うちのドールさん達が、基本的に青春している物語です。460番から492番まで。 瑠璃ちゃんの高校では文化祭の準備真っ只中。演劇をやることになっています。その中でもいろいろな思いが渦巻いていて、今回も大騒ぎ。
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るな@ドール @runadolls7

465-3 薫「え、ケーキ買ってきてくれたの?」 佐和子「子どもの頃これ好きだったでしょう?」 薫「金のかかるコブで悪いね」 佐和子「ウチの子が希望通りの進学して」 佐和子「そんな気持ちになる程私悪い親じゃないわよ」 薫「じゃあ祝福してでもくれるの?」 pic.twitter.com/VzJVcPx3uF

2023-10-05 10:41:44
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465-4 佐和子「もちろんよ」 佐和子「あなたがなりたい自分になれるなら」 佐和子「私そのために働いてるんだから」 薫「ふん」 薫「僕になんか興味ないでしょ」 薫「自分の仕事と恋愛に一生懸命で」 薫「僕なんかほったらかしで」 薫「それでもまぁまぁ育つもんだね、ガキなんて」 pic.twitter.com/zGzZ2pyLEh

2023-10-05 10:44:04
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465-5 薫(僕はどうして素直に) 薫(ありがとうって言えないんだろう) 薫(もう反抗期なんて年齢じゃ無いだろ…) 佐和子「ごめんね、薫」 佐和子「あなたが1番悩む年頃に」 佐和子「私も、お父さんも家に居なくて…」 薫「仕方ないだろ、顔も見たくないくらい嫌いあってる」 薫「夫婦なんだから」 pic.twitter.com/ELFQKypOiq

2023-10-05 10:46:32
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465-6 薫「あんたはあんたの幸せを追求すりゃいいよ」 薫「僕は僕で生きていく」 佐和子「そんなこと言わないでよ…」 佐和子「せめてあなたが大学を…もしかしたら院かしら」 佐和子「卒業して社会人になるまでは、お金の面倒くらい見させて」 佐和子「せめて小さな親らしいこと、させてよ…」 pic.twitter.com/L6C2xzYvuS

2023-10-05 10:50:18
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465-7 薫「ありがたいことです」 薫「できるだけ早く独り立ちするから…」 薫「その間だけよろしくお願いします」 佐和子「薫…」 佐和子(あなたは、私をけっして) 佐和子(許してはくれないのね…) 佐和子(ただひとりの息子なのに…) 佐和子(愛してないわけじゃないのに…) pic.twitter.com/b7QGn8lpwr

2023-10-05 10:52:42
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466-1 (長山家のダイニング) 実里「わー!!!」 実里「フツーにめっちゃ美味しそうなんだけど」 実里「…これ、ダイエットおやつなの…?」 修二「こっちね、おからで焼いた」 修二「んでこっちはオートミール」 修二「小麦粉とバターのに比べて」 修二「だいぶ体に良くなってる」 pic.twitter.com/UnSdNzzFdT

2023-10-06 09:26:43
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466-2 実里「あの…」 実里「お嫁に来ませんか…?」 修二「行ってもいいけど」 修二「養ってくれる?」笑 修二「普段はおやつ食べるの我慢して」 修二「どうしても食べたい時に」 修二「作って食べてたんだよね」 修二「中学の時」 修二「それで相撲取りから」 修二「痩せた」 実里「すごーい」 pic.twitter.com/VDCwdreeFC

2023-10-06 09:29:30
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466-3 修二「親が医者から言われたらしくて」 修二「『お宅の下の子太り過ぎ』って」 修二「医者監修のもとダイエットですよ」 実里「想像つかないなー…」 実里「今スマートだもんね」 修二「血の滲むような努力がね…」 修二「そんな時代があったんだよ俺にも…」 pic.twitter.com/wBnTOoAaTR

