6月19日-6月22日 伝承の誤解釈

耀姬・太上斎皇 陛下 @Saiou_AkaruHime

「武則天が“倭”を“日本”に改めた」といった偽史が『則天武后』（氣賀澤保規著）などを根拠として、この人物の信者によって広められつつあるようです。 今後、中華圏の国が日本を侵略する口実になりかねない問題なので、真偽について明らかにします。

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その当時の中国側の史書に目を通すと、 倭が突然跡形もなく消滅して、それに代わって唐突に日本が出現したことに驚いた中国側は、日本からの使者に対して質問したようですが、 明確な回答が得られなかったことに腹を立てて「日本の使者は本当のことを言わない」と酷評されています。

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本当に、氣賀澤保規氏の信者達が指摘するように、中国の女帝の武則天が“日本”の名付け親ならば、中国側の認識が混乱することがあり得るのでしょうか？ 誰でも即座にオカシイと気付くレベルの誤情報ですね。

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しかも、 この本の重要な部分は学術的な記述方法を用いておらず、驚くべきことに小説仕立て←憶測混じりです。 論理的に書かれた解説書ではなく、創作に基づく小説的な心理描写を交えて、心情に訴える形で大衆に誤情報を刷り込もうと、“印象操作”による偏向を仕掛ける理由はそう多くはないでしょう。

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「日本という国号は、残忍で非道を行ったことで有名な人物によって名付けられたもの」という、フィクションを交えた虚偽情報の流布は、 日本の国体の毀損を意味します。 特別高等警察が健在だった時代ならば、日本を貶める行為として摘発されて当然ですね。

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武則天が我が子を殺して、その罪を皇后に着せて陥れた、確たる証拠などありはしません。 近年、 「皇后が赤ん坊に頬擦りしたとき武則天は影に隠れてそれを見ていた」などの、 フィクション=妄想を交えた錯誤への誘導も見られます。 歴史学者達は、いつから偽書を書く小説家になったのでしょう？

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「武則天は四肢を切断して甕に入れる拷問を行った」などの、《過去にあったとされる残忍なお話》と似通った、武則天を貶める目的で書かれた情報も、その信憑性は慎重に見ていく必要があります。 息長氏の姬姓斎皇家には「持統天皇は武則天と同一人物」という謎めいた？伝承もあります。

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姬姓斎皇家の地下神蔵の蔵書をまとめた鎌倉時代の歴史学者に拠ると、 武則天の一族は、日本武尊の子孫の海洋交易商人が鮮卑族社会に潜り込んだものです。 当時の唐の軍師達が進めていた、朝鮮半島や倭国への侵略を阻止する目的で、唐を乗っ取って周に改変し、中国に武王朝を築こうとしたのです。

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唐の宮中に潜り込んだのは武則天1人だけではなく、多くの協力者がいました。 武則天が産んだ女児と、死んだ赤児をすり替えて、皇后に罪を着せるトリックを実行した女官達は、もちろん姬姓斎皇家ゆかりの者です。 目的を達成するのに、わざわざ愛おしい我が子を殺す必要などありはしませんね。

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武則天が、自分の息子達ではなく、武一族の者に帝位を継がせようとしていたのも、乗っ取り工作の一環なのです。 唐の皇帝が天皇を名乗り、日本でも大王を天皇と称するようになったのは、当時の国際社会の繋がりというよりも、日本の姬姓斎皇家→武則天繋がりです。

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武則天の夫の皇帝が病弱で、朝鮮半島や倭国の侵略を指揮できない状態になっていたのは、皇帝の食事に混ぜられていた、生かさず殺さず、気力と体力を奪うように調合された漢方薬のせいです。 姬姓斎皇家の者が黄帝内経を編纂したのですから、その程度のことはできて当然です。

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武則天が帝位の簒奪に成功して、古の“姬姓”の国“周”を復活させた報酬として、姬姓斎皇家は彼女に日本の統治権=持統天皇の名と地位を与え、日本武尊の冒険譚を日本書紀に収録させて、彼女の祖先を末永く英雄として讃えることを許しました。

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かつて、 伊勢の内宮は二霊廟併設祭祀だったのですが、武則天が皇祖の女神の天照大神として自分を祀るように要求したため、 一霊廟に変更して、空いた土地に遷宮する制度が導入されました。 伊勢の内宮側も、本来は皇祖の二柱の神々を祀る二霊廟だったことを公式に認めてますね。

