ゆかいな騎士団の皆さんを眺めています。 異聞帯なのでそのうち空想樹が伐採されて消滅します。 ※H2見出しも「目次」として出るようになってしまったため、目次の体裁崩れが起き、目次が長ーいことになっています。
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とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL 「思考停止か?軍にもそういうやつゴロゴロいたな」 「俺は考えた上で団長と補佐官を信じることにしたんで」 「人を誑し込む才能飛び抜けてんなあいつら」 「殺されかけたあんた?あなた?はどうなんだ」 「行くとこねぇからなぁ」 「…そこは俺と同じか。いや、同じにしたら失礼か」

2022-10-30 05:11:23
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL もしかしたら、こいつは騎士ではなく軍人として向こうにいたのかもしれない。こいつの大した才能もねぇのに生き汚い性質から俺の部下だったのかもしれない。 …もしもなんてねぇか。 「今日の昼飯奢ってくれよ先輩サンよぉ」 「俺、こんな自分より強くて態度でかい後輩持った覚えない…」

2022-10-30 05:12:06

↑話し相手はパーカー着用のモブ騎士。
 モブ騎士からすると、騎士団所属年数では自分が先輩となるが、戦闘年数では相手のほうが上だし実力も上となる。年齢も上。
 なので、モブ騎士はどんな口調で話せばいいのか分からず内心困っている。

飛ばす武器

とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL ゆかいな騎士団 投げ槍という競技がある。槍の飛距離を競い合うものである。話を聞いた若いある者は「武器を飛ばせれば戦いの幅が広がるのでは」と言った。他の者達は「友であるガラスペンを投げるのはちょっと…」と言った。まあそうだよな、と諦めの雰囲気が漂う。

2022-10-30 15:30:18
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL ある者は「筆弓というものがあると聞いた」と言った。なんだそれ。一同、興味津々。 「槍ではなく弓に変形するとか。インクを込めた矢は、ただインクを操作するよりも飛ぶとか」 それは見てみたい。使用者が騎士団にいるということで該当者を探す一同。極東関係者の集まりにやって来た。

2022-10-30 15:31:00
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL たのもー! 対応したある筆刀使いは言う。 「本日その人物は来ていません」 お詫びとして極東のお菓子を貰った。お菓子は美味しかったし、騎士団長がぴょんぴょん飛び回る戦い方を見学できたのでこの話題は終わった。 「嘘をつく必要はもうなくなったと思ったのですが、案外使うものですね」

2022-10-30 15:32:23
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL ・騎士団長→空中に置かれた紙を足場にして本人が飛び回るぞ! ・補佐官→騎士団長が飛び回るために紙を配置している。息ぴったりですねと言うと微妙な顔をする ・筆刀使い→話題の筆弓使いがいたけど本人が嫌がったのか手が離せなかったのか。不在と告げた ・筆弓使い→どんな人物なんだ…

2022-10-30 15:33:24

童心と危うさ

とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL ゆかいな騎士団 河川敷があって川がある。石がある。ということでやることは一つ。水切りだ。先陣を切ったのは騎士団長。その長身と綺麗なフォームから投げ出された石はリズムよく飛び跳ね、川の真ん中で落ちた。 「おかしいな…千代丸、ちょっと手本を見せてくれ」

2022-11-01 17:34:41
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL 任務を終え王都への帰路につく団員達の状態を観察していた補佐官は返す。 「何故やらなきゃならん。一人でやってろ」 「千代丸に教えてもらった通りにやったのだが…自分で工夫するしかないな」 「はぁぁ!?……俺が教えたこと何も守ってないだろうが。石の選び方も投げ方もなっちゃいない」

2022-11-01 17:34:52
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL 声を荒らげそうになった補佐官は一呼吸置いて返した。そこへ間一髪騎士団長。 「そうか!ならば正しいやり方を教えてくれ!」 「一度で覚えろ。次に見るに堪えんものを見せたら承知しないからな」 騎士団長は石の水切りをマスターした。周囲で見ていた団員達も見様見真似で技術が向上した。