2023-10-06 09:31:48
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466-4 修二「小学校の頃からお菓子作るのが好きすぎて」 修二「作れば食べるから太るんだよねー」 実里「…なんでそんなにお菓子作るの好きなの?」 修二「だって、きちんと量ってきちんと作れば」 修二「ちゃんと美味しくなるんだよ」 修二「理科の実験みたいなもんじゃん」 実里「へー!」 pic.twitter.com/O1Vv9sLobR

2023-10-06 09:33:47
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466-5 実里「…修二くんはさ」 実里「将来、お役所の人になりたいって」 実里「言ってたけど」 実里「大学はどうするの?」 実里「何勉強するの?」 修二「んー」 修二「社会福祉だなー」 実里「福祉かー」 修二「うん」 修二「みのりんは?」 実里「国際関係」 実里「どうしようか悩んでる」 pic.twitter.com/nmGbOo7fLo

2023-10-06 09:36:55
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466-6 実里「でもさ」 実里「やりたいことが決まったら」 実里「なんか心が穏やかになったの」 実里「ほら、どこいくのか分からないより」 実里「遠くてもゴールがある方が」 実里「たどり着くまでの気持ちが」 実里「違うじゃない?」 実里「ここに行けばいいんだって気持ちがさ」 pic.twitter.com/RKMqWxw1o7

2023-10-06 09:38:45
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466-7 修二「わかる」 修二「俺も、自分の将来像が見えてきたら」 修二「不安がなくなった」 修二「そんで」 修二「しっかり仕事ができてれば」 修二「…家庭を持っても大丈夫だし」 修二「…だよね?」 実里「うん!」 実里「私も頑張るから」 実里「一緒に家庭作ろう」 修二「まだ早いけどさ」 pic.twitter.com/gqXLu8QU4r

2023-10-06 09:41:41
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466-8 実里「早くなーい」 実里「だってあと何年?」 実里「来年の1月であなたが17歳になったら」 実里「あと1年」 修二「さすがに早いと思うけど…」 実里「早くなーい!」 実里「約束したもんねー」 修二「うん…」 ちゅ 実里「約束したんだからね」 修二「…うん」 pic.twitter.com/SN4ydh9U4r

2023-10-06 09:43:52
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467-1 美晴「薫」 薫「ん」 美晴「推薦、取れたの、おめでとう」 薫「ありがとう、美晴」 薫「あとちょっとで…来月推薦受験やって」 薫「それで僕の受験シーズン終わりだよ」 薫「そしたら、気兼ねなく遊ぼうね」 美晴「うん」 美晴「楽しみにしてる」 美晴「それでね」 美晴「これ、お祝い」 pic.twitter.com/BvXBCJ3iKj

2023-10-08 15:56:46
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467-2 薫「えっ」 薫「なに?」 薫「開けてもいい?」 美晴「うん」 薫「ペン?」 美晴「万年筆」 美晴「実用的かどうかはともかく」 美晴「多分薫こういうの好きだと思って」 美晴「私のお小遣いだから安物でごめんなんだけど」 美晴「私もお揃いにしたの」 美晴「…受験のお守りになるかなって」 pic.twitter.com/ZlrtpNWSBo

2023-10-08 15:58:33
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467-3 薫「えー、すごい」 薫「どうやって使うの?これ」 美晴「インクを入れて使うんだけど」 美晴「インクはもともとついてるのもあるけど」 美晴「好きなインク入れて使うこともできるよ」 薫「好きなインク?」 美晴「いろーんな種類あるからさ」 美晴「今度一緒に見に行こうよ」 薫「へぇ!」 pic.twitter.com/pp2tTCebjw

2023-10-08 16:00:36
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467-4 美晴「薫は人と同じの好きじゃないと思うし」 美晴「自分なりの『カッコいい』って」 美晴「持ってる人だから」 美晴「こういうカスタマイズするの」 美晴「ハマるだろうなって思って」 薫「うわ」 薫「色々見抜かれてる」 薫「僕、ハマったら抜けられないタイプだよ」 pic.twitter.com/LFtmxGWNvo

