という事でロストアイランド編が終わり、 第二部フィヨルド編に突入です。 船・建築物・資材他、Lv以外の全てを失い、 実装されたばかりの新マップ・フィヨルドに突入した爺とアウラ娘さん。 続きを読む
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こうして始まったARK爺記:第二部・フィヨルド編。 爺は新たなる大地、 フィヨルドに降り立った。 「ここがフィヨルド… ほぅ…紅葉か。初めて見る景色だな」 慣れ親しんだ熱帯雨林との植生の違いに驚く爺。 だが次の瞬間、何かの蹴りが後頭部に突き刺さった。 #FF14 #ARK #ARK爺記 #フィヨルド pic.twitter.com/GmTMV2oxnZ

2022-06-14 07:46:19
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「ちょ…痛っ!何がっ!」 突然の痛みに振り返る爺。 だが、そこに居たのは例によっていつものユタラプトル君だった。 「ちょ…おまっ!待っ…待って! アッア”-----ッ!」 ボロ雑巾の様に蹴り倒される爺。 こうして爺の冒険はブラックアウトから始まった。 #FF14 #ARK #ARK爺記 #フィヨルド pic.twitter.com/rW4SNaydJ2

2022-06-14 08:32:36
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爺は海岸から沈むフィヨルドの夕陽を感慨深げに眺めていた。 「やっぱ人間、冒険してナンボだよな。 安全な港で建造ばっかしてちゃダメなんだよ」 案の定、レスキル祭りで散々ぶっ殺された爺。 その数なんと16回。 だが、彼はとても清々しい顔をしていた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 #フィヨルド pic.twitter.com/D5K192ZBVK

2022-06-15 08:04:28
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散々リスキル祭りを堪能した爺であったが、 その結果、彼は重大な問題に直面していた。 「…どうしよ。 地図全然埋まってないんですけどww」 ヴァナランド西で延々とリスポーンしまくった結果。 まったくと言って良いほど他の場所の偵察が進んでないのである。 #FF14 #ARK #ARK爺記 #フィヨルド pic.twitter.com/71qR7mgkmJ

2022-06-15 16:06:48
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「まぁアイツがどうにかしてくれるだろ。 というか偵察はもうアイツ一人で良いんじゃないかな」 そう呟くと。 爺はその場で膝から崩れ落ちた。 ここは厳寒の地フィヨルド。 真っ裸で居れば、日中でも平気で凍え死ぬのだ。 凍死した爺の顔は、どこか満足気だった。 #FF14 #ARK #ARK爺記 #フィヨルド pic.twitter.com/ys6lHNUy5c

2022-06-15 19:08:16
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同じ頃FCハウスでは… 「やっほー!帰ったぜぃ!」 アイツこと、アウラ娘さんが既に帰還していた。 「あ!帰って来ました。 …ひどいですよ!言うだけ言って放置で行っちゃうなんて」 待ちかねたかの様にララ娘さんが文句を言う中、 アウラ娘さんは黙って1枚の地図を広げた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/AOT9TuDJdN

2022-06-16 07:31:55
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「これは…もしかして、フィヨルドとかいう所の地図ですか?」 ララ娘さんの言葉に頷くアウラ娘さん。 「真っ先にこれ作って来ないとだから、 急いで行って来たってわけ」 「…確かに地図が無いと、どうしようもないですもんね」 それは仕方ないとララ娘さんも納得しかけた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/pNnQRe5dbd

2022-06-16 08:23:49
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「あとはじさまの結果待ちかなっと」 そう言って、 次々と地図に文字を書き込んでいくアウラ娘さん。 「ヴァナランド…?」 書きこまれた文字を読み上げるララ娘さん。 「一番多きな島だね。 たぶん、私達の拠点になる島だと思う」 アウラ娘さんは島の南端に丸印をつけた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/qwRpTDOzB1

2022-06-16 21:01:56
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「その丸印は何ですか?」 ララ娘さんの質問にアウラ娘さんが答える。 「私が推す拠点の設置場所。 そこが一番面白そうなんだよね。 川の河口の三角州みたいな所なんだけど、 海峡かつ端っことかいう場所だから、きっと楽しいと思う」 アウラ娘さんは上機嫌で指し示した。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/On4aDZV1a3

