ARK編過去ログ🆕ARK爺記⑦【第七章 ディロフォサウルス達の王・その名もG】

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その後の爺だが。 翌朝、FCハウスすら寄らずにそのままARKに突入。 そうして、朝焼けの中。 爺はARKに帰ってきた。 まぁ後ろの港はボロボロな訳だが。 「…派手にぶっ壊れたよなぁ。 桟橋ほとんどへし折れてるじゃねーか…」 瓦礫と船をつつきながら、爺はため息を吐いた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/75WRcIbqLS

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「つーて嘆いた所で何も変わらねぇ。 動かなきゃ何も始まらねぇんだよ」 爺は気合を入れると、 船を回頭し反対の海側に向ける。 この男、立ち直りだけは早いのである。 「あの島だな。 いっちょ略奪にでも行きますか」 今にも沈みそうな船を駆り、爺は大海原へと繰り出した。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/ZLVEh2gvIc

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沖合の島へと爺が船を進めていると、 砂浜に多数のイカダが停泊している船溜まりらしき物が見えて来た。 「お？あれか？結構多いな。 コイツぁ物資に期待が持てそうだぜ」 舌なめずりする爺。 だが、島へと近づくごとに爺の顔は驚愕へと変わっていった。 「…なんだこの桟橋」 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/brK7wrTllq

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明らかに通常の桟橋と違う形状と長さ。 ロストアイランド終盤のポート級要塞船に近い構造。 だが、規模が明らかに違う。 これはもっと大きい。 爺はこの桟橋を隅々まで見て回った後、 やがて確信した。 「アイツ…浮桟橋に浮桟橋を連結して… 1本の巨大桟橋にしやがった！」 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/orpcG401lf

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つまり、構造的にはこういう事である。 3隻の浮桟橋を接合部で連結。 1本の大型基幹プラットフォームとして機能させているのだ。 これにより通常で最大5ﾏｽ程度だった桟橋長を、 理論上、浮桟橋を追加する限り何ﾏｽ先であろうと伸ばす事が可能に。 正に桟橋界の革命である。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/EFAImmYpu2

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連結浮桟橋により無限に広がった海上要塞の可能性。 そして、そこに気付かなかった自分の迂闊さを爺は呪った。 「陸の桟橋に接続出来るなら… 浮桟橋に接続出来て当然だろ。 何で…そこに気付かなかった…」 これがアウラ娘さんとの格の違い。 爺はガクリと膝から崩れ落ちた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/K8xzIWlr9u

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だがしかし、アウラ娘さんとの格の違いに打ちのめされたとて、 爺に落ち込んでるヒマなどない。 「…腹減った」 そう。 腹が減ったのである。 とにもかくにも、食わねば生き残れぬ。 「むしろ、腹が減ってるから落ち込むんだよ」 爺はそう言うと、 食料確保へと駆け出した。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/Q1LWf7Fl3A

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食料確保の傍ら、 ついでに島の探索も進める爺。 やがて爺は、島の南西部にある小高い岩山の上に立ち、 周囲を眺めていた。 「…マジでここ安全じゃねぇか。 肉食獣がロクに居ねぇぞ」 居たとしてもディロフォサウルス程度。 そこは正に草食恐竜の楽園ともいうべき島だった。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/GFzmPXGvA8

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さて。 腹もいっぱいになり、島の安全も確認された。 となれば爺のやる事は一つ。 彼は先ほどからチクチクと縫っていた装備を身に着け、 颯爽と立ち上がると上着を脱いだ。 「寒さなんぞ、松明を持てば凌げる！」 ジジイの正装。 パンイチ革手袋にブーツの変態再びである。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/HB2KAUiENH

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再び脳筋自然破壊男と化した爺の動きは速かった。 略奪の象徴である『New強欲号』を速攻で建造。 強欲号の収納庫を満杯にすべく、 周囲の地面に松明をバラ撒く妙技『松明乱舞』を実行。 燃やし尽くして切る徹底した自然破壊を開始。 かくして爺は、良く分からんが復活した。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/4wSVlmopMM

