旅徒然・浦和競馬場

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10月20日なのでもう既に１ヶ月前のことですが、浦和競馬場がアパートから歩いていける距離にあることが判明したため（何年埼玉に住んでるんだ）散歩がてらに訪れてみることにしました。というわけで南浦和駅からスタート。今日は清々しい晴天です。競馬場行きバス乗場なんて全然気付かんかった…… twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/UdJpiWWCrN

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実は歩いて行ける距離にあった浦和競馬場。 pic.twitter.com/3DmHRGMOSK

2022-10-20 18:47:48

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浦和競馬は南関東競馬に属していて、大井、船橋、川崎の競馬場と開催日が重ならないように日程が調整されているのだそうだ。10月は17日～21日が浦和の開催日で（地方競馬は平日開催）19日が重賞競走だったらしいのだけど、機を逸してしまった。入場料は100円。やはり競馬場は敷地の構造が独特やな…… pic.twitter.com/yELvzEBkEZ

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競馬場に慣れてないものだから、コースよりも先にパドックが現れるとちょっと吃驚してしまう。サラブレッド。競走馬。前回中山競馬場を訪れたときは馬車を曳く馬しか観れなかったけど、今回は実物の競走馬だ。騎手が乗り、奥のほうに去っていく。それから観客の動きに流されていくとダートコースだ。 pic.twitter.com/UHMZATzEC6

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浦和競馬場は立派なスタンドが二つ聳えていて、観客席は思ったよりも結構広い。ゴールは観客が立ち入れる一番右端のところにある。パドックからコースに入場した競走馬達は、そのまま真っ直ぐスタートに向かうわけではないらしく、返し馬と呼ばれるウォーミングアップのためにバラバラに動いている。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/hPNNX6Yrzf

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取り敢えず左の端っこまで歩いてみる。どうやらスタートは左奥のほうのようだ。改めて写真で観直すと日陰が強いな…… pic.twitter.com/bvyiuMAnc7

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地方のダートは砂が深い、という話だけは聞いていたけど、これは、砂というか、トラクターを掛けた後の畑の土。これは野菜が育ちそう、と考えてしまうのが田舎者。今日はふかふかしてるけど、雨が降ったらどうなるんだろう、気になる。 pic.twitter.com/nrm4iWiQb6

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実際の競馬は、まぁなんといっても音。実物の競走馬はやっぱりデカい。デカい生き物が、ドタドタドタと激しい足音を響かせながら眼の前を通り過ぎていく。向こう正面はどうなってるが全然分かんないし、ゴールも遠いから順位も分かんないけど、ひたすらに重厚な迫力だけが駆け抜けていくのだ。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/Pt5EA3OTej

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競走そのものも面白いのだけど、やっぱり裏方の仕事とかも気になる。コースの内側の道路を疾走するバス、次の競走の距離に合わせてゲートを運ぶトラック……というか完全に一体化したいわば「ゲート車」なのか？ ……そして馬場を均す車。ババヲナラスクルマ…… pic.twitter.com/gW0zCrF01q

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ババヲナラスクルマ。 dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%83%90%…

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折角なのであちこち散策。うーん、やはりこれだけ巨大な建物が「発券」や「観覧」といった機能に特化してるというのはなかなか異様だと思う。オフィスビルにしても商業ビルにしても、空間は緊密に「埋まって」いなければならないが、競馬場の建物はその機能的に別に空間を「埋める」必要がないのだ。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/5WhOj5RAeZ

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折角なので、もつ煮の定食。 pic.twitter.com/ARrkN6yl3S

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次の競走はゴール前に陣取ってみる。 pic.twitter.com/8SqfvIsKe4

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誘導馬はゆっくり眼の前を歩いてくれるから写真に撮りやすい。そしてレース中の競走馬は、型落ちしたスマホのカメラ機能と僕のボンクラ技術では全然まともに撮れなかった。そもそも日陰に隠れちゃうし……競馬場は、カメラの機能、さらにカメラの技能がかなり露骨に試される場所なのかもしれない。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/aIX56kJa4y

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素人がスマホで撮ったらこんな感じ。遠いし暗いしタイミング良くないし……逆にいえば、より高性能なカメラと、それを使いこなすだけの技術があれば、Twitterで流れてくるようなこれの何十倍も何百倍も迫力ある写真が撮れるわけで、投資と努力がわりと結実しやすい被写体なんじゃないかななんて思う。 pic.twitter.com/kHxOIzqyer

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折角競馬場に遣ってきたのだし、せめて一回ぐらい馬券を買ってみようということでパドックに行ってみる。いや完全な素人がパドックで馬体を観察したところでなんも分からんのやけど、一方で確かに各馬それぞれの歩みに個性があるのは感じる。特にとぼとぼしてる馬は外したほうがいいのかなぁとか思う。 pic.twitter.com/uEqYMA444i

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うーん。分からん。分からんけど、なんか他に比べて調子良さそうな気がする！ って馬に見当を付けておく。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/wQ5QSKm1Lp

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騎手が遣ってきて騎乗。そういやパドックの横断幕なんかももっと観ておくべきやったかな。おっさんが突然に騎手に向かって何か大声で叫んだから失笑が起きてた…… pic.twitter.com/I3sVLnkNTG