2022-06-17 08:05:37
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アウラ娘さんが更に続きを語ろうとしていると、 どこからともなく雄叫びが。 「…ぅぅうおおおおおおお! どすこーい!」 乱暴に開かれるFCハウスの扉。 「ワシ参上っ!」 そこには爺が良い笑顔で立っていた。 「偵察結果よろ~」 それをアウラ娘さんが能天気に出迎えた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/v8qf5Lqxr8

2022-06-17 15:13:19
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爺の取り出した地図を見て、 アウラ娘さんが冷静に突っ込む。 「…ヴァナ西以外、ほぼ行って無くない?」 「うむ!西しか行っとらん。 じっくり調べて来たわい!」 「…つまり有望?」 「いや全然。16回リスキルされた」 その答えにアウラ娘さんは残念な物を見る目をした。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/Xs7POjjhD8

2022-06-17 19:25:27
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「崖で上下に分かれてるんだが、 崖上は危険度が高いし行くのが面倒でな。 崖下の海岸は安全なんだが資源が無い。 正直、やりづれぇわ」 「あー…なるほど」 意外と冷静な爺の分析に頷くアウラ娘さん。 「あと先客が居る」 爺の言葉に脇で聞いていたララ娘さんは訝しんだ。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/3pqHkKReGZ

2022-06-18 08:51:51
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「…先客。危険な生き物でも居るんですか?」 爺の先客という言葉に反応するララ娘さん。 「あぁ違う違う。他の人間って意味だ」 「他の人間…え。 お爺ちゃん達以外に人が居るんですか!?」 爺の答えに慌てるララ娘さん。 「普通に居るよ」 アウラ娘さんが横から答えた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/hm0CMokueZ

2022-06-18 16:52:08
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「前のマップでも、私の拠点のすぐ横に他の人の小屋あったしね」 アウラ娘さんがロストランド時代の例を出す。 「資源の取り合いになったりとかはしないんですか?」 「へーきへーき。 だってじさまの知り合いでしょ?」 ララ娘さんに答えた後、 アウラ娘さんは爺に振った。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/Mji4PBvaT2

2022-06-18 20:30:21
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話を振られた爺が、 今度はララ娘さんに答える。 「知り合いつーか、鯖主とその知人達って感じだな」 「なら、協力とかも出来たりします?」 「んー…出来ん事はないが、 あの中だと会話出来んから難しいな」 「喋れないんですか?」 「んむ。だからジェスチャーが基本よ」 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/68WcYDdTgp

2022-06-19 08:11:42
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「私やじさまが個別で行動してるのはそれもあるんだよね。 結局、中だと会話できないから連携も難しそうで」 アウラ娘さんが肩を竦める。 「ま、そういうこったから西部は望み薄だな。 で。 どうせ、おめぇが候補地くらい見つけてきてるんだろ?」 爺がアウラ娘さんに聞いた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/5MkiuuABO2

2022-06-19 12:36:43
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ため息と共に答えるアウラ娘さん。 「…まぁその通りなんだけど。 私が薦めるのはここ。ラヴァ南端の三角州」 指し示すは先ほどの丸印。 「後ろは崖、前は海。 左右は川に囲まれた防御向きの要塞地形だよ」 アウラ娘さんの提案に爺が即座に尋ねた。 「…鉄資源は?」 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/wI9KPUyCqM

2022-06-19 20:42:55
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「崖上の少し東に鉄鉱脈があるね。 ついでに前の海は中央と東の海を繋ぐ海の要所だよ」 抜かりは無いとアウラ娘さん。 「…相変わらず良い場所に目ぇ付けやがるなぁ。 ま、そこで良いぜ」 「じゃ早速だけど手早く拠点作って来て」 爺が答えるとアウラ娘さんは即座に命じた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/KoZGvpmMlU

2022-06-19 20:58:40
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「そりゃぁよ。 ワシが拠点作らないと何も始まらないってのは分かってるけどよ。 問答無用で命令ってのはどうなのよ」 ぶちぶちと愚痴りながら浜辺を歩く爺。 ここはARK内。 ラヴァランド南にリスポーンした爺は、 途中物資を集めながら、やがて目的地の南端へと近づいた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/hutzdwOyVB

2022-06-20 08:49:13
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丘を越え砂浜を走り、どんどん進む爺。 しばらく進んで行くと一隻のイカダが浮かんでいるのを発見。 近くの岩場を乗り越えるとそこには滝と共に一本の川が、 そして後背に崖を有した中州が見えた。 「ここが…ここがワシらの新天地か!」 そこは爺の想定以上の地形だった。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/fC8eX019ci