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残念ながら、滅亡しかけた百済を助けようとした九州王朝の倭国は壊滅状態となり、王都だった太宰府は唐の軍隊が駐留する事態となりました。 奈良の大和王権=日本は、譲歩案として、武則天を持統天皇とすることを内々に認めて話をつけています。

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日本の皇室には姓がないとされ、日本の国姓を世襲しているのは日の巫女の王の家=斎皇家です。 古い時代の中国でも日本でも、父系の血統を語るときには“氏”を用い、母系の血統を名乗るときには“姓”を用いました。 ですから、日本の国姓を“姬”として斎皇家が世襲するのは、古い慣習に則ったものです。

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日本は古くから天照大神の神託に基づいて統治される国です。 天皇はただ一人とされますが、天照大神の神託を告げる斎皇は、姬姓斎皇家を構成する大家族制の御三家に一人ずついます。 斎皇は30歳になる前に引退して、子供を産んで次の世代を育てますから、太上斎皇はさらに数多くいます。

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斎皇達は神威の精神感化によって顕在意識が繋がっていて、その総体が神国日本を導く皇祖母神・天照大神の神託です。 中臣氏=藤原氏が斎皇達と天皇の仲立ちの家で、神託をもとに天皇が臣に推し計って勅命を下して国を動かす仕組みになっていたので、 持統天皇=武則天は実質的に名誉職です。

耀姬・太上斎皇 陛下 @Saiou_AkaruHime

話を最初に戻して、 「武則天は本当に、産んだ我が子を殺す必要があったのか」 状況を考えれば、 死んだ赤児とすり替えれば済むことですから、事実の筈がないと分かりそうなものです。 それが分からないフリをする歴史学者や研究者は、視野狭窄？に陥った愚者または洗脳工作員と見て良いでしょう。

耀姬・太上斎皇 陛下 @Saiou_AkaruHime

“日本”の国号は姬姓斎皇家が初日の出を拝んで行う“奇日神事”（くさかしんじ）に由来し、この神事を行う場所を“日下”（ひのもと）または“クサカ”と言い、 “下”が卑字なので“本”と置き換えて“日本”としたのです。 “本”は、太陽信仰に基づく、生命を育む根源的な力“原”=“源”の統治哲学に由来します。

耀姬・太上斎皇 陛下 @Saiou_AkaruHime

武則天が日本の国号を考える以前から、日本は“日の出る国”であり、奇日神事も日下（くさか）の地名も存在しました。 「鮮卑族系の中国の女帝によって“日本”の国号を与えられた」などというフィクションを交えたデマは、 中国の日本侵略の格好の口実となり得ます。

耀姬・太上斎皇 陛下 @Saiou_AkaruHime

武則天の登場以前から、日本は“日の出る国”であり、初日の出の御来光を拝んで天照大神の神託を下す奇日神事も、日下（くさか）の地名も、古くから存在しました。 「鮮卑族系の中国の女帝によって“日本”の国号を与えられた」というデマは、 中国の日本への軍事侵攻の格好の口実となり得ます。

耀姬・太上斎皇 陛下 @Saiou_AkaruHime

かつて、 東大の歴史学の教授がGHQに忖度して“騎馬民族征服王朝説”を唱えて、 「皇室による日本の支配は、不当な異民族支配」という誤認識へと誘導する流れが作られたことがありますが、 「武則天が日本の国号を定めた」という怪情報も似たようなものとして警戒する必要があります。

耀姬・太上斎皇 陛下 @Saiou_AkaruHime

さらに、 「日本に漢字をもたらして大和王権を確立した弥生人は中華系の人々だから、日本は中華民族の国の一つ」という認識のもとに、

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「チベットの解放」という口実のもとに行われた侵略戦争と同じように、 「日本に住む中華系の弥生人を千年以上も不当に支配してきた、独裁体制を改めない騎馬民族系の皇室の支配から人民を解放する戦争は正義」という話の流れを作ろうと、侵略戦争を画策している軍人のグループがあるようです。

耀姬・太上斎皇 陛下 @Saiou_AkaruHime

縄文系東夷族の存在を無視すれば、この論は成り立つのかもしれませんが、 泰山の“封禅の儀”の祭祀形態を正確に伝承していて、どのような儀式を行うべきか解説できるのは、縄文系東夷族の祭祀を受け継ぐ姬姓斎皇家であって、

