The Narcissistic family : diagnosis and treatment / Stephanie Donaldson-Pressman, Robert M. Pressman. --- Lexington Books, 1994
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花びんに水をدعونا نملأ المزهرية بالماء☘️ @chokusenhikaeme

隠れた自己愛家族には、身体的プライバシーを含めすべての境界問題を支配する明らかなルールが存在するかもしれない。しかしながら、問題は二重になっている。

2015-11-08 02:17:20
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第一に、ルールは両親の要求の命ずるままに破られるだろう。

2015-11-08 02:18:33
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そして第二に、子どもたちに対して情緒的に期待することに関しては境界がないのである。 子どもたちは常に両親の要求に応えるよう期待されているが、子どもたちの要求は幸運が重なった時にのみ応えられるのである。

2015-11-08 02:22:07
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自己愛家族で育った人々は、しばしば断っても良いことを知らない。すなわち他の人のために何かをすることに限界を設けてもよいのだということ、そしてどんな時にも誰からでも身体的、情緒的に接近される必要はないということを知らないのである。

2015-11-08 02:25:58
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原家族において、彼らは断る権利や、正当な要求と不当な要求とを区別する権利を持っていなかったのかもしれない。自己愛家族の子どもたちは、どうやって境界を設けたらよいか教わっていない。なぜならそれを教えることは、両親にとってあまり都合の良いことではなかったからである。

2015-11-08 02:30:38
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自己愛家族では、子どもたちの情緒的要求は偶然に、すなわち親システムの要求がそれに一致した時の副産物として、かなえられる。スージーの母親はいつも「とても忙しくて」(それが、パパの世話でも、仕事でも、うつ病でも、子どもにとって忙しいのは同じである)その要求に応えられない。

2016-12-10 18:08:40
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仮に姑が訪ねてくるとしたら、ママは良い子育てを高く評価する祖母から称賛と尊敬を得る必要がある。ママは子どもたちの要求に応えるが、それは、彼女自身の要求の満足と一致した行為だっただけである。

2016-12-10 18:12:40
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ママが生活様式を元に戻すと、今度もまた子どもたちは自分たちが拒否の原因を作ったと信じるであろう。彼らは勝つことができない。すなわち彼らは、コントロールしていないことについて責任を負うのである。

2016-12-10 18:15:39
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このパターンから彼らが学ぶただ一つの教訓は、自分がまだうまくそれをできない、ということである。彼らには確かに何か良くないところがある。ほんのちょっとはうまくやれたが、すぐ失ってしまった。

2016-12-10 18:19:25
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子どもたちは動く標的に当てようと試み続けるのである。この場合は、母親に養育してもらうための「ボタン」を押すことが標的なのである。Id.at 48-9

2016-12-10 18:19:58
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権限の欠如 境界を設定したり、親密性について考えたり、そしてサバイバーの他のほとんどあらゆる問題が集中する困難な領域は、情緒的な権限と関係している。

2015-11-26 20:24:41
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他人との境界を設定するために(セックスにノーと言うことであれ、同じ仕事に同じ賃金を主張することであれ)、人は自分が感じる通りに感じる権利があることを知らなければならない。つまり、人は境界を設定し、感情を持ち、要求をする権利を持っているのである。Id. at 49

2015-11-26 20:30:23
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自己愛家族では子どもたちは両親に受け入れられない感情を、持ち、表し、経験する権限を持っていない。子どもたちは、親との間に問題を生じないように感情を処理するすべての方法を学ぶのである。

2015-11-26 20:40:37
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彼らは感情を内に隠し、昇華させ、否認し、うそをつき、ごまかし、ついには感情をどのように経験したらいいのか忘れるのである。

2015-11-26 20:43:49
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子どもの頃に失ってしまったこと――感じる権利――は、大人になってから呼び戻すことが難しい。

2015-11-26 20:47:43
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彼らが感じることは何であれ感じる権利があり、以前からその権利があったことを大人になって理解するまでは、彼らは境界設定の問題に目を向けることができないだろう。そして、適切な境界がなければ、すべての人間関係は歪んだ、不健全なものとなるのである。Id. at 50

2015-11-26 20:54:48
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読心術 配偶者か子どもが、相手の心を読み取って、あらゆる暗黙の要求をかなえることができるはずだという期待は、自己愛家族の中でも、かなりの傷を与えやすい「ルール」の一つである。

2015-11-26 21:02:53
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それは誰の要求もかなえられたりはしないということをほとんど確信させるのである。私は欲しいものはもらえないだろう。そしてあなたはそれを用意できなかった故に失敗したのだ。これは、「負け―負け」の筋書きである。

2015-11-26 21:06:40
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人間関係に読心が必要な家族では「べき」という言葉が多く使われる。(「彼に家にいてもらいたいと私が思っているのを彼は知るべきだった」「彼は私がブルーの服を決して着ないことに気付くべきだった」というように)。

2015-11-26 21:11:38
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読心術を要求することに関してもう一つのおかしなことは、しばしば実際の主張とは反対のことが起こることである。キャロラインの母親は、本当は欲しかった時にプレゼントはいらないと言い張った。メッセージは極端に複雑だったのである。

2015-11-26 21:17:51
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あなたは私の心を読んで真実のメッセージを見つけなければならないばかりか、そうすることによって、私が言った好みを時々無視するべきなのである。いつ私の心を読むか、またいつ私が言った好みを尊重するかを見つけ出すことは、あなたにかかっているのだ。Id. at 52