2022-06-20 15:02:28
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まず、海岸付近の中州だが、 1つではなく複数の中州が入り組む形になっており、 横に拡張可能。 そして圧巻なのは崖上。 アウラ娘さんが三角州と表現していた通り、 崖を経由し更に上の方へと中州自体が広がっているのだ。 実際の三角州の大きさは崖下の数倍の規模なのである #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/4tv1xolbyg

2022-06-20 18:58:33
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が、調子ぶっこいて周辺を色々と調査していた爺であったが。 彼は日が暮れている事をすっかり忘れていた。 ここはフィヨルド、酷寒の地。 凍死の危機である。 「やっべぇ寒い…つか寒さでまともに動けねぇ」 寒さで震えだす爺。 だが、そんな彼の目に海に浮かぶ船が映った。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/zeGogftw9Y

2022-06-21 08:40:48
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爺は藁にも縋る思いで 船に取り付くと。 船上のワラ小屋の中に入り備え付けの焚火に火を付けた。 「ふぉぉぉおお。生き返るぅぅうう!」 九死に一生状態の爺。 「…ぜってぇアイツ、 こうなるって分かってて置いてたろ」 そう。 要するにこの船、あたたまりポイントなのだ。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/9qP9r46wIz

2022-06-21 14:00:41
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焚き火の前で、 爺はまんじりともせず炎を見つめていた。 「…すっげーヒマだわ」 既に船の分析も終わり、 この船が最低限の防寒のみに特化した船である事は判明している。 「つか、小屋の一番奥以外温まれないとか極端過ぎだっての。 明日は自分の船作んべ」 爺は決意した。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/K5nyoD4adW

2022-06-21 17:34:09
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というワケでフィヨルドマップ一発目の船舶開発はこちら。 アウラ娘さん作成の防寒用生活船。 『夜明号』 の紹介です。 1マス四方のワラ小屋の壁を1面だけ開け、 中に焚き火を内蔵しただけの簡素な作りの夜明かし小屋。 ただそれだけの代物であり、一夜を明かせるだけの船。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/5GDv6dsuAY

2022-06-21 19:01:28
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翌朝、早速船を作り始める爺。 だがイカダを組み上げた後、 爺は木ではなく、藁の土台を敷き詰めた。 「そうだよ。 別に無理して木にする必要は無ぇんだよ。 資材無ぇんだから藁で十分よ」 ベースはロストアイランドで作り使わずに消えたあの船。 爺は順調に船を組み上げた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/2XcpGvq3gm

2022-06-22 13:23:16
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そうして出来上がったのが、 こちらのソフトレザー級汎用船である。 先日のレザー級初期型汎用船の構造材を藁にマイナーダウン。 更に船体構造と設備を簡略化する事で大幅なコストダウンに成功。 建造コスト半減以下という驚異的な削減に成功した。 これぞ量産型汎用船である。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/si8f2T4eQO

2022-06-22 14:28:00
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って事で、爺作成の藁製の量産型汎用船。 『突貫号』 の紹介です。 フィヨルドへの移住で一回も使う事なく、 時空の果てに消え去ったレザー級初期型汎用船に代わる汎用船。 内部で一夜を明かせるだけの初歩的な設備を完備。 建造コストが安く初期でも建造可能な量産船である。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/oFU5qiOfAk

2022-06-22 17:17:23
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さて、せっかくなので、 突貫号の原型となった幻のレザー級初期型汎用船の紹介を。 『突撃号』 の紹介です。 ARK爺記においては、割とボロクソに書かれていた当船ですが。 初の外洋航海向けの本格的な船舶という点において、 その後の方向性を形作った重要な船とも言えます。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/xs6mAyACDD

2022-06-22 20:16:00
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こうして、新型汎用船を建造した爺。 彼は当初の予定通り、 周辺で資材を集め船に詰め込むと、 一路新型船を操り拠点建設へと向かった なお、この船。 大幅なコストダウンと引き換えに、 耐久度が従来船の25%以下という貧弱さなのだが。 果たしてそれがどんな結果を生むやら。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/CBXc6s1TfC

