私は昼間の暗がりが夜よりも怖かった思い出がある 槇寿郎さんはそこから普通に出られるし、一目になにかから遮断されてる様子はないが、必ずこの煉獄の家に「戻ってくる」。安らぎの場所として、罰を受ける房として、ここを出ていくことはない
2020-11-15 17:59:51私がよくいう「未完の杏槇を完成させる千槇」というのは、兄がずっと手を血まみれにしながら集めた父の破片を繋ぎ合わせて、兄の忍耐の理由を見出し、父は金継ぎの姿でただ罰を待っている、兄が見せたかった美しい人の面影、もう離しません、生きていきましょうね、辛くとも、辛くとも…という感じ
2020-12-07 23:53:39父は亡き長男にしてやれなかった分まで千寿郎と向き合うし、千寿郎はその日受け取った父の些細を仏壇で兄に「返す」。兄の見たことがないであろう、見たかったであろう鬼のいない世の父がどんなに静かで柔らかく美しいかを、いつだって側で検めつづけている、兄のもとへ持ち帰るために……
2020-12-08 00:02:03というのが「未完の杏槇を完成させる千槇」なんですけど、これねえ……杏がなにを未完にしたかで千の完成させるものが変わりますのでよろしくお願いします……
2020-12-08 00:04:39わたしがカップリング名使う時って肉体関係のことばかりではないんですよね この前流れてきた間にf挟む奴が近いかもね 未完の杏f槇を完成させる千f槇
2020-12-08 11:32:51肆の型 女性の槇寿郎さん
異性IFまで来た
槇寿郎さんがもし二児を産んだ母だった場合でも、精神悪くして夫を亡くし書に打ちのめされ酒浸りなって欲しいな 女性であってもそっくりそのまま駄目になってほしい 女が駄目にならないことないからな 女神じゃない魔女じゃない人間の女として登場して欲しいな
2020-11-18 17:28:28仲間を失っても前を向けと教えられた戦乙女たち 別に死なせるために産んだわけじゃなかった ただこの家の人間にはそういう使命があると言われて育ちその通りにしてきたことが瓦解してしまっただけで 娘が死んでも同じこと そうしようとしたら……
2020-11-18 17:37:30千寿郎は男の子でもいいな 世間一般の賢母を内面化してない男の子はあの時代に貴重やし 聖女の姉の苦悩と人間の母の苦痛を見て育ってほしい(それもまあ酷く辛くかわいそうだが)姉がしてくれた父の話よりずいぶん人間らしい母の語る父
2020-11-18 17:49:56瑕疵花珠
「寿という名は長く生きろという意味ではなかった 長く戦え 長く役に立て それが痣なき煉獄の家の精一杯だったのだと思う……だけどもお前の父は耳打ちをしたよ」「なんと?」『槇寿郎さんは郎を取ったら、真珠になってしまいますね』「…?」「冗談の下手な人だったな それも精一杯だろうな」
2020-11-18 18:01:04「私はそんな ギョクというような柄ではないですと返したが 名前の意味を変えてもらえたのはあれが初めてだったな」「……母上…父上は、姉上にもそれを言ってくださったでしょうか……」「わからん あの人が私の弱さを見抜いて なお愛していただけかもしれない」
2020-11-18 18:09:44「許されなかった 私たちが手を取って……この家から、鬼から、力を持つもののさだめから逃げること……」「……千寿郎の寿は…」「そのまま。ことぶきだ。お前がお前のままそこにいることをもう私も誰も否定しない」「……」「それしか出来ない……」
2020-11-18 18:16:05千寿郎は姉の部屋を掃除しているときに小さな箱を見つけた 嫌な予感がしたが開けた 真珠のついた漆塗りの洋櫛が入っている もっと嫌なことに手紙も入っていた 姉の字だ 読みたくないが開いてしまった
2020-11-18 18:24:02「父上からお聞きしました むかし母上のことを言葉遊びに真珠に例えて変な顔をされたと ですが私は的を射ているなと思ったのです この家は貝 母上 あなたは貝の作った珠です 私にとっても父にとっても お気に召しましたらいつかこれをどうぞ 千も連れて一緒に行きましょう どこか愉しい処へ」
2020-11-18 18:32:38千寿郎は、玉に瑕という軽い言葉の残酷さを誰が知っているだろうと思った 姉がこれを渡せなくて本当によかった あの頃の母ならこんなもの 踏んで割って捨ててしまったろうから そして今自分が生きていてよかった 瑕がなんだ 珠は珠です 尊くなくとも良い 母にそう伝えられる歳になっていたから
2020-11-18 18:38:45♡おしまい♡ こういうのちゃんと仕上げて小説にしたほうがいいよな でも考えながら打つの好きだしTwitterは地の文薄くていいんだよな 文章をコマ割りできるんだもの
2020-11-18 18:39:55これは小説にしようと思ってます
落椿の君(仮題) | 宮元 #pixiv pixiv.net/novel/show.php… 女性の槇寿郎さんの途中までのやつを上げました。更新したらお知らせします。一章ずつが短いです。
2020-12-12 15:18:23pixivに投稿しました [R-18] 落椿の君(仮題) #pixiv pixiv.net/novel/show.php… 続きを書きました。まだ未完です。今のところ瑠火槇♀パートです。
2021-01-06 15:27:02pixivに投稿しました [R-18] 落椿の君(仮題) #pixiv pixiv.net/novel/show.php… 続きを書きました。女中の短い手記です。