2015-11-26 21:35:36
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第2章で述べられた小事例をつなぐ一筋の糸は逆転した責任ということである。家族の歴史のある時点で、どういうわけか情緒的な要求に応える責任が、本来それが属しているはずの両親から子どもたちに移っていた。

2015-11-26 21:42:57
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そこで、子どもたちは時々森の中で見かける木のようになっている。それらの幹は真っすぐに成長するが、何かの理由によって(たとえば日照が不足したり、他の木が侵入してきたり、嵐による損傷を受けたりして)、突然一方に伸び始める。

2015-11-26 21:48:07
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これらの木のように、自己愛家族の子どもたちは、ある時点で健全な情緒的な成長が止まる。彼らの感情は止められ、もっと別の、不健全な方向へと成長し始めるのである。Id. at 52

2015-11-26 21:51:01
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第3章 ナルキッソス、ナルシシズム、そして自己愛家族モデル

2016-12-12 20:14:58
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第1部第3章  ①人々が原家族の中で、相互に作用し合うことを習得したやり方を観察し、②これらの幼少時における相互作用のパターンが大人になってからもたらす影響を分析して、③セラピィにおいてこれらの影響を扱うための戦略を組み立てるための、新しいフレームワークについて述べる。

2015-11-26 21:59:55
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「現在頭がおかしいのは誰か」を知る必要がある患者に対しては、著者たちは、誰もおかしくない、あるいは皆おかしいというように答える。そこにどんな違いがあるだろうか。

2015-11-26 22:05:59
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このモデルは病理についてではなく受容について述べているのである。それは即ち過去の事実と、現在の積極的変化への可能性とを、ともに受容することなのである。Id. at 58

2015-11-26 22:06:51
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✄------------ 第2部 自己愛家族で育った大人の治療 -----------φ(・ω・ )

2015-11-26 22:25:54
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第4章 受容 : 回復への鍵 自己愛家族の中で育った者が、回復の途上で学習しなければならない概念はたくさんあるが、このモデルの中でもっとも重要な概念は受容である。このモデルにおいて、受容とは、現実を認め受け入れることを意味している。

2015-11-26 22:32:55
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すなわち、私たちの原家族は実際にどのようなものであったか、その体験が私たちの発達にどのように影響を与えたかという現実を認識することであり、さらに、子どもとしては、自分に起こったことには責任はないが、大人としては自分自身の回復に責任を負うことを認め、受け入れることである。

2015-11-26 22:36:37
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私たちは原家族の経験によって形成されるけれども、もはやそれによって縛られる必要はないのである。

2015-11-26 22:39:47
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多くの患者は、自分たちの親のペアレンテイングの不足を「非難」すべきだということについて強い関心を持っている。彼らは両親に対する自分の怒りを認めたくない。

2015-11-26 22:45:47
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また、両親を責めることはあまりに安易すぎ、結局は自分に戻ってくる責任逃れのように思われ、最終的には今よりもっと不全感を抱くことになるのではないかと恐れている。

2015-11-26 22:46:28
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これらの人々は、人間関係がうまくいかなかったこと、仕事が成功しなかったこと、決断力のなさ、子どもの不器用さ、ケーキがふくらまなかったこと等々について、自分を非難しがちである。

2015-11-26 22:51:04
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サバイバーたちには、どんな形であれ、非難が適切でないということを理解するのは難しいことが多い。

2015-11-26 22:53:24
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溶けた金 Molten Gold 受容の過程に非難が持ち込まれる必要がないことを示す例は、しばしば患者にとって助けになる。著者たちが用いるのは、溶けた金の例である。

2015-11-26 23:05:22
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それは型の中に流し入れて腕輪にも便器にもすることができる。金は自分で選択することはできない。もし、金が腕輪の代わりに便器に作られたとしても、それは金の「過失」ではない。

2015-11-26 23:09:06
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自己愛家族の子どもについても同様である。良くも悪くも、意志に関係なく子どもたちはある一定の方法で形作られる。自らを理解し愛するためには、自分がどのようにして形作られたかという現実を見ることが重要である。

2015-11-26 23:13:21
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子ども時代には、人は溶けた金である。善になることと美になることの可能性がすべてその中にある。教育によってその可能性が増すかもしれないし、減じるかもしれない。

2015-11-26 23:15:59
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現実は、便器をまた溶かして同じ金を美しい芸術作品である腕輪に作り変えることができる。それはセラピィについても同様である。

2015-11-26 23:18:45
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子ども時代には持っていなかったコントロールを身につけた成人が、過去の事実を直視し、自己非難をやめて、そして自分の現在を再構築する責任を負うことを選ぶこともできるのである。

2015-11-26 23:21:32
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受容は非難を負わせることでもないし、赦しを要求するものでもない。それはただ単に現実を認識することであり、健全な変化への可能性と責任をサバイバーに負わせるものなのである。Id. at 62

2015-11-26 23:24:53
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Molten Gold An example of how blame does not really have to be involved in the acceptance process is often helpful to patients.

2015-11-26 23:37:27
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One we freguently use is that of molten gold: it can be poured into a mold for a bracelet or for a bedpan.

2015-11-26 23:41:54
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The gold does not make the choice; it is not the gold's "fault" if it is molded into a bedpan instead of a bracelet.

2015-11-26 23:46:40
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So it is with children in narcissistic families. Regardless of intent, right or wrong, children get molded in certain ways.

2015-11-26 23:51:10
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In order to understand and love oneself, it is important that one is able to see the reality of how one was molded.

2015-11-26 23:56:57