佐久間象山 飛躍編

シービー @MrCB_Harukaze

象山殺害後すぐに、三条大橋に謀書が立てられた。「松代藩　佐久間修理　此者元来西洋学を唱ひ、交易開港の説を主張し(略）奸賊会津・彦根二藩に与同し、中川宮と事を謀り、恐れ多くも彦根城へ奉移候儀を企（略）国賊に付、即今日於三条木屋町加天誅（略）元治元年七月十一日　皇国忠義士」

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と書かれたもので、事件の翌日12日、松代藩士三沢刑部丞がこれを剥ぎとっている。世間では、面白おかしく噂話をし、犬猿の仲であった藩家老真田志摩一味の者のが浪士をそそのかして襲わせたという者もいたという

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象山亡き後、松代藩は直ちに象山の家禄を没収し、一子格二郎に蟄居を命じている。その後格二郎は父の仇討ちをすべく新選組に入隊する。山階宮は象山の殉難を悼み、歌を贈っている。また、明治天皇は生前の功績を賞賛して、明治44年2月11日、正四位を追贈した。

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なお、大正2年に象山没後50年際が行われ、それをきっかけに象山を祀った神社創立の気運が高まる。その後約20年に渡る運動を経て昭和6年に創立が許可され、 昭和13年11月3日、「象山神社」が創建されている。