚めた八神は夢で良かったと心底思う。

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・エデ→団長。エンジョイ勢。時間の果てまで⊂二二二（ ＾ω＾）二⊃ﾌﾞｰﾝ! ・B.B.→超能力者。その幻想をぶち壊す ・アンソニー→「オレ、宇宙人設定だったの？」 ・ドロシーちゃん→未来人。「この世界の主に抗議してくるわ！」 ・八神→「なんだこの夢は。本当になんだこれは」 ごめんって

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@BLEL_TL ゆかいな騎士団 笑えない時は歌うしかない。ということでアカペラで歌い出すとある騎士団員。昔は劇団で歌っていたというそれは錆びついておらず心にしみじみと響く。問題があるとしたら選曲だった。お通夜状態に拍車がかかった。騎士団長はまだ生死の境を彷徨っている。何故この曲を…。

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@BLEL_TL 「仕方ないでしょ。これが一番体に染みついてたんだから。文句あるなら他の人が歌いなさいよ」 重い空気を壊せる者はこの場にいなかった。否、やって来た。男は空気を読む間もなく「え、葬式してんの？」と発言。間髪入れず「アカペラ大会です」と嘘をついた者は男に大会への参加を勧めた。

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@BLEL_TL 流行曲を照れつつ歌い出した男は途中から恥をかなぐり捨て全力で歌った。楽器もどこからともなく運び込まれて大盛況。流れが変わった。 それをどこかの部屋から見聞きしてた二人がいた。 「私も参加したかった！」 「エーデルシュタインくんはまだ寝込んでることになってるから大人しくねぇ」

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@BLEL_TL ・昔、劇団で歌っていた者→ガラスペンと心を通わせたことで騎士団入りを決意したとか ・空気詠み人知らず男→元軍属。やる時はやる。「団長殺すのはトチったけどな」 ・嘘をついた者→元軍属。童謡しか歌えないし歌うと空気がホラーになる ・団長とその同期→え、なにしてんの？ねぇ？

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@BLEL_TL 勝手に幻覚を視ているゆかいな騎士団で愉快ではない状況になることもある。 黒い瞳の騎士（モブ騎士）と「彼達」。 軍部は、「自分」が殺されるところを何度も見せれば、結果が出ると思ったんですかね。 pic.twitter.com/T2ZSclgEwe

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@BLEL_TL ゆかいな騎士団の幻覚を一ヶ月も視てたらしい ゆかいな騎士団 山派と里派は不滅である。その他派は現騎士団長と補佐官が「その他」に属する菓子の名を挙げたため高みの見物。山派と里派はいつから争ってきたのか分からないほどの歴史を持つ。だから、相手が次に取る行動が読むことができた。