2023-10-08 16:03:07
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467-5 美晴「でしょう?」 美晴「ホントはもっといい万年筆」 美晴「たくさんあるし」 美晴「好きになったらいくらでも楽しめる」 美晴「私、安いの一本だけ持ってて」 美晴「インクも2種類持ってて」 美晴「手紙書く時とかに使ってるんだけど」 美晴「せっかくだからお揃いの買った」 pic.twitter.com/19YTZhz2Wt

2023-10-08 16:04:58
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467-6 薫「ありがとう」 薫「受験、まぁ形ばかりだと思うけど」 薫「頑張るよ」 薫「せっかくだから首席で入れるように」 薫「頑張る」 薫「お守りありがとう」 薫「嬉しい」 美晴「良かった」 美晴「あと1ヶ月弱、我慢するから」 美晴「ちゃんと勝ち取ってきてね」 薫「うん」 薫「頑張ってくる」 pic.twitter.com/Daf6CRH1W4

2023-10-08 16:07:29
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468-1 薫「せんぱーい!!!」 がばっ 聡太「…待てお前」 聡太「そろそろ冗談にならなくなってきたから」 聡太「抱きつく癖なんとかしないか」 薫「えー、だってー」 薫「昔からこうだしー」 薫「僕、ほぼ進学決定だよ!」 薫「推薦取れたよ!」 聡太「良かったなー」 薫「正直辛かったよ」 pic.twitter.com/PG7umDEuxy

2023-10-09 11:24:12
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468-2 聡太「まぁ少し離れろ」 聡太「今のお前は『男子校の天使』ではない」 聡太「結構むくつけき男だ」 聡太「人目的に困る」 薫「えー」 薫「少し筋肉落とした方がいい?」 聡太「そっちに向かうな」 薫「ストレスで筋トレしてたから」 薫「ストレスが作った体」 聡太「それは…辛かったな…」 pic.twitter.com/EzwPfO7ejV

2023-10-09 11:27:08
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468-3 薫「なんかねぇ、孤独だったよ…」 聡太「孤独?」 薫「甘えるわけにはいかないじゃん」 薫「自分のことなんだし」 薫「先輩だって忙しいだろうし」 薫「連絡は控えてたよ」 聡太「お前が遠慮するなんて」 聡太「気色悪いな…」 聡太「でも、友達できたじゃん」 聡太「こないだの女の子とか」 pic.twitter.com/nqFu0AlNj3

2023-10-09 11:29:45
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468-4 薫「ああ、三好ね」 聡太「あの子だろ?お前にトラウマ作ったの」 薫「うん…」 聡太「よく克服したな」 聡太「ってか逆に仲良くなってんじゃん」 薫「それがね…」 薫「バカみたいな話で」 薫「あいつ、僕のこと好きだったんだってさ」 薫「それで、構ってたら、いじりがエスカレートして」 pic.twitter.com/c1A2a4urjt

2023-10-09 11:32:03
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468-5 聡太「…」 薫「いや、その行為自体は許してないんだ」 薫「僕の5年間くらいを」 薫「あいつに潰されたようなもんだし」 薫「でもさ」 薫「泣いて謝られたんだよな…」 薫「心底悪かったって顔で」 薫「そこまでされて、許せないとか」 薫「そこまで度量の狭い人間では」 薫「ありたくない」 pic.twitter.com/6gTaV0F35v

2023-10-09 11:34:47
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468-6 薫「それにさ」 薫「もうひとり、うちの高校通ってて」 薫「塾も一緒のヤツと仲良くなったよ」 聡太「へー」 薫「くっそオタクだけどね、いいヤツ」 聡太「オタクなのか」 薫「漫研だってさ」 聡太「まぁ、俺らも生物部だし」 聡太「漫研の奴らってたまにウチに」 聡太「麻雀やりに来てたよな」 pic.twitter.com/XNWANighje