2022-06-23 07:12:30
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さて。 時は少し戻って、こちらは爺がARKに出掛けた直後のFCハウス。 それまで黙って話の推移を見ていた猫娘さんが唐突に口を開いた。 「なぁ。さっきから聞いてて思ったんだけどな。 お前が薦める候補地って安全性はどうなんだ?」 その言葉にアウラ娘さんはニヤッと笑った。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/mJ8FuICCyg

2022-06-23 08:24:41
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「…気付いちゃった?」 ニンマリとほくそ笑むアウラ娘さん。 「そりゃな。面白いとか楽しいとか言って 防御の硬さを強調する割には一言も安全とは言わないしな」 呆れ顔の猫娘さんにアウラ娘さんは続ける。 「あそこはね。色々集まって来るの。 草食獣だけでなく他も全部」 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/8fV0rxEuhg

2022-06-23 19:14:16
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「…全部?」 猫娘さんが問う。 「そのまま全部だよ。 あそこって崖の上が草食獣の楽園みたくなってるんだけどね。 それを狙って肉食獣が周囲から集まってくるんだよね。 で、たまに溢れて崖からでっかいのが降りてくるの」 とんでも無い事をアウラ娘さんはサラッと言った。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/i89lv17kiY

2022-06-24 07:36:50
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「えっと…でっかいのってどういう事です?」 ピンと来ず脇から尋ねるララ娘さん。 「ティラノサウルス・レックスって言うんだけど 肉食の大型竜があの辺やたら出るの。 あと目の前の海はサメの巣窟だし、沖合にはもっとすごいの居るし」 アウラ娘さんは目を輝かせて語った。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/PWwxZTDRs4

2022-06-24 15:53:44
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だが、対照的にララ娘さんの顔色は蒼褪めていく。 「あの、もしかして… そんな危ない所、後で私一人で行かないといけないんですか? 無理ですよそんなの!」 思わず叫ぶララ娘さん。 「大丈夫大丈夫。 君用の安全な道と場所は別で用意しておくから」 アウラ娘さんは宥めた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/LaifoKePbs

2022-06-24 18:24:39
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「拠点の西に小さな島が2つあるでしょ。 そこがかなり安全だから、そこにするつもり」 そう言って、拠点候補地のすぐ左の島を指さすアウラ娘さん。 「あの…安全な場所があるなら、 何でそこを最初の拠点にしないんですか?」 ララ娘さんが当たり前の疑問を挟んだ。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/3hTfouNJC1

2022-06-25 08:07:24
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「んー…じさまって何て言うかな。 修羅場…いや鉄火場好き?みたいな所あるでしょ。 さっきもリスキルで遊んでたっぽいし。 安全な後方拠点より、 こういう所で最前線張らせた方が、 じさま本人は楽しめるんじゃないかってね」 意外なほどの思慮深さでアウラ娘さんは言った。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/nZ80z68htE

2022-06-25 11:32:25
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「ぁー…確かに。 そんな所ありますもんね」 納得しかけるララ娘さん。 だが、横の猫娘さんが透かさず言った。 「いや、ただ単にジジイが発狂して爆発四散する様を楽しみたいだけだろ。 お前の場合」 「…バレた?」 残念。猫娘さんにはアウラ娘さんの企みはお見通しだった。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/fVHE5tdk1N

2022-06-25 13:33:35
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「まぁ良いの良いの。 私は楽しめるし、じさまは鉄火場で遊べる。 そしてこの子は後方支援でそれを手伝える。 ほら皆お得!どう?」 完璧な提案と言わんばかりにアウラ娘さんは胸を張った。 「まぁ妥当だな」 「…ですよね」 納得せざるを得ない猫娘さんとララ娘さんだった。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/Qg1R2wErVN

2022-06-25 15:27:43
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「じゃ、そう言う事だから。 急いで私は安全な小島の整備して来るね」 そう言ってアウラ娘さんは扉に近づくと、 滑り込む様に外へ出た。 ポカンと口を開けたまま取り残されたララ娘さん。 「…もしかして、私また放置ですか?」 それを聞いた猫娘さんは黙って肩を竦めた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/LVebuS7AMm

2022-06-25 17:01:01
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そんなこんなで、 実は先日チロッと出してた登場船舶の三面図ですが。 もそっと完成してたりします。 Q.反応悪かったしボツったのでは? A.そのつもりだったんですけど、 実際にARKやってる勢からは、SSだけでは分からない部分あるし、 図面ある方が面白いとの意見がありまして。 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/U153upwzzV

