もし逃げようとするのなら…カナヲ」 「はい師範」 「縛りなさい。容赦は許しません」 「はい師範」 「アッカナヲちゃん戻ってきてたの、お饅頭いっぱいお土産に買って来たよお。たんじろたちとお茶してね」 「……」 「ん?」 「善逸も、師範も、一緒」 「…もっちろんだよお!ありがとうれしい!」
2021-09-01 08:44:07「カナヲちゃん会うたびに笑顔がかわいくなっていくなあ。でも青少年のキャッキャうふふに俺みたいなおじさん混じっていいのかなあ」 「本人がいいというのだからいいのでは?さて、診察は終わりです。あとはアオイと料理でもしててください」 「俺休養中では!?」 「どうせじっとしてないでしょう、
2021-09-01 08:44:07美味しいご飯が食べられた方が私たちも張り合いが出るので。よろしくお願いしますね」 「ウッアオイちゃんという監視役がついているという…」 「恥はさらして構いません」 「どういう許可!?……しのぶちゃん」 「なんでしょう」 「ごめんね、そんな顔で笑わせて」 「私は医者なので。そして、
2021-09-01 08:44:07今はそれが、とても誇らしいので」 怪我をする人を、何時だって怒らず笑顔で迎える器はできないけれど。 「……そう。やっぱり強いね、君は」 「あなたがそういうならそうなんでしょう」 生きた先に、死した先に、この人がいると知ったから。 私は今、とても身軽に生きていける。
2021-09-01 08:44:08あがつま、柱就任までの段階で大体の柱は救えるんだけど、むいちろくんには困ったように「君に届く言葉を紡げるのは俺ではないなあ」と言ってしまうかも 「でもおにいちゃん、心配してるよ。謝りたいって。守りたかったのにごめんって。それだけは俺が伝えておくね」 「友達、早くできるといいね」
2021-09-01 10:21:47のちに炭とかかわって「なるほどそういうことか」と納得するむいちろくん。無表情で懐き始める まさか自分の方まで来ると思ってなかったあがつまがビビり倒す まあそれまででも原作よりは起きてる時間長いんだけど
2021-09-01 10:21:47柱合会議、やっぱり柱たちがあがつま好きすぎるので「雷一門を許さずこいつらを特別扱いで許すのは道理に合わない!」ってめちゃくちゃ息巻くんだよなあ でもあがつま自身が「うーん特別扱いしちゃうわお前たちと同じくらいいい子たちだよ」って言っちゃうからぐぬぬとなってる柱は多い…
2021-09-01 10:21:47これをどうどうと押さえつけられるお館様の手腕が問われる お館様「やっぱり花見だな!」(柱合会議の時期を知らない女)(時期でないなら「善逸、きれいな景色を見に行きたいな、みんなで」って言って「お任せあれ!」って笑顔にしちゃう)
2021-09-01 10:21:48あがつまぜんいつと柱たちは花見の席で生者と同じくらいのスペースに茣蓙引いて死者のスペース作るんだよな 自然とそうしちゃう 自分の家族たちが大半だからってのもあるけど、そういう感覚になっている すげーだだっぴろい空白の茣蓙
2021-09-01 10:21:48で、あがつまが一人奇矯に走り回っているのだ(伊之助なら何となく感覚で混じれるかもなあ)(死者たちの鬼ごっこにたった一人混じる生者) そしてとにかくうるせえ
2021-09-01 10:21:48あがつま、死者とは関われても斬られて消えた鬼の声までは聴こえないので、かいがくとひめじまさんとの因縁をどこかで知った時はとにかく土下座するしかなかった 今でも敬語(年上ってのもあるけど)
2021-09-01 11:54:43「そんなバカな話があるか!じゃあなんで、雷一門は、あんたは――」 「差はある。我が兄弟子は呼吸を使って人を食った。鬼殺隊の心得を、尊厳を底から穢す行為だ。だから、同門のものはその罪を雪がねばならぬ。その呼吸の将来を絶ってでも、その責を命をもって果たさねばならぬ。