2021-01-12 15:38:05pixivに投稿しました [R-18] 落椿の君(仮題) #pixiv pixiv.net/novel/show.php… 「肆 瑠璃之粧」の章を追加しました。今回はモブ隊士との会話と瑠槇♀です。あと随所加筆修正しました。まだ未完です。加筆修正も継続します。
2021-02-09 15:55:55落椿の君(仮題) | 宮元 #pixiv pixiv.net/novel/show.php… 女性の槇寿郎さん小説です。陸 小三星《父母と子》を更新しました。後々加筆したりするかもしれません。ちょっと色っぽいです。
2021-04-23 18:23:54pixivに投稿しました [R-18] 落椿の君(仮題) #pixiv pixiv.net/novel/show.php… 漆 根無蔓《伊黒小芭内》を追加しました。R18要素ほんの少しあります。槇寿郎さんが伊黒くん助ける回の話です。
2021-05-15 18:03:09ちなみに最初男性の瑠火さんが「瑠火さんらしくない」と思われるかもしれないけど、私は瑠火さんって生まれつきノブレスオブリージュさんなんじゃなくて煉獄の家に来て槇寿郎さんと生きて人間として何か獲得してああなったと思っているのでそう書いてますよろしく
2020-12-12 09:17:37やっぱり瑠火さんは生まれつきあんな強かったんじゃなくて煉獄の家で煉獄の内面化をして煉獄瑠火になったと思っているんですよ。守りたい人のために強くなった人だと妄想してこの作品ではそう書いています。わたし強い女にちっともエンパワメントされないわたし強い女じゃないから。
2021-01-06 18:16:16二人産んだの、嫌な顔されてそうだな〜炎柱が産休とるなんてみたいな でもあの家は代々の家だから ああそうか 炎柱様もお嬢様だものな ウギギ〜〜地獄だぜ
2020-11-18 19:32:48女性の槇寿郎さんも「私は大和撫子という柄ではないです 体格もこうだし、髪も一族の誇りではありますが、お嫌でしょう」などと自分を卑下しがちだと思うんですが、男性の瑠火さんは「欧米諸国の御夫人は槇寿郎さんのような髪の方も多いですから、きっと洋装に映えますよ」とややズレなお返事をするよ
2020-11-20 14:43:42和服が似合わないとは言わない(似合わないとも思っていないので)女性の槇寿郎さんは男性の瑠火さんに対して「瑠火さんは女性でも素敵だろうな」と思っている(素敵ですよ)自由意志なのか、躾けられた滅私なのか、自分でもわからない箇所がたくさんあるでしょうね……
2020-11-20 14:52:08千寿郎くんから真珠の洋櫛を受け取っても、髪質的にもまとまらないから今まで高くまとめ上げたことしかないから結い髪わからないんだろうな…なんかあんまりお出かけ好きそうじゃないし…
2020-11-20 15:29:13女体化とジェンダーifは違うので、女性の槇寿郎さんの話は女性の槇寿郎さんといちいち書きますね…女体化槇寿郎さんは女体化槇寿郎さんです また無惨様がご都合鬼を作ってしまったのでしょう
2020-11-20 12:51:56女性の槇寿郎さんの話していたら、柱になった人の妊娠出産を鬼殺隊ではどう対応するかが気になってしまうんだよな 鬼への憎しみで叩き上げてきた人よりも代々鬼狩りの家だった人のほうがやりづらそう(煉獄家には親戚の類もいるでしょうけど、いるからこそ)
2020-11-20 17:22:41千寿郎くんには姉や自分を振り返ってもくれない酒浸りのオカンとしか記憶されてない点も女性の槇寿郎さんのポイントです twitter.com/MACHINO_URYYYY…
2020-11-20 17:33:03女性の槇寿郎さんは抑圧とダブルスタンダードに挟まれて生きた女性なので、たまに出かける時も隊服でない時はオコソ頭巾で頭を覆って出かけていました そんな母親に娘が洋櫛を贈ることの意味は複雑だと思います
2020-11-27 10:18:03鬼滅の刃を二次創作するとき髪色のことめちゃくちゃ神経使いますね あの世界よくあるアニメと違って普通に黒髪以外は偏見と嫌悪に晒されるので…街を普通に歩かせることもできない
2020-11-27 10:21:49煉獄家の儀式なんてあれ「鬼狩りとして、または鬼狩りに関わり生きること以外は許さない」という呪いですよ あの世界であの家から逃げ出して、金色の髪の人間を受け入れてくれるような場所がどこにもないわけですから たかが髪の色だけでもどんなに人間が残酷か現代人でもご存知でしょう
2020-11-27 10:28:15の割には宇髄さんが普通に男前として扱われていたし(あまりの美しさに黒髪でないことなど気にならなくなった可能性はあるが)、造り込みが疎らなんだよな……
2020-11-27 10:37:32「小さいおうち」の奥様と女中の話みたいなんが女性の槇寿郎さんで見たいなあ(私は作劇の都合で出てこないだけで煉獄さんちには昔から女中さんや奉公の小僧がいると思っている)
2020-12-06 17:53:24女性の槇寿郎さんが家で雇ってるお手伝いさんを呼び止めてお小遣いあげて、ありがとうございます奥様でもどうしてと尋ねられて「酒を買いたくなったらこうすることにした 付き合ってくださる?」と言うところが見てえな(もともと優しい人だから時々口調が柔らかい)
2020-11-27 16:45:02