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パドックから競走馬達が去り、観客は一斉にコースのほうへ。この観客のダイナミックな動きもまた競馬場の面白さなのだと思う。スポーツ観戦は数あれど、こうもぞろぞろと観客があっち行ったりこっち行ったりするスタイルは珍しいんではなかろうか。勿論座席や屋内のモニター前から動かないのも自由。 pic.twitter.com/P7tz4eFENl

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さて、これが、馬券です。マークシートの書き方を間違って、一度機械に通すのを失敗してしまった……券売機は結構混んでたけど焦ってたので写真はありません。 10月20日、浦和競馬の11レース、けやき賞。無難に上位人気馬のなかから、パドックで適当に見当をつけた三頭でワイドを100円ずつ購入。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/eHjiFyhOSt

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けやき賞は1400m。浦和競馬場は一周1200mなので、スタート位置は観客が立ち入れる左端から直ぐのところ。ゲートの後ろで各馬が待機しているのも垣間見える。ゲートが開く。僕も含めてみんなカメラ構えとる……カメラは瞬間しか映せないから、本当はカメラ越しでなく馬の動きを観るべきなんやけどね…… pic.twitter.com/7yJivI5yuq

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……馬券買っといてなんやけど、馬名も帽子の色もろくに把握してないし、ゼッケンを確認出来る程に動体視力ないし、実況はあんまり聞こえないし、スタートを優先したからゴールが遠くて何も観えんし、詰まるところ結果がどうなったのか分からん……競馬場は広い…… pic.twitter.com/Z0SbrsF2L8

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えーと、今回買ったのは3と6と10でワイドが三組……あー、二着四着五着！ 外れました！ 一番人気と三番人気と五番人気を買ったら七番人気が来たでござる。因みにJRA交流競走でJRA所属馬が上位、一着七番人気もJRA所属。最近話題の今村聖奈騎手が6だった。惜しい…… nankankeiba.com/result/2022102… twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/gnEF2qsdOv

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日も傾いた競馬場を歩く。 pic.twitter.com/KfmFqsIElw

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夕暮れてきた空が深い…… pic.twitter.com/gnw2iObX5c

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スタンドの上階へと登る。とても良い眺め。因みに地方競馬ではナイター開催を取り入れているところもあるけれど、浦和競馬場は住宅密集地にあるため証明設備を置くことが出来ないらしい。確かにここから眺めると住宅街のど真ん中だもの。ところであの黄色っぽいビルの屋上とか競馬観放題なのでは…… twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/JyJVtfBtrL

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おっさんがめっちゃ叫んでる。地方競馬とはいえ若い観客も結構いて、競馬もおっさんの趣味とは限らないんだなぁと感じる一方、おっさんがめっちゃ汚い声で叫んでるのを近くで聞いてるとこれが千葉の友人が言ってた「南関東屈指の地方競馬感」なんだなぁと思い知らされた。もつ煮をもう一杯食べました。 pic.twitter.com/haM0JN7xkx

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最終レースも終わり、観客がぞろぞろ夕暮れに向かって帰っていく。ところでこの緑色のボックス、予想屋さんがここで営業しているはずなのだけど……今日は不在だったのかな…… pic.twitter.com/OMdca7RhPA

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競馬場からの帰路は、南浦和駅を経由しないルートを選んでみる。著しく電線が際立つ。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/7FfSfGfLSX

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浦和競馬場は敷地内に藤右衛門川が流れていて、コースの内側に調節池があったり、コースに橋が架かっていて河川を跨いでいたりするらしいのだけど、この藤右衛門川こそ上谷沼調節池が「調節」していた河川だ。今回の帰路も上谷沼調節池と並行する高台のうえを歩いた。 twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/a7aqRR3t6H

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荒川第一調節池は、余りにも規模が壮大過ぎて（彩湖は勿論それに隣接する空地も公園もゴルフ場も田圃も全て調節池）ちょっと実感が沸かなかったけれど、上谷沼調節池ぐらいの規模だと概ね一望することが出来てしまうが故にその大きさに驚いてしまう。たった一つの河川のために用意された巨大な窪地。 pic.twitter.com/lXWypNFX49 twitter.com/lousism/status…

2022-09-24 00:33:44

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板橋を訪れたときも思ったのだけど、それなりに発達したベッドタウンにおいては「高台」は独特の景観を生む。平野部で先に開発が進むため、高台には（敢えて緑地も残して）新興の住宅街が整備されていたりするけど、同時に「高台」は道路が狭くて曲がりくねっているので交通の便がとても悪い…… pic.twitter.com/zZVSIxxCu2

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今回学んだこと。素人が殆んど観光気分で競馬場に行ったことを呟いただけなのに、文面に「競馬」「競馬場」「浦和競馬場」「馬券」などの言葉があると、大量のスパムアカウントがいいねに押し寄せてくるということ……30アカウントぐらいブロックしたかな。多分、この呟きにもまた沸いてくると思う…… twitter.com/lousism/status… pic.twitter.com/F78oJ8KOJn

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競馬についてはG1の結果を押さえてる程度の素人なのですが、タイトルホルダー様におかれましては千葉の友人が菊花賞で大勝ちして焼肉を奢ってくれたことがあるので格別の感謝をしております。 dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%82%BF%…

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武蔵野線、南浦和駅には浦和競馬場が、府中本町駅には東京競馬場が、船橋法典駅には中山競馬場があり、さらに京葉線にも直通してるので南船橋駅には船橋競馬場もあるという、自棄に競馬場と繋がりの深い路線だったりする。しかし競馬に詳しくないとなかなかそういう環境にも気付かないものなのよね……