旅徒然・秋津／所沢

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2023年の3月30日。前回は予期せず雨中の花見となってしまいましたが、今回は花見をメインに出掛けようと思います。あと道端や公園には桜だけではなく色とりどりの花。 pic.twitter.com/TYa5t70eLQ

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公園にて。もう随分と落花が進んでる…… pic.twitter.com/vFFWVtEOD0

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武蔵野線の新秋津駅です。新秋津駅って何処やねん。東所沢駅の隣駅、そしてここは東京都内である。ただし都内は都内でも東村山市。しかも所沢市との県境が直ぐ近くにあって、本当に都内なのか、ぶっちゃけ殆んど埼玉なんじゃないのかと思ってしまうような場所。例の如く線路は堀割に潜っている。 pic.twitter.com/XO1hI3i3oX

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因みに新秋津駅で降りた理由は単に西武池袋線の秋津駅で乗り換えるため……なのだけど、この無茶苦茶複雑怪奇な県境はやはり無視出来ない。柳瀬川という絶好の境界線があるにも関わらず、県境が突き出したりめり込んだり、特に秋津駅に到っては駅が東村山市と清瀬市と所沢市とで三分されている…… twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/l0eaTEfMFE

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新秋津駅も、駅舎の正面が線路に対して垂直に向いている……のだけど東所沢駅と違ってロータリーが整備されてるので比較的「駅前」が広い。とはいえ商店街はやはり「駅前」ではなくて、駅舎の左右へと広がっている。改札を出て右手に向かうと急な坂道が現れ、それを下っていくと秋津神社がある。 pic.twitter.com/VcLRgZej5x

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秋津神社。一見新しい神社だけど、後ろ半分は覆屋でその内部には江戸時代に再建されたという本殿が囲われている。そして本殿の背後には……線路だ。あれ？ この線路は何処から遣ってきた？ pic.twitter.com/1WWoB1JGVH

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Google Mapだとこの通り、突如神社のしたから不自然に線路が始まっているが…… news.mynavi.jp/article/trivia… cariangintokyo.com/akitsu-shinaki… この線路は武蔵野線の新秋津駅から西武池袋線の所沢駅までを繋いでいる連絡線で、時折西武鉄道の車両がここを通って搬出入されるのだそうな。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/SiPlC4IreK

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秋津神社の周辺は高低差が滅茶苦茶だ。でもこの露骨な高低差ですら県境ではないのである。或いは柳瀬川のかつての流れに従って区切られたとか？ でも地図を確認する限りだと、線路とか道路とかで県境が区切られていたりもするので、いよいよ良く分からない。 何が、東京と埼玉を分断したのだろう？ pic.twitter.com/IUewG9sOha

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西武池袋線は一瞬だけ秋津駅で埼玉県所沢市に侵され、何とか暫くは耐えるけれど間もなく埼玉県所沢市に飲まれてしまう。ここからもうちょっと歩けば埼玉県だ。でも普通なら柳瀬川が県境になるだろうに、左手の淵の森緑地は東京都として許された。そうだ、この森こそが最後に残された東京都なのである。 pic.twitter.com/XmQM1aWlMU

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線路のしたに……まるで秘密基地みたいな空間があった。線路直下の空間は、騒々しくて、危険で、そして背徳的な空気が流れていてとても好きなのだけど、ここは入口が狭いうえに河が流れていていよいよ神秘的な雰囲気すら漂う。そしてGoogle Mapに従うなら、ここは東京都と埼玉県の境目でもあるのだ。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/gpnIyue0ga

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ここは第二上柳瀬川橋りょう。まさにこの秘密基地めいた場所を通して埼玉県所沢市が侵食しているのが良く分かる。因みに線路の向こうにトトロの森 17号地があるが、そちらはまだ東京都内。淵の森緑地も東京都内。でも柳瀬川の内側の一部が埼玉県所沢市に奪われている。一進一退。まるで戦況図のよう。 pic.twitter.com/7rJflIjPQD