2021-09-01 15:03:16引き比べて彼らはどうだ?覚悟なき弱き無知な子供が鬼となり、そして人を食らわぬという。この差はどうだ。最初から、比べることすらおこがましいとは思わないか。――強い子供だ。とてもきれいな、凛とした優しい心根の響く、いい音をしている。……俺は、彼らを尊敬するよ」
2021-09-01 15:03:16伊と炭の善を抜かした仲良しファーストインプレッションが想像できないので 「あ――――!お前!キンキラ頭!」 「よーう猪頭の小僧っ子。頭の調子はどうだい。めっちゃ痛そうだったよなあアレ」
2021-09-01 15:32:39「え、あ、あなたが、もしかして正一君とねずこをかばって守ってくださった方!?」 「えっ俺何もしてないよ。なんか子供いるけど図太そうだし怖い助けてって縋りついてただけだよ」
2021-09-01 15:32:40「認めていないよ、鳴柱」 「俺は柱の器でも育手の器でもないですよ、お館様。なんとかかんとかへとへとになって階級甲の一般隊士。そも俺は独断でもって人間も斬ります。――雷の呼吸が絶える前に、始まりの呼吸の後継が見つかって本当によかった」
2021-09-01 16:14:09「おい騙されんなよ竈門ォ。こいつの柱稽古はそりゃ厳しいことで有名なんだ柱の間で」 「うむ、少なくとも新人のうちはお勧めしない!まあ一般隊士は関係ないが!」 「ありゃ柱稽古じゃねえわうちの流派の日常風景だわ。ちなみに俺の兄弟子はあれを真顔で真面目にこなしてたかんな!俺は逃げたけど!」
2021-09-01 16:57:34「そんで雷に当たった?」 「うん」 「あんたやっぱバケモンだわ…」 「失礼すぎんだろうが天元テメエ!誰がお前に呼吸を習得させたと思ってやがる!」
2021-09-01 16:57:34「怖いよ鬼は!めちゃくちゃ怖いよ!でも斬る。あと俺は人間も普通に怖い。同じくらい怖い。鬼殺隊はまだいい音する奴が多いんだよ。憎い憎いって物騒な音する奴も多いけど」
2021-09-01 18:11:16このあがつま、割と物騒なことを日常的に言う率が高いんだけど本当に人間を斬ったことはまだない。まだ。 そんなんだから「柱の中でも甘っちょろい柱の筆頭」って囁かれてる。柱の間で(柱の間で)
2021-09-01 18:15:54いつもうるさいけどイタコ系あがつまずっと叫び続けててすみません…思いつくたびに流してるのでふぇーとの方めちゃくちゃうるせえだろうな…申し訳ない…ミュートしてくださいね…
2021-09-01 18:31:08「斬って斬って、斬りまくるのが俺の役目だ。鬼だろうが、人間だろうが」 「――だが俺にだって情はある。できればお前らのようないい奴のことは斬りたくない」 「だから、竈門の童。頑張ってくれよ。その音を貫いてくれ。俺に、お前らを、斬らせないでくれ。そのために俺は、お前たちを――」
2021-09-01 19:05:28金の稲穂が俯いた。守らせてほしい。 「……わかったと思うが、たんじろう。善逸は君と同じだ。こうと決めたらそうそうなことでは揺らがない。私も期待しているよ。君たちが人に戻り、笑うことを、――この雷神がその肩の荷をいつか下ろすことを。頼めるかい」
2021-09-01 19:05:29槍弓は二人で漫才してる感じだけどあがつまは一人でコントしてる感じがするのでとても面白いです ほんと情緒不安定すぎてギャップすげえなこいつと思う
2021-09-02 05:08:07伊之助とあがつまファーストインプレッション 「ひとさまの、大事なものを、大切にしろと教わらなかったのか、野生児!」 って言ってめちゃくちゃ俊敏な体捌きで背負い箱持って逃げ回りそう たまにわざと掠ってくれる 遊ぶな
