6月19日-6月22日 伝承の誤解釈

綾姬・斎皇代 猊下（フィーネ・ストラウス） @FineStraus

高句麗などには、日本語と近縁の高句麗語を話す人々が残ったので、完全に縄文系東夷族の文化が大陸から消えてなくなったわけではありませんが、 中心部から失われてしまったので、その痕跡は僅かなものになっています。

綾姬・斎皇代 猊下（フィーネ・ストラウス） @FineStraus

乱世の時代の日本列島への里帰りによって、弥生時代が古墳時代に変わっただけでなく、畿内の豪族の3分の1が渡来系と言われる状況が生じています。 里帰りした人は多くなかったと指摘する研究者もいますが、巨大古墳の大きさを見れば、どの程度農地が必要とされたのか推定できると思います。

綾姬・斎皇代 猊下（フィーネ・ストラウス） @FineStraus

天日矛=素戔嗚の行動について正しく理解するには、あまり語られることのない大陸からの里帰りまで正確に把握しておく必要があります。 そうでなければ、 太陽神を奉斎していたアカルヒメが、祭神を放り出して日本に里帰りするという、巫女の風上にも置けない所業をしたことになってしまいます。

綾姬・斎皇代 猊下（フィーネ・ストラウス） @FineStraus

実際には、 太陽神・天日矛の乱暴な振る舞いは、太陽の力の衰えによる農耕社会の破綻を指していて、 アカルヒメが温暖な日本列島へと里帰りしたのは、付き従う難民の救済が目的だったのですから、 コレらの神話を一般家庭の夫婦喧嘩のように解釈して受け取るのは、まったくの間違いです。