意識の低い就活生花宮のチェス

意識の低い就活生だった花宮bot @Entry2Hurt

リスケの連続でこんだけ待たせて、なんでンな夜中しか赤司の予定空かねぇんだよ。赤司Co.,ドブラックだな。大学生にして社畜とかオレでも赤司が可哀想になるわ。つーワケで、最終面接に行ってきます。 >>twitter.com/Entry2Hurt/sta…

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全内定を取り消された失意の淵で考えたが、マトモな方法で赤司を●すのは正直厳しい。最終面接当日は鍵かけっからヨロシク。 電車止めたり、先輩泣かしたり、殴り合ったり、ハードな人生送ってるオレが言うんだから相当だぜ？ 心の弱い奴はぜひ見てくれよ！ 一生のトラウマ植え付けてやるからさ！

2015-04-11 23:00:08

意識の低い就活生だった花宮bot @Entry2Hurt

「行ってらっしゃい、花宮さん」 「ふぎゃッ！」 最寄り駅の改札を通ろうとしたら誰かに後ろから肩を叩かれた。 「なんだ…お前か」 黒子だ。 「もっとフツーに呼び止められねぇのかよ」 「花宮さんが最終面接前のイベントをスルーして行こうとするからです」 「お前のイベントまだあんのかよ」

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「お返しします」 差し出されたのはオレのネクタイピンだった。 「おまっ…コレ…捨てたんじゃねぇのかよ」 「ボクが捨てるわけないでしょう。誰かさんと違って人の物を捨てて喜ぶような悪趣味はありませんし」 「だが確かに…」 銀色が堀に沈むのをオレは見た。 「手品は得意なんですよ、ボク」

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「あのとき花宮さんは会話に気をとられていた…投げたのは百円玉です。というわけで100円返してください」 「なんでだよ！ やらねぇよ！」 ともかく戻ってきたことに安堵してる自分が嫌だ。 「キミのでさえできなかった自分が嫌になります…あんなに捨ててしまえば良かったと後悔していたのに」

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「花宮さんの言う通りです」 「何が」 「ボクは何もできない。バスケのように何かフォローできればいいのですが…」 俯く黒子は雑踏に紛れて今にも消え入りそうだ。そのまま消えてくれればどんなにいいか。だが、消されるのはオレの方だ。 「お前と仲良しこよし協力しろって？ キモいこと言うな」

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「優しいんですね」 「はぁ？」 何もかも見透かしたような目で笑う黒子。 「花宮さんがダメなら今年ボクが挑戦します」 「オイ！ 負けフラグ立てんなよ。影薄い奴に50内定なんてムリに決まってんだろ、バァカ」 「そうですね。だから、」 黒子に手を取られる。 「頼みますよ、ヒーロー」

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@8 あーあ。天使に魂を売り渡しちまった。たった百円で。

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海辺の湿地帯は江戸時代の天下普請により数々の大名屋敷を有する武家屋敷街へと様相を変えた。赤司家もまた城下町建設事業にその財…以下略。そんな歴史ある地にそびえ立つ地上70階立ての超高層ビル。いかにも最終決…最終面接の舞台だ。見上げると首が痛い。この城ラスボス戦後に崩れねぇだろーな。

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「御待ちしておりました、花宮ちゃん♡」 コートを脱ぎ玄関をくぐると、エントランスには既に実渕が待機していた。オネエを受付嬢にする赤司のハイセンス人事に戦く。スカートから覗く筋骨隆々の足が絵的に厳しい。 「その呼び方やめてくれるかな^^」 「まこちゃん♡」 「もっとヤメロください」

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エレベーターで実渕は面接会場よりずっと下の階のボタンを押した。 「合説以来か、実渕k…さんはプロとか考なかったの」 結局コネ就職かよ。まぁ、昔からあれだけ大っぴらにしてりゃな。 「…小太郎と筋肉バカがいれば日本バスケ界は十分でしょ」 twitter.com/Entry2Hurt/sta…

