▼手紙と向き合う
昨晩は定期的に開催している小竜くんの台詞と手紙に向き合おうの会をやっていました この三通目とかとても好きだし重要そうなこと言ってるんだけど、うまく言語化できないし多分読み取れていない部分もまだたくさんありそうというもどかしさ(バレ画像だよ) pic.twitter.com/CqeHcmCjNt
2023-02-17 11:44:57小竜くんの修行申し出台詞が好きなんだよなーー初手でドストレートに旅に出ようかと思うって言いだす……基本どの男士も話があるとかお願いがあるみたいに伺ってくることが多いので結構珍しいパターン
2023-02-10 15:49:17キャラとしては、渡り歩くこと自体は旅としてポジティブに捉えてはいてそう振舞っている(どういう思考でこっち探っているのか読みにくい)特と ずっとちゃんと報われていたと納得?理解して帰ってきた極(台詞とかで手放されるの自体はやっぱ嫌だったっぽい?って少しわかりやすくなる)みたいな印象
2023-02-17 12:21:55あんだけ満遍なくいろんな要素拾ってもってきている造形なんだから一人一人に対して情はありますよね、そんで極花見台詞とかみると結構モノ的な意識も強いという
2023-02-17 12:30:17様々なところをさまよって多くの人の手を渡り歩いたことを今まで「旅」と表現していて、その延長みたいなノリで修行の旅にも出たけれど、今回の旅は今までのものとは違うと気がついた訳ですね。
初段階でも見送り台詞で「帰るべき場所があるんだ、奴もすぐ帰ってくるだろう?」とは言ってはいるけど、自分もそうであるという認識はまだ無かったのかも?
「 名をぞとどむる梓弓」
「かへらじとかねて思へば梓弓なき数にいる名をぞとどむる」
https://tanka-textbook.com/kaherajito/
死を覚悟している(生きて帰ることができない)ので名前を留めておくといった正成の息子楠木正行が詠んだ辞世の句を引用し、思いを馳せながら
だけど今の自分には、帰る場所(主)がちゃんとあって孤独に彷徨っている訳ではない、十分報われていると結論をだしたのかもしれない……
極では「主が定まっているのであれば、刀はそこへ戻ってくるものさ」と見送り台詞が変化する
楠公関連を回収してはいるんだけど、そもそもこのへんはわりと後付っぽいふんわり逸話だから直接のリンクが無い可能性があるのよね(だから会って無くてもそうだよなーと思っていた)
2023-02-21 00:56:15キャラクターデザインや台詞等結構な割合で採用されているようにみえる楠公要素ですが、後世で盛られた逸話の可能性が高く信憑性は低いです。
来歴として信頼できるのは江戸時代(天保)あたりから
小竜くんの楠木正成関連の来歴って信憑性だいぶ低いし後付け説濃厚なんですけど 当時も箔付けに使うくらい人気あったんだなーってなるし、だいぶ出自怪しいけどよい刀だったのでそういう体で明治帝佩刀→国宝ルートなのでオモシレー刀
2023-08-22 14:55:34楠木公に対してどう認識しているんだろうなーみたいなとこがあるんですよね、本当に元の主だと思っているのか、そういう逸話を自分が持っていることをわかっている(だから心を寄せる)くらいなのか
2023-02-21 01:40:41めちゃめちゃ情があって義理深い性質ってのはわかるので、認識がどっちだったとしても「かつての主のひとり」として振る舞うだろうなとは思うんですが
2023-02-21 01:45:03箔付けのためにつけられた可能性が高い逸話の主に対する感情よ……ってなる訳だけど、そこまで理解した上で「〜それらすべてが片鱗となる。」ってことならとてもつよいな
2023-02-21 02:42:25英語版の手紙を読む
日本語では読み取りにくいニュアンスが拾いやすいと一部で話題の英語版にも手をだす
英語版 Touken Ranbu Wiki Koryuu Kagemitsu/Quotes EN
#toukenranbu 英語版刀剣乱舞 リクエスト 修行 極 手紙 帰還台詞 ⚠ツリーに極画像あり 小竜景光 1枚目:1日目 2枚目:2日目 3,4枚目:3日目 pic.twitter.com/rtVSMOf6i2
2021-12-22 23:26:01一通目
主へ
Dear Master,自由気ままにさすらっていると、いろんなことを思い出す。
Isn't traveling just great? I find as I wander as I please, all kinds of memories
come back to me.刀剣は、人から人へ、家から家へ、渡りくもの。 それは主を転々とする旅のようでもある。
A sword is passed from person to person, family to family; a sword's journey is
between new masters as much as it is to new places.さて、懐かしいところに出てきてしまったな。
And now I find myself in an all too familiar place once again.俺の物語の始まり、ということなのかもしれないが。
This is, if you will, the beginning of my tale...
二通目
主へ
Dear Master,河内。かつての主のひとり、楠木正成――楠公のいた場所だ。
I have ended up in Kawachi, home to one of my old masters, Masashige
Kusunoki, known respectfully as Nanko.楠公は忠臣と言われているな。
だが、どれだけ忠誠を捧げても、 最期は不如意のままに果てる。
Nanko was regarded a loyal retainer by all. Yet his loyalty could not save him
from an unfortunate end.結末のわかりきった道を辿る旅。
It was clear from the beginning how his journey would end up.