2022-11-01 17:35:29
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL ・騎士団長→ニコッ! ・補佐官→「お前…いや、何でもない」 ・アンソニー→石が水を跳ねることなくそのまま対岸まで飛んだ。「あんれぇ〜?」 ・B.B.→「僕の相棒が一番ってこと」。どこから見ていたんだ。

2022-11-01 17:35:51
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL 「騎士団って健全だな。軍なら賭けが発生してんし賭け対象が有利になるよう煽るし邪魔するし。こいつら見ててホントつまんねぇな」 「つまらないと感じるのはあなたが満たされているから、という言葉があります。四分の三殺しされたというのにお幸せのようで何よりです」

2022-11-01 17:36:58
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL 「あ?今ならお決まりの嘘ということで見逃してやんぞ」 「どこに嘘をつくところがありましたか」 「飼い主が馬鹿にされてムカついたか?短期間で立派な忠犬になったもんだ。裏切ったと聞いた時は耳を疑ったがどこへ行っても狗だな、お前」 「首輪付きの野良犬に言われたくはありませんね」

2022-11-01 17:37:11
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL 「可愛くねーな」 「よく言われます」 ・その場にいないはずの二人→かつては他人が作った菓子をつまみ食いし合う関係。現在の仲は良くもなく悪くもなく。騎士団の若い団員達の真っ直ぐさには思うところがあるのは共通。危ないな、と。これは王の死が白日の下に晒されたことで可視化される

2022-11-01 17:37:47

その場にいないはずの元軍属

本来ならば騎士団にいるわけがなく、死んでいるはずなのに……。

とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL 勝手に幻覚を視ていたゆかいな騎士団。そこにしれっといる、その場にいないはずの元軍属二人について考えたら雲行きが怪しくなった。 pic.twitter.com/RszTYkVAWb

2022-11-04 00:07:22
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モブ騎士達の日常

  • 時間軸

    騎士団長が悪性インク汚染から救出され、王様が死んでたことが明らかになった頃。
    自分が視聴したものだと、この頃は以下の感じ?

    • 主人公リヴ達は王殺しの濡れ衣を着せられ指名手配、逃走中。
    • 騎士団長は表向き生死不明扱いだが元気に生きている。
    • 補佐官は騎士団長が起きるまで付き合った後、主人公リヴ達に合流。
    • 他のキャラは騎士団に残ったり、離れたり。
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

ゆかいでもない騎士団・モブ編 若い騎士は目当ての人物を見つけて声をかけた。 「先輩、組み手の相手お願いします」 先を歩いていた騎士二人は顔を見合わせた。 「呼ばれてますよ先輩」 「オレではなくてキミですよ」 「え、俺?なんで?まあいいか。付き合うよ」 あれこれあって騎士団内部は混乱。

2022-11-04 03:01:11
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

騎士団を離れる者、残りつつも腹に一物抱えた者。いろんな人がいた。 そんな中でもめげずに己磨きを欠かさない熱心な若者数人が目の前に。うん、数人なんだよね。一対一だと思った。 若い騎士の一人は「皆との連携を強めたい」と言う。他の数人もその様子。広場までついて来た先輩は言う。

2022-11-04 03:02:44
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

「本日の課題は武器有りなんでもあり人数制限無し。つまり相手が弱ければ楽勝ということで、キミ舐められています」 知ってた。 若い騎士達は苦笑い。「なんでもありならなんでもやっていいんですよね」と一応確認。先輩は頷いた。 ……そんなわけでなんでも使って同士討ちさせて勝った。

2022-11-04 03:03:56
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

普通は人数が多ければ勝てるものだけど、舐めてかかったらそうもいかない。 この鬱々とした情勢下、ストレスを発散したい気持ちは分かるけど相手の得意分野で挑むのは無謀だよ、と言いかけてやめた。そういうのはもっと説得力がある人が言うべきだ。 ……早くヤガミさん帰ってこないかなぁ。

