宮元
@heligero
ただ杏寿郎さんはひとりの人間としてやりたい事があるので、父親の願いは叶えてあげられないだけなのです。結構しっかり父離れをしている息子ですよね。
2020-12-08 10:26:25
宮元
@heligero
「エッチとは生き様」、本当に名言だな。煉獄槇寿郎さんがありえんほどエッチなのは彼は語られようがなかろうが確かなる踏みしめた人生がミチ♡ムチ♡に詰められた身のあるキャラクターだからだと思います。これカブサンもそうなんですけど。ケツも人生もムチムチのおじさんたち。
2020-12-06 17:25:59
宮元
@heligero
善逸と炭治郎も、杏寿郎さんと槇寿郎さんも、不理解やすれ違いではなく、深すぎる相互理解が原因のディスコミュニケーションが発生しとるなと思います。言葉がいらない仲ほど、言葉には意味と効果があって必要なのだと思う。
2020-12-18 21:27:08
宮元
@heligero
ぼんやり飲んだくれ挫折ダメオヤジだと思ってるままのほうが狂わなくていいかも 煉獄槇寿郎の解像度があがると「いけないよ奥さん（奥さんではない）体に悪いぜ」って酒を奪って深く口付けてまさぐってやりたくなるから気をつけてね
2020-12-12 20:22:16
宮元
@heligero
煉獄零巻と煉獄さんの本編の回想矛盾してるけど(突然やめた、なぜ、とか言ってるけど零観では大体察している、でも時系列は逆)、もうそういう吾峠呼世晴のゆでたまご成分もちゃんと深読みでええようにしたるわ私は もうわかるけど蓋をしたとかそういうのにするわ
2021-01-13 12:50:59
宮元
@heligero
日本一煉獄槇寿郎の解釈が気持ち悪い自信ある。私は煉獄槇寿郎のなかに私の人生で失った美しかったであろう人の悲しみをいくらでも見出せるのに自分が煉獄杏寿郎ではないということを自覚して悲しい。私は煉獄さんにはなれなかったのだ。
2021-01-13 10:40:26冨岡さんは瑠火さんに似ているというれんぎゆの話
宮元
@heligero
えっ れんぎゆの人一回は義勇さんは瑠火さんに似ているとかそんなネタやるでしょ 死ぬほどあるに違いない わたし今男性の瑠火さんを小説で書いてるけど「この人冨岡さんみたいやな…」と思いながら書いてるし
2021-01-12 01:39:02
宮元
@heligero
杏槇の杏寿郎さんは自分の顔も髪も大好き なぜなら愛する父によく似ているから（自分として自分を好きになれるのはきっとまだ先だったし、その前に彼は死にました）
2021-01-12 01:36:50
宮元
@heligero
何にせよ二十歳で死んだ青年がまだまだ知らなかった感情なんて死ぬほどあるでしょうから、私は煉獄さんのこと全部悟りきった人のようには書かないようにしようと思っている
2021-01-12 16:47:13参の型 小ネタの連作
流れるように小説っぽくなる妄想
虫干し
宮元
@heligero
煉獄さんのお父上確実に奥様の着物を大事に置いてるけど長いこと見てない 千寿郎が17になるとき夏の初めに父の姿がなくて屋敷の中を探していたら母の部屋で父が片身の着物を虫干ししていて流れるような花模様の中で「絹はもうだめかと思っていたが」と衣紋掛けを背にして寂しく笑む父を見ることになる
2020-11-08 13:49:46
宮元
@heligero
「この帯は母上 お前の…いや…お前たちのお婆様のものだ」「見事ですね」「形見に置いていたのを瑠火が見つけ 気に入ったなら君のものにと俺は言った …わかっている 着物は着られてこそだろう」「……」「お前はそうしてもいい 俺がいなくなった後ならば だが 今はこうして また仕舞うんだ」
2020-11-09 01:33:36
宮元
@heligero
千寿郎がたとう紙を開き帯を畳む父を眺めながら思い浮かべた情景は、どこかの娘がこの帯を締める姿ではなく、父と母と兄と自分とが咲き誇る藤の元で、長く伸びたこの金襴緞子の帯に四人ひとつにひしと固められて穏やかに眠っている姿だった おしまい
2020-11-09 11:58:01君知るや落椿
宮元
@heligero
槇寿郎さんお花に例えたらやっぱり地面から映えるやつより木に咲くやつやなあ……！そう……咲いてる間は綺麗だねと言われて……枝に掴まっていられなくて地面に落ちたら汚いなあと思われてしまうの……桜みたいに吹雪くこともなく……椿みたいな、そういうお花やね……
2020-11-18 00:21:54
宮元
@heligero
わたし小さい頃落ちてた花がかわいいと思ったから拾ってお母さんにあげたの……お母さんは「落ちた花を人に渡しちゃだめ 汚いし縁起が悪い」と言ってそれを捨てた……なんかそのことを思い出してしまうね……
2020-11-18 00:27:55
宮元
@heligero