耀姬・太上斎皇 陛下 @Saiou_AkaruHime

今日の中国大陸には残っていませんから、 現在の中華圏に住んでいる人々は、乱世の末期に南下した鮮卑族によって民族浄化された人々であって、弥生時代を古墳時代に変えた大陸から帰化した人々でないことは明らかです。 もちろん皇室は騎馬民族などではなく、縄文系です。

耀姬・太上斎皇 陛下 @Saiou_AkaruHime

日本を侵略する流れを作る誤情報の流布行為が繰り返されてきたことは、すでに周知の事実です。 GHQの公職追放20万人の間隙を縫って入り込んだスパイによって、日本は歪められてきましたが、 これから中華圏に飲み込まれる運命に抵抗する必要が生じています。

耀姬・太上斎皇 陛下 @Saiou_AkaruHime

漢字を育んだのは、山東半島の付け根付近で、シルクロードの西から来たコーカソイド系の人々と、象形文字を用いた筆談による商取引を行っていた交易商人のグループです。 その商人は、縄文系東夷族が主流を占めていました。

耀姬・太上斎皇 陛下 @Saiou_AkaruHime

殷や周の王朝も、太陽の女神=天照大神=羲和の子孫を名乗る縄文系東夷族が興したものです。 日本語などの膠着語と漢語の語順が異なるのは、結論から先に書く手法が流行したからです。 古い時代の漢文は、少し工夫すれば日本語としてすらすら読めますが、

耀姬・太上斎皇 陛下 @Saiou_AkaruHime

縄文系東夷族の大半が乱世の食糧危機の時代に、大挙して日本へと里帰り=帰化した後、鮮卑族が南下して民族浄化によって中華圏の言葉が変化したことで、 以降の中華圏の言葉は、古い時代の漢文のように、語順などを入れ替えだだけでは、日本語としてスラスラ読むことができません。

耀姬・太上斎皇 陛下 @Saiou_AkaruHime

民族浄化が行われただけでなく、言語も大きく変わっているのです。 従って、現在の中華圏の国家が日本に住む弥生系の人々を同族と見做して、 不当な支配から解放して併合する“人民解放戦争”を仕掛ける正当性はありません。

イヌノ　マキビ @shinoburi4989

やはり 天之日矛と阿加流比売は邪馬台国を解明する鍵 天之日矛=都怒我阿羅斯等=鶴岡八幡宮 阿加流比売の先祖は息長氏？ 息長水依姫が嫁いだとされる彦座王の系譜と、天之日矛の系譜から生まれた神功皇后はまさに邪馬台国論争のサラブレッド twitter.com/shinoburi4989/…

イヌノ　マキビ @shinoburi4989

日本書紀から卑弥呼を探すと候補は神功皇后か神夏磯姫か阿加流比売 九州に縁深い神功皇后が日本書紀で卑弥呼に被らせている為、神功皇后は一つ目の鍵… youtu.be/v47Gkcpr2EQ

2022-06-06 23:26:54

黒住玲・天惺靖智 太師 閤下 @RayCrosmy

もともと富士山に祀られていたのは、木花之咲耶姫ではなく、この神社の赫夜姬（かぐやひめ）でした。 藤原不比等を筆頭に朝廷を代表するプレイボーイ達から求婚されますが、あまりにも入手困難な贈り物を求めたので、誰もその願いを適えることができなかったとされます。 goo.gl/maps/usaSTunuQ…

黒住玲・天惺靖智 太師 閤下 @RayCrosmy

さらに、天皇からの求婚まであっさり断ったとか。 そのようなことができる高貴なお姬様がいそうなお家は一般に知られていないので、架空の存在と思われていますが、じつはただ一つ該当するお家が存在します。神功皇后=息長帯姬で知られる息長（おきなが）氏です。

黒住玲・天惺靖智 太師 閤下 @RayCrosmy

明治政府が初めて発行した肖像入りの紙幣に印刷されたのが神功皇后で、富国強兵政策の旗印とされたことでも有名です。 神功皇后は応神王朝の祖。また、息長氏から選ばれた継体天皇は現皇室の直系の父系の祖先とされます。