意識の低い就活生だった花宮bot @Entry2Hurt

豪雪でたまたま会った実渕が…実渕が…女物のスーツ着てやがった。ぅおええええええええっ。

2015-03-15 15:54:12

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「さ、涼しい顔してられるのも今のうちよ。化けの皮、剥いでア・ゲ・ル♡」 実渕は“開”ボタンを抑え、先にオレをフロアへ通した。空いてる会議室に連れ込まれ(コレ以上は勘弁してくれ 「征ちゃんに会う前に隠してるモノ全部出してもらうわよぉ？」 「っ！ どこ手ぇ突っ込んでんだよ、バァあっ」

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「ちょっとォ、スタンガンなんて何に使う気よ」 「持ち歩いて…だけ…っ、やめ、っ〜!!」 「ヤダ、高尾ちゃんよりイイ反応するじゃな〜い」 武器取られた上に、自分より10㎝近くデカいスカート履いた男に体中まさぐられた…吐きそう。口元を抑えてると「次は口のナカね♡」と顎を掴まれ(以下略

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「そのネクタイピンも没収！ 洗濯バサミでジューブンよ」 実渕に後ろから羽交い締めにされる。剥かれる。このままじゃ剥かれる…！ 「待て待て待て待て!! これは大事なもんなんだよ！」 「なぁに、彼女からのプレゼントか何かかしら？」 「…まぁ、そんなところだな」 「しょーがないわねぇ」

ポエ峰大輝bot @PoeMinence

@entry2hurt 絶対運命黙示録 絶対運命黙示録〜♪ 出生登録 洗礼名簿 死亡登録〜♪ 絶対運命黙示録 絶対運命黙示録〜♪ 赤司の誕生 絶対誕生 黙示録〜♪

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ガラス張りのエレベーターからは東京湾が一望できた。ボディーチェックで荒んだ心に夜景が染み渡る。実渕は最上階のボタンを押した。 「…花宮ちゃんはプロとか考えなかったの」 「部活の仲間とやるバスケが好きだったんだ」 金もらってプレイしてる連中を潰してもイミねぇからな。 「私はね、」

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「実力は…問題なかったのよ。でも…古臭くてヤんなっちゃうわね」 チームスポーツでは御法度。スポンサー収入は望めない。 「私は征ちゃんの駒にすらなれなかった」 「そんなことないさ」 実渕一人いれば、もしものとき赤司はいつでも仲間を見限り力を揮うことができる。 「赤司クンは幸せ者だ」

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指定された部屋の扉をノック。 「どうぞ」 「失礼します」 バカデカい応接室には向かい合わせに置かれたソファが何脚も並んでいる。その一番奥、面接官は総司令官のようなポーズで座っていた。 「自宅から参りました、花宮です。本日はヨロシク、赤司クン」 「†ようこそ†、残されし無冠の将」

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「この度はご卒業おめでとうございます、先輩」 「ふはっ、遅ぇよ。そんでテメェのおかげでこの春からめでたく無職だ」 赤司は万年筆を取り出し、に置かれたオレの履歴書に何やら書き込んだ。 「僕はこの戦いに命と未来を賭けている。そちらも未来の一つや二つ捨ててもらわなくては勝負にならない」

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それより、と赤司は顔を上げ瞳孔を開いた。 奴の手から飛んでくる鋭利な先端。咄嗟に顔を背ける。 「どちらが上の立場か忘れたのか。口を慎め、」 赤司の投げた万年筆はオレの頬を掠めて壁に刺さった。傷口から滲んだ血がインクの代わりに肌に線を描く。 「頭が高いぞ」

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「…へぇ、よく避けたね」 壁に刺さった万年筆を引き抜き、 「まぁな。ラフプレーはオレの専売特許なんだよ…っと！」 ダーツの要領で投げ返す。的は奴の顔面だ。 「貴様と比べられることすら不快だ」 ペンは赤司の指先にあっさり捕らえられた。 「企業と学生は対等とでも思っているのか」