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「ふふ…また破壊してしまったな」 暮れなずむ夕陽の下、島の東半分の森を綺麗サッパリと破壊し、 爺は満足げに草原を眺めていた。 「あの娘が何を考えだそうと、 最後に船舶道を極めるのはワシの方よ」 爺は不敵な笑みを浮かべ、 New強欲号を駆り立てると颯爽と帰還した。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/r8Xyek9u1e

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さて、そんなこんなで物資自体、 丸ごと自力で略奪…もとい調達してしまった爺。 一夜を適当に過ごし 自分用の港を作ろうという所ではたと気付いた。 「…手前と奥、どっちに作りゃ良いんだこれ」 アウラ娘さんが絶妙な場所を取っており、 どっちに作るか非常に迷う所なのだ。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/GoSGIKxVBk

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どこに港を設置するか迷った爺だが、 決断は早かった。 「ま、どっちだって良いか。 設計パクってワシのも可動式の港にしちまえ。 場所悪かったら移しちまえば良いわ」 なんと、アウラ娘さんの浮桟橋の設計を丸パクリ。 そのまま小型の浮桟橋を手前側に量産し始めたのだ。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/bkgQLEMIct

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って事で、アウラ娘さん設計の桟橋型の量産型要塞船。 『浮桟橋』 の紹介です。 種別的には一応要塞船に入るが見た目はただの長い板。 だがしかし、 この要塞船により規格外の大きさの桟橋が作れる様になった事で、 海上拠点の可能性を無限大に広げた画期的な船なのである。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/bmWIhf4zAO

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そうして出来上がったのが、 爺のこの新方式の大型造船ドックである。 今後の船舶の大型化を見越して浮桟橋4隻を使い、 幅・長さ共に従来型の2倍以上という巨大サイズに。 通常サイズの船なら4隻同時建造可能。 この大型造船ドックで一気に船を量産しようという魂胆である。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/RmzSJ7NpCj

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出来上がったばかりの大型造船ドックに、 いそいそと壊れた突貫号と2番艦を運び込む爺。 まずは沈没寸前の2番艦から直す事にし、 土台を設置した所で爺は気付いた。 「…これはやらかしたか？」 この大型造船ドック、 デカ過ぎて通常船を造ると右側の支えが何も無いのである。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/kW4wj6iMyC

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という事で突貫工事で爺が完成させたのが、 こちらの作業用の台船。 『作業丸(R)』である。 これで桟橋の逆側からの作業が容易に。 しかもハシゴが付属しているので、 船の階段が未完成でも上部の作業が可能に。 「ﾑﾌﾌ…思った以上に出来良いぞこれ」 爺はほくそ笑んだ。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/ZRcERrlsFJ

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って事で、爺建造の作業用台船。 『作業丸(R)』 の紹介です。 船体が右半分しか無いという、 左右非対称型の建造用の作業船。 建造ドックに船を入れるのではなく、 ドックの方を船に張り付けるという逆転の発想で生まれた船。 これにより、あらゆる場所で船の建造が可能に。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/NxsHR0kat2

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そんなこんなでいよいよ造船設備が整った爺。 彼は早速、2番艦の建造から取り掛かり作業を進めて行く。 縦に二つ繋げた木製の窓枠、藁製の天井と壁。 どうやら藁を主材に、木製の補強を施した船を造っている様子。 そのまま日が暮れるまで、爺は造船に明け暮れたのだった。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/9CKvQYpr6g

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さてさて。 爺がARK内で造船三昧に明け暮れだす少し前。 こちらFCハウスでは。 「…珍しいな。誰も居ないのか」 猫娘さんがポツンと一人、途方に暮れていた。 「まさか、全員もうあっちに行ったとかか？」 だが、耳を澄ますと階下から何か物音が聞こえた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/rJw6Fcobr7