黒住玲・天惺靖智 太師 閤下 @RayCrosmy

神功皇后は、皇祖母神・天照大神の神託を下す祭祀を行って国を導きましたが、その日の巫女の神道を母系継承してきたのが息長氏の日の巫女の王の家=姬姓斎皇家です。 姬姓は、朝廷が作成した“日本書紀私記”の中で、日本の国姓とされていて、その由来に天照大神と神功皇后の存在が挙げられています。

黒住玲・天惺靖智 太師 閤下 @RayCrosmy

皇祖母神の祭祀を行う“日の巫女の王”の家は、神道界特有の隠蔽体質によって“忌家”とされて長い間隠されてきたため、息長氏の系図を辿ろうとしても断片的で、歴史学者のなかにはその実在を疑う人もいます。

黒住玲・天惺靖智 太師 閤下 @RayCrosmy

しかし、斎皇家の男系の分家の一つ息長丹生真人氏は、琵琶湖東岸に息長古墳群を残していることからもその実在が確認できます。

黒住玲・天惺靖智 太師 閤下 @RayCrosmy

卑弥呼の“呼”の文字は、当時の中国人はコと読まずヲと読んだ可能性が高いことが、有識者の間で指摘されています。“日の巫の王”から、中国人から見て意味のない格助詞のノを取り除くと日巫王=卑弥呼という表記になります。

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丹生都姬伝承によると、姉の大日女は九州に、妹の稚日女は姬=紀州に、それぞれ中国大陸から里帰りしたとあります。

黒住玲・天惺靖智 太師 閤下 @RayCrosmy

応神王朝の祖先を祀る宇佐神宮の前身となった九州の香春神社の社伝として唐国=中国大陸から息長の姬神が里帰りしたことが伝わります。 紀州の天野盆地の丹生都比売神社には、稚日女が祀られていて、それぞれ丹生都姬伝承に対応します。

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卑弥呼の鬼道ですが、“鬼”の字はもともと、神楽面を付けて死者=神社に神格化されて祀られている祖先の貴人に扮した人の姿を象形したモノですから、鬼道の祭祀とは現在の神楽を舞って神託を授かる神事に他なりません。

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息長氏の姬姓斎皇家では、初日の出を拝んで神楽を舞い、皇祖母神天照大神の御霊を日の巫女の王の体に降ろして神託を下す、奇日神事（くさかしんじ）が内々に母系継承されています。 奇日神事は非公開神事ですが、これを一般の人々にも見せられる形に再構成されたものが京都の葵祭です。

黒住玲・天惺靖智 太師 閤下 @RayCrosmy

その中には、桃太郎の昔噺と1対1対応する部分が存在します。桃太郎のお供の犬・猿・雉は、黄帝伝説の麒麟・白澤・鳳凰に対応し、天皇の玉座=高御座の台座に三聖獣が描かれていることからも、桃太郎の物語は皇祖の大王の生誕と活躍を描いたモノと分かります。

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葵祭は皇祖の大王の生誕を祝う建国祭の意味を持っています。 その元となった奇日神事でも、日の巫女の王=斎皇が湧水点まで掘り下げて水を湛えた土坑の初日の出が映り輝く水面から、皇祖の大王の御霊を掬い上げて処女懐胎する=桃を拾って男の子を授かる、葵祭の斎王代と同じ所作の儀式が存在します。

黒住玲・天惺靖智 太師 閤下 @RayCrosmy

湧水点まで掘り下げた土坑は、纒向遺蹟から多数発見されていて、この系統の祭祀の痕跡が確認できます。

黒住玲・天惺靖智 太師 閤下 @RayCrosmy

皇祖の大王を懐胎した故事を祝い、皇祖母神・天照大神の神託を下す祭祀を司るのが息長氏の姬姓斎皇家であり、赫夜姬=かくやく姬は、太陽と正対してその陽気を身に受けて光り輝く太極の存在、太陰の姬神=日向の日女神のことなのです。

黒住玲・天惺靖智 太師 閤下 @RayCrosmy

竹を切ると竹水が溜まることがあり、そこに月が映り込んで赫く様は、土坑に太陽が映り込んで輝く様に対応する関係にあり、皇祖の大王と一対の関係にあるのが、皇祖母神の祭祀を行う斎皇家の祖先の日の巫女=赫夜姬なのです。