2021-09-02 06:51:31暇なときはたまに通りすがりの新人の仕事を眺めるあがつま 何せいろんなとこに駆けずり回っているからそういう場面にめちゃくちゃ当たる あの背負い箱(中身含む)と猪頭めちゃくちゃ組ませちゃ不安な人格の音立ててんなと思って遠くから眺めてたら「命より大事なんだ」ですよ
2021-09-02 06:51:33あと正一君がいたし何よりその時珍しいくらいに暇だった(暇だった) そして当たり前のように柱合会議まで忘れていた(すげーな大家族と猪に守られてやがるあいつらとは思ってた)
2021-09-02 06:51:34「義勇、慧眼だったな。いい師で、いい弟弟子だ」って冨岡さんを素直に褒めてくれるあがつまに冨岡さんも自慢げににっこり(気配が) 周りの柱はどんより(やきもち)
2021-09-02 06:51:35この時空の柱はあがつま好きすぎてメンタルが若干幼いし大概仲良し 幼稚園か? ひめじまさんが引率の先生(確実に某作家様のオールキャラ本の影響を受けている)
2021-09-02 06:51:35「キンキラ頭!勝負、勝負ー!」 「駄目です。俺はねずこちゃんと遊ぶので忙しい」 「しょうぶぅ……」 「…アーッ双六でいいなら来いやぁああ!」 「あとたんじろは賭け事の一切を禁ずる(表情が正反対のくせに義勇と同じカモのなり方をしそうな気配)」
2021-09-02 07:03:50「実を言うとたんじろう君たちには感謝しているんですよ」 「感謝…ですか?」 「ええ。おかげさまで藤の家にすらろくに寄り付かなかった根無し草が定期的に蝶屋敷に顔を出してくださるようになったので」 「だって藤の家上げ膳据え膳なんだもん!俺怠惰に流され過ぎだから永遠に出立できないもん!」
2021-09-02 07:08:12「アッたんじろが見たことないすげえ顔してる」 「善逸…」 「俺長男じゃないもん…」 「俺の目を見て言え」 「俺にはチュン太郎の厳しさがちょうどなのさ…」 「いやうこぎはむしろ優しい」
2021-09-02 07:10:58「まさかこーんなサラブレッドがいるとはなあ」 「さらぶれっど?」 「あー馬?外つ国の人は『けいば』とかいうのが好きだと聞いた。どっかになかったか『けいばじょう』」 「道産子?」 「それは蝦夷地じゃなかったか」
2021-09-02 18:54:23僕は宇善が仲良しなのも相当に好きなので中途半端に教養と早耳のある奴ら特有のふわふわしたくだらないやり取りを永遠にしていてほしいんだな 炭さんはずーっと頭を撫でられている 時代考証は当たり前のようにしていない
2021-09-02 18:54:23推しをスーパーマンにしてしまいがち イタコ系あがつまのその孤独っぷり戦慄くほどだ でもあがつまぜんいつという男が長生きすればするほど幸せになる未来が本当にわからなくなるんだな…いやなったんだろうけど わかってるけど たんじろう…お前が半端に庇護するから…
2021-09-02 18:55:27この時空の炭さんふいにあっ善逸と一番最初に出会ったのは俺ではなく伊之助だって気づいてしまって淡く嫉妬を覚えるといい あがつまがなんか柱の奴らがたまに立てる音がたんじろからも聞こえてくるな…って情緒を無駄に心配する 大丈夫むしろ情緒は育っている
2021-09-02 23:12:36遊郭編 「てーんーげーんー?」 「ゲッ善逸…」 「何を焦ってるかは知らんが女の子をいじめるな。そして蝶屋敷の人手を減らすな。回らなくなる」 「そうはいってもな…。――…いけるかな」 「おい俺を見て何を考えたのか言ってみろ。こんな薹が立ったの茣蓙敷いた河原にでも捨てていく気かこの野郎」
2021-09-03 01:48:34