コックピット内の表示装置の周りを包む光線は
キャノピー 風防
戦闘機の 外から やって来た
事象情報 拡散線だ
この光線と戦闘機との 相対速度を知らなきゃ
コックピット内の光線の
見かけ光速度も わからない
光線の速度は
座標に描いただけでは 数学の世界
窓のない 部屋の内部空間で
天井からの光が 真っ直ぐ 床に 進むというのもの
ブラッドリー氏の光行差 発見以後は
建築設計図レベルの幻想
でも まずは
壁に埋め込んだ 表示装置の情報を
この部屋が
この戦闘機コックピットが
光線達が進む 世界と
光行差なしの設定で考えて
この十字が
過去光円錐底面だとすれば
1秒前の 情報ということを 味わおう
壁の前 1メートルに立つ
十字の交点だけを見つめる
貴殿の視線は 垂直に壁を貫く
この平面を 数学者のように超越的に
無限の平面各点情報を知ることができるけど
1秒前の
という制限 加えて 1メートル離れた壁を見つめる
この壁が貴殿の方に 近付いて来る
1秒で この壁が 貴殿の眼に触れるをイメージする
この瞬間 この十字の xy座標面すべての情報を
数学者のように 知りえた気分になる
そして もう一度 壁を見つめる
1メートル先の壁を 30万km 1単位として
目蓋を閉じる
いま この壁表面で 何が 起こってるか
知らない 知りえない 自分を味わう
この護符の平面が
眼を閉じている貴殿のとこまで
水平移動してくる
これが ミンコフスキー大先生の時空図
それを もっと 実用性に改良していこう
コックピット内に 固定された表示装置 iPad Pro 11インチ
手に持ったスマホが
ヘッドマウントディスプレイと見做し
貴殿が首を振っても
いつも 視野中心に 居座る
窓 キャノピーの外からの光線も
貴殿の網膜にまで届く
キャノピーや
コックピットの壁も
光線を反射し
貴殿の網膜にまで届く
システムは複雑だ
だが 最初に大量情報に触れたから
時間と距離と速度だけで考えて
思考視野狭窄して
時間軸と
空間軸を融合したような ヘマは しない
数学者なら
地図を見る自分を
列車内の壁に貼られた 地図を見ているとか
駅舎の壁に貼られた 地図を見ているとか
場合分けして
天井からの光は 真っ直ぐ 自分を貫き
床面に到達する幻想なんてする前に
双子の光線が
左右に
上下に
前後に
進む
その光子誕生痕跡を 3次元座標の原点にし
自分は この光線誕生痕跡が不動として描かれる
座標系に対して
実際は なんらかの 相対速度を持つのだろうけど
自分の立ち位置
駅舎だとか
走る列車の客車とか
立場分けする前の
簡易な モデルを 創成する ハズだ
陽が沈んだ後の
六本木方向の窓面
渋谷スクランブルスクエア45階の
ほぼ東の窓面を光線が貫き
カメラアイに到着した
この地球に立つ建物と
光線との相対速度とか
互いのなす角度
光子誕生痕跡を不動とする座標系に対し
光線軌跡と
地球移動軌跡の 成す角度
やっと 角度の話が 出てきた
相対速度だけに 思考視野狭窄してたところから
測距儀は 2つの視座から 対象の1点を見る
測距儀という実験装置の「長さ」
1秒前の自分
今現在 t=0 の自分
1秒後の自分
時間軸上に 線分が描けた
この宇宙を飛び交う光線さん達
光線も 時間軸上の住人
この光線達の1つの光線に注目する
実験装置の筒を用意する
ガリレオ式望遠鏡の筒
列車に搭載した光時計の筒
貴殿身体も 左腕と右腕を伸ばし 大の字 に
右腕を 普通に歩くときの進行方向 正面に伸ばし
左腕を 後ろに伸ばし
実験空間も 立方体とか球体で 用意し
これら4つの道具の
相対速度とか 成す角度とかを 調査する
貴殿身体
光線軌跡
実験装置
長さ1単位の筒とか
長さ2単位の筒
実験空間
1x1x1単位の立方体
2x2x2単位の立方体
3x3x3単位の立方体
同じような球体
以下 下書き用に
使ってた 使ってるもの
まとめ 読み込みの 残滓
ルービックキューブを円に変換することでわかりやすくすることに成功いたしました pic.twitter.com/0jygbuSYbX
2022-05-11 08:50:45