2023-10-09 11:37:49
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468-7 聡太「お前、そんなんで孤独とか」 聡太「思ってたわけ?」 聡太「みはるんとも仲良くしてたし」 薫「でもさ」 薫「結局僕のことで頑張るのは僕ひとりだよ」 聡太「そうだけどさー」 聡太「お前、ひとりじゃねーから」 聡太「そろそろそれに気づけ」 薫「…うん…」 pic.twitter.com/Eu7nQrInOa

2023-10-09 11:41:39
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468-8 聡太「だいたい、孤独とか」 聡太「俺に失礼じゃない?」 聡太「お前は俺の親友だし」 薫「うん…」 聡太「もっと迷惑かけてくれていいんだけどね」 薫「うん…」 聡太「お前んとこ、母さん元気か?」 薫「うん…」 聡太「それなら良かった」 薫「…うん…」 pic.twitter.com/UgPanZrBye

2023-10-09 11:44:02
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468-9 薫「なんで母さん?」 聡太「あの人」 聡太「お前が思うような母親じゃないよ?」 聡太「お前の中で思うことあると思うから」 聡太「偉そうにいう気はないけど」 聡太「関係、見直してみても良くね?」 聡太「まぁ、お前の気持ちもあるから」 聡太「無理にじゃなくていいけどさ」 薫「…」 pic.twitter.com/AopFlc5aiQ

2023-10-09 11:50:28
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469-1 (高校、放課後、文化祭の練習) 逸海「皇帝陛下」 逸海「なぜあなたはセレネ姫を」 逸海「執拗に追い回すのですか?」 逸海「もう彼女は居ないものとして」 逸海「人知れず平穏に暮らして」 逸海「いければ良いのです」 修二「そうはいかぬ、オリヴァ」 修二「姫を匿っているとあらば」 pic.twitter.com/alRWIBwCTy

2023-10-10 15:07:07
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469-2 修二「我が国は姫を西の国の後継者として」 修二「認めたことになる」 修二「西の国は姫の居場所を突き止めつつある」 修二「やがて王弟軍は我が国へ進出するだろう」 修二「我々のやることは姫を王弟軍に突き出すのみだ」 修二「姫が私の妃となれば」 修二「我が国は姫を全面的に支援する」 pic.twitter.com/GKXITXSyjO

2023-10-10 15:10:32
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469-3 修二「私は姫とも面識がある」 修二「姫のことは…」 修二「子供の頃から面識がある…」 修二「もしも私のところへ来てくれるなら」 修二「精一杯の支援と、姫が西の国の王になった時の」 修二「我が東の国との永遠の友好を」 修二「誓うつもりだ」 逸海「皇帝陛下、そうではないのです」 pic.twitter.com/6ecZWnh5SJ

2023-10-10 15:13:17
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469-4 逸海「姫はもう闘いに疲れていらっしゃいます」 逸海「どうか、放っておいては」 逸海「いただけないものかと」 修二「できぬ」 修二「私の気持ちがそれを許さぬ」 修二「私は…」 修二「姫に焦がれておる」 修二「私の我儘になってしまうかも知れないが」 修二「姫を我が妻に貰い受けたい」 pic.twitter.com/Z6W81JbOgo

2023-10-10 15:15:48
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469-5 逸海「姫は…なんと?」 修二「来ぬと申しておった」 修二「情けをかけては欲しくないと」 修二「情けではない」 修二「情けなどではないのだ!」 逸海「陛下…」 逸海「私は、姫の下僕」 逸海「姫の意思に従うのみです」 逸海「逃げられるものならどこまでも」 逸海「…逃がしたく」 pic.twitter.com/FQfS0K7jRn

2023-10-10 15:19:13
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469-6 修二「オリヴァ」 修二「お主も姫に惹かれるか」 逸海「はい」 修二「しかし、姫はただの娘ではない」 修二「国と民を背負う者だ」 修二「姫を支持する者たちと、王弟…姫の叔父を支持する者」 修二「それぞれが戦っている」 修二「お主はそれらの民に責任が取れるか?」 逸「…っ!」 pic.twitter.com/HgnawCEvaK

