直方市石炭記念館(福岡県直方市)に再移設された《坑夫の像》という炭鉱労働者の立像について。
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タケ @take_all_a

昨日は #直方市石炭記念館 (福岡県直方市)の企画展「炭坑の詩(やまのうた)」について紹介した。私が同館を訪れたのは1年以上ぶりのことで、市内の別の場所から2021・R3に移された《坑夫の像》の状況もようやく確認できた。 pic.twitter.com/xYXU6iZDrn

2022-02-25 22:08:55
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この削岩機を構えた炭鉱労働者の立像は、直方市で育った彫刻家 花田一男の作で、もともとは1954・S29に直方駅前に建立されたものだが、駅前のロータリー整備に伴って1996・H8に遠賀川沿いの公園に移設されていた。 pic.twitter.com/N2OicS1w5x

2022-02-25 22:09:59
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ただ、移設先は人目に付きにくい場所だったため、場所を変えてほしいとの意見は根強かった。この度の直方市石炭記念館への再移設は、本来あるべき場所に落ち着いたといえる。 直方市 > 坑夫の像 石炭記念館隣接地へ(4/14) city.nogata.fukuoka.jp/machinowadai/_… pic.twitter.com/5m0MFGuO5K

2022-02-25 22:11:58
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遠賀川沿いの公園に置かれていた坑夫像を私が見に行ったときの記事。 twitter.com/i/events/13015…

2022-02-25 22:12:26
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直方市の坑夫像は戦後の作品だが、先日紹介した水巻町にある戦時中の《炭鉱就労者の像》と同じく、素材は石やブロンズではなくコンクリートだ。 pic.twitter.com/UlHr3le4ww

2022-02-25 22:14:04
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ただし直方市の方は緑青っぽく塗られている。これはブロンズの代用品としてコンクリートを選んだに過ぎないという意識の表れなのだろうか。とはいえ、塗装には表面を保護して劣化を防ぐ意味はある。注:1枚目の中央部の色が変なのはレンズの汚れ。 pic.twitter.com/twUCFKguHA

2022-02-25 22:18:00
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直方市石炭記念館への再移設に併せて新たに制作された立像のキャプション。《坑夫の像》が作品の正式名称なのかどうか説明文を読んでもよく分からないものの、いちおう作品名としておく。 pic.twitter.com/ZpSfiBV5XO

2022-02-25 22:19:34
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この2枚は河川敷公園にあった当時のキャプションで、その片方は作品名を「炭(すみ)掘る戦士」と記していたのだが、移設後にその記述は消えている。 pic.twitter.com/FDMCVNaB7y

2022-02-25 22:21:28
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《坑夫の像》と転車台を再利用した跨線橋。 pic.twitter.com/dZBtU1xchi

2022-02-25 22:22:38
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直方市石炭記念館にはもうひとつ坑夫像が置かれていて作品名を《焚石に挑む》という。《坑夫の像》と比べると人物が棒立ちでイマイチ躍動感に欠けるが、これはこれで素朴な魅力を感じる。 pic.twitter.com/ZjtvyvQRi2

2022-02-25 22:27:12
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《焚石に挑む》と《坑夫の像》。 pic.twitter.com/hIPCph0TQo

2022-02-25 22:27:38
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直方市石炭記念館の隣地境界線に設置された文部科学省の史跡境界標。直方市石炭記念館 / 旧筑豊石炭鉱業組合直方会議所と敷地内に現存する救護練習所模擬坑道は、2018・H30に「筑豊炭田遺跡群」として国の史跡に指定された。 pic.twitter.com/UqFTFgHFo0

2022-02-25 22:37:12
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《坑夫の像》が直方市石炭記念館に再移設されたのは、国の史跡指定や世界遺産絡みで自治体が炭鉱関係に予算を出すようになったおかげかな。写真は模擬坑道。昔はここで炭鉱事故の救護訓練を行っていた。 pic.twitter.com/qDC24u6PEH

2022-02-25 22:39:55
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まとめたひと
タケ @take_all_a

福岡県を中心に、建築・団地・土木・産業遺産などについて、ツイッターにつぶやいたことをまとめています。個人サイトの方は放置中。