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ここが境目の景色。僕は、この秘密基地のような境目に逃げ込んだ女の子の物語をいずれ書くことになるだろう。この街では境目が余りにあやふや過ぎるから、境目を越えることに大した意味がない。もっとはっきり世界が区切られてしまえばいいのに、と考えながら、彼女は電車の殺人的な通過音を聞くのだ。 pic.twitter.com/DIsNMUtfIU

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乗り換えのついでにぶらっと散策してただけなのに、まさかこんな魅力的な場所を見付けてしまうとは……柳瀬川の猛烈な蛇行もいい感じ。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/LxCOmWBp0D

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折角なので淵の森緑地まで。鬱蒼とした神秘的な森という趣ではないが、ちゃんと手入れされていて見通しのいいシンプルな雑木林である。そして見通しがいいので向こうの住宅街まで見えてしまうわけですが、あの住宅街は埼玉県所沢市。この雑木林こそが最後の砦。でも人間の脚で簡単に越境出来そう。 pic.twitter.com/cZXt1mcYgq

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東西方向はわりと薄いけど、南北方向へはそれなりに厚みがあるので、写真の撮り方次第ではなかなか奥行きのある森になる…… pic.twitter.com/zV0o4VORWf

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河川管理境界……何故か県境が柳瀬川をぶった切って対岸まで伸びてしまうので、ここから柳瀬川は埼玉県の管理になるらしい。この休憩ベンチはもう埼玉県所沢市。Google Mapを追い掛けて行けば、柳瀬川は県境だったり埼玉だったり東京だったりしながら、とある分岐点で埼玉県の奥深くへと消えていく。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/hKWExNEite

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柳瀬川。因みに柳瀬川はこの後、東京都清瀬市と埼玉県所沢市の県境……にやっぱり微妙になり切れないまま埼玉と東京を不安定に行き来して、そして武蔵野線を越えて（これが前回紹介した武蔵野線が堀割に潜るあたり）東京都清瀬市の果てに行き着き、埼玉県内へと流れて最後には新河岸川に合流する。 pic.twitter.com/4YMnwo7c0p

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因みにここはスタジオジブリの宮崎駿監督が『となりのトトロ』の構想を練った場所でもあるそうで、監督自ら緑地の保全活動にも関わっているとのこと。 blog.reiwa5.co.jp/leisure/higash… tokyo-np.co.jp/article/13282 田舎の里山を守る人達もいれば、こういう都内のささやかな雑木林を守る人達もいる。 pic.twitter.com/2veRUGBoZR

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あとは秋津駅へ向かうだけ……のはずなのだけど桜並木に誘われて寄り道です。もう桜が散る季節だけど、桜が散るちょっと切ない季節の背景にはこんな都会のマンションがちょうどいい。何故か土地が凸凹してて、景色に上下のスケールを産み出すような坂道や階段があればなおのこと良し。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/jp7WZ2j9yQ

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桜並木を追い掛けて……秋津公園へ。これまた不思議な公園である。秋津神社から急激に土地が落ち込んだ場所にあって、一方はその崖、一方は陸橋と線路、そして一方はマンションと見事に三方を塞がれているのでまるで穴の底のように薄暗い。しかも樹木が沢山植えられているのでいよいよ見通しが悪い。 pic.twitter.com/GPrzksMrhj

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公園の奥には池が……池どころか周辺の地面までぐちゃっと湿っている。湧水池らしいので、湧き水が地表にまで漏れ出しているのかもしれない。都会の公園というのは大抵「何もない」ことに意味があるはずなのだけど、ここは如何にもじめっと「濃密」だから長居せずに階段を登って神社のほうへと逃げた。 pic.twitter.com/Tq3kdOlzfM

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既に新秋津駅周辺だけで一時間。おいおい、今回の目的地はここじゃないで。ということで新秋津駅まで戻ってきた。秋津駅までは真っ直ぐは繋がっていなくて、商店街を何度か折れ曲がりながら進む。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/YRg1drJT18