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猫娘さんが地階に降りてみると 奥の木工台にアウラ娘さんとララ娘さんの姿が。 「…炙って熱を加える所がコツだね。 どんな硬い木材でも熱が入ると曲がるし、そのままの形で固まるから」 「まるで金属みたいですね」 「…言い得て妙かも」 何やら二人で作業をしている様だ。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/R9jD8PT9S4

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「ただ熱し過ぎると焦げて炭になっちゃうから、 水で濡らしながらやるし、加減とか色々工夫が必要かも」 二人ともまったく気付いていない様子だが、 猫娘さんは声を掛けた。 「…今更、木工に手を出すとかどんな風の吹き回しだ？」 声に気付いたアウラ娘さん達が振り返った。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/SlVu2Z0S5x

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「やほ。 いやね。ARKで弓とか作るなら、 いっそこっちで木工覚えた方が早くない？って話になってね。 師匠の所で基礎だけ覚えて来てもらったの」 手を振るララ娘さんと答えるアウラ娘さん。 そこに猫娘さんが更に聞く。 「師匠…あの木工馬鹿… 違う、ベアティヌの事か？」 #FF14 #ARK #ARK爺記。 pic.twitter.com/MrfmjzGdRv

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木工師ギルドのマスターの名前を出す猫娘さんに、 アウラ娘さんは笑いながら言った。 「そう？あの木工気狂いっぷりは、 逆に敬意に値すると私は思うけど」 「いや、情熱は分かるんだが、 真面目に習う師匠としてはどうかと思うぞ」 この二人、好み自体は結構真逆なのである。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/tFFWVwuUFR

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「そういう事だから、後でで良いから鍛冶と甲冑の基礎頼める？ 鉄装備とか作る事になると思うから」 猫娘さんにサラッと丸投げするアウラ娘さん。 「そりゃナルディク＆ヴィメリー社なら、 すぐに仕込んでくれるだろうけど」 猫娘さんは若干不服そうな顔をした。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/jMZn5PSXcj

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「裁縫の方は、ローズのおっちゃんに頼めば喜んで教えてくれるだろし…」 アウラ娘さんは必要なジョブを指折り数える。 「あの人は、お前も結構仲良かったろ？」 猫娘さんがララ娘さんに話を振る。 「そうですね。おねーさんの布装備販売関連で結構話し合いしてますからね」 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/ZVMlGJRHXR

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「…問題は、革装備の方だよね」 途端に渋い顔をするアウラ娘さん。 「あそこは…喧嘩売り過ぎて、 私も顔知られちゃってますしね」 難しい顔で唸るララ娘さん。 「…お前らがやりたい放題やったからだろ」 呆れてため息を吐く猫娘さん。 三者三様に3人は頭を抱えた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/Ee99k74ks6

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さてさて。 こちら、グリダニアの革細工師ギルド前。 何やら茂みの横で密談をする人影が。 「…大丈夫なんでしょうか。こんな変装で」 怪しげなマスクを被ったララフェルとおぼしき人物が、 不安そうな声色で呟く。 そう。 このあらくれマスク。 ララ娘さんである。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/bq2Rw91Nf8

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「平気平気いけるって！あの人、目は節穴だし。 当然って顔で行くのが一番良いの！」 ララ娘さんの不安を他所に、 自信満々で勇気付けるアウラ娘さん。 「そ、そうですよね」 「言葉遣い！」 「そうでござるな！」 それを後ろで眺めていた猫娘さんは 盛大なため息を吐いた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/J0ZhtXztp3

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だが、大方の予想(?)に反して、 ゲヴァはあらくれララ娘さんの正体に気付かなかった。 「変な言葉遣いのマスクマン… その程度で私が怯むと思ってるの」 目の前の怪しげなマスク姿にも動じず、 革細工師ギルド内にゲヴァの声が響く。 「言っておくけど、指導は容赦しないわよ」 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/m6heOrsK9N