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「チッ、テメーの躾がなってねぇだけだろ。その人格三枚におろしてやるから新しい一人称考えとけよ。余なんてどーだ、バカ殿様？」 「その眉に似合いの一人称だな」 「オレの眉に突っ込むとか野暮言ってんじゃねぇよ、チビ(んべっ」 「ほう…聞き捨てならないな。その舌で地べたを舐めさせてやる」

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ったく…黒子の愉快な仲間達はどいつもこいつも頭イッてんな。こんな猛…珍獣、檻に入れといた方が世界は平和だろ。 「まったく…こんな害虫を送り込んで、テツヤは正気か。選考方法はチェス、でいいのかい？ 僕は強いよ」 赤司の手に促され向かいの席に座る。 「ああ、ただし百面同時打ちだ」

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「勝星50先取でどーだ？」 この量なら赤司の棋力を大幅に削れる。将棋盤は81画、チェスは64画。パターンが少ない分、オレなら4週間あれば定石・棋譜を頭にぶち込める。記憶力勝負に持ち込めば、単純な記憶力・演算能力ならオレの方が上…！ 「いいよ。一局たりとも負けられないな」 多分…

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「しかし、困ったな。盤は一つしか用意してないんだ。すぐに手配させよう」 「それなら必要ねぇ。残り99局、ココで十分だろ？」 自分の頭をコンコンと指で叩いた。 「…望むところだ」 煽り耐性ひっく！ これも狙いだ、バァカ。実際に指さなければ天帝の眼で筋肉や脈拍を観察されることはない。

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「イメージを統一しようか。僕から見て、この実在する盤の左に残り99の架空の盤が並んでると思ってくれ」 赤司は卓上の盤に軽く触れた。 「左から順に1-100の番号を付与し、1から順に動かす駒を宣言する。1〜50は僕の先手だ」 「この座席が100コあるってワケか」 「いいイメージだ」

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「…満更でもなさそーじゃねぇか。黒子の話じゃもっと病んでるイメージだったケド」 「これでも充分に病んでいるよ。採用面接は数少ない人生の潤い…食事の時間なんだ。察してくれ」 「ハァ」 「これより花宮真さんの面接を始めさせていただきます。最終選考開始(ファイナルティップオフ)──」

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「1〜50、全てポーンをe4に」 「全部オープンゲームかよ。ふはっ、赤司クンの記憶力がもつか心配だな。二手目、1〜50を順に、e5、e5、e5、e5、d5、e5、e5、c6、e6、e5、e6、e5、e5、e5、e5、e5、e5、b6、e5、c5、e5、Nf6、Pf5、e5、…」

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「クローズドゲームが得意なのかい？ それとも、多様な定石で展開して僕の記憶力の底を突くつもり？」 「…後者っつったら？」 「ムダだよ。戦術・記憶力に自信があるのかもしれないが、別のゲームを選択すべきだったね。この方法を持ちかけた時点であなたの敗北は確定している」 「何…だと…？」

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「まず僕はあなたより圧倒的に有利だ。1〜100、ed、d4、Nf3、Qh5…」 「どういうことだ」 1局目はCカウンターDF、2局目は…いくつか序盤から動いてくんな。 「僕が指すのは50局のみ。半分はもう一人の僕に任せている」 「何…だと…!?」 ふふん、と赤司は得意げに笑った。

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「業務の合間に多面打ちは骨が折れるからね。棋譜だけ記憶共有をオフにしている」 眼前の百局目はポーンを突き合う形になる。 「ふはっ、便利なビョーキだな。1〜100、Qd5、ed、Nc6、…」 脳内の方は既に進行がバラつき始めている。ちまちま盤減らしてく気か？ 中央開戦で受けて立つ！

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「それから口頭で指すことで天帝の眼を抑えたと思っているのかもしれないが、Nc3、…」 話の途中で赤司は呪文のように棋譜を唱えながら、テーブルに身を乗り出した。迫るアルカイックスマイル。伸びてきた指がオレの唇に触れた。 「口元や瞬きだけで十分だ。そのクイーンで攻めてくる気だろう？」