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……秋津駅まで地味に遠いし、なんか乗り換えの接続悪くない？ と思ってWikipedia先生にお伺いを立てたところ、両駅を直通する連絡通路の建設計画もあったらしいのだけど地元商店街の反対で実現してないのだそうな。 ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B… 西武池袋線の秋津駅。 pic.twitter.com/gGP9BhsvbE

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秋津駅から所沢駅へ……なんと二週連続の所沢である。武蔵野線からだと一度東村山市までちょこっと出てから、再び所沢市に戻って来なくてはならないのでちょっと面倒。そして西武鉄道なので当然のように西武ライオンズ。本拠地のベルーナドーム（西武ドーム）は所沢市内の狭山丘陵に立地している。 pic.twitter.com/PRj1UCgxD4

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所沢駅……かなり栄えてるな？ 少なくとも川口駅前よりは開発が進んでいる。ところで川口駅は人口約60万人を抱える川口市の中心駅ではあるけれど、ベッドタウンの性質が強いのでそこまで「栄えて」はいない。川口駅前より「栄えている」ならば、そこは「地域の中心」たる都市であることを意味する。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/YNiycdYQIx

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所沢市は人口約34万人（県内第四位）の特例市だけど、新宿や池袋までは結構な距離がある。大宮からも遠く、立川や府中ともそんなに電車のアクセスが良くない。でも川越に比べれば東京都内に近い。そういう地理的環境故に所沢駅が「地域の中心」としてのポテンシャルを持ち得たのかなぁ、などと考える。 pic.twitter.com/Jq5ST1Xu1L

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……我ながらどういうルートを歩いたのだっけなこれ。途中で奥まった路地の先にある定食屋さんで御飯を食べて、商店街の各所に満ち溢れる西武ライオンズ推しを潜り抜けながら複雑な交差点に出る。折角だしと所沢駅から歩き出したけど、今回の目的地は一駅先だ。道に迷わないように気を付けなくては。 pic.twitter.com/RD9lR9xlyV

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化物みたいな巨大高層マンションが屹立する一画だけど、道端にひっそりと神社や横丁、登録有形文化財の古民家（秋田家住宅）なんかがあったりするので、ここはきっとかつての街並みと都市の開発とが……殆んど置き換わってしまってるけれど、少なくとも交錯した痕跡が残ってる場所なんだろうなと思う。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/LcuduRKx2Z

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さらっと横道に外れて寺院を発見。 pic.twitter.com/EP0lfKp1Mu

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薬王寺。高層マンションを背景に桜。 pic.twitter.com/JpodMBrTh7

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薬王寺の裏手から急に土地が高くなる。先程の複雑な交差点のところで軽く降りる坂道を歩いたぐらいで、所沢駅からここまで特に極端な登り降りはなかったような……すると所沢駅は台地のうえではなく、低地にあったということだろうか。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/9d5DzVs3fZ

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Google Mapを確認するの……あっ。薬王寺の裏手には先日歩いた国道463線がある。国道は台地のうえを走っていた。きっと台地がここまで続いているのだろう。国道手前の低地は、確か東川の流域だったはず……あれ？ さっき御寺の手前で撮った小川、もしかしてあれが東川なのか？ 全然気付かんかった…… pic.twitter.com/3gpnbS3zGb

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国道には出ず、寂しい裏道を歩いて所澤神明社へ。こちらも境内には桜。 ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E… ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%89%80… 以前から「神明社」という神社を見掛けることがあって、神社の何か違うんかな？ と調べたところ、天照大御神を主祭神、伊勢神宮内宮を総本社とする神社のことなんだそうな。 pic.twitter.com/Bq1mNYTs9T

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所澤神明社の境内。所澤総鎮守である。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/PknnYYPgRq

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所澤神明社の境内。 pic.twitter.com/vsS6FNt6gy

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さて、御覧の通り所澤神明社は本殿までの参道が傾斜になっている。つまり低地と台地の境目の斜面に神社の境内が位置していることになる。そういえば薬王寺も同様だったはずだ。この街では低地と台地の境目には雑木林が残され、そしてまた寺院や神社が置かれる。この街には明確な境界が存在している…… pic.twitter.com/X7vlCOjL9x

