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ささき @gz_ssk

ここで、それでは食堂までお連れしますって言ってお姫様抱っこして連れて行こうとはしないドゥドゥーくんめっちゃ良くないですか?という萌えがあります。(わざわざ説明するのはダサいが、言わないと絶対に伝わらない萌えポイント)

2019-09-16 16:58:00
ささき @gz_ssk

で、隣室かどこかからか少し大きなテーブルを持ってきて、寝室で2人で朝食を食べる。ドゥドゥーはどこかディミトリの様子を探るような視線を向け続けていたが、ディミトリの判断に従うことにしたのは自分だ。深く追求することはなく食事を続けた。

2019-09-16 17:12:23
ささき @gz_ssk

「しかし今日はどうするか」昨晩、夕食を取りながら3日目は別の場所に遠乗りをして行こうかなどと話していたのだが、この調子ではドゥドゥーがそれを許さないだろう。ふむ、とディミトリはしばし考え込む。

2019-09-16 17:14:44
ささき @gz_ssk

「ドゥドゥー」「は。何でしょうか」「…ドゥドゥー」「(こほん)…何、だろうか」「ここを発つのはいつだ?」「明日の朝、朝一番に発つ予定だ」「そうか」ふむ、とディミトリが考え込むのを、ドゥドゥーは不可思議そうな表情を浮かべて見守っていた。

2019-09-16 17:17:23
ささき @gz_ssk

@R18_tweet ドゥドゥーが食器を片付けテーブルを元あった部屋に直し、ディミトリの待つ主人の寝室へと戻ると、ディミトリは寝台に腰掛け書籍のページをめくっていた。服装は起床直後と同じくガウンをその身に羽織っただけである。

2019-09-16 17:26:28
ささき @gz_ssk

@R18_tweet 「ドゥドゥー」サイドテーブルの上に本を置いたディミトリがドゥドゥーを呼ぶ。なんだろうか?疑問に思いつつもドゥドゥーはディミトリの元へ馳せ参じた。着替えを手伝えと言うつもりだろうか?それならば替えの服を用意をしなければ。そんなことを考えながらディミトリの側に立つ。

2019-09-16 17:31:31
ささき @gz_ssk

@R18_tweet 「ドゥドゥー、屈んでくれ」妙な注文だった。だがドゥドゥーは大人しく指示に従う。ディミトリの手がドゥドゥーの首の裏に回される。不安定な姿勢になったディミトリを支えるためにドゥドゥーはディミトリの背に腕を回し彼の体を支えた。

2019-09-16 17:34:56
ささき @gz_ssk

@R18_tweet 2人は正面から抱き合うような姿勢になった。「ディミトリ?――ッ、!?」ぐっとドゥドゥーの首の裏に体重がかけられる。寝台に後ろから倒れこんだディミトリに重なるようにして、ドゥドゥーはシーツの上に手をついた。

2019-09-16 17:37:15
ささき @gz_ssk

@R18_tweet 「何を――!?……っぅ、ふ!」ドゥドゥーはディミトリに口付けられていた。昨晩、その根が痺れるほど絡めあい尽くした舌が、再びドゥドゥーの口内に侵入している。縦横無尽に蠢く舌が、ドゥドゥーの体に残った残り火に風を送り再び焚きつけようと動く。

2019-09-16 17:42:41
ささき @gz_ssk

@R18_tweet くちゃり。名残を惜しむような銀糸が2人の間を伝う。「ディミ、トリ」明るい日の下、ディミトリは昨晩 この寝台の上で浮かべていたような淫靡な笑みを浮かべてドゥドゥーの頬に指を滑らせた。「ドゥドゥー…」

2019-09-16 17:46:06
ささき @gz_ssk

@R18_tweet ガウンの隙間から昨晩の痕が残る白い肌が覗いていた。ディミトリに懇願され、その肌の上に刻んだ痕だ。ドゥドゥーはごくりと唾を飲み込んだ。「いけません、お体が…」「なんともない。そう言ったはずだ」「しかし」

2019-09-16 17:50:11
ささき @gz_ssk

@R18_tweet 「…俺の肌は、日の下で見るには耐えないか」何をバカなことを。ドゥドゥーは驚きに目を見はり寝台に身を任せるディミトリを見つめた。ディミトリは眉を下げ、ドゥドゥーから視線を逸らし、痛ましい表情を浮かべていた。――本気でそんなことをおっしゃっているのか、この方は。

2019-09-16 17:59:10
ささき @gz_ssk

@R18_tweet 「そのようなことは断じてありません。」ドゥドゥーはディミトリの手を握った。ディミトリの視線が再びドゥドゥーの瞳に向けられる。「あなたはおれの知る中で最も美しい人だ」我が最愛の人。どれだけ傷付こうとも、ドゥドゥーがディミトリを醜いなどと思ったことは神に誓って一度もない。

2019-09-16 18:03:59
ささき @gz_ssk

@R18_tweet 「なら、触れてくれ」しゅるりと音を立ててガウンの腰紐が抜かれた。陽の光の下、ディミトリの白い肢体が露わになる。「お前に触れたい。…触れられたいんだ、ドゥドゥー」

2019-09-16 18:07:30
ささき @gz_ssk

@R18_tweet ドゥドゥーは、どこまでもこの人の「お願い」に弱かった。

2019-09-16 18:08:11
ささき @gz_ssk

@R18_tweet というわけで日を跨いで第2ラウンド。明日には帰らなきゃいけないから無茶はできないので、ペッティングメイン。触れてくれという願い通りにディミトリの全身に触れて舐めて愛撫するドゥドゥー。

