千葉県警＆松戸警察署のコメントほぼセルフまとめ

記事引用：
『千葉県警はさっさと動画を取り下げたこの一件を、「当初の目的とは違う意図で伝わることが懸念されたため削除しました」と説明するが、要は炎上は御免とばかり幕引きを図ったに過ぎない。』

　この記事は、特に警察側の『炎上は御免とばかり幕引きを図った』ように見える『削除』という行為については特に責めていませんでした。

　実際の警察側からの回答は『当初の目的とは違う意図で伝わることは【本意ではない】』なので、この記事を書いた方の書き方でしょうが『懸念』というのはフェミ議連の公開質問状に記載されている文言ですね。
　意図的なのか意識の中で文章が混じってしまったのかは分かりませんが、もし後者だとするならば、特定の表現を繰り返し目にしたり耳にしたりすると、何か脳の潜在意識に影響があるのかもしれませんね。大変興味深いポイントです。

2021年10月8日　東京新聞 TOKYO Web

記事引用：
『県警の担当者は削除の理由について、本紙の取材に対し、もともと動画の期限が９月１７日までだったことに加え、「部外からキャラクターが不適切ではないかとの意見があったことや、子ども向けの動画としていた製作したのに、本来の意図とは異なる形で興味本位に受け取られてしまう懸念が出たため」と説明している。意見の中に、議連が含まれるかどうかは明らかにしていない。』

• 本来の目的と異なる意図で伝わることは本意ではない
• 期限が迫っていた（9月17日）ため削除した

2021年10月21日　Vtuber事務所側 記者会見

この記者会見のヘンテコなところは、署名運動の相手であるフェミ議連が、動画の削除に関して何も権限を持っていないしキーマンにもなっていないことです。
警察が『まだ』と言うやりとりをVtuber事務所としているところから、動画再投稿に関しての条件などを両者の間で確定していないことがわかります。

2021年10月22日　政府答弁書

女性Ｖチューバーと千葉県警のコラボ動画の削除と政府の男女共同参画基本計画に関する質問主意書

引用：
『一　第五次計画中「メディア分野等と連携した積極的な情報発信」の項目について

１　第五次計画に記載されている「新聞・テレビ・映画・ゲーム・インターネットメディア・広告等の多様なメディア関係者」には、地方公共団体が含まれているか。

２　「広告やコンテンツ等」には、地方公共団体が発する公的広報が含まれるか。

二　女性がどのような表現を好むかは自由であり、本件タレントのように、露出度が高いファッションを好んだとしても、法に触れない限り、そのことを公的機関がとがめるべきではない。ところが、今回のように、公的広報がある団体の主観によって削除されると、本件タレントや本件社長のように、女性による適法な表現が委縮され、かえって、女性の活躍の場が奪われたり、女性の人権が侵害されたりする可能性がある。政府は、第五次計画に「表現の自由を十分尊重しながら」という文言が挿入された意義及び、「メディアにおける不適切な性・暴力表現を防止する」という文言が削除された意義を、改めて地方公共団体に対し啓発すべきではないか。政府の見解如何。』

参議院議員浜田聡君提出女性Ｖチューバーと千葉県警のコラボ動画の削除と政府の男女共同参画基本計画に関する質問に対する答弁書

引用：
『一について

　「第五次男女共同参画基本計画」（令和二年十二月二十五日閣議決定。以下「基本計画」という。）の第十分野の「四　メディア分野等と連携した積極的な情報発信」の項目においては、内閣府男女共同参画局が、メディア関係者と連携して行う積極的な情報発信について、具体的な取組等を定めているところであり、「新聞・テレビ・映画・ゲーム・インターネットメディア・広告等の多様なメディア関係者」には、地方公共団体は含まれていない。また、同項目における「男女共同参画に資する広告やコンテンツ等」の作成主体は限定されておらず、当該作成主体には地方公共団体も含まれ得る。

二について

　政府としては、基本計画の内容について、地方公共団体に対し、必要な周知を行ってきていると考えている。』

2021年10月28日　よろず～ニュース