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「…化け物が」 気色悪い笑みから目を逸らす。ホンモノだ。若者の人間離れは予想以上に深刻だ。 「メモリに余剰はあるかい？ 折角だ。面接らしい話でもしよう」 …　Kd8　Qf8+　Bxf8　Bxc7# 「面接ゴッコかよ？」 …そろそろ数局詰むな。 「志望動機から聞かせてもらおうか」

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「お前を止めに来たに決まってんだろ、バァカ」 「その後は？ 入社は終わりではなく始まりだ。なぜ僕の権力(チカラ)を欲する。19局目、Qをf8へ。チェック」 キングスギャンビット…古臭ぇ手。 「19局目、Bをf8。考えてねぇな。意識の低い就活生なんで」 「Bをc7。チェックメイト」

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「帰ったらテツヤ達に伝えてくれないか」 「もう勝者気取りかよ？ 50局先取はまだだろ」 「結果は視えている。現に優に50局以上、僕が優勢だ」 （ぐぬぬ） チェスは完全情報ゲーム。言わば後出しじゃんけん。だが、後半50局もやべぇ。先攻(シロ)絶対有利理論が覆されるのは時間の問題…！

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「残念だが、テツヤが思っているほど事は単純ではないんだ。あのときと同じように、僕が消えれば本来の僕が戻るわけではない。あれはその気になればいつでも戻れる状態だったからこそできたこと。今の摩耗した兄さんではとても浮上できない。話かければ応えてはくれるが。次、Nをf6へ、だそうだ」

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何だよ、“兄さん”って…キモいな。 赤司は立ち上がり、棋譜の羅列を唱えながら大窓の前へ移動した。夜景を見ながら一人クスクス笑っている。やっぱキモい。 「まさか去年、桃鉄をやりながら“バスケがしたい”と愚痴を零した結果がこれとは。今年はなかなか楽しませてもらった」 何やってんだ黛…

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「勝利への義務は存在の条件。僕は兄を守るために、勝利を糧に己を保つしかないんだ。僕は負けない。ゆえに僕は止まらない」 “あなたに赤司君を、そして世界を救ってほしい” じゃあ…最初から黒子の理想(バスケ)なんて実現不可能だったんじゃねぇか。

意識の低い就活生だった花宮bot @Entry2Hurt

オレの指が百番目の盤に触れた瞬間、「さて」と赤司の首がぐるりと回転した。天帝の眼に捕らえられる。この眼さえ潰せば… 「面接の続きをしようか」 勝機はある。 「今までで一番頑張ったことでも聞かせてもらおうかな」 「今、この瞬間だな」 上着で隠れる位置に刺していたネクタイピンを外す。

意識の低い就活生だった花宮bot @Entry2Hurt

「先刻当たらなかったのをもう忘れたのか」 チート能力を持ちながら慎重に数局ずつ仕掛けてきてんのがいい証拠。 「勘違いしてんじゃねぇよ…バァカ」 差し引けば赤司の棋力とオレの演算力はイーブン。 「…まさか！ 貴様、正気か…!?」 殺るしかねぇ。 「ふはっ、誰より狂気のお前が言うか」

意識の低い就活生だった花宮bot @Entry2Hurt

冷たい汗が吹き出る。バカみてぇに心拍数が上がる。だが、それでいい。天帝の眼が呼吸や心拍の変化で未来を読み取るのなら最初から全てMAXで望めばいい。 「バスケができなくなっても知らないぞ」 「ヒールぶっても所詮はイイコちゃんの発想だな」 左手の一番必要ない指、ピンの針を当てる。

意識の低い就活生だった花宮bot @Entry2Hurt

「つっても、今やオレもそう変わんねぇか」 「拷問を己に課すというのか…？」 赤司征十郎でもドン引きする側に回ることあんだな。戦慄く口が笑える。 「来年はもっと入念ボディチェックにするんだな」 「なぜそうまでして勝ちたい。敗北してもあなたは生を保てるのに」 「それも面接の質問か？」