2019-09-16 18:09:44
ささき @gz_ssk

@R18_tweet で、ディミトリも思う存分ドゥドゥーの体に触れる。フェラもしてほしい。陽の光の下で自分のソレを咥えるディミトリに頭くらくらしてほしいよドゥドゥー。飲ませるわけにはいかないのにディミトリの馬鹿力で抱え込まれたら腰を引けなくて口の中に射しちゃうドゥドゥー。

2019-09-16 18:12:40
ささき @gz_ssk

@R18_tweet 昨晩めちゃくちゃ出してるハズなんですけどね。801はファンタジーなので3日目もちゃんと濃いのが出ます。ごくごく飲み込むディミトリに慌てつつもめちゃくちゃ興奮してほしい。

2019-09-16 18:18:21
ささき @gz_ssk

@R18_tweet ドゥディミは「ひとつになっちゃいたい」欲がめちゃくちゃ強いタイプのCPだと思うので、食ザはその欲求をほんの少しだけ叶えると思うんですよね。いやこの妄想、深掘りすると互いの血を飲ませ合うドゥディミとかに行っちゃうのでアレなんですが。

2019-09-16 18:22:34
ささき @gz_ssk

@R18_tweet まあそんなこんなでゆるゆるだらだらイかせたりイかされたりする。昼過ぎあたりまでひたすら気持ち良いだけのことをしあう。骨の髄までぐずぐずに蕩けるような心地に2人で溺れる。

2019-09-16 18:26:33
ささき @gz_ssk

3日目夜、2人で抱きしめ合って眠る。色々と空っぽなのでそういった気持ちにはならない。というか出すものもない。「こんなに帰るのが惜しくなるとは思わなかったな」ドゥドゥーの腕の中でディミトリは笑う。心なしか血色が良くなったような気のする頬を撫でながらドゥドゥーも口の端に笑みを浮かべる。

2019-09-16 18:32:14
ささき @gz_ssk

「そうですね」休暇1日目、何をどう過ごせばよいのか分からず、途方にくれていたディミトリの姿が懐かしい。「…また、来ましょう」次がいつになるかは分からない。次があるのかも。このフォドラは未だ不安定で、こんな休みが再び取れる保証などどこにもないのだ。

2019-09-16 18:35:02
ささき @gz_ssk

「ああ、きっと来よう」ディミトリにも分かっていた。未来の約束などできはしないと。それでも2人はいつ訪れるとも知れぬ次の機会に思いを馳せ、穏やかな夜に包まれながらその瞼を閉じた。

2019-09-16 18:37:05
ささき @gz_ssk

「お帰りなさい、陛下!」ディミトリとドゥドゥーが城に戻ると元青獅子学級生たちが2人を迎えた。そのとき初めてディミトリはこの休暇が彼らから送られたプレゼントだったのだと気が付いた。「ただいま。…すまないな、迷惑を掛けた」「まったくだ、なぜ俺がお前のために――」「フェーリークースー!」

2019-09-16 18:43:45
ささき @gz_ssk

「口ではああ言っていますけど、今回一番頑張ったのはフェリクスですよ。…僕には、政治のことはあまりよく分からなくて。そんなに力になれませんでしたから」アッシュが申し訳なさそうにディミトリに告げた。「そんなことないわよ〜。アッシュもとっても頑張ってたわ。あまり自分を卑下しちゃダメよ」

2019-09-16 18:46:55
ささき @gz_ssk

「そうですよ、アッシュ。あなたも関係各所との調整に奔走していたではありませんか」「そうそう。イングリットと一緒にな」「あなたはシルヴァンよりもよほど頑張っていました。自分を貶める必要はどこにもありません」「おいおい、俺だってちゃんとやることやってたろ!?」

2019-09-16 18:50:33
ささき @gz_ssk

盛り上がる元青獅子学級生たちにディミトリは改めて声を掛ける。「今回は皆のおかげで良い休暇を過ごせた。…本当にありがとう」その表情は穏やかだった。ここしばらく休み知らずで働き続けていたディミトリの表情から険が取れていることに気付いた彼らは、自分たちの仕事の成果に胸を撫で下ろした。

2019-09-16 18:55:22
ささき @gz_ssk

ディミトリを中心にして人の輪ができる。その様子をドゥドゥーは少し離れた場所から満足げに眺めていた。そのドゥドゥーに輪から外れて近寄る影があった。…シルヴァンだ。

2019-09-16 18:57:11
ささき @gz_ssk

「で、どーだったよ。“お休み”は?」しっかり満喫できたのか?意味深な、そしてどこかいやらしげな笑顔を浮かべるシルヴァンに、ドゥドゥーが返せたのは無言の渋面だけだった。

2019-09-16 18:59:17
ささき @gz_ssk

おまけ。それぞれの理解度。 【そういう関係であることすら知らない】 アネット、イングリット 【関係は知っているが、知りたくないor知るべきではないと思うので考えるのをやめている】 フェリクス、アッシュ 【ヤることヤってたんだろうな〜と理解している】 メルセデス(察しの良さA+)、シルヴァン

2019-09-16 19:04:18
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まとめたひと
ささき @gz_ssk

オムライスだいすき成人腐。