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「途中で投げだしたら、皮をひんむいてチョコボの鞍にするわ。 …それでもやる覚悟はあるの？」 凄みの聞いた声で尋ねるゲヴァ。 「もち…」 だが、ララ娘さんが答える前に、 ゲヴァは独り言の様に呟く。 「…そういえば、いつだったか途中で逃げ出した根性無しが居たわね」 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/D2vMlBQLGB

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そこで、何かを思い出すかのように思案するゲヴァ。 「ねぇ。貴方の声、どこかで聞き覚えあるんだけど、 気のせいかしら？」 「某、今日初めて会ったでござるが」 すっとぼけるララ娘さん。 「…なら、そのマスク取ってみてくれない？」 ゲヴァは満面の笑みを浮かべた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/6lbsZFFRI9

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「もし、ピンク髪のツインテールで商売敵な眼鏡ララフェルとかだったら この場で生皮ひんむこうかと思って」 ゲヴァの言葉に固まるあらくれララ娘さん。 「どこぞの根性無しさんが一向に捕まらないから、 代理って事で良いわよね？」 目が笑っていない笑顔でゲヴァは迫った。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/Ll2oRTO1GK

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次の瞬間、 あらくれララ娘さんは脱兎のごとく、 背後に駆け出した。 「待ちなさい！ チョコボの鞍にしてやるわ！」 響き渡るゲヴァの罵声。 だが、あらくれララ娘さんは背後すら見ずに猛烈な速度で逃げて行く。 ゲヴァは慌てて後を追った。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/Au9AKDTsJh

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だが、いくらララ娘さんと言えど腐っても冒険者。 冒険者のスプリントに敵うハズもなく、 ぶっちぎられるゲヴァ。 「バレました！」 ララ娘さんの声に、 脇の茂みから飛び出すアウラ娘さん達。 「逃げるよ！」 「…覚えてなさい！」 ゲヴァの声だけが遠吠えの様に響いた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/U3SmUVoJf8

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さて。 あらくれララ娘さん達がゲヴァから逃走していた頃。 爺はというと。 ARK内で汎用船を造りまくっていた。 しかも3隻。 藁と木材の補強型2番艦、その名も『玉砕号』。 土台も含めほぼ新造船と化した『突貫号改』。 実験用特攻船『爆沈号』。 とにかく量産しまくった。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/QJb7HREaEL

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って事で、一気に量産された爺建造の汎用船3隻の内2隻。 『爆沈号/玉砕号』 の紹介です。 元2番艦で、装甲強化されている方が玉砕号。 床以外は藁製のままなのが爆沈号。 特攻後、そのまま肉壁として破壊される前提というw 土台さえ残れば良いんだよ！というひどい扱いの船。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/WsjyosBk52

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「ぐふふ……そしてコイツがワシの本命よぉ」 下品な含み笑いと共に爺が指し示すのは、 完全な木造船で外観・フォルム共に初代のレザー級A型に近く。 後部デッキすら収納スペースに改造し、 初代以上に設備を詰め込んだ本命の汎用船。 New突貫号こと『突貫号改』である。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/mRRaBlsCg3

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って事で、爺の本命汎用船。 『突貫号改』 の紹介です。 土台だけ残して撃沈一歩手前になった突貫号の基部を使い、 ほぼ全ての部品を新造した拠点型汎用船。 前述の量産型のB型が肉壁役の特攻船なら、 こちらは重要な物資を保管し提供する母船とも言える船となっている。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/GKjDOG0PZU

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かくして、突貫号改を完成させた爺。 だが、ふと爺が桟橋前の砂浜を見ると、 一匹のディロフォサウルスが歩いていた。 「……友情を深めるか」 そう呟くと爺は、有無言わさず殴りかかった。 ディロフォサウルスも抵抗を試みるも、 いかんせんLv20。 容赦なく張り倒された。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/8GqIeLseGT

