あとは絵の上手さとは別に“スチルの構図・構成力”が異様に高い点も上げたい ゲーム本編の大半をワンマンで製作しているからこそ、地の文と連動して今読み手が求めているスチルがお出しされるし、カメラワークが多彩なのでスチルに既視感を覚えにくい
2023-09-28 03:19:34橋姫4周くらい目をプレイ中なのだけれど、玉森の声が記憶以上にクズでのほほんとしていて、そして何よりカッコよくて惚れ惚れする 水上ルート捌で映画館の階段を下りながら叫ぶあのシーンが本当にカッコ良すぎて何度もリピートしてしまう
2023-09-28 23:43:28あの雨の三日間のことも、彼らのうちに秘めたる葛藤も、ただの傍観者である一プレイヤーに理解できるはずがない… それでもなにか一欠片でもあの世界を知る手がかりが掴めればいいな、という気持ちでぼちぼちつぶやいています
2023-09-29 00:03:19彼らのことを全てを知ることは出来なくとも、会話の断片や息づかいから胸中を推し量ることはできるし、それらを自分なりに言葉にできることが嬉しい
2023-09-29 00:05:15何度も何度も時間跳躍を経て成長を重ねるたびに、徐々に玉森の声が落ち着き払っていくのが本当に良すぎて 最序盤の玉森と比べると円熟していてもはや別人にすら聞こえるレベルなのが好き 言葉で表現しきれないのだけれど“ああ、彼はここまで成長したのだな”と否が応でも実感させられるから…
2023-09-29 00:18:17“なぜ鳩がみなオリーヴをくわえなければならんのだ”と花澤が長年感じてきた思いの丈を玉森に語ったシーンで花玉を遮るようにバサバサっと鳩が飛び立っていったシーンは流石に鳥肌立ったね…
2023-10-01 22:23:59目がくらむほど晴れ渡った快晴がいっそ恨めしいほどに美しくて 幼心地に夢見た楽園がこのような形で叶えられた事に絶望しながらもほんの僅かに“もっと早くこの地獄に落とされたかった”と心のどこかで感謝する花澤の短編が見たい
2023-10-01 22:28:43死体を一緒に捨てに行く系の関係性 かなり好きの部類に入るのですが、死体を捨てに行ったこと・それらに加担してしまった自分を心のどこかで受け止め切れておらず、ただ自分を求めて伸ばされた手には全力で応えたいと動いてくれる系の関係性も大好きで… 川玉って言うんですけれども
2023-10-01 23:25:38別に玉森は川瀬の事を軽蔑したりだとか、そういった感情とはほとんど無縁で 当時はいつも顔にあざばかり作っていた彼が嬉しそうに笑って助けを求めくれたから、ただ彼の役に立ちたくてその手を取ったのだろうし そこに高尚な思想はなく、ただ他人の役に立ちたいという童心ひとつだったのではと
2023-10-01 23:40:57だからこそ玉森が何年もかけて自責の念を育て続けたということは、それだけ長い間ずっと川瀬の事を見続けてくれたということの裏付けでさ …それで玉森は未だに好きだの愛だのがわからないというのかい? それはなかなかに罪な事だと思うよ 本当にひどい男はどちらなのだか
2023-10-01 23:45:50ふと思ったのだけれど… 水上・川瀬・花澤のモチーフになった作家3名全員に水関連の漢字が入っているのって狙ってのことなのかな それとも偶然?
2023-10-06 01:25:09博士の声の話 おどおどビビりで幸薄そうなのに地の声が良すぎて図らずも丁度いいくらいのバランスになっている点が良すぎる 水上ルートで金魚預けた時のやりとりが特にCuteで可愛すぎるんだ
2023-10-06 23:42:21あとは博士というあだ名に恥じず、人を導きやさしく諭すセリフがきらりと光っていて好き 玉森役の方と二人で風の便りとか銀河鉄道の夜とか交代で朗読して欲しい
2023-10-06 23:51:27橋姫 検索すればするほど知らんスチルや書き下ろしイラストが検索結果にポロポロ出てくる 特典SSみたいなのもあるらしいし供給に恵まれすぎている おばけコンテンツ…
2023-10-09 01:53:48橋姫の解釈については現実のものとは別物なのだろうなと考えていたけれど、想像以上に制約周りの設定がしっかりしていてますます好きになった 人間の手に負えないあたりがSCP味があって良い
2023-10-14 15:31:20水上周りの自解釈がだいぶ変わったのと、攻略対象たちそれぞれが持っている一途さと愛の深さに現在進行形めった打ちにされまくっている 鈍器どころか凶器レベルの破壊力だった
2023-10-14 15:36:48橋姫 軍人としての花澤の解像度の高さが尋常じゃなく、マジで理想の軍人キャラだなとプレイ当時からずっと絶賛していたのだけれど、氏が軍オタだと聞いて納得した
2023-10-14 23:23:56BLに限らず戦争をモチーフに描いた作品って現代人にも迎合しやすいよう当時の人々の思想がマイルドに調理されがちな印象があるのだけれど… ここまで帝政時代みのあるキャラクターが当時のらしさを損なうことなくお出しされた点をめちゃ推したい
2023-10-14 23:27:18彼のルートでは軍人然と振る舞いつつも心の中では…という巷でよく見る設定を存分に活かしつつ、一筋縄ではいかない厄介な心模様と葛藤が描かれていたけれど、それを掬う方法や玉森と彼のつながりにSF要素がふんだんに散りばめられている点も非常に良い テーマが一貫している
2023-10-14 23:43:07帝政時代の人々の思想を反戦主張に絡めて批判するでもなく、当時の人々の暮らし・思想に出来るだけ忠実に描こうという気概を感じて誠実な作品だなーと彼のルートでは一番感じた 彼自身の気質が絶妙な匙加減でキャラメイクされている点も含めて、私は花澤ルートが好き
2023-10-14 23:45:56川瀬が軍医として大成してしまう未来も、花澤が美しい南の海で骨も拾われずに消えてしまう未来も、全部玉森が掬ってくれる世界線があって本当によかった
2023-10-14 23:55:39博士の発明が人々の命を救わない未来も、みなしごの幼い男の子が途方もなく続く焼け野原を裸足で歩く未来も、愛する人と数十年越しに再会しておきながら袂を分かつしかなかった未来も、どこかの世界線では存在しているのだろうな…と考えるとやはりだいぶしんどい
2023-10-15 00:04:49