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低地から台地へ、台地から低地へと進んだので、また改めて低地から台地へ登る。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/VkelgxFO9H

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国道463号線。歩道橋に登ると、先程潜り抜けてきた所沢駅周辺の高層マンション群。ここは台地だから見晴らしがいい。この街は不安になるぐらい見張らしはいいのだ。そして国道は……あれ。降りる坂道だ。ずっと台地のうえを進むわけではないのか。うぅむ、やっぱり見張らしは良くても見通しは悪い…… pic.twitter.com/36t1BgPrba

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土地の高低差ばかりはGoogle Mapでは詳しく確認することが出来ない。そう、電車が走っている線路の高さもそうだ。武蔵野線の新秋津駅では堀割に潜っていた線路が、西武池袋線の秋津駅と所沢駅ではもう地表にいて、そしてこの西武新宿線の線路は自分の頭のうえを走っている。 pic.twitter.com/scxzd3ND56

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というわけで所沢航空記念公園である。埼玉県内のわりと無難な花見の名所。 ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%89%80… 所沢と航空……あんまりピンとこない組み合わせだけど、ここはかつて日本初の航空機専用飛行場である所沢飛行場が置かれていた「日本の航空発祥の地」なのだそうな。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/QLVRj0uchu

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所沢航空記念公園といえばこの塔。航空記念公園だし管制塔的なものかな？ と思っていたけど、普通に放送塔だそうな。 pic.twitter.com/uNz181P04M

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折角なので放送塔と桜の組み合わせを撮りたいところだけど、思ったよりアングルが難しいな……放送塔を園内の中心として、向かって左手には地面が長方形に窪んだ芝生の広場。これがかつて滑走路があった場所だという。 pic.twitter.com/MMLPYhA3Kl

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ここから何かが飛び立つことはないのだろう。かつての滑走路を遮るように巨大な放送塔が聳えている。滑走路で空を仰ぐスペースシャトルらしきモニュメントも決して飛び立つことはないのだ。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/7bM73QFD7b

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日本庭園。 pic.twitter.com/LN6oAR6qoG

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うーん……何か由緒などがあれば語ることもあろうけど、特に歴史があるわけでもない普通の日本庭園だしなぁ…… pic.twitter.com/m5TW7mqgge

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ううむ……やはり平たい……入園する前に僕は低地に降りた。つまりここはまだ低地、と思われるのだけど、これまで何度も登り降りしてきたような明確な斜面がまだない。園内がずっと低地なのか、この先に斜面があるのか、それとも気付かぬうちに台地に乗り上げているのか…… twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/mua1rbjZw6

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まぁ兎も角、目的は花見。丘のうえは一面の桜だ。それも凄まじい勢いで花吹雪を降らしてどんどん痩せ細っていく一歩手前の桜だ。花見客達にまじって、ちょっとそのへんに腰を落ち着けて休憩がてら桜を観賞する。風があるから桜吹雪が落ち着かない。私はどうも腰を据えての花見が得意ではないらしい。 pic.twitter.com/e3T9tK8eVv

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都会の景色は季節感に乏しい。田舎なら田圃と山林の彩りが季節を教えてくれるが都会ではそれがないから、こうやって季節の象徴を大袈裟に有り難がる。そして僕もまた都会に慣れてしまったから、こうやってのこのこと桜を観に遠出をする。けれどこうも極端な春の景色には未だに慣れていない自分もいる。 pic.twitter.com/jqZu3LFwbr

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十五分ぐらい休憩して午後四時頃。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/q8FpnnKIpf

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桜ゾーンから撤退。広場では何らかのステージが組まれていたけれど、どうやらもう解体中のようだ。ちょっと汗を掻いてしまったのでアイスクリームを買う。航空発祥記念館の閉館時間にまだギリギリで間に合いそうである。 pic.twitter.com/6tq119aNMc

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