「千寿郎！道を見てみろ！」 「…？なんでしょう？」 「この茶けて朽ちたものがなにかわかるか？」 「えっと…椿でしょうか」 「うむ！そうだ！してこれをどう思う」 「そうですね…上で咲いているものとはまるで…あれらも皆こうなるのでしょうか」 「そうだ！」
2020-11-25 20:10:35
宮元
@heligero
「あ…またひとつ」 「椿の骸が椿を受け止めているな」 「骸……そう思うと、哀れですね…」 「お前がこの落椿のことを悼めるのは、この上に咲いていたことを知っているからだ 知らなくばただの道芥 目に止めようとも思わない だが木は生きているな！生きている限りまた花をつけ、落とし続ける…」
2020-11-25 20:18:20
宮元
@heligero
「……では…朽ちる姿もまたその証明なのですね」 「そうだ！」 「兄上は、椿はお好きですか？」 「舞い散る花よりはな！」 「（兄が何が言いたかったのか、あの時でさえ薄らに理解できた 信じることはできなかったけれど いま目の前にいる人は 間違いなく兄の見た花の骸の在りし日の…面影）」
2020-11-25 20:26:48ちょっとした炭槇
宮元
@heligero
炭槇をちょっと考えたけど「竈門くん」という呼び方がいかんメッチャ好きというのは変わらんが 「炭治郎くん」になる日のこと考えたらはち切れそうだな
2020-12-01 02:51:14
宮元
@heligero
初対面が初対面なのでかなりおずおずとした槇寿郎さんとウユニ塩湖パワー全開だけど父恋しいという気持ちを少しずつ思い出してきてるタンジェロがほんの少しずつ気持ちのやりとりをしていくのかわいいと思う CPであろうがなかろうが
2020-12-01 10:26:53
宮元
@heligero
わたしアマテラスとアメノウズメが付き合えばよくねと思ってるタイプの人間なんで……「炭治郎さんは鼻がとても利くんですよ」と千寿郎に聞いて炭治郎来る前の日の風呂がちょっと長くなるところから始まってください
2020-12-01 10:31:42
宮元
@heligero
お酒飲まなくなった槇寿郎さんってやっぱり煉獄さんと匂いが似てるなあ、親子だったんだなあ、でもなんかこっちの方が甘…って思うタンジェロの前に切った羊羹がでてきてあっこれか〜てなって笑っちゃうやつ読みたい 描いて
2020-12-03 17:10:53未完の杏槇を完成させる千槇
宮元
@heligero
どっちかというと成長して杏寿郎の享年に達した千寿郎×死に嫌われているので長生きしてしまった初老の槇寿郎の千槇のほうが太宰治ぢから強い感じがして妄想しやすい（杏寿郎にとっては破壊されてしまった取り戻すべき美しい人だが、千寿郎にとっては全てが今更なのに兄の形見のひとつの人）
2020-11-15 10:59:32
宮元
@heligero
太宰治「斜陽」の主人公・かず子は、ちょっとそれ自分のお母さんに向けるには…深すぎない？というほどに、母親を美しいものとして語るんですよね。杏寿郎さんにとっての槇寿郎さんもそのように、どうして壊れてしまったのと本当は泣いてしまいたくなるほど美しい人であったと考えております。
2020-11-15 16:12:03
宮元
@heligero
千寿郎にとっては家の影りであり兄を苦しめていた存在ですから、どうして兄は父にそんなにも、あんな人、と思わなかったなんてことないと思いますね。だから兄の取り戻したかった父とはどんな人であったかをこれから先思い知り、その完全な姿は永遠に掴めないわけですから…う〜ん文豪呼んできて文豪
2020-11-15 16:16:39
宮元
@heligero
性的な関係を親子で結ぶかどうかはさておき、千寿郎と槇寿郎はこれから先斜陽を生き、鬼ではなく時代が人々を飲み込む有様のなか、離れがたく、そして許しがたく、共に生きるのではないでしょうかね……
2020-11-15 16:19:32
宮元
@heligero
個人的に槇寿郎さんに手出しができる、理由があるのは千寿郎が一番可能性高いなと思います 兄と違って父の存在がサンクチュアリではないし 母の顔もよぎらないから（でも杏槇をめちゃくちゃ喜んで消費する人間です）
2020-11-15 16:30:28
宮元
@heligero
そして物理的な性暴力より韓国映画「お嬢さん」よろしく、身体には指一本触れないが父の着物を全て自分が買ってきたものに取り替えたり、父が使う剃刀も千寿郎が選んだものにしたり、千寿郎が家庭を持っても頑なに父には近付いてはならないと話したり、そういう「箱に入れる」という仕置きに至ると思う
2020-11-15 17:48:12
宮元
@heligero
槇寿郎も黙ってそれを受け入れる うららかな春の庭の陽光の届かない場所で悍ましいものが今日も父と子にまとわりつき、陰より先には追ってこない……客も帰った 千寿郎は障子を閉め、襖を閉め、父を箱の中に仕舞う……
2020-11-15 17:54:43