2022-11-04 03:05:00
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

・若い騎士達→王が不在でも騎士団に残ることにしたが団長は生死不明だし補佐官いないし不安がいっぱい。 ・補佐官→リヴ達のところへ行った。 ・騎士団長→まだ寝込んでいることにして一人で動いている? ・先輩騎士二人→組み手の対応をしたのはパーカー着用のラフな格好のモブ。もう一人は審判役。

2022-11-04 03:06:09

世界はまだ大丈夫

とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL ゆかいな騎士団 人が集まれば浮いた話の一つや二つ出てくるものである。「恋バナよ!」とうら若き乙女は言った。手には読み終わったばかりの恋愛小説。刺激を受けたようだ。 行動力の塊のような騎士は鼻歌交じりに騎士団敷地内を歩く。時には立ち止まり耳を済ませ、時には顔を赤くし足早に。

2022-11-05 17:40:26
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL やがて日が暮れた。彼女に付き添っていた者は問う。 「恋バナとやらはしなくて良かったのかい?」 「あちこちで恋の花が咲いていたわ!わざわざ話すまでもないの!この本にあった通り世界は恋の花だけでなく種と芽に溢れているのね!」 「君が楽しかったのなら何よりだよ」 平和な日だった。

2022-11-05 17:41:08
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL ・結局恋バナをしなかったうら若き騎士→感覚を鋭く研ぎ澄ませた結果、遠くからでも恋の気配を察知するようになったとかそうでないとか ・保護者→「彼女が元気ならこの世はまだ捨てたものじゃないんだろうね」 ・モブ団員と彼女→「これは恋ですか?(相談)」「恋ね!(直感)」

2022-11-05 17:42:03

恋とは

とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL ゆかいな騎士団 「それは恋よ!」 一人で茶を飲んでいた筆刀使いの元に、うら若き騎士が飛び込んで来たので「ここにはあなたが求めるものはありません」と開け放たれた扉へ押し返す。騎士は負けじと「あるのよ!その特別な感情に名前をつけるなら恋しかないのよ!」と言い返した。

2022-11-06 14:45:36
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL 「これは恋と決めるには汚すぎる」 「恋って綺麗なだけではないのよ。殺し合いですら恋と表現するってご存知ないのかしら?」 「世の中、恋だらけになりますね」 「そうなのよ!」 うら若き騎士は頬を紅潮させ恋の素晴らしさと可能性を語ろうとしたが、それは筆刀使いの言葉で遮られた。

2022-11-06 14:45:59
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL 「豚の角煮を作ろうと思い続けて数ヶ月。良い肉が入手できないのであれば一から作ればいいと思い至ったのは今日。一途に想うこれは確かに恋なのかもしれませんね。己の食欲に呆れていましたが胸を張るといたしましょう」 「え、豚?角煮?美味しそうね?」 うら若き騎士は両目を瞬かせた。

2022-11-06 14:46:27

鍋を求めて

とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL ゆかいな騎士団 豚の角煮を作ろうと思った筆刀使いはとある通信士の元を訪れた。 「やあいらっしゃい!せっかく来てもらったところ悪いんだけどここには君が求めるような鍋はないんだ。ごめんね!」 筆刀使いは面食らった。通信士がこちらに振り向く際のほんの刹那、見知った男がいたからだ。

2022-11-06 19:10:38
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL 「軍に親族の方がおられますか?」と筆刀使いが問うと「いないよ!」と通信士は答えた。筆刀使いは彼の目元を覆う壁越しに瞳をじっと眺めた後、言う。 「申し訳ありません、気のせいでした。あなたのほうがよっぽど人間として好ましいというのに」 「…そう?よくわかんないけどありがとう」

2022-11-06 19:11:40
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL 通信士は反射的に飛び出そうになった言葉にならない言葉を飲み込みいつも通りに返した。 豚の角煮は普通の肉と普通の鍋でじっくりと作られることになった。 「短時間で肉が柔らかくなり味が染みるいい道具ないですかね…」 筆刀使いは軍部から適当な道具を拝借して来れば良かったな、と思う。

2022-11-06 19:12:41

嘆きの川

  • 時間軸

    不明。途中で飛んでいるような?

とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL ゆかいな騎士団 騎士団長が諸事情で長くて綺麗な髪をばっさり切った。それを見た一部の団員達は涙した。「勿体ない」「編み込みひたすらしたかった」「あの御髪を目に入れることだけを日々の生き甲斐としてきたのに」等と嘆く。悲しみは癒えることはなく、ただ時間だけが過ぎていく。

2022-11-07 23:00:41
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL 涙は流れ続け、悲嘆は形となった。 「それがこの嘆きの川じゃよ」 「お祖父ちゃん、また作り話してる…」 「それほどの衝撃だったのじゃ…」 元騎士である老人の孫は興味なさそうに自身の長い髪を指で弄んだ。話題の騎士団長は相も変わらず元気に王様をしている。 今日も平和な日だった。

2022-11-07 23:00:54

どっちがつよいの?

とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL ゆかいな騎士団 ・騎士団長がエーデルシュタインになってわりと初期の頃 王都から離れた村に所用で滞在した騎士団長と補佐官、他団員達。紙飛行機を飛ばしながら村の子どもは無邪気に補佐官に質問した。 「きしだんちょーとホサカンサンってどっちがつよいの?」 団員達の間に緊張が走った。

2022-11-09 00:39:29
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL 二人の実力をよく知り、二人の日頃のやり合いを見てきた団員達はこの問いを無意識に避けてきた。補佐官は答えた。 「騎士団長だ。とても強い。だから団長みんなをこうして守っている」 村の子どもは「そうなんだ!」と素直に納得し、飛ばした紙飛行機を拾いに走った。団員達は動揺した。

2022-11-09 00:40:19
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL あの補佐官が己ではなく団長と答えた……だと。横で聞いていた騎士団長は沈痛な面持ち。 「…帰ったら八神補佐官に休暇を与える。皆、よろしく頼む」 「はい!」 団員達はこれは大事だと気を引き締めた。 いつの間にか一同から離れていた補佐官は、子どもに折り鶴を教えていた。

2022-11-09 00:41:30
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL ・騎士団長→「千代丸に無理をさせていたらしい…反省しないとな…」 ・団員達→「ヤガミさんの負担を軽くしないと…」(団員達の努力虚しく、補佐官が率先して仕事に取りかかるので負担は軽くならない) ・補佐官→「民の手前、団長を持ち上げるのは当然だろ。貴様ら俺を何だと思っている」

2022-11-09 00:42:04
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL ※補佐官、本当に体調が悪く、騎士団長と張り合うのも面倒だった説。 ※この補佐官は影武者説。 ※作り話説。 いろんな説が流れた。そんな昔話を聞いた元軍属二人は思う。 「騎士団の奴らってバカなのか?」 「まあ、軍部も似たようなものでしたよ」

2022-11-09 00:47:54

どっちが強いんですか?

とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL ゆかいな騎士団 将来有望な若い騎士は「団長と補佐官どっちが強いんですか?」と命知らずな問いをした。ある騎士は答える。 「オレの相棒の方がめっちゃ強いよ〜」 「強さのジャンル違いませんか?」 「まあね〜」 誤魔化されなかった若者は他の先輩団員に問う。 「僕の相棒が一番かな!」

2022-11-09 12:09:15
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

@BLEL_TL 「君、本気の僕の相棒見たことないよね?まぁ仕方ないよ。僕の相棒は無闇矢鱈に力を振り回す馬鹿なことなんてしないし」 「先輩インクはみ出てます。早く休んで下さい」 妙に饒舌だった通信士は疲労が限界。通路ですれ違った彼の同僚にどうにかするよう伝えた。 暇そうなある二人に尋ねる。

2022-11-09 12:09:56
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まとめたひと
とうふ📛🍛 @tohu0335dreamin

豆腐です。幻覚ばかり見ている。幻覚おいしい。 幻覚の原液→https://t.co/FEO19ZETVr /お絵描きしたやつの一部はくるっぷへ(ユーザーIDはここと同じ)/あくないやってます