同著者の過去の論文に掲載された図。こちらのほうが分かりやすいかも。 [県庁所在旧城下町における官公庁街の距離と密集度] pic.twitter.com/CVbQh7Xr1e
2020-04-16 05:18:49前ツイの出典 松浦 健治郎 , 横田 喜宏 , 日下部 聡 , 浦山 益郎 , 佐藤 滋「近世城下町を基盤とする府県庁所在都市における明治・大正期の官庁街の形成と都心改編」日本建築学会計画系論文集 69(581), 67-74, 2004 jstage.jst.go.jp/article/aija/6…
2020-04-16 05:19:25盛岡型:城郭に近接する位置に官庁街が形成(30都市中22都市) 仙台型:城郭から離れた位置に官庁街が形成(仙台・名古屋・福岡・広島など;城近辺は軍隊が占拠) 津型:城郭に近接する位置に官公庁施設が分散立地(津・松山・宇都宮) 大阪型:城郭から離れた位置に官公庁施設が分散立地 pic.twitter.com/oCeN0fGpEu
2020-04-16 05:25:11城下町に設置される官公庁について、設置場所は江戸時代どのような場所であったか、また他の施設と近接するかどうかを示した図(松浦ほか 2004) ・全体の7割が武家地に立地 ・町人地に立地する場合はあまり官庁街を形成しない ・議事堂や府県庁舎は官庁街を形成しやすく、監獄は形成しにくい pic.twitter.com/tIr5xNHpfA
2020-04-16 05:43:0030の城下町を、「城と官庁街の距離(横軸)」と、「近代以降の都市改造の度合い(縦軸)」で分類した図(松浦ほか 2004) ・改造度合いが高いのは福島、鹿児島など ・低いのは鳥取、秋田など ・山形では極めて大規模な都市改造(三島通庸による) pic.twitter.com/Y5K9fBjZul
2020-04-16 05:51:42「近代以降の都市改造の度合い」は以下のように定義されている↓ c=a+b a:街路の新設の程度((新設された街路の総延長距離)/(藩政期における街路の総延長距離)で算出) b:堀の消失の程度((消失した堀の総面積)/(藩政期における堀の総面積)で算出)
2020-04-16 05:53:45ヴィスタ(見通し街路)の研究
城下町では城郭や山を目標にして街路が設定されることが多い
これはめっちゃ城下町作りたいときの参考になりそう(…と思ったけど『図説 城下町都市』に載ってるのね) pic.twitter.com/xjuqfPKM5J
2020-04-17 17:41:22出典は『図説 城下町都市』の著者の一人である菅野氏の博士論文。webで全文読めます。 菅野圭祐「山当ての景観構造解析に基づく近世城下町の構成原理の解読」早稲田大学博士論文, 2017 waseda.repo.nii.ac.jp/?action=pages_… pic.twitter.com/QatUFLs89Z
2020-04-17 17:44:36見通し街路の4類型(菅野 2017, p.26) 「ゆらぎ型」ってネーミングがうまいなぁ pic.twitter.com/ob53ERRY85
2020-04-17 17:49:10こういう図がたくさん収録されていて流し読みするだけでも楽しい pic.twitter.com/WzbIrnjaU1
2020-04-17 17:59:09