2023-10-10 15:21:42
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469-7 逸海「しかしながら」 逸海「姫も人の子、死ねば土に帰りましょう」 修二「死んだことにするか」 修二「それは許せぬ」 修二「今すぐお主を切って捨て」 修二「姫を連れ去ることもできるぞ」 逸海「姫はそれを望みましょうか?」 逸海「姫が望まぬことを」 逸海「あなたはできましょうか?」 pic.twitter.com/YkhIzutkY3

2023-10-10 15:25:33
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469-8 修二「…姫には猶予を与える」 修二「次の満月までに答えを出せと」 修二「伝えるが良い」 修二「私のところに来るなら助ける」 修二「来ないなら王弟に引き渡す」 修二「二択だ」 逸海「陛下はそれをお望みか?」 修二「私1人が望まぬ、と言っても」 修二「それしかないのは姫も承知だろう」 pic.twitter.com/gN3Ecm1DTE

2023-10-10 15:28:07
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469-9 瑠璃「はい、そこまで!」 瑠璃「おつかれさまー」 瑠璃「ふたりとも、迫力ー!」 逸海「修二、お疲れー」 逸海「俺、押し負けそう…」 修二「それ俺の台詞」 修二「逸海、怖いもん…」 瑠璃「だいぶ進んだね」 実里「そろそろクライマックスじゃん」 実里「ふたりともかっこいいー!」 pic.twitter.com/NIj8Awi9oA

2023-10-10 15:31:38
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470-1 (文化祭の練習の休憩時間) 修二「逸海」 修二「お前、無理してない?」 康太郎「俺もそう思う」 康太郎「なんだか、セレネ姫の向こうに」 康太郎「…美晴ちゃんへの気持ちが見えるんだ…」 逸海「みはるんには彼氏がいる」 逸海「それを邪魔する気はないんだ」 逸海「だけどさ」 pic.twitter.com/uRMAUkQHSo

2023-10-10 15:42:25
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470-2 逸海「この劇やってると」 逸海「遠慮なしに『セレネを』好きでいられるじゃん?」 逸海「俺、幸せなんだよな」 修二「お前…」 修二「ホントにそれでいいの?」 康太郎「ぶっちゃけお前」 康太郎「ちょっとキショいけど」 康太郎「やってること切なすぎる」 修二「俺ら見てて辛いわ…」 pic.twitter.com/qMfWM73YzR

2023-10-10 15:45:16
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470-3 逸海「文化祭終わったら」 逸海「諦めるからさ…」 逸海「今だけ『セレネを』好きでいさせて」 逸海「で」 逸海「他の連中には内緒にしてて…」 修二「お前…」 逸海「俺も、どうしたらいいかわからないんだ」 逸海「みはるんに嫌な思いはさせたくない」 逸海「…断られるのも辛い」 pic.twitter.com/8IG217yVGa

2023-10-10 15:47:28
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470-4 逸海「気持ち悪いよな」 逸海「…わかってる…」 逸海「この気持ち、どうしたらいいか」 逸海「分からないんだ」 逸海「でも、一度みはるんには聞いてもらってるし」 逸海「きちんと断ってもらったから」 逸海「もう迷惑はかけられない」 康太郎「迷惑とか、バカじゃねーの?」 pic.twitter.com/C9ciCKkprV

2023-10-10 15:50:16
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470-5 康太郎「彼氏から奪っちまえばいいだけじゃん?」 逸海「…それはできないよ…」 逸海「みはるんを悲しませられない」 康太郎「悲しむかどうかは分からんだろ」 康太郎「我慢すりゃいいとか」 康太郎「カッコよくないぞ」 修二「逸海…」 修二「もう一度きちんと伝えてみたらどう?」 pic.twitter.com/sII5JefjvQ