三通目
主へ
Dear Master,誰か、報いてやることはできなかったのだろうか。
……いいや、そう思った人間が数多くいたからこそ、彼の名は今でも残っているのか。
Was there truly nobody able to seek retribution for him. On the other hand,
perhaps it's precisely because he was so dear to people that he still remains
with us.名のあるもの、名もなきもの、
その指に触れ、眼差しに触れ、心に触れ、語り継がれる。
There were so many who reached out to him, gazed upon him, touched his
heart, and will tell of him for generations to come.それらすべてが片鱗となる。竜は力を得て立ち昇る。
All of that will become a part of my whole, and become the wind beneath
this dragon's wings.新たな主を得ての旅、か。
I find myself on this journey now in the possession of a new master...俺は、十分以上に報われているわけだな。
I have certainly had my fair share of good fortune. Those who leave no
regrets shall be remembered forever...名をぞとどむる梓弓……、そろそろ旅も終わりかな。
Seems my journey will soon come to an end too.
小竜くんの手紙英語版みてたんですけど1通目ラスト This is, if you will, the beginning of my tale... 俺の物語の始まり、ということなのかもしれないが。 (これは言うなれば、私の物語のはじまり) my taleなのか……
2023-02-27 17:41:40※英語版の刀剣乱舞んくんが tale という単語を選んでいるときは結構意図的っぽい雰囲気があるよ!
其の12『足利家の話』About Ashikaga Clan 其の21『黒田家の話』About Kuroda Clan 其の30『前田家の話』About Maeda Clan 其の124『森家の話』A Tale of the Mori Clan
2023-03-11 14:36:01「tale」はわりと曖昧な「おはなし」の意味で使われてるっぽいもんな〜(俺が斬ったという伝説、本科が斬ったという伝説→tale)
2023-03-11 14:49:07楠公要素回収してちゃんと元主として心を寄せてはいるけど、このへん作り話寄りの伝承ってやっぱ自覚あるやつだな???理解した上で語り継がれる様子を確認しているし、それが全部力になるって書いている
2023-02-27 17:56:00最近はちょっと方向性は違うけど、則宗さん的な割り切り方や愛着の持ち方をしているんじゃないのかなって気がしている。伝承上の主だったとしてもりゃあ気になるし心惹かれるよね……
フィールドワーク組だけど、「記憶を落としてる組」じゃなくて「特時代から記憶はしっかり持ってた」から、「今までの主たちの歴史を改めて辿ってミームを強化して、歴代の主たちの先、時代の最前線にいる今の主のためのチューニングを終えたよ」とかそういうやつかな……??
2023-02-21 01:13:54あとは「トンデモ逸話が作成される経緯」みたいなのも総括してるのかな 正史には残らないけど、伝説として気配をうっすらと後の世に残すもの……
2023-02-21 01:22:33名をぞとどむる梓弓、梓弓は梓巫女(放浪する巫女)が託宣を行うときに使った弓のこと あーそれもあって小竜にはポニテ&流浪設定が…… 「無念の死を迎えた主の名をこの世に留めるために様々な場所を旅していた」みたいなニュアンスかな
2023-02-21 01:34:40それが「人々は主の生き様に心を寄せてくれていたからこそ、主の物語を語り伝えてくれていた」と知って「小竜の願いは既に十分果たされていたことを知った旅になった」みたいな感じかなぁこれは なんとなくだけど
2023-02-21 01:34:40だから「主に心を寄せて語ってくれた人たちの歴史ごと包括して強くなって、歴代全ての主と語り手達の先にいる主を守るよ」みたいなアレ?視点を一段階上げてそれを核としますよ、みたいな感じかな 雑めの解釈なのでなんか間違ってそうだけど
2023-02-21 01:36:57楠木正成の話
湊川神社は、楠公強火の水戸光圀が大々的にお墓として整備→注目→幕末~明治にかけて信仰活発化→強い要望があって明治天皇の頃に神社創建みたいなかんじ
2023-08-22 13:56:25元からあった『太平記』影響での判定贔屓的な人気を、思想を盛り上げるためにうまいこと利用されたみたいなとこがあるのですな(最初は純粋なリスペクトだったと思うけど)忠臣で英雄っていうシンボルとしてして祭り上げられてしまった
2023-08-22 14:20:27※判官贔屓の変換ミス
楠木正成が活躍する『太平記』は、無念の死を遂げた歴史の敗者に対しての怨霊鎮魂のような側面を持っている。(祟るという概念)
『太平記』は江戸期にとても人気があり楠公も忠臣として権化、その影響力の政治利用みたいな流れがあるのでちょっと色々考えるよねって話
足利尊氏と楠木正成の評価のシーソー感……江戸時代~戦前あたりと今とでは評価のバランスどんどん変化してますよね。
▼後日顕現軸について色々整理しながら考えたことなど
存在の軸と見定めムーブに対する所感
小竜景光ってふらっとさまよう旅人的な設定の男士だけど、それに対してストッパーみたいな役割を持つ相手っているのかなという話題から
こりゅくんもわりと制御するのは主みたいな圧がある気がしているんだけど、これ結構私のイメージが入っちゃってる気がするのであてにならんです
2023-09-12 22:27:57昨日も呟いてたんだけど、軸になっているのが彫り物と転々渡り歩いた過程?経験っぽいので立っているのが完全に本体そのもののエピソードの上という twitter.com/konoito_ri/sta…
2023-09-13 00:29:43こりゅ~くんの初刀帳って磨上で彫り物小さくなったけどこれはこれでいいよね!がメインなんだけど、英語版だと刀派の話も消えてよりその傾向が強まるんだよな
2023-09-11 11:07:39初は胡乱に振ったフィクション寄りの逸話軸でやって来て、修行で現在の最新寄りの情報回収をして認識を改めるみたいなパターンがスタンダード。小竜くんの場合そこを少し避けて捻って設定を組んであるある感触