2022-06-25 20:48:37
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さて。 そんなこんなで場面は再びARK内の爺へ。 背後の島で、アウラ娘さんがコッソリ拠点を作ってるなぞ露知らず… 「ぐふふ…この浜辺からワシによるこの島の…いや。 延いてはこの世界の支配が始まるのだ!」 爺は、船の上から上陸予定の浜をふんぞり返って眺めていた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/vp9pc30FVK

2022-06-26 10:16:25
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早速、上陸して拠点建築に取り掛かる爺。 当面は寒さを凌げる汎用船があるので建物は後回し。 まずは、桟橋を建てる事を優先。 爺は持ち込んだ大量の藁を使い藁の土台を量産。 なんと桟橋まで藁で作り始めた。 「仮設なんだからこれで良いんだよ。 後で作り変えりゃ良いの!」 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/ilSGwm8T36

2022-06-26 15:08:47
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その後、順調に藁桟橋を作り上げていく爺。 だが、途中で爺は気付いた。 「…なんかこの桟橋低くね?」 そう。微妙に桟橋の高さが足りないのである。 ここで妥協すると後でロクな事にならないので 仕方なく全部作り直しに。 「藁で良かったわぁ…」 爺は心の底から安堵した。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/pXSnJvA3nJ

2022-06-26 20:04:00
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そうして完成したのがこちらの藁桟橋… もとい『藁建造ドッグ』である。 今回は船を速攻で建造しまくる気配が濃厚なので、 3隻同時に建造可能に。 幅2マスの桟橋は先端に浮桟橋も追加可能。 「見た目は貧相だが、 後で板張りに建て替えるし十分だべ」 爺は一人ご満悦だった。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/AjXxlMcQUD

2022-06-26 20:25:47
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建造ドッグの整備が一段落したので、 今度は陸上建築を進める爺。 だが、建物の基礎部分の設置に難儀していた。 「ぐぬぬ…自然に桟橋に繋がる様に、 高さを調整するのがクッソむずいわぁ」 寒さに震えつつ徹夜で試行錯誤を繰り返す爺。 だが空が白みだす頃、ソイツは現れた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/UAnKJLqSIz

2022-06-27 07:58:46
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視界の端で何が動いたと思った瞬間。 爺は横っ面に飛び蹴りを食らった。 そう。 いつものユタラプトル君こと、ユッティーである。 成す術もなくボロ雑巾の様に地面に転がり力尽きる爺。 だが、今回の爺は諦めなかった。 こんな時のための2層式の汎用船。 爺の反撃が始まった。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/leSYCTahY9

2022-06-27 08:30:41
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汎用船の中ベッドでは無く、 あえて外にリスポーンする爺。 運良く至近にリスポーンしそのまま接近。 「うし、これなら回収出来るッ!」 船の破壊に夢中なユタラプトルの背後をすり抜け装備を回収。 そのまま船の後部から内部に乗り込むと、 梯子を駆け上がり甲板へと出た。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/zrR1JpRlwS

2022-06-27 09:39:09
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爺が上に上った事に気づき、 周囲をグルグルと回りこちらの視界から身を隠すユタラプトル。 まったく姿が見えなくなり、 何かを壊す破砕音だけが響き渡る。 「…クソッ!埒が明かねぇ!」 爺は思い切って下の後部デッキに飛び降り、 弓を構えながら破砕音の方に向かった。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/2FeLqHNiG2

2022-06-27 16:59:50
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居た。 船の舷側のバラストに足を掛け、 ひたすら桟橋を壊し続けるユタラプトル。 爺は船尾の角から弓と顔だけ覗かせると狙いを定める。 狙うはヘッドショット。 至近距離で続けざまに3発。 連続で放たれた矢は狙い違わず側頭部と眼窩、 そして、開かれた口腔に突き刺さった。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/xvuDnZpWi7

2022-06-27 19:55:32
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まとめたひと
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◇FF14の某Durandal鯖メインの群像劇型RP物語の裏話&回想アカとかいうキワモノです。◇フフリとニヤけたらめっけもの。それが当更新の目当てでございます。 ◇無言フォロー等もお気軽に◇RT用アカは@IkuSFF◇本編物語専用タグはこちら⇒#爺譚◇ARK編専用タグはこちら⇒#ARK爺記◇© SQUARE ENIX