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そして、ここからは爺の友情育みタイムである。 意識が朦朧とするディロフォサウルスの顎を掴むと、 手持ちの生肉30個を無理やり口に詰め込んだ。 「ぐふふ……舎弟になるなら、その肉はくれてやろう。 断ればどうなるか。分かるな？」 ディロフォ君に選択の余地は無かった。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/YgsZCq2sC3

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更にその後、 爺は近くに居たもう一匹の犠牲者… もといディロフォサウルスを拳で張り倒し。 「ほぅれ。断ればお前はこのまま舎弟のエサ。 どうする？んん？」 まっこと下種な手法で友情を深め舎弟化。 かくして、ロストアイランドと同じく、 舎弟2匹を手に入れたのだった。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/s4uPIg27UD

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舎弟2匹を手に入れた爺だが、 彼は更なる友情を求め島内を彷徨っていた。 何故か一人で。 「……アイツら、気絶させた奴も容赦なく食いに来るんだよなぁ」 舎弟連中。 友情を深めようとすると邪魔しに来るのだ。 かくして、連中に留守を任せ、 爺は一人島を彷徨うのである。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/tggOS38H6j

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「友情パンチ！友情パンチ！友情パーンチ！」 溢れる出る友愛を拳に込め 次々とディロフォサウルスに殴り掛かる爺。 毒液を吐き掛けられ、袋叩きに遭い、 食われようとも爺はひたすら拳を振るった。 いつのまにか服も裂けパンイチになっていたが、 それでも爺は殴り続けた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/6xdE7puBxc

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そうして友情パワーを込め、 ひたすらに拳を振るい続けた爺。 気付けば彼は、 ディロフォサウルス達の”王”になっていた。 「フーッハッハハハー！ 力こそ正義！拳こそが大義よ！」 言ってる事は大分アレだしパンイチだが、 ともあれ、爺は大量のディロフォ舎弟を手に入れた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/rTFB8lGgVW

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こうして、爺はディロフォサウルス達の王になった。 が、王になった以上やらねばならない事がある。 そう。 民(舎弟)を養わねばならんのである。 爺は民を引き連れて食料確保に乗り出した。 だが、食料確保をしながら爺は気付いた。 コイツら数の暴力で地味にヤべーのである。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/kzfvP9pSKy

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毒液による移動力低下からの、 集団包囲によるハメ殺しが意外と強力で、 空からヒット＆アウェイを決め込むイクチオルニスすら迎撃する始末。 「…これ、カメとかも行けるんじゃねーか？」 調子こいた爺はカメ襲撃を指示。 そうしてカメをフルボッコにしていると悲劇は起きた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/DPMES4MtuQ

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数の暴力でカメすら貪り食ったディロフォ舎弟達。 だが、唐突に揺れだす地面。 何事かと爺が視線を向けると、 そこには樹木をなぎ倒しながら突進する青い影が。 「は？」 次の瞬間、ディロフォ達を木っ端のごとく弾き飛ばしながら、 2体のトリケラトプスが爺の眼前に迫った。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/bacG1jqUom

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避ける間も無く爺はトリケラトプスの突進をまともに食らった。 「げはっ…！」 文字通り、吹っ飛ばされ宙を舞った後、 そのまま地面に落ち転がる爺。 だが、トリケラのチャージはまだ終わらない。 間髪入れずトドメの突進を叩き込む。 全身の骨を砕かれ爺は意識を手放した。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/oSyiOax4uh

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即座にリスポーンしダッシュで現場に戻る爺。 「マズイマズイマズイ！」 喚きながら駆け寄ると、 現場では爺の懸念通りの展開が待ち受けていた。 文字通り蹂躙、掃討戦に入るトリケラと、 逃げずに踏み留まり戦い続けるディロフォ舎弟達。 「馬鹿野郎ーッ！」 爺は叫んだ。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.twitter.com/DNreo1A1gj

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