2023-10-10 15:52:43
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470-6 逸海「伝えても…いいのかな…?」 修二「むしろ伝えなきゃ」 修二「後悔だけが残るんじゃん?」 逸海「…うん…」 逸海「考えてみるよ…」 逸海「今の俺にはできそうもないけど…」 康太郎「あーもう!」 康太郎「ホントお前、お人好しのバカ!」 修二「…康太郎に一票…」 pic.twitter.com/t7zGIvRSZh

2023-10-10 15:55:11
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るな@ドール @runadolls7

477-1 (帰り道、横浜駅) 美晴(あ、今日、月曜日だ) 美晴(久しぶりにここ通ったし) 美晴(悠宇さんの路上ライブ見ていこう) 美晴(…!?) 悠宇「今日は、僕の最後のライブに」 悠宇「立ち会ってくれてありがとうございます」 悠宇「1年半、ここに居させてもらって幸せでした」 pic.twitter.com/Fym9hHkmBG

2023-10-16 12:08:33
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るな@ドール @runadolls7

477-2 悠宇「今も来てくれているたくさんの人や」 悠宇「いろんな人との出会いがあって」 悠宇「僕は少しだけ大人になったと」 悠宇「思います」 悠宇「本当にありがとうございました」 悠宇「では、最後の曲、歌いますね」 ♪〜 pic.twitter.com/hcUpfTJK4Y

2023-10-16 12:10:44
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477-3 悠宇「それでは、本当にありがとうございました」 悠宇「皆さんが幸せでありますように」 悠宇「高橋悠宇でした」 美晴「…悠宇さん…」 悠宇「え?」 悠宇「ミハルちゃん!」 悠宇「見ててくれてたんだ!」 美晴「悠宇さん、音楽やめちゃうんですか?」 悠宇「うん」 悠宇「就職するんだ」 pic.twitter.com/nDtsNKcJXI

2023-10-16 12:12:43
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るな@ドール @runadolls7

477-4 悠宇「いい加減、田舎の親にも心配されてるし」 悠宇「音楽で身を立てるところまでは」 悠宇「いかなさそうだし」 美晴「諦めちゃうんですか?」 悠宇「うん…またいつかやれたらいいけどね…」 悠宇「そろそろ色々限界でさ」 美晴「とっても素敵な歌なのに」 美晴「なんか勿体無い…」 pic.twitter.com/F9xolK8wJc

2023-10-16 12:15:32
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477-5 悠宇「やりたいことをやって生きていける人間は」 悠宇「ほんのわずかだよ、ミハルちゃん」 悠宇「田舎に帰ろうと思う」 悠宇「そうしたら、もう会うこともないかもね」 美晴「…ねぇ悠宇さん」 美晴「お願いがあるんですけど」 美晴「もしよければ、悠宇さんの話」 美晴「聞きたいんです」 pic.twitter.com/HeUE6xfxsZ

2023-10-16 12:17:27
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るな@ドール @runadolls7

477-6 美晴「私、いつかノンフィクション作家に」 美晴「なりたいんです」 美晴「悠宇さんの世界って、多分」 美晴「私の全く知らない世界なんです」 悠宇「僕の話なんて、面白くないよ?」 美晴「いいんです、聞きたい」 美晴「もし嫌だなって思わないのならば」 pic.twitter.com/XnNZXVzuZM

2023-10-16 12:19:37
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るな@ドール @runadolls7

477-7 美晴「どうしてここで歌うことになったのか」 美晴「聞かせて欲しい」 美晴「…失礼なことを言ってるとは思います」 美晴「断ってくださっても大丈夫です」 悠宇「…そうだね」 悠宇「僕の1年半をまとめて話してみたら」 悠宇「僕の気持ちの整理にもなるかも」 悠宇「…いいよ」 pic.twitter.com/qX954KZgkK

2023-10-16 12:21:59
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まとめたひと
るな@ドール @runadolls7

ドールアカウント。かなりウェットです。詩とか小説とかを書いているみたいなアカウントでもあります。ドールさんの物語続けて書いてます。もしよければピン留めツイートからリンクあります。交流大歓迎。 中の人は話しかけてもらうととても喜びます。